・・・・ふむう、なるほどね。おおどうも、浪笠刻誠です。チョット今なのはちゃんのお話を聴いていたんだけどな?まあ、傲慢君との出会いと説明から自分と家族の過去話になっちゃってたけどあれだようん、なんて健気な子なのだ!なのはちゃん。普通の6歳児の精神年齢して無いぜ。彼女の話を要約するとこうだ。
傲慢君の名は天王龍雅。家族の事情で公園に一人でいた時に出会ったそうだ。彼女は家に剣の道場を持った!?ごく普通の女の子です。事情とは、要人のボディガードをしていた彼女のお父さん、士郎さんがある時仕事で瀕死になる程の大怪我を負いました。その為家族は皆忙しく自分は構って貰えません。そこで彼女はこう考えた。
『私が良い子じゃないからお父さんも目を覚まさず、皆も構ってくれないのだ。良い子にしていれば目を覚まして構ってくれるはず!』
彼女は良い子にする為。家族の皆の邪魔に成らないように、公園に一人で座っていました。然し彼女はまだ幼く、家族の愛情に飢えている時期。我慢しようとも涙が勝手に溢れてきます。彼女に声が掛かったのはそんな時です。
「何故泣いてるんだ?なのは?聞いてやるぞ?ほら。」
目の前に一度も会ったことのない見知らぬ男の子がいました。男の子は面識がないはずの自分の名を呼び、彼女は親しげに話しかけてきた彼に恐怖が湧きました。
彼女は返事もそこそこに公園を立ち去ろうとしましたが正面に回り込まれしつこく迫られ、またもや涙が零れそうになった時に走り込みをしていたであろう彼女のお兄さん、恭也さんが現れました。
「ん、なのは?・・!どうしたんだ!?何があったんだ!?話してみろ!?」
彼女はこれまでの経緯、自分の気持ちを全てぶつけました。お兄さん、恭也さんは涙ながらに謝罪し、暖かく彼女を抱きかかえました。恭也さんは家族にこの事を話し、家族も涙を流して彼女に謝罪し抱きしめた。彼女は久しい愛に今度は歓喜の涙を流しました。
そして家族と眠りについた翌日朝早く、病院から士郎さんが目を覚ましたとの連絡があり、家族全員が飛び起き病院に急ぎました。目を覚ました士郎さんは、
「心配を掛けたな皆。ただいま。」
そして、
「然し、あれは一体何だったんだろうな?」
と、小さく呟いたのを彼女は聞きましたが余りの喜びに気にしませんでした。その後は無事に退院。その時医者は士郎さんが全回復していた事に驚いていたとか。
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これが大まかな、なのはちゃんの話の内容だ。最後の傲慢君か?ま、いいや。兎に角は皆ハッピーってことな?さて、長話はここまでにして。
「なのはちゃん、そろそろ教室行った方がいいじゃねーか?もう誰もいないぜ?」
「ああああああああああああ!」