オーバーロードと魔族の王   作:ニャルザイ

5 / 7
気づいたら過去最高の文字数になってました。けどこれでも他の人と比べたら少ない気がするのは何故でしょうか?

アンケートの中間報告としてヒロインはソリュシャン、アウラが決定しました。まだ増える可能性もありますのでアンケートにどしどし参加して下さい!

※誤字脱字等ありました感想欄にてご報告下さい


5話 挨拶ほど大切な事ってそうそうないよね?

デスピサロの知られざる性癖を垣間見たモモンガは現在第9層にいるアルベドの所へと向かいながらアウラにメッセージをする。

 

『はい!モモンガ様、何か御用でしょうか?』

 

『ああ、デスピサロさんが先程目を覚まされたから度々ですまないがまた闘技場を使わせて貰いたいのだがいいか?』

 

『も、もちろんです!至高のお方が闘技場をお使いになるのに許可なんて必要ありませんよ!』

ん?デスピサロさんが目が覚めたって言ったらいつも以上にテンションが上がったな、やっぱりみんな嬉しいんだな。

 

『そうか、では闘技場でデスピサロさんの挨拶が終わったらデスピサロさんのリハビリを兼ねて少し模擬戦をする予定だが大丈夫か?』

 

『はい、大丈夫です!それにデスピサロ様の戦う姿をまた見てみたいくらいですし!』

 

『ん?そうなのか、じゃあ見学するか?』

 

『ええ!?いいんですか?』

 

『ああ、その程度なら私もデスピサロさんも構わないだろう』

 

『そ、それじゃあマーレや他の人も誘っても大丈夫ですか?』

 

『ああ。闘技場を使わせて貰ってる礼だ。いくらでも呼んでいいぞ』

 

この時、モモンガは近所の子供にお菓子をあげるノリでこんな事を言っていたがのちのちにそれを後悔することとなった。

 

『ありがとうございます!では直ぐに準備に取り掛かりますので準備が出来次第またご連絡しますね!』

 

『よろしく頼むぞ』

 

『はい!』

さて、これで場所の準備はいいとして、今度はアルベドに階層守護者達を集めるよう言わなくちゃいけないが、正直あの話を聞いた後にどんな顔してアルベドに話しかけていいのか全く経験がないから分からない。

けど、こうしてウジウジしている間にもアルベドの自室の前にまで来てしまった。ええい、こうなったらままよ!なるようになれ!

 

そうしてモモンガは1人これからの予定についてアルベドと2人で話していた。(深い意味はないよ?)

 

その時ナザリックには『第6層の闘技場にてデスピサロ様の帰還式の後模擬戦を行う。なお見学は自由』という知らせが出回りナザリックにいるシモベ達はその事に心を踊らせていた。また当然この知らせはモモンガを含めデスピサロを除く全シモベに知れ渡っていた為モモンガは1人自ら撒いた種に頭を悩ませつつ、この事を逆に利用し全体の士気を上げようと画策していた。

 

その為モモンガはアルベドに加えデミウルゴスを交えた3人で短い時間ながらも入念な打ち合わせをしていた。

 

 

一方そんな事が起きているとは露知らずデスピサロはというと、モモンガにあらぬ誤解をかけられて1人玉座の間でこれからどうするか考えていた時重要な事に気がついていた。

 

「あ、もしかして私が実質ナザリックのナンバー2なのか?」

 

そんな気付きたくなかった事に気付き今更ながら緊張したきたところにモモンガさんからメッセージが入る

 

『あ、デスピサロさん挨拶の準備がそろそろ出来そうなので今から言う段取りでお願いしますね』

 

そこからしばらくの間モモンガさんと挨拶の流れについておおまかに話し合い、打っ付け本番と相成った。

それにしてもなんでモモンガさん最後に私が用意できる最強の装備を準備しておいてくれなんて言ってきたんだろうか?

