ありがとうございまし。
神というものは無情で、転生した僕に与えられたのは一生遊んで暮らせるだけの金額と人間離れした運動神経と学習能力、にも関わらず生前、引いては小学生の頃の『僕』のだった。
『酷いぜデイン』『これじゃ』『努力が』『出来ないじゃないか』
と球磨川モードで反論。
『よく言うよ、転生して早10年、君はノンビリマッタリと自由に暮らして努力なんかしていないだろ、それよりももうすぐ原作開始、というよりは既に原作が始まっているぞ』
知ってる知ってる、だから俺はここに来たんだ。
俺は腕にはめているグローブ状のデバイス『オーディン』と会話する。
はて、今俺がいる場所といえば海鳴動物病院の前だ。
本来ならば高町なのはがフェレット、もといユーノを拾った所から関わるつもりだったがジャンプ読んでて忘れてた。
「しっかしまぁ、また派手に暴れてるな、お、高町ちゃんの変心だ」
『それを言うなら変身だ』
少し離れた位置で桜色の光が灯る。
「風は空に!
星は天に!
不屈の心はこの胸に!
この手に力を!『レイジングハート』セーット!アーップ!」
『standby lady set!up! 』
そして、1度宙にういたなのはを白いバリアジャケットが包み、また、杖を手にして降りてくる。
空戦魔導師。
主に空での戦いに特化した魔導師で、その多くは射撃型が多い。
それは高町なのはも例外ではなく、彼女は射撃型の中でも最高峰の威力の魔法を放つ高火力砲撃型。
っと、説明してる内に勝負が付きそうだ。
『cannon mode』
「ディバイーン バスター!!」
高町が撃った砲撃が3つに枝分かれし、それぞれ別々に逃げる敵、『ジュエルシード』を射止め、封印する。
これが高町なのはの魔法との出会い。
ここから少女は成長していく。
「なぁんて、これからが大変なんだけどね、とりあえず、フェイトちゃんが出てくるまで俺の出番はなさそうだなぁ」
『そうでもないようだよ球磨川君』
俺の言葉を否定したデインがすぐさまエマージェンシーコールをならす。
『イレギュラー発生だ』
突如空で爆発が起き、高町が撃墜される。
「‥‥『プロキオンネット』」
高町の落下地点にネットをはり衝撃を和らげ地面に寝かす。
「デイン」
『了解、エリアルサーチ起動』
デインに当たりをサーチしてもらいながら俺も空中から犯人を探す。
『見つけました』
犯人はいた。
いや、現れた。
「いやはや、この程度で墜ちるとは情けない」
「うんそうだね、所であんた誰?」
俺は突如現れた仮面の男に問いかける。
「ん?魔導師さ、強いて言うなら君と同じ転生者だ、名は、そうだな『ロスト』とでも名乗っておこうか」
『随分とふざけた転生者だな』
「ああ『オーディン』か、人間如きに靡く神に何を言われても私には答えんよ、では、また会おう」
男の後ろに空間が破れた様な穴が開き、男はその中に入る。
すると空間はすぐに元に戻る。
『‥‥反応ロスト、追跡不可だ』
「だろうね、それに格が違いすぎる」