ナイトメア・オブ・ライ   作:兜割り

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新年、あけましておめでとうございます。
12日ほど遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。



悪夢の災禍

装甲機竜(ドラグライド)に携わる、機竜使い(ドラグナイト)士官候補生の学園、ですか……?拷問、尋問官育成施設ではないんですね……?」

「……ルクス君。貴方はこの学園のどこを見てそんな発想に至ったのかしら?」

 

 

ルクスの問いにレリィ学園長の笑顔が若干引きつっていた。

一先ずルクスは自分の弁明を済ませた後、予定していた仕事先であるこの学園そのものの説明を、学園長であるレリィ・アイングラムから受けていた。

 

 

「いえ、その……昨夜の追いかけてきた生徒たちの剣幕と連携がとても候補生のモノとは思えなくて……」

「運が良かったな、没落皇子。この学園の生徒たち、特に武官志望はライ仕込みの集団戦法の基礎がみっちりと叩き込まれている。そして捕まっていたら、二代目騎士団(シヴァレス)団長だったルティアから始まり受け継がれる尋問法に絞られているところだったぞ」

「学園長室から聞いてたけど相変わらずすごかったわ。犯人を追い詰めるために声を張り上げる生徒と追い詰める生徒たちの連携……。ねぇ、やっぱり教育方法見直したらいいのかしら?」

「いや、彼女たちが目指すのは軍人だ。文官の生徒はともかく、武官の生徒には自身一人と他者との連携を速いうちに覚えさせたほうがいい」

 

 

この学園は機竜使い(ドラグナイト)士官候補生を育てる場。士官は文政を担当する文官もいるが軍事を担当する武官ももちろん存在する。武官を目指す者たちは戦場での活躍のため人並み以上の訓練をして、ただの暴漢程度なら対処可能だ。それにここには装甲機竜(ドラグライド)も存在するため、万一の対策も整えている。

 

だが、この学園に入り込んだ犯罪者にとって最も恐ろしいものは、生徒たちの容赦の無さにある。

 

ここの生徒たちには、ライ仕込みの集団戦法の基礎がみっちりと叩き込まれている。ひとえにそれは、装甲機竜(ドラグライド)よりも強大な幻神獣(アビス)対策のため。

 

幻神獣(アビス)は強い。出現率こそ低いものだが、基本的に機竜使い(ドラグナイト)の数倍の戦闘力を持っている。個々で当たるなど一騎当千の力を持った神装機竜か相当の技量を所有していなければならない。

 

 

「ルティアが覗きを行おうとした男に対する制裁は凄かった……」

 

 

ライはしみじみと、

 

 

「覗き魔の股間を箒で、こう、何度も何度も……」

「因果応報天罰覿面、悪事には相応の報いを。大丈夫、正義は我々に。――去年の女子寮標語だ」

 

 

誇るように、脅すように目が笑っていない笑みを向けてくるリーズシャルテに、無意識にルクスの股間が縮み上がった。

 

 

「だが、リーズシャルテ。ルクスは基本、人畜無害の真面目過ぎる少年だ。覗きをする度胸などないし、性欲を拗らせて本能に従うなど到底思えない」

「ライさん、フォローしてくれてるようですが、その言い方だと僕が男子として軟弱者のように聞こえるんですが……」

 

 

すると、リーズシャルテが頷き、ライに小さな手招きをした。

ライが耳を寄せると、リーズシャルテが何かを囁く。

うんうん、とライが何度か頷き、そしてルクスを見ると、

 

 

「――それはいけないな、ルクス。有罪(ギルティ)

「あっさり寝返らないでくださいよっ!」

 

 

若干の軽蔑を混ぜ込んだ視線を送り込まれたルクスはたまらずにつっこんだ。

 

 

「そ、それでなんで僕に依頼を申し込んできたんですか?」

 

 

何故、『男』である自分が女性生徒しかいないこの学園にいるのは場違い過ぎると感じていた。困惑した表情で聞くと――、

 

