不定期!どたばた鎮守府の日常!   作:村尾ね 鎌一

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この後加賀さんがキレてました。提督に。      提督「理不尽だっ!」

とあるラバウルの鎮守府、工廠にてーー

 

「いやあ、おまえら派手にやられたな」

 

その言葉に青い髪の少女が表情なく答える。

 

「うん、ほんとにね。でも暁と雷が1レベなのに1-5に第六駆逐戦隊で放り込まれた僕たちのことも考えてほしいな」

「あー、それはすまんかった」

 

悪びれる様子もなく提督は適当に答える。

 

「しかも雷の中破だけで即撤退だなんて」

「いやあ、それはな、やっぱり中破からの一発轟沈がないって分かってても、幼女のかわいそうな姿は見たくないもんなんだよ」

「ふーん、さっすがロリペド提督、考え方が違うね」

「おお、響ちゃんよ!わかってくれるか、なら早速そのチッパイを触らして貰おうかな」

 

そう言いつつ提督は響の胸にワキワキと手を伸ばした。

 

「やったら後で加賀さんに報告だね。」

「おお、怖い」

 

 

そういって、提督は肩をすくめる

 

 

「ところでなんで工廠に?やっぱり新しい対潜装備?」

「ああデイリーの建造をするだけだよ、まあ今日はいつもの戦艦レシピだな」

 

そう言いながら妖精さんに、燃料400\弾100\鉄鋼600\ボーキサイト30を渡す

 

「頼むぞ妖精さん」

「リョウカイ!オイッ、オマエラシゴトダゾ!」

 

そして表示された建造時間は、4時間20分

 

「お、扶桑か山城だな」

「へえ、よかったじゃないか。確か扶桑さんは居なかったよね?」

「ああ、だがどうせMNBならぬHNBの被害者だろうよ」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・響が答える

 

「・・・・・・ああ、理解に苦しんだけど『扶桑にみんななるビーム』っていいたかったんだね」

「・・・・・・察しがよくて助かる」

 

少し苦笑しながら答える提督

 

「まあとにかく、後は放置だな」

「そうか、じゃあ今からなにする?」

「そうだな、じゃあ演習でもするか、たっぷりと大破グラ見さしてもらうぞ」

「提督、さっきと言ってることが違うんじゃないか?いくら演習とはいえ結構痛いんだけどな」

 

冷や汗を流しながら訴える響、だが提督はニヤリと笑って言った。

 

「悪いな、俺はリョナラーのロリペド提督なんだ」

「なるほど、それは加賀さんに報告だね」

「ゴメンナサイ」

 

提督は見事な土下座をした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆さんこんにちは、あるいは今晩は、加賀です。

今私は、

 

「先輩?そんなとこでなにやってるんですか?」

 

今からそれを言うとこでした。でも彼女に怒ることなんてしませんそれが一航戦の誇りです。

今、私は鎮守府内の廊下にある一つの窓から空をボーッと見上げています。

 

「ええ、それは見れば分かります。でもなぜそんなことを?と言うか私の紹介もしてください」

 

確かにその通りです。

ああ、言い忘れてました。この口うるさい誇りの欠片も見えない彼女は加賀、鎮守府内の置物のほうの加賀です。

 

「悪意しか感じられません。と言うか先輩も置物でしょうに」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「・・・地雷でしたか」

 

・・・・・・・・・・・・彗星と天山、それと紫電改二のセットでいいですね?

 

「ま、まあ落ち着いてください。それよりご存じですか?なんでもキス島沖撤退戦の為に育てられてる長良さんがそろそろ鎮守府で一番の練度になりそうとか」

 

一番が誰か知ってて言っていますか?

 

「せんぱ、あ、」

 

そうですね、この鎮守府に着任した初めての大型艦であり初めて空母でもある私が一番です。なのに私は最近すっかり置物になってしまいました。対潜用として祥鳳さんのほうが活躍しています。

 

「それは仕方無いのでは・・・」

 

こうなったら提督に体でも差し出して出番もらおうかとまで考えています。

 

「一航戦の誇り!一航戦の誇りを忘れないでください!」

 

ヤリました。(必殺の脅し文句 

 

「汚されました、今ので全国の加賀さんが汚されました」

 

あーたいそい、いくらねんねっちいえちゃけな子て言ってもあれはだっちゃかん、あんのクソ提督なんばしょっとか、えんぞ落ちればいいがや。あ~あ、えちゃけな子はいーじぃ~。うぇーい、後輩もおんぼらーっとするまっし。

 

「い、いえ私は、て言うかなんでいきなり石川弁ですか?しかもだいぶエセ感が激しいですが」

 

呼んでいるの、私の魂を石川県が、そう加賀岬がっっ。

ナ、ナンダッテー

 

「・・・・その一人芝居、見てる側にはきついものがありますね、しかも加賀岬って実在しませんし・・・・・」

 

