それでもあたしには、
初代のモンスターハンター「無印~G」が未だ忘れることのできない衝撃として、
脳裏に焼きついています。
文章能力が低いため、小説やライトノベルといったジャンルに飛び込む勇気がありませんでしたが、
あたしたちが経験したことを記録として残したいという思いで、投稿を決意いたしました。
物語は一部を除き実話です。
表現力が乏しく描写が少ないため、自由に想像していただければ大変助かります。
さて、モンスターハンター通称モンハンは、
弾かれない心眼や回避性能が追加されたとき、モンハン無印の均衡が崩れ、別ゲーと化しました。
モンハンはさらなる要素を追加することでゲームバランスを構築し、新化し続けています。
新モーションの追加などで時代にあった「新しい面白さ」に溢れています。
もし今の時代で無印をプレイしてみると「物足りなさ」や「理不尽さ」を感じるかもしれませんが、
そこにも別のゲームバランスが存在していました。
今ある「新しい面白さ」と「無印の面白さ」は別物です。しかし同じモンハンです。
別物だからこそ「無印の面白さ」を評価することで、その他のモンハンを否定しているというわけではありませんので、
そのことをご理解の上お読みいただければ幸いです。
あたしの知る限り、最強のハンターは「イコ」だと確信している。
あえて「最強」という漠然とした表現をしました。
最強という響きは比較して生まれたような言葉で、どことなく不愉快に感じさせてしまう場合もありますが、
遊び方自由なモンハンにおいて「上手い下手」のお話ではなく
「最も深く楽しめた」かどうか、その度合いだと思っています。
イコはモンハンドス最初の祖龍イベを裸ソロクリアして「クソゲーなので引退する」とのことで辞めてしまいました。
あたしはドスも楽しんでましたのでしばらく遊んでましたが、イコには楽しめなかったみたいです。
イコはシリーズG以降のモンハンをほとんどやらなかったため最終的な上手さや強さはわかりませんでしたが、
モンハンGにおいて紛れも無く最強でした。
「グミやん!ふたりでやろーぜぇー」
あたしとイコのふたりで暮らしていました。
(茶の間)
グミやん「イコはフロンティア(モンハンF)やらないんだー」
イコ「やらないよぉ」(ドス辞めて未だにGをやっている人)
「わたしは無印のオープニングのムービーで気に入ってやったの!」
「あの興奮は忘れられない・・・」
「あの雰囲気ならやるけどねぇ」
グミやん「・・・」
「ゲームをあたしにおしつけて、その隙にゲーセン行ってたのは誰ですかー」(唖然)
イコ「そんなこともあったかぁ」(苦笑)
グミやん「最初はあたししかやってなかったじゃん!」
イコの頭をクックハンマーで軽く叩くグミやん(ぽんっ)
(自作で作ったクッションハンマーです!)
イコ「だってバーチャ面白いんだもん・・・。」
バーチャとはバーチャファイターの略で3D格闘ゲームのことです。
イコは地元地方の「有名プレイヤー」だったみたいです。
イコ「けどさぁフロンティア(モンハンF)はG(モンハンG)ほどの熱いゲームとも限らないし、しばらく見送るかなぁ・・・。」
グミやん「・・・まぁたしかにぃ」
イコ「なんかさあ?」
「ゲームをやりすぎて人生無駄にしたというよりも人生1回クリアしちゃった感じがする。」(笑)
「もうさぁ、ゲームなんかやめて仕事一生懸命頑張ってみるよ!」(キリッ)
グミやん「なーに良い話っぽくまとめちゃってるのよー」(ぽんっ)
イコ「けど仮の話だけど、PS2のモンハンGでさ?」
「フロンティア、というか今後発売されるモンハンシリーズにおいて、上手い人とか最強になった人とか、たとえば大会とかで優勝した人が挑んだとしても」
「黒ディアのソロ10分切りはできないと思う。」
「まぁ、要素が違うから仕方ないけどぉ。あの興奮はほかでは味わえない面白さだね!」
特に上から目線で言っているのではなく、ただただ「そういうもの」と言っているだけのことでした。
そして、
あたしの知る限り、イコは黒ディアのソロで10分を切ったことがない。
PS2のモンハンGを知る人ならそもそもソロ10分以前に15分も切れるものなのか?