 

 

 

 

現在ナザリック第6層の闘技場にて帰還式の為にアルベドを除く各階層守護者とセバスやプレアデスの面々が揃いコロッセオの観客席には自我を持つシモベ達が全員集まり今か今かとデスピサロの帰還を待ち遠しにしている。またそこには普段なら自らの守護階層から出てこない筈のピサロナイトや第11層のシモベ達の姿もあり普段ではお目にかかれない貴重な光景が広がっていた。

 

中でもアウラ、マーレ、ピサロナイトといった特にデスピサロとの関係が深い者達は今直ぐにでも駆け出してしまいそうな感じですらある。

 

するとコツンコツンという足音が地に足がついてないシモベ達の耳に入ると一斉に姿勢を正しその場に跪く。そうして直ぐに彼らの支配者であるモモンガとその半歩後ろを歩くアルベドが現れモモンガは守護者達の前にアルベドはモモンガに一礼をし守護者達と同じ列に入り跪く。

 

「面を上げよ」

 

モモンガの一言でシモベ達が寸分の狂いなく同時に顔を上げる。

 

「よく、集まってくれた。今日集まって貰ったのは他でもない我が盟友であるデスピサロさんが帰還された。」

 

その言葉によって一瞬にして空気が変わる。当然シモベ達は微動だにしていないが全員が胸の内に秘めている思いは同じであろう。

 

「そこでまずデスピサロさんには今までどうしていたかお前達も気になっているであろうから話してもらおう。デスピサロさん」

 

「ええ、分かりました。モモンガさん」

 

その言葉と共にモモンガのすぐ横の空間が闇に染まりそこからデスピサロが現れる。

 

 

 

ふぅ、何とか出だしはカッコよく決められたぞ……ってなんでこんなに人?がいるの!?精々いるとしても階層守護者だけかと思ってたこっちの身としてはビックリだよ!

 

予想以上の集まり具合でデスピサロが内心戸惑っているが現実は非情で彼が回復するまで誰も待ってはくれない。

 

大丈夫、大丈夫打ち合わせ通りやれば絶対大丈夫!ふぅー、よし!

 

「まずは皆のその態勢は疲れるだろう、立ち上がって楽な姿勢になるといい」

 

そう促すと全員立ち上がり集団行動で言うところの休めの態勢になる

 

「では、遅らばせながら先程意識を回復した至高の41の1人であるデスピサロだ。これから私に見に起きた事を話そうと思う」

 

そして私は彼らに告げる

 

「知っている者もいるだろうが私達至高の41人と呼ばれる者はユグドラシルという世界の他にリアルと呼ばれる世界に行く事が出来る。」

「そこで私は我々アインズ・ウール・ゴウンの活動領域を増やそうとある秘術を生み出した。それは人や動物、魔物などの生物を従来の成長の過程を無視して進化させる力を持っていた為それによって本来の進化が歪められる事を危惧した者達が襲撃してきた。」

「当然それに対して抵抗したが奴らの攻撃は予想以上に激しく継続的に行われた為こちらもかなり消耗してしまっていた。」

 

一旦話を区切りみんなの様子を見てみたところ全員顔が恐ろしい形相になっている。ひぇっ!!

なんか凄い罪悪感に襲われる

 

「そしてそんな時を狙ってか私が再びリアルに侵攻出来ないよう私をユグドラシルに押し戻し態勢を立て直そうと帝王の間に戻った所でその秘法と共に私の存在ごと封印されてしまい、その事に気付いたモモンガさんに封印を解いてもらうまで私には封印状態を感ずかれぬよう認識阻害の術をかけられたままだったのだ。」

 

そこで話を切り私はシモベ達に頭を下げる

 

「皆に心配をかけた事と、事情があったとはいえ長い間このナザリックを放置しておいて本当に済まなかった。」

 

その姿を見てシモベ達がざわついているがそれを無視して続ける

 

「もし皆が許してくれるならばこの汚名は今後の働きによって返上しようと思う」

 

そこで私は頭を上げ一呼吸おき腰に携えている剣を抜き高らかに振り上げる

 

「ここに私は宣言をする。二度と私はナザリックから消える事はしない!そして私が愛するこのナザリックの皆を守る事をここに誓おう!!」

 

