問題児たちが異世界から来るようですよ?4人の問題児 作:小鳥遊君
新規の小説ですがもしよかったら見ていってください。
それでは、ゆっくりしていってね!
ある冬の日のこと。
日が沈み、町が静まり返るころに
「さむっ・・・」
「今日から冬休みだったのになぁ、結局だらだら一人で過ごしてしまった。
なにか面白いことでも起きてくれればいいいんだがなぁ」
一緒に遊ぶ友人もいなければ、近くにはぼっちが行くような店もない。
厳密に言えば行く場所はたくさんあるのだが時期が悪い。
そう、今日はクリスマスだった。
「なんで仏教徒の俺たちがキリストさんを祝わなきゃいけないんだよ・・・」
こんなことを言っている俺だが、幼馴染からの誘いのメールが来ているにも関わらず昼間まで寝てしまっていた。
つまり、自業自得だ。
「しかし幼馴染イベントを逃してしまうとはな・・・」
勿体ないことをしてしまった。謝罪のメールをしても
返って来るのは『死ね』の二文字のみ。
直接謝ろうと思い3時間ほど前から家の前にいるが出てくることはなかった。
「まだ寝てないことは確かなんだが」
携帯で何度も電話を掛けるがすぐに切られてしまう。
よし、乗り込むか。そう考え家の周りの塀を登ろうとした時に携帯が鳴る。
『部屋の窓の鍵開けてあるから』
お許しがでた。男女二人がこんな時間に密会とは、何かひと波乱ありそうな、まあ何もないだろうが。そんな事を考えているうちに窓に着いた。開けて中に入ると
「遅いっ!」
「いやいや、三時間も寒い思いをしてた俺に掛ける言葉じゃないだろ?」
いきなりのダメ出しに自分の苦労を告げる。
彼女の名前は
「三時間?そんなに待ってたんだ、お疲れ」
「気付いてなかったのかよ・・・」
がっくりと肩を落とす俺に対し
「まあそのおかげでこんな美少女に会えたんだからいいじゃないか!」
「そうですねー」
ない胸を張る律香を適当にあしらう。
「そんなことより、なんで私の誘いを無視したんだよー」
頬を膨らませながらポカポカ殴ってくる。
「寝てた。悪いとは思ってる」
「絶対思ってないでしょ!?」
そんなこんなで目的は達成できた。
「よし、目的は果たしたからそろそろ帰るな」
と言って立ち上がると律香が何か言いたそうに見てくる。
「なんだよ?」
「えっと、あ、明日空いてる?もしよかったら何処か行こうかなー…なんて」
恥ずかしそうに言ってくる律香に対し。
「え、暇じゃない」
その言葉に律香は唖然とし、肩を震わせた後
「最っ低!!!」
俺の顔面をグーで殴ってきた。
クリーンヒットした俺は後ろに吹っ飛び窓から落ちる。
「おまっ、いきなりなにし――って落ちるあああああ!」
律香は、ふんっ、と言った後窓とカーテンを閉める。。
「痛っ、いきなりなんだったんだよ・・・」
しばらく空を見上げた後
まあ、こんなところにいても仕方ないな。そう考え、その場を離れようとした時。
空から一通の手紙が落ちてきた。
「なんだこれ、サンタさんの落し物か?ハハッ、あるわけねえな」
独り言を呟き封筒の裏を見ると―――
「弥代様へ?俺宛か、てかいきなり名前呼びかよ馴れ馴れしいな。
差出人は?書いてねえか…」
そう言いつつ中身を見る。手紙の文面は。
『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
(中略)
世界の全てを捨て、我らの“箱庭”に来られたし』
「なんだこれ悪戯か?―――」
瞬間目の前に眩い光が現れる。思わず目を閉じてしまう。
目を開けるとそこには――――――
上空4000m地点からの景色が映っていた。
プロローグということで少し短めでしたがいかがだったでしょうか。
ちなみに律香ちゃん、もう出番ないです。
いや冗談ですよ、ちゃんと作ります。多分。
久しぶりだったんでいろいろとおかしいところも有るかと思いますが、末永く読んで行っていただけたらなあ、という思いを込めて書きました。
次回は箱庭入りして、世界の果ての下りまでは行きたいですね。
それではまた次回。
ゆっくり待っていてね!