または、10分ってそんなに速いことなの?凄いことなの?と思われるかもしれませんが、そもそも次元が違います。
閃光玉、つまり有力なアイテムを投げる(使う)ことがすでにロスという世界で攻撃を繰り広げます。
それでも10分を切ることは大変難しく、そして10分を切ってしまう猛者もいました。
イコに昔言われたこと。
『対人戦を求めるなら格ゲーやればいいし、最速競いたいならレーシングゲームでもやればいい』
『モンハンはそーゆーゲームじゃないから』
イコにとってタイムはどうでもいい話で、特に狙ったことはなかったみたいでした。
なのになぜあたしの知る限り「最強のハンター」なのかお答えしますと、
それは「黒ディア二人PT(パーティー)罠無最速保持者」だったからです。残念なことにあたしとではありませんが(笑)
イコとふたりでクエストに挑んだハンターは、口では表現できない思いに駆られ、どんな自称最強のハンターでも自分が最強ではないと改めて知ることになります。
イコ「今思えば素敵な仲間たちがいた。今頃何やってるんだか・・・」
グミやん(・・・ちょっと嫉妬・・・)
さて、オンラインゲームとは?
今は当たり前になんでもインターネットを経由しオンラインでいろいろな人たちと繋がり遊ぶことが出来ます。
ですが、当時のモンハン無印の頃は、まだそれほど普及されておらずタイトルは数える程度。
まだその頃のオンラインには独特の社会やルールなんてものはなく、私生活のモラルや常識がそのまま反映された世界でした。
ゲームをやっている人もゲーマーだけじゃなく、一般的な人も多くやっていて、出掛けて遊べるような時間のない人や仕事の都合で時間帯を考えずに遊びたい人とか、様々。
あたしたちの場合、
ふたり一緒に住んでいるので、お互いが生活リズムを合わせる必要がありました。
なのにイコは仕事後毎日ゲーセンに立ち寄ってしまい、なかなか帰ってきませんでした。
晩御飯の時間もバラバラ、お風呂も起きる時間も別々で不経済。
そこで怒ったグミやんでしたが・・・、イコはその場を静まらせようとグミやんにモンハンを与えたことが始まりでした。
イコは買ってきたモンハンをテーブルに置いた。
イコ「これやりたかったんだけど、よくわからないから先にやっててよー」
「覚えたらあとで教えてー」
グミやん「なにそれ。覚えられないしゲームよくわからないしー」
そんなグミやんにイコが急接近してきて押し倒すと色仕掛けなのか顔を寄せてお願いをする。
イコ「グミやんから優しく教わりたいんだよぉぉぉ。その方が仲良くやれるじゃんー」(目うるうる)
グミやん「距離が近い・・・。」
8畳の真ん中に置かれたテーブル。それを挟むように長めの座布団とテレビが設置されている。
あとは小物が整頓された棚がふたつ。とてもシンプルな部屋。
あたしは座布団で寄り添うふたりの先にある画面を想像した。
(たしかにね。楽しそうだけどさぁ・・・。)
グミやんが照れる。
グミやん「まあーたしかにイコからゲームやっちゃったら教わる一方でつまらないかも」
「ていうかこのゲームやる前提になってるし、あたしゲームなんてやりたくないよー」(汗)
イコ「けど出掛ける時間とかないじゃん。明日も明後日も仕事ぉ~」(目うるる)
グミやん「たしかに仕事だけど・・・。」
イコ「一緒に遊びたいよぉ~」
「・・・それともこのまま・・・イチャイチャしちゃう?」
グミやん「うわああ・・・イコのクソバカー!」
グミやんは覆い被さるイコを払いのけ、枕を投げつけた。
イコ「うわわわっw」
「んじゃーモンスターハンターよろしくねー!ちょっとゲーセン行って来るーw」
グミやん「えええー!!」
イコ「あとで教えてネ」ハート
(やったー黄金パターンで脱出成功!グミやんはなぜか近づくと突き放してくれるw)
グミやん「・・・。」
まぁやってもいいけど・・・一緒にやるんでしょ・・・ひとりじゃヤダからね・・・(小声)
いざゲームをやってみると・・・
グミやん(うわっなにこれ難しいー)
数日後、イコの知り合いのひとりがモンハンをやっているとのことで、
イコがセッティングしてくれてオンラインでその人と遊ぶことになった。
そして事件が起きる。
「はじめまして」
グミやんが立てた街にその人が来た。
お手伝いしてくれるとイコが言ってたし「何をやる?」と聞かれたので考えた。
今日はゲリョの素材が必要だったのでひたすらゲリョか・・・それともクックか、いやいや難しいレイアか・・・
するとそこに野良のふたり組がやってきて、すぐさまレウス討伐クエを貼った。
