スケットダンス 元ヤンの俺と仲間たち (不定期投稿) 作:覇王神 ゾディアーク
お待たせしました!第6話です!
今回は少しオリジナル要素も追加させていただきました。
楽しんで頂けると嬉しいです!
「生徒会執行部副会長の椿佐介だ。」
「椿佐介・・石頭でやたら厳しく校則守らさせたがるという噂の男だ。」
「石頭だと・・」
「で!?その副会長さんが俺たちスケット団に何の用や?」
突然現れた生徒会執行部 副会長 椿佐介。
彼から発した言葉は驚きの言葉だった。
「生徒会から通告だ。本日をもって学園生活支援部ことスケット団は廃部とする!!」
なんやと!?・・・
・・・・
「おい!!いきなり出てきて何言ってんねん!?お前!?スケット団を廃部!?」
幾らなんでもいきなりすぎるで!?
副会長か石頭か長まつ毛だか知らんが
いきなりそんなこと飲み込めるか!!
「で?なんで廃部なんや?副会長さん?」
「最近この学校の自由な校風をいいことに、
みんな意味のわからない部作りたがって
困っている。」
「例えばなんや?」
「現代社会リアクション研究部、
離島生活自給自足部、珍獣ハンターハンター部などだ。」
そら大変やな!?
「ふん!大体なんで俺らが廃部になんねん!
理由があらへん!」
「どの口が言ってるんだ?部活と称してあんなトランプタワーを作り、一日中遊んでいる連中には部室などくれてやる必要などない。」
ぐ!た、確かに・・これは言い逃れ出来へん・・
「それにだ!他校の不良が出入りして困るという苦情も出ているしな!」
あ!?百華は関係ないやろ!!
「あいつは関係ないやろ!あいつはただ遊びに来てるだけや!いいかげんにせぇよ!このカチカチ頭!」
「誰がカチカチ頭だと!!」
「ホンマのことを言っただけやろ!!
副会長さんよ〜!」
「貴様!停学にすることもできるんだぞ!!」
「別に停学になるようなことしてへんし〜!
その石頭でよく考えろや長まつ毛!」
「なんだと〜!!」
バチバチ!
俺と長まつ毛は睨みあっている。
ホンマこいつまつ毛長いな!女か!?
それよりもこの部を廃部には絶対させへん!
「まぁまぁ落ち着けカッちゃん!
副会長!要するに俺たちは実績を残せばいいんだろ!?確かに暇なときはあるけど、俺らの手助けが必要な人たちがいるんだよ!!」
「ならば!今ここで活動の成果を見せてみろ!そうすれば廃部の件は無くさなくなくなくはない。」
「お前のセリフは殆ど”ない”じゃねぇか!
それにそんな都合よく依頼人が来るわけないだろ!」
そうや!そんな運よく来るわけ・・
「あの〜依頼を頼みたいんだけど〜」
キターーーーーーーーーーーーーーー!
ホンマに来た!!よっしゃついとるわ!
さっさと依頼解決して、この廃部という名の渦から脱出してやる!
「あれ?お取込み中だった?今ヤバいって感じだった」
「大丈夫や!ヤバ沢さん!ほらこっちおいで!依頼内容聞くからね!」
「あれ?勝也君今日はいつもよりも積極的ね・・もしかして私のこと・・」
「違う!!!」
・・・・
「お兄ちゃんが所属してる劇団が事故に遭っちゃって幼稚園での劇が出来なくなっちゃって・・ヤバくない?」
そらヤバいな・・
「私もOBなんだけど、園児たちは劇を毎年楽しみにしてるの・・それでうちの演劇部に
助っ人頼んだんだけど忙しくて無理だって・・」
「よっしゃ分かった!俺たちにできることならなんでもやるで!なんせ俺たちはスケット団やからな!」
この依頼を成功させてあの聞き分けの悪い
石頭に思い知らせてやらぁ!
「笑わせるな!園児たちの心をつかむほどの舞台をすることは素人にとって至難の技だ!
しかし我々生徒会なら可能!演劇部を動かすこともできるからな!よってその依頼は生徒会が引き受けよう!」
はぁ!?こんの石頭!?俺らの邪魔をしよってか!?成果を見せろって言ったのはそっちやろうが!!
「なら、こっちはこっちで勝手にやらしてもらうで!!」
「二つの劇をやろうと言うのか。
学園生活をより良くするのが生徒会の役目だ。どちらの劇が子供たちの評価を得るか
見比べてもらおうじゃないか・・」
「面白い・・受けて立つで!俺たちが勝ったら部の成果として認めてくれるんやな!?」
「いいだろう・・」
・・・
突然現れ、廃部という名の切符を切られ、突然売られた喧嘩・・買わないほうがおかしい。
「う、うぅ、ごめんなさい姉さん兄さん
アタイのせいで・・」
「別に百華のせいちゃう。鬼姫がそんなことで泣いたらあかん。人の過去とかごちゃごちゃうるさいんじゃボケェ!!