 

「そうね、ルクス君」

「は、はい」

 

 

レリィのいつになく真剣な表情を向けられて背筋を立たす。

 

 

装甲機竜(ドラグライド)が、遺跡(ルイン)から発見されて十余年。私たち女性は、旧帝国が敷いてきた男尊女卑の風潮と制度により、その使用は、ほとんど禁じられてきたわ。でも――」

 

 

レリィが言葉を区切ったところで、ルクスの隣に立っていたリーズシャルテが、ふっと口を開く。

 

 

「五年前のクーデターで新王国が設立したのを境に、その認識は一変。操縦に使う運動適性はともかく、機体制御自体の相性適性は、女の方が遥かに上というデータが報告された。以後、専門の育成機関を設立し、他国に負けない機竜使い(ドラグナイト)の士官を揃えるべく、その育成に力を注いでいる――だが」

 

 

補足を言い終えたリーズシャルテが視線を背後のライへ移し、釣られてルクスも振り向いた。

 

視線を感じたライはやれやれと首を振り――

 

 

「言わんぞ」

「いや、そこは繋げるところだろっ!?」

「僕の口から説明しなくてもいいだろ」

 

 

ツーンとリーズシャルテから視線を外すライ。

そんな彼の態度にレリィが珍しく申し訳なさそうな顔をして、

 

 

「私も貴方に語ってほしいわ。誰よりも知っていて、誰よりも怒っていて、誰よりも求めて、誰よりも悲しんでいる貴方に」

「…………」

 

 

レリィの懇願にライはしばしの無言の後、観念したかのように溜息を吐いた。

 

 

「五年の時が経ってもこの国の軍事力、装甲機竜(ドラグライド)機竜使い(ドラグナイト)の数と質は微々たる成長しかしていない。その理由が――解るな、ルクス?」

 

 

ルクスはその時、自身を見つめるライの碧眼にギラギラとした光が生まれたのを確かに見た。光は炎のように猛っていて、稲妻のように激しく、剣のように鋭い。敵意や殺意など他人を害する意思を極限まで固めたソレに、対象が自分でないにも関わらず無意識に生唾を飲み込んだ。

 

 

「――悪夢(ナイトメア)ですか」

 

 

口にした言葉に過去の敗北が鈍い痛みとなって胸に走る。あの正体不明の機動兵器たちにはルクス自身も因縁があり、決して忘れることのできない存在へとなっている。

 

ルクスの答えに満足したのか、瞳に映る光はそのままにライの口角が僅かに、本当に僅かに上がった。ライ自身も気づかない無意識の笑みに気づくものはこの場には誰もいない。

 

 

「ルクスはどこまで知っている?世界に姿を現してからこの五年間、全く正体が解明されておらず幻獣神(アビス)と同じ人類の天敵と評され、それ以上の脅威として認識されている奴らのことを」

「……悪夢(ナイトメア)に関する情報は少なくて、そこから発展した確証のない荒唐無稽な噂話ぐらいしか知りません。けれど、その多くには神装機竜すらも圧倒できる性能を持つこと。破壊しても瞬時に再生してしまう……不死身であること。機竜を積極的に狙い、その残骸を身体に取り込むこと――」

 

 

そこでライたちに見えるように指を動かし、

 

 

「こう……赤い、鳥が羽ばたくような紋章が胸の装甲に輝いている。その四つをよく耳にしました」

 

 

そこまで言ってルクスはちらりと、ライの横で眠りこける少女へと視線を移す。

自分を独房から引っ張り出した、金色の機竜を操縦していた彼女。仮面を外した際に現れた瞳には、色が赤と青の違いはあるが間違いなく悪夢が持つ紋章が浮かんでいたのだ。彼女は悪夢(ナイトメア)と少なからず関係している、それは間違いないはずだ。

 