グミやんにはちょっと難しいクエストだ。
(ま・・・4人ならなんとかなりそうかぁ・・・)
なにか腑に落ちない思いがしたけど、流れで行ってみることになった。
クエから帰ってくるとすぐに火薬岩を貼られた。
(え?ちょっとぉ・・・)
今日はゲリョかクックかレイアか・・・のはずだったけど、と思い止まっていると、
イコが紹介してくれた人から隠しチャットの黄色文字で
「この消化やっちゃおうよ。4人だと効率いいよ。」と言われる。
あたしも黄色文字で
「こー連続でしかも無言で貼られても。あたしが立てた街だしなんかモヤモヤする。」
そう打ち返すと「それじゃ3人で行っちゃうよ?」と返ってきた。
そう言われるとは思っていなかった・・・。
そして考える時間も与えられず、3人は無言でクエに行き、あたしはひとり残された。
知らぬ間にイコが帰宅していた。
イコは少し離れたところから
あたしの後ろからそれを見ていた。
なんかやなところを・・・あたしが間違ってたのかなぁ・・・
イコ「効率ってなんだよ・・・?」
次の日、イコがテレビとPS2とモンハンを買ってきた。
イコ「グミやん!ふたりでやろーぜぇー」
《次回予告》
「林の中のクック怖すぎwww」
「大剣はRPGなんですよ。4本ソロやっていると気が付きます。」
「必ず相手のターンがあって食らうときは食らう。」
「グミやんナンパされてるーwww」
「ギルドの勧誘だよー。」
すべては『4本の角』に辿り着く。
開発者は天才か?
モンハンを極めた猛者たちがいた。
黒龍やラオ撃破ソロ、4本裸罠無ソロなどクリアすると、猛者たちは何をやれれば偉業なのかわからなくなってしまった。
そんなある日、猛者たちが集った街でひとりがつぶやく・・・
『ディアを一番早く倒せた人が最強なんじゃね?』
《次回予告モンハンG》
「掲示板に4本片手罠無ソロ35分の動画があったんですが、ご存知ですか?」
「わしは35分切りね。その人はわしのライバルじゃ。」
「ギルドは解散した。間違いなく無印最強のギルドだった。」
「その人は引退した。その周りで遊んでいた猛者もほとんど引退した。」
「だがまだ数人、残ってやっている。ディアのタイムアタックをな・・・」
「今、わしが見込んだ猛者を召集している。」
「わしとギルドを設立しないか?」
「つまり、残った猛者と『競う』ということ?」
イコがモンハンGを攻略する。
必然か偶然か・・・
『黒4本』に秘められた知られざる面白さを解き明かす。
「最強」とは=最速ではない。
イコ曰く、ゲームとはゲームバランスが肝。
面白いゲームを目指しゲーム性を構成するときは、否定的なユーザーを常に意識し、必ずゲームの核と対極的な要素を加え均衡を作る。
(ただし否定的なユーザーを意識する点について、ゲームの見た目、世界観やビジュアル的な部分は考慮しない。)
ここで言う均衡とはグー、チョキ、パーといったシンプルな関係ではなく、
例えば、グー、チョキ、パーをしたくないユーザーのための要素として、ジャンケンで何も出さなければ勝ちという要素を加え、
もし出さなかったところにグー、チョキ、パー以外の例えばピストル等を出せば勝ち、ただしグー、チョキ、パーには負ける。といったバランスを指す。
仮にジャンケンについて否定的なユーザーでも上記のルールであればジャンケンをしないという選択で勝負できるというシステムです。
モンハン無印のみ、片手剣はアクションゲームの要素で遊べてガンナーはシュミレーションの要素で遊べるといった仕掛けがありました。
アクションが苦手だったり否定的な方でもシュミレーションとしてプレイすることができます。
型にはまらず、プレイヤーの遊びたいスタイルでいろいろな人と遊べるということは、ゲームを押し付けられるような思いになることもなく、シンプルに楽しめました。
モンハン無印を今やってしまうと「物足りなさ」や「理不尽さ」を感じてしまうかもしれませんが、
今とは違う均衡が設けられていて、紛れも無くそこには「面白さ」が存在していました。
あたしたちが楽しんできたモンハン無印やGを
そのとき楽しんでいた人たちや全くやったことのない人たち、いろいろな人たちと、再度わかちあえれば幸いです。
続きを作成しておりますが、文章能力の無さにお時間かかっています。長い目で見てやってください。
よろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
プレイ動画→https://www.youtube.com/watch?v=_yBWYfYN9uM&t=29s