「最後に皆にこのナザリックをそしてモモンガさんを今まで守り、そして支えていてくれて深く感謝する。私からは以上だ。」

 

そう締めくくり剣を鞘に戻し視線だけで様子を伺うと嗚咽を隠すことなく大号泣している人があちらこちらといる事に気付く。

 

『モ、モモンガさん、どうしましょ号泣する程私が帰ってくるのが嫌な人達が沢山います!特にアウラとマーレが酷くて私の心はもうズタズタなんですど』

『え・・・いや、これ多分感激の涙だと思いますよ?』

『そ、それならいいのかな?』

『それじゃあ問題なさそうなんで続けますよ?』

『あ、どうぞ』

 

「デスピサロさんありがとうございました。では皆に問おう。デスピサロさんの帰還に異議のある者はいるか?いるのならば、理由を聞こう」

 

辺りが一気に静まり返るが誰も反対する者がいないようで、とりあえず一安心だ。

 

「無いようですね、デスピサロさん」

 

「それを聞いて安心した。皆本当にありがとう、そしてこれからよろしく頼む」

 

「では最後に守護者達に聞きたい事がある。おっとそう身構えるな、簡単な事を聞くだけだ。」

 

ん?モモンガさん何を聞くつもりなんだ?

 

「では各階層守護者達に問おう。お前達にとってデスピサロさんとはどのような存在だ?」

 

!?まさかモモンガさんその質問する!?シモベ達全員いる前じゃん!なんて羞恥プレイだよ!!

そんなデスピサロをお構い無しにモモンガ達は続ける

 

「まずシャルティア」

「デスピサロ様はカリスマの象徴。そのカリスマは収まるところを知らずありとあらゆる者達を魅力しその姿は神すら霞むでしょう」

 

「ーーーコキュートス」

「デスピサロ様ハ、戦士トシテ、マタ1人ノ将トシテモ、誰ニモ引ケヲ取ラナイ力ノ持チ主カト」

 

「ーーーアウラ」

「デスピサロ様はどんな大軍にも恐れず戦い抜く強者であり……私のお慕いする人です」

 

ガタッ『おい、そこのロリコン落ち着け!』

 

「ーーーマーレ」

「デスピサロ様は、す、すごく頼もしい方です」

 

「ーーーデミウルゴス」

「デスピサロ様は聡明でいて、即座に実行に移す行動力や配下を自らの赴くままに操る智謀や戦略に秀でた方でまさに海内無双という言葉が相応しきお方です」

 

「ーーーセバス」

「デスピサロ様は配下達を大切にされ我々のような使用人にすらお声をかけて頂けるほど慈悲深きお方です」

 

「ーーーピサロナイト」

「デスピサロ様は我々魔族の王で在られる方で我々魔族の存在理由でございます」

 

「では最後にアルベド」

「デスピサロ様は一つの世界を支配する程の力をお持ちでありながらモモンガ様や我々を守って下さると仰って下さったナザリックの守り神でおられるような方です」

 

「そうか、ではこれからより一層諸君らの働きに期待する。それではこれより10分後にデスピサロさんの模擬戦を開始する!」

 

闘技場に大きな歓声が沸き上がりデスピサロの帰還を誰もが声を上げて歓迎する。その様を見ていたデスピサロは涙腺を緩ませながら夢心地の気分でいたがアウラとモモンガの会話でデスピサロは固まった

 

「モモンガ様、つかぬことお伺いしますがデスピサロ様の模擬戦ではどのようなモンスターをご用意致しましょうか?」

 

「ああ、それなら問題はない。デスピサロさんの模擬戦の相手は・・・・・・私とアルベドのペアタッグだ」




この作品を評価してくださった方々、多くの感想やお気に入り登録をしてくださった方々に本当にありがとうございました。感謝を込めて1日一万回の正拳突きを夢の中でやろうと思います!

やっぱりストックなしで毎日投稿ってなかなか背水の陣で楽しいですね(笑)いったい何日間毎日投稿が続くかな?
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。