腹が立つんだよ!姉貴、ボッスン、スイッチ!やるで芝居!百華お前も手伝ってくれるか!?」
「当たり前だよ兄さん・・」
そんな上目遣いで兄さんって呼ぶなや・・
恥ずかしいやんか・・
・・・
俺たちはひとまず劇の本番まで多目的室を借りられるようになった。まずは必要なものの調達と役者だな。
「スイッチ!どうやった?」
「あぁ、白雪姫の衣装とその他諸々をゲット。最近解散した児童劇団に話したらタダで提供してくれたぞ。」
「「「「「「「さすがスイッチ!」」」」」」」
「でも役者が全然足らんで?」
「大丈夫や姉貴。ちゃんと手ェ回して
集めたわ。」
総合監督は俺とボッスン。
役者その1!
侍こと武光振蔵!
てか、なんでこいつ制服なの!?
あれ!?和服は!?お前誰やねん!!
役者その2!
歩く貞○こと結城澪呼さん!
怖い怖い怖い!!もうオーラが溢れ出とる!!呼んでおいてあれやけど大丈夫なんか・・・
「なんで呼んだんや!?勝也!!」
「魔女役にぴったりかなって・・適役すぎた?」
役者その3!
乙女フィルターの使い手・・早乙女浪漫!
読者には伝わらんけどなんでキラキラの
エフェクト出てんねん!?
「よし!役者は揃った!
白雪姫役だけど、浪漫やってくれるか?」
「え?私?」
あ、これ完全に乙女フィルター全開やな・・
「そして、ナレーションは百華頼むで。」
「アタイがなんでだい?」
「え?なんでって言われてもな・・
お前声エラくかわええからな。ほら台本」
「兄さんの頼みなら・・」
「スイッチ。生徒会の出し物は何かわかったか?」
「ああ、粗方調べはついている。ピーターパンだ。しかも、照明システムは一新し、空中浮遊システムも用意したらしい。どうやら
演劇部も動かしているようだ。」
さすが部費管理をしてるだけはあって財力あるな・・相手も本気だな・・
他のやつらも準備できたようやな!
よし練習開始や!!
「まずは第一幕やな!白雪姫の登場シーンから!正確なセリフよりアドリブでもええから
らしさを出していけ!百華も気合いいれてけよ!」
「「それじゃスタート!!」」
『昔々あるところに大層美しい姫が住んでいました。』
「次浪漫!」
「私の名前は白雪姫☆」
「ストップ!ストップストップ!」
「ちょっと待て!読者に伝わらないけど
やけにリアルな背景でてきたけど!?」
「出したのよ。」
「「出した!?」
お前それだけで食っていけるで!?
まぁええわ・・グダグダやってる場合ちゃう!
「次や次!鏡よからや!
「鏡よ鏡よ鏡さん?世界一美しいのは誰だい?」
「あたしだよ!」
「ストップストップストップストップストップ!」
「スイッチワレェふざけんなよ!?ふざけてる場合ちゃう!!グダグダしとる場合ちゃうんや!」
「ハイ次!」
「お待たせしたでござる。ではいざ!!」
「「ストップ!ストップ!ストップ!」」
「いざじゃねーんだよ!いざじゃ!!なんで兜と鎧着てんだよ!?衣装はこっちで用意してるからそれを着ろ!各々勝手な真似はしない!!」
・・・・
「改めてお待たせしたでござる。」
そうそうそれでこそ狩人や!!やっぱオーソドックスが一番やな!
「ハイ!次の場面!白雪姫を逃すところ!」
「いくら奥方様の名いえど姫を殺めることはできぬ。行かれよ!誰も近寄らず誰にも見つからない森の奥へ!!」
さすがや侍!やればできるやん!浪漫も中々ええ味出しとる。
「「オーケー!!」」
『そしてお妃は毒リンゴを作り白雪姫の前に現れました。』
「お嬢さん・・このリンゴをあんたにあげるよ・・赤くてツヤツヤしてて・・まるでお嬢さんの唇のように・・!」
「待て待て待て待て!」「ストップ!!ストップ!」
「上手い結城さん!文句無しやけど・・
演技もう少し抑えてくれるか?園児泣いてまう。」
想像してみ!?貞○みたいな顔で思いっきり見つめられたら怖いでしょ!?
「演技?・・何を言ってるの・・私の祖先は魔女だったのよ?・・・」
あぁもう!無駄に怖いねん!次いこう!
