参謀役の大冒険   作:HNA

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第24幕

俺は家を飛び出して運よく直ぐになのはちゃんと合流出来た浪笠刻誠。

 

「おおっと、なのはちゃん良い所に!・・・その様子じゃあ、アリサちゃんに何か言われたな?・・・解決したか?」

 

「うん。やっぱりお話ししないと分かり合えないことが、あるはずだから!・・・でも刻誠君。」

 

「うん?」

 

「・・・良く分ったね。私がアリサちゃんにちょっと、怒られちゃったの。」

 

「そんなもん推理すりゃ簡単に分かるぜ?」

 

「す、すごいね・・・」

 

「ま、その理由としては・・・って、近くなってきたな!」

 

「うん!レイジングハート!お願い!」

 

なのはがバリアジャケットを展開すると一条の雷が落ち嫌な予感が背中を駆ける。気配が俺たち以外に二つ、いや三つ?ヤタでもリニスでもないな。・・・だが今はジュエルシードだ!

 

『なのは!あの子より先に封印しなきゃ!』

 

『分かった!』

 

なのはの桃色の魔力とフェイトの髪と同じ金の魔力が同時にぶつかり遠隔封印がされる。ジュエルシードは沈黙、二人同時でも問題は無かった様だ。

 

「なのは!刻誠!早く確保を!」

 

「そうは、させるかい!」

 

「「!!!」」

 

俺とユーノが障壁を張り落ちてきた狼を防ぐ。障壁を解除すると街灯の上にフェイトが立っている。

 

なのはが一歩踏み出す。

 

「こないだは自己紹介できなかったけど、私なのは!高町なのは。私立聖祥大付属小学校三年生。」

 

と名乗るがフェイトは一度目を瞑り無言で切りかかってくる!

 

なのはは魔法フライヤーフィンで空中へ、狼はユーノに飛び掛り、俺もなのはを追ったフェイトを追撃するために飛んだ。

 

「あの時の借りは返すぜ、フェイト!銃弾と剣戟の嵐の中を散歩した事はあるか!?」

 

フェイトは金の魔力弾を周囲に展開して打ち出してくる、なのはも同様に魔力弾を放っている。

 

俺の耳に届くのはそれなりの熱量を持った光弾が発射される音と俺がそれらのほとんどを切り落としている音ぐらい。

 

俺は光弾を斬り払ってフェイトに近づき斬撃を放つ。彼女は鎌で応戦しているが俺が一方的に押しており徐々に彼女にダメージを与えていく。

 

このままではまずいと思ったのか鎌を大きく振りかぶってきたので一度距離を離す。

 

「フェイトちゃん!」

 

なのはは自身が何故ジュエルシードを集めるのかを話し、フェイトも少しは話す気になったのか口を開こうとしたが狼に遮られる。甘ったれたガキンチョ・・・ねえ・・・

 

フェイトはジュエルシードを回収するためマントを翻して急降下して一拍遅れてなのはも後を追い、また同時にお互いのデバイスが交差しそれぞれのデバイスに罅が入る。

 

二人の魔力に充てられたのかジュエルシードはその蓄えられた膨大な魔力を放出し始めやがった!青い魔力の柱が上ったが、まだ残っているのかドクンドクンと脈打って居るように見える。それに反応できたのは俺とフェイトだけだった。

 

互いに駆け出して抑えようとするが、

 

「下がってろ!俺の方が速い!」

 

彼女より一歩分早くたどり着き淡く発光するジュエルシードを掴んだ!

 

くそったれ!勢いが強すぎる!

 

「止まれ!止まりやがれ!」

 

ブシュッ!!

 

手が裂け血が噴き出すがコイツを抑える方が優先だ。さらに力んだところで一人分の腕が俺の手に添えられ、足下に何かの術式が描かれる。この魔法陣が封印用のものだったのかは知らないがジュエルシードの魔力の勢いは急激に衰えていく。

 

・・・止まった・・・か?・・・ふう。

 

ん?見るとフェイトがフラフラと。

 

おっと!咄嗟に抱き留めたがどうやら気絶しているだけの様だ。

 

?・・・背中に傷?と僅かな殺気?どこから・・・?

 

「フェイト!」

 

狼が人型に変身して駆け寄ってきて俺を突き飛ばしフェイトを奪い取って此方を、なのはを睨み、俺には何か迷っているかのような視線をくれて去っていった。

 

「・・・さて、帰るか。なのは、ユーノ。」

 

「う、うん。でも大丈夫!?刻誠君、その怪我・・・」

 

「いやなぁに、これくらいどってことねえよ。」

 

いやウソ。傷はすぐに治るが、油断すると一瞬で気を失いそうなレベル。だがなのはの目の前でぶっ倒れるわけには行かないので意地とプライドで持たせる。

 

なのはちゃんと別れてなんとか家に辿り着き玄関の扉を開けたところで意識が飛んだ。

 

♦♦♦♦

 

それから目が覚め、体を起こして見えたのはいつもの俺の部屋と俺の隣ですやすや眠っているリニスと珍しく鳥かごに入って烏のくせに備え付けられたベッドに横になってどうなっているのかアイマスクをして眠っているヤタがいた。こいつ掛け布団まで使ってら。

 

リニスお前自分の部屋あるだろ?ま、いいや。

 

うやむやになったジュエルシードは俺が持っているがそんなこんなで今は夕方。

 

時間を飛ばしたのは何もなかったからってことで。魔法関係だったのは、なのはちゃんと幾らか念話で話したかリニスに魔力を供給したくらいだ。

 

学校?そいつは一体何の話だ?

 

さてと、ゆっくり風呂にでも浸かろうかn

 

ゾクゥッ!!!

 

はあ・・・何か前にもあった気がするな、こんな感じの。

 

♦♦♦♦

 

何となくで魔力の発生源方向に走るとそこは公園で、なんか大きくなって顔面を付けた様な木が暴れており、なのはとフェイトがそのキモイ木に攻撃しているところだった。

 

のだが面倒なことに木は障壁を張っており攻撃は届いていない。周りに結界は張られているだろ。よしここで忘れられし遺産KSVK12,7を開放する!

 

久々だなーお前、ぶっちゃけ俺も今の今まで忘れてたわ。

 

弾倉突っ込みボルトを引いて眉間?めがけて発射ぁ!!!

 

ドガァァン!!!

 

はっはー爽快!吐き出された銃弾はヤツの障壁を軽くぶち抜きヤツをただの木片に変えた。ジュエルシードは?良かった無事だった。どうやら封印も済んでるな。

 

なのははビックリ、フェイトはポカーンとした感じで固まっている。その間にコッソリジュエルシードを懐にしまうと双方動き出した。

 

なのはが勝てば話を聞く、フェイトが勝てばジュエルシードは彼女の物。やはりこいつを賭けて戦うのか。なら俺が参戦するのは無粋かね?

 

彼女たちが互いのデバイスを、交え合う!

 

はずだったが全身黒ずくめの小柄な少年が左手でなのはのレイハを、右手に持った杖?でフェイトのバル公を受け止めている。

 

 

 

「ストップだ!ここでの戦闘は危険すぎる!時空管理局執務官クロノ・ハラオウンだ。詳しい事情を聞かせて貰おうか。」

 

 

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