White Glint stratos 空駆る白き閃光 作:人類種の天敵
最近書く暇が圧倒的に無くてですな。更新があまりできないのですや。時間が無いのよ………。ウン、まあクラス対抗戦ら辺までノロノロ書いていったら展開上頑張って書きまくると思います。うぬ
………授業はすべて終了し、いつの間にやら放課後。クラスの中には数人の女生徒が残り、きゃっきゃウフフと女子にしかわからない話をしている。
外を見れば夕暮れの中、広いグラウンドを駆け抜け、ファイトー!と互いに応援し、声を掛け合う部活動生(全員女)が見受けられる。
「そろそろ行くか」
立ち上がって鞄を手に取る。手に持ったケータイの画面には、楯無から届いていたメールがあり、内容は『放課後生徒会室まで来てちょうだい♡』というものだ。
これさえなければベルリオーズと各国の代表である元リンクス達の話を聞いていたかったのだが………仕方ないか。
俺は1人教室の扉を出た。中にはまだ織斑も残っていたようだが、あいつは一体何を待っているんだろうかな
「はぁはぁ……お、織斑君もう帰っちゃってるかな!?はぁはぁ……」
廊下を歩いて生徒会室を目指していると、緑の髪に小柄ながらワンダフルボディな女性であり、俺が所属するクラスの副担任である山田マヤとすれ違った。
随分急いでいるようだったが……大丈夫なのか?教師が廊下を走っても……
「おっと、ここが生徒会室か」
部屋の前に着いた俺は、コンコンコン、と三回ノックしてから自分の名前を呼び、入るぞーと言って扉を開けた
「あ、来たわね。零君」
「お久しぶりです、零君」
「ああ…久しぶりだが……かなりごちゃごちゃしているな」
生徒会室。その学校の生徒の見本となるべき教室の机には書類が山積み。楯無とその従者の声が聞こえるが何処にいるか分からない状況だ
「ひとまずそこらへんにでも座ってちょうだい」
ひとまず……?そこらへん……?
楯無の言葉にどうしたものかと唸っていると、バサバサバサッと机から書類が動いた
「れいゔーんこっちこっちー」
「お前は……確かクラスの奴…だよな?」
俺を手招きするのは、クラスでもニコニコと笑っていた女だった
「れいゔんも生徒会に入ったんだね〜」
「そんなわけないだろ」
目の前の少女が別の机に書類を置いたので、俺はせっかく空いた席に腰を下ろした
「ちょ、本音ちゃん。その書類どの部分の奴?」
「零君の学園入学に当たって面倒な条件がIS委員会から出されていたものです。確か織斑先生が全て却下させると言っていたので捨てても大丈夫です」
「……………で、楯無、なんで俺を呼んだ?」
どかっと腰を下ろして頬杖をつく、鬼神の如き速度で書類を片付けていくマシーン虚は無視して笑顔を貼り付けたニコニコ顔に玉のような汗を流す現生徒会長……更識楯無へ問いかけた
「ええと、そうね…零君。生徒会に入ってちょうだい♡」
「ああ、嫌だ」
「……まあ、分かってたわよ?零君が拒否る事は…………はぁ」
楯無が溜息をつく、がっくりと項垂れながらも書類を片付けていく様は立派だった
「零君」
その時、二重三重に分身しながら書類を片付けていくジャパニーズニンジャ虚が声をかけてきた、心なしかエコーが掛かっているような気がする
「この学校はですね、生徒一人一人が必ず部活動か何かに所属しなければならないんです」
「……それは、面倒だな」
「はい、なので零君には生徒会に入って頂ければこちらも楽ですし、零君にとっても、悪い話ではないと思いますよ」
ほう、確かにその通りだが……虚、お前何か悪そうな顔つきだが…大丈夫か?
「まあ、生徒会に入る話はこれから考えてて、今日呼んだのはこれ、寮の鍵を渡すためよ」
ポイッと放られた鍵を受け取る、番号は……2009……か
「そうだ、零君、今日の授業で何か困ったことは無い?例えばISの単語とか、今なら楯無お姉さんが教えてあげるわよ」
「会長、サボるのもいい加減にしてください。そろそろ殺……ですよ」
「え……!?」
「サーダナと違うクラスになれればそれで俺は十分だ………」
今日はとても疲れた…その理由の大半がサーダナの性という事は、俺はあと3年間あいつと同じクラスで耐えなければならないのか?とんでもなく長期戦になるな…
「あー…サーダナ……あの子ね……」
楯無も何処かげっそりとした顔つきでサーダナの名前を呟き、果てには遠い目をして窓の外を見た……ISの国家代表として、以前にもサーダナと会ったことがあるのだろうか?
