初日から遅刻をやらかした俺こと浪笠刻誠です。なのはちゃんの話を聴いてたからな、しょうがないんだこれは。
遅刻しても別にどうって事無いんだけどな!二回目だし面倒だし。初日だから来ただけなのであって真面目に授業を受ける気は無い!なのに先公は次は無いだあ?なのはちゃんはアワアワとしているが俺はどうでもいいぜ。その時ガキ共にクスクスと笑われて赤くなっていたな。ホームルーム終わったら屋上行こう。
あと俺がする事と言えばミッドチルダのパイプ造り、筋トレ、追加の能力を造るぐらいか。
ん?殺気?前世に受けていた物よりかは比べものに成らない位の弱い殺気だな。後ろか?振り返ればまるで殺さんばかりに此方を睨む傲慢君、周りも引いてる。一々鬱陶しいなこりゃ。何とかなんねぇかな。あいつが手を出して来てくれたら容赦なく反撃できるのに。出来れば殺す気で武器ありで。
そだ!こっちからがだめなら向こうに出させりゃ良いんだ!うわ楽しくなってきたぞ。どうやって挑発しようかな!?まあ、なのはちゃんをダシに使うか。彼女には悪いが俺の安息を護る為に一肌脱いでもらおうかな!
そうと決まれば予定変更だ!今日は傲慢君をおちょくって怒らせよう。そんで彼方が攻撃し易い状況にして仕掛けてきたところを返り討ちにする!
俺の推理道理なら傲慢君は短気で余り我慢強くなく大雑把で自分も周りも気にしない。気に入らない事は力ずくで解決をしようとするはず。
どうでもいいが傲慢君は慌てて起床、朝食はパンでどうやら牛乳を零したらしいな。何故なら初対面の時より髪は少しばかり撥ね首のレックレスも無い。そして口元、制服の至る所のパン屑に不自然に延びた部分はほんの少し臭うから。
話が逸れた。屋上行ってる場合じゃないな!具体的な作戦は・・・なのはちゃんと話しまくっていれば勝手に釣れるか。考えるまでも無い。
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こうして毎時間ごとになのはちゃんと話しまくり、ヤツのイライラと殺気が膨れ上がりヤツの周りに誰もいなくなって終えた授業後。良く言う放課後ってやつ。傲慢君が恐ろしかったのかそそくさと皆帰っていく。勿論なのはちゃんもだ。
「おい、モブゥ!分かってんだろうなぁ!?俺のなのはとべたべたしやがって!屋上来い!ぶっ殺す!」
先にズカズカと歩いていく傲慢君。後ろを全く警戒していない。程度が知れるな、だが。
イイねぇ。心地よい殺気。滾るねぇ。思わず今殺っちまいそうだ。行こうか。
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着いた。誰もいない。丁度いい。
傲慢君は振り向き俺を睨む。目が血走っていやがる。
「てめえはもういい此処で死ね!アクセラ!セットアップ!」
傲慢君の周りに一陣の風が吹き、淡く発光したと思えば髪は、いや、全体的に白く染まり背も伸びる。見た目、声色違いを探す方が難しいほどの『とある魔術の禁書目録』のアクセラレータさんだ!
そのまんまか。ヤツの自信はこれから来ている事は顔で分かった。自信と怒りで顔が凄いことになってら。敵の力量差も測れない奴は三流以下だ。アクセラレータは強力だろう。能力だけは・・・な。
本物の殺意。だが、まだまだだな。
「はあ、その借り物の力で、しかも俺もアニメで見たことのある能力で俺を殺す?見たところてめえは人を殺した事は無い。知ってるか?人は結構脆いんだぜ?さあ、こっちに来てから初の戦争だ。派手に行こうか。」
『無限倉庫』から獄誠とグロック19を取り出す。制服の下には閻魔に貰った洋服一式。性能は既に実験済みだ。
「銃弾と剣戟の嵐の中を散歩した事はあるか?」
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傲慢君は動かない。
ならば、先ずは様子見、獄誠を振り炎を飛ばす。炎はコンクリートを焼きながら傲慢君を包む。ヤツは顔を顰めるが何をするでもなくただ立っている。
ん、何か引っかかるな。アクセラレータの能力はベクトル操作、何故炎を反射しない?もう一度炎を飛ばしヤツの死角を作りグロックを放つ。
パァンパアン!
すると炎は止まっているが銃弾二発はヤツの腹を貫いた。ありゃ?
「へ?・・・!・・・い、痛え!熱い!痛えよぉ!?」
同時に炎がヤツを包んだ。ああ、そういう事、演算か。コイツは炎のベクトル操作時の演算しか出来なかったのか、本家の無意識の反射も出来なかったらしいな。それで他の事が一切出来なかった、と。呆気ないな、これで俺を殺すとか、ハア、馬鹿らしい。何時もの台詞言うんじゃなかったな。これには勿体無かったな。帰ろう。
「ま、まっで!行がないで!死にだぐない!」
後ろで何か喚いているがもういいや。あ、そうそう。
「向こうで閻魔かキリストに会ったらよろしく言っといてなー。」
階段を降りていると傲慢君の断末魔の叫び声が聞こえた。