相変わらず謎に包まれた少女のことは置いといて、記憶の奥から悪夢(ナイトメア)が猛威を振るい、この世界に刻み込んできた流血の軌跡を頭から引っ張り出して語っていく。

 

アティスマータ王国から遠く離れた辺境の小国を蹂躙し、たった一機で国民を絶滅させた。そのまま隣国まで休む間もなく進撃して人口を三分の二まで鏖殺した『黄金の蛮王』。

 

古代遺跡である『方舟(アーク)』をたった一撃で撃沈し、海の藻屑とした『赤紫の巨砲城』。

 

新王国に圧力を加えるために軍事演習を行ったヘイブルグ共和国軍に襲い掛かり壊滅寸前まで追い込み、機竜使い(ドラグナイト)ごと機竜を頭部に備えた一本角で破壊する姿から『吸血鬼』の異名を名付けられた機体。懲りもせず二度目に行われた軍事演習を襲撃した『白い死神』の存在。

 

古都国の象徴と広く伝えられた霊峰『富士』を文字通り縦に真っ二つにした『聖剣の剛騎士』。

 

ヴァンハイム公国の領土にある第二遺跡(ルイン)迷宮(ダンジョン)』と一体化した都市、遺跡都市(ルインスギア)へ突如墜落し、幻獣神(アビス)が発生する三階層まで暴れきった後、空へと飛び去った悪夢(ナイトメア)。……この機体については頭部に生える二本角が金か赤で意見が割れているらしい。

 

耳にした噂話を並べ挙げる内に、ルクスは自分の背筋が冷たくなってくるのを感じた。

一機動兵器が行うにはあまりに過剰表現過ぎて人が聞けば一笑に伏す内容であるのにも関わらず、それが本当のことだと頭の中で理解してしまっている。

 

思い出すのは大剣を背負う悪夢(ナイトメア)。山を真っ二つにしたという噂の悪夢(ナイトメア)は……奴のことなのだろう。もし他にそんなことが出来る機体がいるのならば想像も拒否したくなる現実だ。

 

あの悪夢(ナイトメア)との戦闘。相手側からしたら本気(大剣)も出さず遊ばれただけだろうが、その一戦で実力差を見せ付けられたことで、悪夢(ナイトメア)の脅威は身に染みていた。

 

 

そして――

 

 

「最も有名なのは……五年前のアティスマータ伯が起こした革命に突如として襲来し、旧帝都の一角を丸ごと焼き払い、軍人民間問わず十四万六千人という多すぎる死者が出た『血染めの革命』。彼らが公の場で初めて姿を現した始まりの災禍です」

 

 

『血染めの革命』。

 

その言葉が出ただけで、部屋の空気が重くなるのを実感できた。

話を聞いていたライは目を小さく伏せ、自身の後ろのレリィからも似つかわしくない暗い雰囲気が伝わってくる。

 

この二人は、まだ『血染めの革命』が起こる前の帝都の姿を知っている。そして、焼き払われた帝都の姿も見たことがあるのを態度と雰囲気で察することが出来る。

 

アーカディア帝国の首都である帝都故に、その腐敗も大きかった。どうせならいっそ、悲劇を終わらせるなら消えてなくなればいいと思った国民は少なくないはずだ。けれど、それでも懸命に生きていた人たちはいたのだ。その人と人が寄り添って築いていた営みは確かに存在していたのだ。それが――たった一夜で僅かな瓦礫だけを残して消えてなくなったのだ。

 

崩壊した一角に足を運んだルクスの目の前に広がる景色。いっそ清々しいと思えるほどになにもない大地。それまであったものが、消えるはずのないと思っていたものが一瞬で無くなってしまえば感情はついていけず、ただ呆然となることしか出来ない。そして、ゆっくりと呆然から回復した自分の胸に浮かんだ言葉。それは――

 

 

――夢なら、覚めて欲しかった……。

 

 

本当に悪い夢でも見せられた感覚だった。

だが、『血染めの革命』で最も傷ついたのは自分ではない。

この部屋に肉親を奪われた人物が自分の隣に立っている。

 

彼女、リーズシャルテはその悲劇でクーデターの首謀者であるアティスマータ伯を失っている。その事実は彼女の胸にどれほどの嘆きを生んだことか。想像するだけでルクス自身の胸も痛んだが。

 

 

――え?

