参謀役の大冒険   作:HNA

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第16幕

 

浪笠刻誠だ。いつもはちゃんとした(?)挨拶をできるんだか今は生憎と戦闘中でね。信じがたい事にフェレットが言葉を話し妙な化けものに襲われなのはちゃんが一瞬でコスプレ衣装に文字道理早着替え。この間僅か一時間に満たない。文章にすると短いのだが本人からして見ろ!訳が分からないぜ?

 

来やがる!

 

塊は上空に飛び上がり近くの俺を無視してなのはちゃんの方へ回転をかけながら落ちていく。悔しいことに俺はあれの動きに対応できなかった。言い訳だがいつもは戦いは一人でかカズや通じ合ったダチ共とのコンビネーションができており敵に後れを取る事は無い、が、今回は人を殴った事の無い様な、あぁいや一回あったな。兎に角荒事とは縁のない素人のなのはちゃんだ。怪我なんてさせてみろ!高町家一家総出の俺の処刑の始まりだ!お、おしまいだぁ!?

 

「なのはちゃん!」

 

所が彼女は自分の持っている杖を前面に突き出し桃色のバリア?障壁を張って防御し、塊は爆散、炸裂し四方に雨あられと猛スピードで飛び散り電線が倒れ漏電した。直前に女性らしい声が聞こえたなプロテクション?とかって。プロテクションには敵を爆裂させる効果があるのか!恐ろしいなこれから彼女は怒らせないようにしよう。

 

俺方向に飛んで来た塊の一部は全て斬り払った。その気になれば銃弾も斬れるし士郎さんと恭也さんだって美由紀さんもできるだろう。だがなのはちゃんはまたもや驚いたかの様な表情をするな。自分がやったんじゃ無いの?どうやら違うらしい。ただの杖に衝撃の新機能か。自動で持ち主を守り防御したものは爆発する!なんて便利なんだ!なんて恐ろしいモン振り回してんだ!

 

取りあえず何故か運動の苦手ななのはちゃんの手を引き走りながらあれから離れる。

 

「僕らの魔法は発動体に組み込んだプログラムと呼ばれる方式です。そしてその方式を発動させるのに必要なのは術者の精神エネルギーです。」

 

「そしてあれは忌まわしい力の元に生み出されたしまった思念体。あれを停止させるにはその杖で封印して元の姿に戻さないと行けない。」

 

「よくわかんないけど、如何すれば?」

 

「それよか俺は何でフェレットと会話が出来て、何でこんな不思議現象に巻き込まれているのかが知りたい。」

 

「そ、それはそうだけど、、、」

 

「それは後で必ず話します。今は置いておいて続けます。さっきみたいに攻撃や防御見たいな基本魔法は心に願うだけで発動しますが、より大きな力を必要とする魔法は呪文が必要なんです。」

 

「「呪文?」」

 

「心を澄ませて貴方の心に呪文が浮かぶはずです。」

 

えらく使用者のイメージに拘るのな。目を閉じるなのはちゃん。嘘は言っていないのだろうがもうちょっと人を疑う事を覚えようぜなのはちゃん。敵が居るって事を忘れてない?

 

うおわ!塊が今までで一番速い速度で突っ込んで来やがる!まだ距離はあるが唸り声?は此処まで聞こえる。しょうがない、銃使うか。なのはちゃんの正面やや左に数歩出る。グロックを出し三発片手で眉間らしい部分と両目を打ち抜く。なのはちゃんが目を閉じていて良かったな。こいつは基本音がしない。他にも改造に改造を重ねまくった俺専用カスタム品なのだ!

 

「リリカルマジカル!」「封印すべきは忌まわしき器!ジュエルシード!」「ジュエルシード封印!」

 

動きが止まった瞬間なのはちゃんとフェレットは叫んだ。するとデカくなった・・・何だっけ・・・そう!レイジングハート!が青白い光を少々収束させ音を発する。

 

「Sealingmode.Setup.」

 

桃色の羽?が三本飛び出し塊に同色の帯が飛んでいく。帯は塊に巻き付き締め上げている様だ。すると唸り声を上げているヤツの額?の辺りに古代ローマの数字二十一が浮かぶ。これなⅩⅩⅠ

 

「Standbyready」

 

「リリカルマジカル!ジュエルシードシリアル21!封印!」

 

「Sealing」

 

更に飛んで行った帯がヤツを突き破って吸収され、桃色に光ったと思ったらすぐに消えた。

 

なのはちゃんと俺はハッとして塊のあった場所へ近づくとそこには、バラバラになったコンクリートに埋もれたひし形の空色をした宝石が有った。これがジュエルシード、直訳して宝石の種・・・か。

 

「これが、ジュエルシードです。レイジングハートで触れて。」

 

近づけると自動で吸い込まれていき宝玉に取り込まれた。そして突然なのはちゃんが発光したかと思えば会った時に着ていたオレンジ色の私服に変わる。レイジングハートは物凄く小さくなり彼女の掌へ収まった。空も不気味な色合いから自然な夜空に変わった。これもまた不思議である。

 

「あ、あれ、終わったの?」「他には、いねぇ・・・か。」

 

「はい、貴方方のおかげで、ありが、とう。」

 

バタッと倒れた。

 

「ちょっと!大丈夫!?ねえ!」

 

ピーポーピーポーとサイレンが聞こえる。やばい!警察だ!

 

「も、もしかしたら私達、此処に居たら大変あれなのでは・・・」

 

「いや、もしかしなくてもあれなんだよ!!」

 

「「と、取りあえず・・・ごめんなさーーい!!(逃げるんだよぉぉ!!)」」

 

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