・・・
「で、7人の小人は人形を使う。乾は悪いけど助手な?人形使ったままだと台本めくれねぇしフォロー宜しく!」
「ガッテンだよ!」
「で、王子役は浪漫の強い希望でこの俺
ボッスンが当番です!」
「ストップ!!ストップ!」
「王子役やったらスイッチか勝也のほうがええんちゃう?イケメンやし、強いし・・」
「ちょ、お前何メガネ外してアピールしてんだよ!!カッちゃんもドヤ顔すんな!腹立つんだよ!!あと、大体スイッチは喋んないだろ!?」
「じゃあ試しに!俺がやってみるわ!!」
「おお、これはなんて美しい姫・・ニヤリ・・」
「ストップ!!ストップストップ!」
「なんでお前いかにも襲いそうな顔してんだよ!?園児に変な感情植え付けたらどうすんだ!?道徳的にもまずい!」
「いやその・・なんか浪漫みてたら笑いが
出てきてしもうてな・・」
「それが余計に危ねえんだよ!?」
「じゃあ次スイッチ!でもどうすんだ?」
「口パクでええやん!勝也が声やって
合わせるんや!」
そういう手もあったか・・ナイスや姉貴!
「おお!これはなんて美しい姫・・」
おお!これイケるで!!
「百華!」
「なんだい兄さん・・」
「悩んでることあるんなら俺たちスケット団に言えや?相談に乗るで?」
「ありがとう兄さん・・アタイなら大丈夫だよ・・」
「そうか・・なんかあったら言えや?」
なんか思い悩んでると思うねんけどな・・
・・・・
次の日・・
さてと、練習再開しますか・・
って、な、なんやこれ!!!???
その光景は背景、衣装、大道具などがズタボロになっていた。これ、誰の仕業や・・・
「どうする・・・」
「どうするもなにも小さいおっさんの人形だけやで!?これでどうやって白雪姫やるねん!」
「ク、クソ・・何かええ手はないのか・・」
「兄さん姉さん・・アタイが消えるよ・・
もうここにはこない・・」
「はぁ!?どういうことやねん!?」
「アタイ達が消えることでこの問題が解決するなら生徒会に頭下げて廃部の話をチャラにすれば・・」
「百華!ここへ来るか来ないかはお前の勝手や。好きにせぇ。でもな、ホンマは行きたくてそう言っとるんならそんな阿呆らしいことを言うな。」
「そりゃ楽しいよ・・正直あの部室に行くのが・・好きだ。アタイらは昔からダチを作るのが下手でさ・・嫌われて上等、喧嘩上等の鼻つまみものだったけどあんたらは”いつでも遊びに来い”って言ってくれた。姉さん兄さんは勿論、ボスオともここではダチになれそうな気がした・・。だから・・迷惑はかけられない。この部は絶対無くしちゃダメだ!。」
「お前と俺たちの廃部は関係ねぇ。お前が謝る必要はないぜ・・ちょっと待ってろ劇を続ける方法を考える。」
「俺もや・・」
俺はココアシガレットを取り出し一気にかじる。
バリッ!
考えろ俺・・衣装、大道具、背景がなくてもできる演劇を・・ダメや・・この状況で体を使った演劇は不可能や・・いや待てよ
姉貴が小さいおっさんの人形がある言うてたな・・それならいける!でも取り敢えず・・
「「演劇は諦めよう!」」
「でも、ええ手が思いついた・・。」
・・・・・
本番当日・・
「侍、結城さん、浪漫すまんかったな・・
せっかく協力してくれたのに・・」
「大丈夫でござる。ご命運を・・」
「じゃあな・・」
ん?あいつは石頭?
ボッスンと石頭が睨みあっている。
・ ・ ・ ・なんか言えや!!
「よう!スケット団!」
ん!?誰や?こいつ?
「生徒会長とは名ばかりで実質的な業務は全て副会長にやらせている置物会長。3-A安形惣次郎。」
「カッカッカ!停学にするぞ?お前ら。」
独特な笑い方やな・・普段面倒くさがり屋やけど、やる時にはやりそうな人やな。
「それより悪かったな・・今回の件、お前らの劇を台無しにしたのは演劇部のやつだ。
これは全面的に俺らの責任・・すまなかった・・・」
あの時気配がしてたのはそいつのせいやったのか・・
「まぁ対決云々は置いといてよ?今日はうちの劇見てってくれよ。」
・・・・
「行くぞ!ネバーランドへ!」
あれ!?