 

 

視線だけをリーズシャルテに向けたルクスは戸惑った。

隣の彼女は顔を僅かに曇らせ、俯いている。その表情に肉親を失ったという悲哀の色はあるにはあるが薄く感じる。その他の感情が混ざり合って複雑な色を形成していた。

 

そのことに疑問を抱きながら、他にも『赤マント』、『白マスク』、『紅夜叉』と異名を付けられた悪夢(ナイトメア)のことも口にした。……最後の『紅夜叉』の話が出た際、ライの膝の上に置いた手に力が入ったがそれに気づく人間はまたもいなかった。

 

そして知っている限りのことを話尽くしたルクスは、胸に溜まった恐怖を吐き出すように深呼吸をした後、ライは満足したかのような頷きを一つした。

 

 

「そこまで解っているのなら十分過ぎる。よく集めたな。……君も少なからず執心してるというわけか」

「『も』……?ということはライさんも?」

「うーん、まあね。対抗策とか一応、研究してるんだよ。探れば探るほど思い知らされるよ。――奴らの存在そのものが間違っている。この世界にあってはならない。()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

悪夢(ナイトメア)の存在が罪だと言い切るライの顔は笑っていた。しかし、その笑みは冗談を言っているようなものではない。自分自身をなじる、自虐的な痛々しい笑みだ。

 

 

「これまで戦争の主力だった、剣、銃、大砲、馬などの存在を無に還した装甲機竜(ドラグライド)という超兵器すらあっさりと凌駕する正体不明の機動兵器が暴れ回っている」

 

 

一息。

 

 

「この国の人間にとって五年前の災禍はトラウマとなって刻まれた。機竜使い(ドラグナイト)を募集しようにも、悪夢(ナイトメア)は機竜を優先的に狙う。機竜使い(ドラグナイト)になるなんて、自分から奴らの餌に成りに行くって考える人間は多い」

 

 

再び、一息。

 

 

「それでも機竜使い(ドラグナイト)になろうとする奴はいる。だが、一人前にしようにも大規模な訓練や演習は出来ない。ヘイブルクでの蹂躙が語るように、機竜が集まって訓練なんかすれば、それを察知して襲い掛かってくる。そのために小規模、短時間の訓練しか行えず軍事力の成長も牛歩のように遅い」

 

 

やれやれと首を横に振るうライ。

 

 

「そういうわけで機竜に関する人手が悲しいほどまでに足りない」

「だからこそ、王都のコロシアムで月に一度行われる装甲機竜(ドラグライド)を用いた公式模擬戦(トーナメント)。そこで最多の出場回数を誇り、『無敗の最弱』と呼ばれる貴方のような超一流の機竜使い(ドラグナイト)が必要なのよ、ルクス君」

 

 

()()()()()尊称なのか蔑称なのか分からないな、と言うライを背にし、レリィの声に身体ごと振り向くとその顔は年上らしい、悪戯っぽい笑顔を浮かべていた。

 

 

「この学園でも屈指の使い手であるリーズシャルテさんにも劣らない実力でしょう?けして場違いな仕事ではないと思うけれど?」

「……ほう」

 

 

レリィの言葉が癇に障ったのか、リーズシャルテがピクッと肩を震わせた。

隣の彼女の言動と仕草を見逃さなかったルクスは嫌な予感が走った。

 

 