「あまり邪魔はしたく無い、そろそろ俺は帰る」
「あ、うん。またね、零君」
「お疲れ様です、零君」
「ばいばーい、れいゔんー」
生徒会室の扉を閉めて寮へ行く
「…………」
「あ、鴉白君だ」
「え?誰々?お、男の子!?」
「えー、あの子が千冬先生の弟っていう、織斑一夏君?」
「違うよー」
まあ、分かってはいたが、周りは全て女か…はあ、と一息ついて歩き出す。何処か遠くで男の雄叫び、いや、断末魔が聞こえたような気がした
「………そういえば、俺と同室の奴は誰だ?」
寮の鍵のナンバー見つめながら部屋の前に着く、俺の後を女子数名が付いてきているが、それについてはノータッチだ
「………ノックぐらいはしとくか」
コンコン、と部屋の扉を叩いて鍵を挿し、部屋の中へと入ったーーーーーーーー
「ウッ……!!(びくんびくん)…んん?」
バタンッッッッッ!!!!
「……………(しまったな、俺とした事が部屋のナンバーを間違えたか)」
やれやれ、と鍵のナンバーを見る
『2009』
続いて部屋のナンバーを見る
『2009』
「……………」
『ヌフフフフ、この部屋の者か?出会い頭の絶頂で悪かったな。フフフフ』
「嘘だろ………」
思わず頭を抱える。レイヴン、リンクスという傭兵を続けて何十年も戦場を駆け抜けたが、此処までの悪夢を見た事はない
『ヌフフフフ、どうした?入らないのか?ならばこちらからイカせて貰うぞ!クフフ』
「!ーーーこいつ、部屋を出る気か?」
正気じゃない。俺は扉を押さえつけてサーダナが部屋を出るのを阻止する
ガチャガチャ!!ガチャガチャ!!
『ンーンン?どうした?恥ずかしいのか?ヌフフフフ。それも最初の内だ、すぐに良くなry』
「………!!(サーダナめ、ネクストかISの腕部パーツを展開して無理矢理こじ開ける気か……!!)」
『無理……矢理……ヌフ、ヌフフフフフフフフフフ素晴らしい!エクスタシー』
全身の力を使って扉を抑えつける、周りの女も、部屋の中の声の主がサーダナと知ると、全員で扉を抑えた。俺は全員が一致団結している内に千冬の電話番号を掛けた
「千冬ッ!!……今は先生を付けるか付けないかなんてどうでもい!!俺の部屋の中にサーダナが居るんだ!……ああ、今は押さえつけているが、あいつ…ISか何かで無理やりこじ開けようとしてる!2009だ!」
千冬と連絡を終えて再び扉を押さえつける。ーーー30秒。千冬が2009号室まで来る時間……学校から此処まで来る……走ってか?いや、人間の脚力的にありえないとは思うが……
『ヌフフ、レイヴンの声が聞こえたぞ…!帰ってきたか!ヌフフフフ。先回りしてサプライズする気が……お前が寝るベットでいつの間にか……な…』
…な、じゃねえだろ……殺すぞてめえ………。
………しまった、頭に血が上りすぎて口調がレイヴン時代のものになったな………
(……この口調で喋っていたら、何時もフィオナに直せと言われてたな)
昔の事を思い出していると、バキバキと扉が壊れていく……千冬、間に合うか……?
「ふふ、レイヴン、どうした?来ないのか?」
「行くわけねえだろ。ぶっ殺すぞ……」
「荒々しい口調とは……新しい、惹かれるな」
「………死ねッ!!」
扉へ思い切り蹴りを喰らわせる。バキバギッ!!と音を立ててぶっ壊れた扉がISを展開していないサーダナの顔面に直撃した
「ぐおぉ!!い、良い一撃だった……ぞ」
ガクッと崩れ落ちたサーダナ、そしてやっと2009室へ到着した千冬がサーダナを縄で縛り、何処かへ連行して行く
「おい、千冬……先生、俺の同室は一体誰だ!?」
「……お前がそこまで焦るとは……いや、からかうつもりはないぞ?……ああ、こいつでは無いから安心しろ」
それだけを言ってサーダナの顔にミシミシと頭蓋骨の軋む音が聞こえるほど力を加える千冬だが……それはサーダナにとってはご褒美だぞ
「はぁ…………サーダナめ……」
バックをベットの上に放り投げて、そういえば奴がオナ○ーしていた事を思い出して慌てて掴む。ベットはもう……形容したく無いほどにぐちゃぐちゃだった
「………(怒怒怒怒怒怒怒怒怒)」
「…………………ひっ……!」
「?……おい、誰かいるのか」
辺りを見渡すと、クローゼットあたりでガタガタっとぶつかった音が鳴る
「そこに居るのか?安心しろ、俺はサーダナじゃない」
「……………ほ、ほんとに?」
奴め、どれほどの恐怖を与えつけていたんだ?……まあ、暗く狭い物の中で奴の喘ぎ声とイキ声を延々と聞かされる………地獄だ
「サーダナなら千冬が連れて行った。もうここにはいない」
数秒待つと、そーっと扉が開かれ、少女がびくびくとしながら出てきた。相当サーダナにビビりながら中に困ってたんだろう
「自己紹介しておく、俺は白鴉零だ。以上」
「………え?」
え?なんだその……他にもあるだろ…見たいなのは……え?名前だけで十分だろう?戦場では敵のAC名を知れるだけで十分過ぎるだろう?後は戦いの中で敵の装甲や水平速度にQBの推力で内装を知ったり……そういうものだろ?