頭にきました。

 

「確かに色々と頭がイっちゃってそうですね・・・・・はぁ、なんだかいたたまれなくなりますね……仕方ありません。提督のとっておきの秘密を教えましょう。本当は独り占めして自分で思い出しては身悶えしようと思っていたのですが、さすがに先輩が放っておけません」

 

提督の部屋で私たちが主人公の薄い本でも見つけましたか。

 

「そんなんじゃありませんし、あの人はロリペドです・・・・先輩、悔しそうに舌打ちしないでください」

 

では、提督の単装砲が「なにを言うつもりか分かりませんが不穏ワードがでたので阻止します。実は提督のiPodに入ってる曲の中に艦これの曲が一曲だけあるんですが。その一曲というのが『加賀岬』なんです」

 

・・・・・私はそれを聞いて窓の外にさっと顔を向けると、このまま五分ぐらい外を眺めていよう、と思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フフッと思わず口がほほえんでしまう。提督の秘密を聞いた瞬間に先輩は窓の方を向いてしまった、きっとしばらくはこっちを向かないだろう。

 

「じゃあ先輩、私はこれで」

 

そう先輩の背中に向かって言うと、先輩は黙って頷いた。

全く人騒がせな先輩だ。

迷惑料として、頬は隠せても耳も赤いですよ、と言うのはやめてやった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の提督

 

「あ!し、司令官さん、司令官さん!建造ができたみたいなのです。見に行きましょう?ね?」

「ナンデ、ナンデ同じ提督レベルなのに演習相手の鎮守府には扶桑改二とかレベルの高い大鳳とかがイルンデスカネエー」

 

なにかに取り憑かれたように呟きながら、第六駆逐隊に押されノロノロと歩く提督、その提督を押す響がぼそりと言った。

 

「戦っていない提督がダメージを受けるなんて・・・・・・いい気味だ」

 

とにかくなんとか工廠まで来たので、早速棒立ちの提督をほっといて出来た艦娘をみせてを欲しいのです、と妖精さんに告げる。

そうして建造ドックから出てきたのは・・・・・

 

「扶桑型戦艦姉妹、妹のほう、山城です。あの、扶桑姉さま、見ませ「ヒヤホッウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」

「あ!しまっ、み、みんな攻撃なのです!」

 

電がとっさに叫ぶ

 

「無理よ!間に合わないわ!」

 

そう言いつつも雷は何とか当てようと主砲で狙おうとする。

だが、

 

「ヒャホオウイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!」

 

山城へ向かってルパンダイブを繰り出す提督は、

 

「きゃああああああああああああああああああああああああああ!?」

 

止められない、はずだった。

ズガアァッンと工廠に響く音。その後に残るのは撃って煙をあげる35.6センチ連装砲と、大きな穴の空いた壁、そしてしでかしてしまった事に呆然とする山城の姿だけだった。

 

「や、山城さん・・・」

 

電の声にビクッとする山城。

だがその後のセリフにはもっと驚く。

 

「すごいのです!あの提督を吹っ飛ばすなんて!」

「ハラショー、さすがは戦艦と言ったところかな」

「すごいじゃない!尊敬に値するわ!」

「あなた本物のれでぃね!」

 

第六駆逐戦隊のみんなに口々に褒められて目を白黒させる山城に第六駆逐戦隊が説明する。

 

「実はこの鎮守府、デイリー以外の任務は三カ月ぐらいしてないの」

「最後にしたのは夏ぐらいの、第四艦隊を開くやつだったのです」

「それだけでなく提督は、えと・・・・ろ、ろ」

「ロリコン」

「そうそれ!そのロリコンって病気のせいで、暁みたいな大人のれでぃをみると飛びかかっちゃうのよ!」

 

ふふん、と何故か誇らしげに暁が言ったが山城は混乱しながらも、ロリコンってそういうものじゃないんじゃ・・・・と思ったが三人から一歩身を引いたところでそっぽを向きながら肩を震わせる響を見て、いわない方がいいのかなと思った。

 

「はっ!そういえば提督はどこ行ったのです!?」

「「「「あ」」」」

 

再びの沈黙。

 

「・・・探すの面倒くさい」

 

響がぼそりと言った。

え、いいのかそれで。と山城は思うが航空戦艦になってない山城では索敵用の瑞雲も飛ばせないしどうしようもない。

すると他の三人も微妙な顔になりながら頷いた。どうやらそれでいいらしい。

 

「じゃあ早く扶桑さんの所に行くのです!」

 

駆逐のみんなに押されたり引っ張られたりしながら工廠を出て行く。どうやらとても楽しくなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちな、提督はその後沖合の十キロ地点で発見された。

 

 




山城と第六駆逐戦隊の1-5初挑戦の顛末、あと加賀の先輩後輩の置物化ぐらいがリアルです。
加賀コンビはこれからも出す予定。
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