「ライもどう?ルクス君と過去に幾度となく模擬戦を行った貴方から見ての実力は?」

「ノーコメントだ。だが、ルクスをここで雇うというなら賛成だ。この前みたいに僕が出かけた時に安心して仕事を任せられる」

「……っ!おい、お前がいない間の整備は大半は私がしていたんだぞ!私だけでは不足というのか!?」

「君は目を離した途端、勝手に機竜を改造するだろ。具体的にはドリルとか、ドリルとか、ドリルとか。それを止められるストッパーとしてルクスは丁度いいと思っただけだ」

「うっ……」

 

 

自覚はあるのか言葉にリーズシャルテは怯み、

 

 

「そういえば一昨日、ライに目に者見せてやるって息巻いて……背中にブーストドリルだったかしら?それと両手両足をドリルに換装した機竜を開発して起動した直後、全部が接合部から煙を噴き上げ、ロケットドリルになって工房(アトリエ)の外に飛んでいったのよね。ノクトさんが特装型機竜(ドレイク)のレーダーで探したけど、六つの内まだ二つが行方不明らしいわよ」

「……」

「……」

 

 

レリィから追い打ちの報告を耳にしたライは冷ややかな視線を向け、その視線の直撃を受ける知的探求心旺盛な王女様は完全に押し黙ってしまった。

 

反省の色は浮かべている彼女にライは疲れたようにため息をつき、レリィが話を戻す。

 

 

「機竜使いの歴史はそもそも浅く、長年装甲機竜(ドラグライド)を独占していた旧帝国の使い手、王国で次期戦力として期待されていた革命軍の使い手は『血染めの革命』で大半が死んでしまった。ライのお蔭で軍からの機竜整備も機竜使い(ドラグナイト)を招くことはなかったのだけどね」

「……ならライさんだけで十分なんじゃ」

「学園開設から一年と二年目はまだ余裕があったよ。すったもんだで教官もどきにされても『旅行』に行ってもまだ余裕はあった。けど、三年目は候補生の数が増えて、『旅行』の疲れもあってな――」

「まさか過労で倒れたんですか?」

「いえ、ライのブレーキが壊れて仕事中毒(ワーカホリック)化したのよ。働いていないと落ち着かなくないぐらいに。本人は酔わせて眠らす前に、『もっとキツイ仕事量をやっていた友人がいるから大丈夫だ。彼、僕の半分以下の体力の癖にその仕事を全うしたんだ。負けられないよ』とかよくわからない頑張りを見せてね。ライが過労死したら世界が滅びかねないから、雇い主命令で強制的に休ませたわ」

 

 

私も含めて皆がライに甘えていたのよ、とレリィの顔には強い反省が浮かんでいた。

 

 

「現在は卒業生とリーズシャルテの協力もあってだいぶ楽になったが、忙しいことに変わりはない。君は整備の方はほとんどできなかったと記憶しているが、そんな君でさえ貴重で確保しておきたい人材なんだ」

「整備に関しては、これから覚えればいいわ。使い手として予備知識があるだけでも本当に貴重なのよ」

 

 

レリィは取り出した依頼書を机の上に乗せた。

 

場所は学園の敷地内にある、新王国第四機竜格納庫。

そこがルクスの働き口だ。

 

 

「汚れるし、重労働だし、怪我の危険性も勿論あるわ。女の子にそんな仕事はさせられないでしょう。貴方も男冥利に尽きると思わない?」

「…………」

 

 

からかうような声で微笑むレリィにルクスは、相変わらず強引だと苦笑いを浮かべる。

 

しかし、そのあっけからんとした性格と手際の良さ、そして悪気のなさは五年前から何も変わっていない。ライと同じように変わっていないことがどうしても安心感を抱かせてくれた。

 

 

機竜使い(ドラグナイト)としてのお仕事は、まだ考えてるから、それもいずれ――ね」

 

 

そうして、ようやく話がまとまりかけた時、

 

 

「学園長。少しいいか?」

 

 

復活したリーズシャルテが割り込んだ。

 

 




相変わらず、展開と更新が牛歩以下の作品ですが、それでも待って読んでくれる読者の皆様には感謝の念が絶えません。本当にありがとうございます。
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