「なんであの石頭が主役やっとるんや!?」
「カッカッカ!色々あってよ?主役の奴が怪我して出られなくなったんだ。」
「彼がその責任を取っているということです。」
「徹夜でセリフ覚えて稽古したみたいだぜ?あいつは強引なところもあるけど、
責任感だけは人一倍強い男なんだよ。」
「気に入らねえな。ったく・・偉そうなピーターパンだぜ・・」
「でも、中々なもんだろ?」
「もし対決していたら勝てそうでした?」
「もし?」
「兄さん、ボスオ!例のもの持ってきたよ。」
「勘違いするなや?俺たちは一言も勝負を投げたとは言ってへんで?」
・・・
椿サイド
「ど、どうするつもりだ!?衣装も大道具も無しに演劇など!」
垂れ幕が開く。
なに!?”人形劇”!?
題名には”泣いたもも鬼 と 鬼王子”と
書かれている。
園児からは軽いブーイングを浴びせられるが
止めることなく始まった。
「昔々のお話。山の奥に寂しがりやの桃色の
鬼さんが住んでいました。もも鬼さんは村の人達と仲良くしたいなと思っていましたが村の人達が怖がって近寄ってくれません。
どうしてアタイと仲良くしてくれないんだろう?」
「あ、知ってるよ!この後優しい青鬼さんが出てきて・・「コラー!やかましいでヒロシくん!食うてまうぞ!?」
「空気の読めないヒロシくんはまだ出番ではないのに出てきちゃったアホ鬼王子に怒られるのでした。」
なんか園児達がおもしろがってるぞ・・
「カッカッカ!いきなり客いじりか。」
「こういうアドリブの類は感心しません。
もっと真面目に取り組むべきだ。」
「だが、子供の心をつかんだぞ。これがあいつらのやり方だ。俺らの豪華な劇とは違ってな。」
確かに・・
「遊んで〜遊んで〜。」
「もも鬼姫は一気にグレてしまいました。
村人さんなんてえーい!村人さんなんてえーい!みんなこんな子がいたらどうする?」
「お母さんに聞いてみる〜。先生に言う〜」
「でも、もも鬼姫は先生も頼れる友達もいませんでした。」
「困った村人は隣に住むアホ鬼王子にそうだんしました。」
「なんやて!?よっしゃ!俺が話つけて来たるわ!」
「おい!もも鬼姫!お前アホやな〜。そんなことしたらますます友達できへんで!?」
「うるさいよ!あんたに何がわかるんだい!!グレたもも鬼姫はアホ鬼王子にどつきました。何度もなんどもどつきました。」
「でも今のもも鬼姫にはわかりません。
ただ、ただどつきました。そうすれば自分の心が軽くなると思ったのです。
「俺はお前みたいに暴力は振るわん!
お前はただダチの作り方を知らんだけや!
俺がダチになったる!そうすればきっと何かが変わるはず!そして自分が少しずつ変わっていけば欲しかったダチもできるかもしれへん・・それはアホでバカな奴らばっかかもしれん。でも絶対変わるて!変わらなアカンのや!1人であかんかっても俺にはみんながついてる!いつまでもお前と一緒や!」
「ば、バカ言ってんじゃないよ・・」
「俺はいつでも相手したる!いつでも俺らのところに遊びに来いや!いつでも開けて待ってるで!もも鬼姫!」
「ありがとう・・アホ鬼王子・・」
「その言葉はアホもも鬼姫に届きました・・
もも鬼姫はアホ鬼王子が帰った後たくさん泣きました。自分がしたことを洗い流すために
みんなが優しくて・・ありがとう・・兄さん
姉さん・・」
「あいつらは自分たちの大切なものをテーマに最後まで子供たちのために演じきった。
お前はどう思う?椿?」
これは認めざるを得ないな・・
「みんな〜どちらの劇がおもしろかった?」
「聞かなくて結構!!」
・・・・
勝也サイド
「なるほど。一つ勉強になった。だがこれで勝ったと思うなよ・・だってさーww」
「似とるなボッスン!」
「おい!」
「まぁええやんか!廃部の件もチャラになったしな!百華達の件も多めに見てくれる言うてるで!?それに会長も話わかる人やんか?
それにちょっと男前やし。」
「俺だって男前やろが!!百華!!
どっちが 男前や?」
「兄さんって言わせたいのかい?」
「そうや!!」
「「「「「あはははは」」」」」
まぁこれで一件落着やな!
どうでしたでしょうか!?
少しずつですけど主要キャラが揃ってきましたね!
余談ですけどスケットダンス以外にも、ニセコイや
暗殺教室、ラブライブ、俺ガイルなども大好きです!
皆さんは何がお好きでしょうか?
話は戻りますがそろそろ
オリジナル回もいれても良いかな
とも考えています。
ただ、僕は平凡な学生ですのでネタになるような
話を中々作れないんですよね・・よろしければ
ネタになるようなことをリクエストして頂ければ
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