仮面ライダーディケイド ~The World of Drive~ 作:日昇 光
なんとか書けたので投稿します。
士と進ノ介は、夏海とユウスケ、剛と合流し、『久瑠間運転免許試験場』と書かれた建物に入った。
「教習所の地下に秘密基地があるって、なんかかっこいいな」
「でしょ?」
ユウスケと剛が楽しそうに話している。どこか楽観的なところで、気が合うのかもしれない。それを見た士は妙な笑みを浮かべた。
「…あいつもまだまだ子供だな」
「興味津々にカメラ構えてどの口がいうんですかね」
呆れたように夏海が指摘した。
「これは…あれだ、いつもの癖だ」
「嘘です」
「嘘じゃない」
「仲いいんだな」
進ノ介は微笑し、彼らの方を向いて言った。
「どこが」「どこがですか」
士と夏海が口を揃えて反論する。
「ほら、息ぴったりじゃないか……っと、着いたぞ」
そんなやりとりをしている間に、いつの間にか目的の部屋にたどり着いていたようだった。
「この先にドライブの秘密基地が…」
「そ。正式名称はドライブピットね」
剛の返答が終わった事を確認した進ノ介が、緑色のドアに手をかけ、横にスライドした。
「ここがドライブピット……あれ?」
「進兄さん?…え?」
「どうした?」
「…ピットが…稼動している…」
ここに来るまでに、士たちも、ドライブピットが今は機能停止中だということは聞かされていた。しかし、照明こそついてないが、暗闇の中で光るものがいくつも見受けられる。そこに響く機械音が、なんとなく不気味な印象を彼らに与えた。
「どういう事だ…?」
「進兄さん、とりあえず電気」
「あ、ああ、そうだな」
剛に言われて進ノ介が照明のスイッチを入れる。するとそこには、コンピュータをいじる1人の青年がいた。
「…!…誰だ、お前」
「ん?ああ、もう来ちゃったか。案外早かったね」
「…海東」
海東、と呼ばれたその青年は、微笑みながら士たちの方を向いた。
「士、知り合いなのか?」
「…まあな。海東大樹。またの名を仮面ライダーディエンド。さらにまたの名をコソ泥という」
「コソ泥…、泥棒なのか」
「泥棒とはひどい言い草だな、君。せめてトレジャーハンターとでも言ってくれたまえ」
「あんま変わんないじゃん…」
「進ノ介、お前さっき仮面ライダーに悪いやつはいないとか言ってたな。あいつは違うぞ」
「…やっぱり泥棒なのか。って、そうだお前!建造物侵入の容疑で現行犯逮捕だ!」
思い出したように進ノ介は手錠を取り出し、海東を捕らえようと向かっていく。しかし海東はそれを身軽にかわし、士たちの方へと歩いてきた。
「ところで士、『シグナルチェイサー』について、何か知らないかな?」
「シグナルチェイサー?」
「それがこの世界で大樹さんが探してるお宝ですか?」
「そうさ。この世界の戦士の遺産とでも言ったところかな」
「お宝、か…」
剛が何か懐かしそうに、少し悲しげに呟いた。その後に、進ノ介も続く。
「…お前、チェイスの残した物を欲しがってるのか」
「そうか、君たちはあれについて何か知ってるんだね。教えてもらえないかな」
「…嫌だ、って言ったら?」
「力ずくで聞き出すまでだ」
「はっ!上等だ!」
剛はマッハドライバーを素早く腰に装着した。それに応じて海東もディエンドライバーを構える。
「てめぇに教える事なんかなんもねぇよ!表に出ろ!」
「そっかぁ、残念だよ」
「レッツ!変身!」 [シグナルバイク! ライダー! マッハ!]
マッハに変身した剛を一瞥した海東は、カードをドライバーに装填する。
「変身!」 [KAMEN RIDE DlEND]
赤、青、緑の3つの影が、海東に重なる。その後、銃口から放たれた青いプレートがその顔に突き刺さった。
「…青い仮面ライダー」
「あいつも相変わらずだな…」
戦闘は屋外で行われ、未だに決着がついていない。
「あんたもなかなかやるな!」
「まったく、そろそろお宝の在処を教えたまえ。君たちの装備の一部が地下深くに眠っているのは知ってるんだ。だがそこにはシグナルチェイサーはないんだろ?」
「なっ…お前どうしてそれを……ああ、そうか。一応あのコンピュータで地下の様子はモニタリングできるんだっけ」
「やれやれ、長くなりそうだ」
そう言うと海東は2枚のカードを取り出し、ドライバーに装填した。
[KAMEN RIDE G-3] [KAMEN RIDE ACCEL]
銃口から放たれた影はやがて2人の仮面ライダーとなった。アギトの世界のライダーであるG-3と、Wの世界のライダーであるアクセルだ。
「こいつ…!ライダーを呼び出せるのか!」
「あとは頼んだよ」 [ATTACK RIDE INVISIBLE]
呼び出したライダーに戦闘を預け、海東は例のごとく姿を消した。
「あっ、おい!あいつ逃げやがった!」
その戦闘を離れて見ていた士は呆れた表情を浮かべた。
「本当に相変わらずだな…」
「まあ、それが大樹さんですし」
「なあ、あのライダー2人は倒していいのか?」
一応ドライバーを装着していた進ノ介は、戸惑うように尋ねた。
「ああ。あれを倒したところで、別次元にいる本人には基本的に関係ない」
「よし、変身!」 [シグナルバイクシフトカー! ライダー! デッドヒート!]
進ノ介は剛をサポートするべく、ドライブに変身した。
「士、俺達も!」
「いや、必要ないだろ」
「でも…!」 [ヒッサツ! フルスロットル!]
ユウスケがどうしようか迷っている内に、戦いは終りを迎えた。
「え?」
「だから必要ないと言っただろ」
書く時間ができないんです。お許しください。
僕ももうすぐ受験生になるので、予備校やらなにやらでほんとやることいっぱいでして…
それはさておき、この小説もディケイドのせいで破壊の現象が起きてるんですよねー
ほら、タグが消滅してる。