「……あ、え、えと…私は」
「いやいい、俺は外に出るから、お前は少しこの部屋で落ち着くと良い。じゃあまた後で」
相手の返事を聞かずに外へ出る。その後ろ姿を見ながら、零の同居人、一応彼のクラスメートである夜竹さゆかはホッとしていた
「ど、同室が男の人で驚いたけど、織斑君よりは良かった……かな?」
上は白いシャツに下は下着を穿いただけの格好をしたーーー自称「特徴がないのが特徴」の夜竹さゆかが廊下を歩く零の後ろ姿をずっと見つめていた……が、零の他にも女子が数名おり、自分の格好を見られるのは恥ずかしいのですぐに顔を引っ込めた
「ヌフフフフ、ブリュンヒルデ!!もっとだ!もっと私を嬲ってくれ!」
「…………こ、こいつ……」
零の部屋での一騒動からその騒動の中心人物。サーダナを連れてきた織斑千冬は、サーダナへ罰と称して鉄拳制裁を加えた……が、この変態。鉄拳制裁が効かぬのである。否!痛みとは奴にとってご褒美でしかなった!!
「ヌフ、ヌフフフフ。どうした?シないのか?それともこれからが本番か?なぁ、山田教論?」
「ヒッ………」
サーダナの獲物を見定めた鋭い眼光を直に直視してしまった山田真耶は蛇に睨まれた蛙の如く自身の動きを止め、ガタガタと震えだした
「ヌフフフフ、その小さな体に似つかわしくない豊満な果実。是非とも食べてみたいものだ。フフフフフ」
「……ぁ、せ、先輩……腰……腰…抜かしました……」
恐怖で慄く山田真耶とその山田先生を見て嗜虐的に嗤うサーダナ。カオスと化した部屋にコンコン、とノックの音が響く
「誰だ」
「千冬…先生、俺だ」
「……入れ」
ガチャッと扉を開いて部屋に入ってきた零。その顔を見て山田真耶から視線を外すサーダナ
「れ、れれれ、零君…た、助かりましたぁ………」
山田真耶、すでに涙目であり、大粒の涙が頬を幾筋も伝っていた
「零…こいつはいくら殴っても堪えん、逆に喜ぶ始末だ……一体、どうしたものかな」
「ヌフフハハハハ」
「こういう時は顔に1発かませばいいだろ」
少しイライラし出した俺は声を荒げて呟く。山田真耶が何故かガタガタと震えだし、千冬は腕を組んで「それしかないか…」と呟く
「アナトリアの傭兵。ハァハァハァハァ……こい!私の初めてをくれてやry」
「テメエは黙ってろッ!」
ホワグリチョップをサーダナの脳天へと直撃させる。サーダナは満足げな顔で沈黙した
「ほぅ、奴を一撃で沈めるか」
「そんなこと言ってる場合か?この先こいつの対策を考えなければ俺は安心して学校生活を送れない。あと俺の部屋のベットのシーツを今すぐ新しいのに変えて欲しいんだが」
「……確かに(一夏にとっても危険だな)」
「聞いてるのか?……はぁ、他にもベルリオーズを呼ぶか……」
………こうして、1人の男子生徒と2人の女史教論の静かな対サーダナ同盟もといサーダナ包囲網が完成したーーー
……うん、サーダナの変態行動やりすぎた。感想欄のダン・モロさんからのサーダナが予想の五倍くらい変態で焦った。ていうのを見た瞬間笑ってしまった。これからもっと変態度がアップすると思いますw
とりあえず次回で一夏戦かセシリア戦かな