スケットダンス 元ヤンの俺と仲間たち (不定期投稿)   作:覇王神 ゾディアーク

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どうも、覇王神ゾディアークです!
お待たせしました!第7話ですね!
最近忙しく、なかなか連載できずにいます。
因みに読み返してみると、ヒメコと勝也の会話が分かりにく
かったので、ヒメコのセリフには『』これがつきます。
後書きに今後の活動について話すので、
ご覧になってもらえると嬉しいです。
それでは投下します。


第7話 円太あげます

よぉ!みんな!鬼塚勝也や!

俺たちの廃部の危機から数週間・・

色々なことがあった。病気を治すために海外に発つ人の幼なじみが思い悩んでいるところを後押してやったり、百華の声優オーディションの手伝いをしたり、山野辺先生のジェネシスとかいう変なスポーツの部活を作りたいから手伝ってくれ言われたり。(結局作れずに終わったんやけど・・)因みに今何やってるか言うと・・・

 

 

 

何もやってません・・めちゃくちゃ暇です・・

 

 

ボッスンは良くわからん人形で遊んでるし

スイッチも見てるだけでナーバスになりそうな人形を眺めている。お前らなんか他にやることないんかい!?弁当は全部食うてもうたし・・ああもう暇や!喧嘩したい!サバゲーやりたい!刺激があることをしたい!!

暇すぎて気が狂いそうや!!

 

「ボッスン!!なんか依頼ないんか!?

俺らここ最近まともな仕事してへんで!?

そんな人形で遊んでてええんか!?」

 

 

もういっそのことなんでもええから依頼を受けさせてくれえええええええ!

 

 

「でもな・・ここ最近依頼来ねえしな・・

なんかねえのか?スイッチ?」

「ここ最近この学校付近でひったくりが出没しているらしい。」

 

 

ひったくり!?よっしゃぁぁぁ!仕事見つけたぁぁぁぁ!!

 

 

「それや!!よっしゃぁぁぁ!今すぐに捕まえるでぇぇえ!!行くで!!ボッスン!」

「おう!!」

 

 

俺とボッスンは山野辺先生から譲り受けた

ジェネシスで使う”モーニングスター”という虫取り網を持ち、外に飛び出そうとする。ジェネシスについて詳しくは原作、又はアニメ第8話をどうぞ!

 

 

『おいおい落ち着けや二人とも・・それは警察に任せろや・・』

 

 

ちょっと!姉貴!?俺とボッスンのズボンを

掴むなや!でもそんなのどうでもええ!!

俺のハートはメラメラと燃えとんねん!!

誰にも止められねえええええええ!

 

「姉貴!!そんなの関係あらへん!俺たちスケット団は困っている奴を助けることやぁぁ!」

 

コンコンッ!

 

ん?誰や?依頼人か?暇やからなんでもこいや!!

 

「どうぞーーー!」

 

 

ドアが開くと同時にまばゆい光がドアから差し込む。な、なんや?眩しいぞ!

光の中から現れる人影。

え!?まさか・・・

 

 

「「「「あ、あなたは、まさか、まさか、

神様!?って誰ーーー!?」」」」

 

 

神様ちゃうやんか!!!てか誰やねん!?

 

「僕の名前は檜原円太。漫画家なんだ。」

 

 

漫画家?初対面で悪いねんけど見る限り胡散臭そうやな・・。

 

 

「え?胡散臭いの・・?」

 

 

なんでこいつ心の声聞こえてんねん!?

エスパーなの!?読心術でも習得してるんですか!?怖いわ!!

 

 

「まぁいいや。今日は取材しに来たんだ。」

「『「取材?」』」

「うん。今度連載する学園漫画の参考にね。

で、取材許可がてら生徒会の取材してきたんだけど・・」

「生徒会!?」

「うん。ガサゴソガサゴソ・・」

「なんやそれ?」

「あ、これ?ネタ帳だよ?ここから”円太やります”とか、”檜原出所の天子”とか、数々の名作が生まれたんだよ。」

「「『”円太やります”と”檜原出所の天子”!?知らん!!!」」』

 

 

そんな漫画聞いたことないわ!!俺も漫画好きやけどそんなのあったか!?よほどマニアックじゃないと知らんと思うで!?

因みに俺の愛本はジ○○プな?

 

 

「そんな訳で生徒会に行ってきたんだけど

いや〜彼らは面白いね〜!生徒会を主人公にして学園のトラブルを解決するなんて漫画もどうかな?って思ってるんだよね!あ、そうそう、この写真。丹生さん、デイジーさんと

一緒に撮ったの。いや〜素晴らしい。実に素晴らしいよ。」

 

この人は取材にしに来たんだよね?

なんで生徒会の自慢話になってるの?

 

「うるせぇな!じゃあなんでうちに来たんだよ!!さっさと帰って漫画描け!!」

 

まぁ普通の反応やろうな。

 

 

「実はね・・生徒会長にここを紹介されたんだよ。いいアイデアがもらえるかもしれないってね。」

 

 

あの生徒会長がね・・俺たちの活動が認められてきたってことやな!よっしゃ!なんか

内心少し嬉しい!あの置物会長に褒められるのは少し腹立つけど・・

 

 

「いいアイデア・・スケット漫画スタート

大ヒットアニメ化・・スケット団には実在のモデルが・・俺人気者!!」

 

 

うぉ!なんや急に!?目立たないキャラがそんなにいややったんやな・・まぁボッスンはそもそも目立つほうではない。寧ろ影が薄くいるかどうかも気づかれないこともあり、いるのに忘れられることもあるのだ。

 

 

「俺たちが出せるアイデア出して生徒会にギャフンと言わせてやろうぜ!

いや〜檜原先生なんでも聞いてください!」

「の、脳が揺れるぅうう!」

 

ボッスングラグラ揺らしすぎや・・気持ち悪なってまうがな・・三半規管弱いひとは確実に気持ち悪なるやろうな。

 

「おいヒメコ!檜原先生にお茶!」

『なんやねん・・あ、お茶葉切らしてた・・

ええとこに二本コーラあるやん!ほら!』

 

 

え!?ちょっと!急に投げ渡されたから

落としてもうたやん!た、多少なら大丈夫やろ・・このコーラ見たことないパッケージやな・・まぁええか・・どうせボッスンが買ったものやろ?

 

 

「はい、どうぞ。」

「あ、ありがとう・・早速だけど取材始めたいんだけど・・やっぱり漫画はキャラクターなんだよね・・だから僕は主に君たちの人間的な部分について知りたいの。で、主人公はリーダーがいいんだけど、リーダーは誰?」

「はいぃいい!俺俺!俺でぇす!」

「まぁボッスンはすごいで!主人公にぴったりやわ!」

 

ホンマはこの小説の主人公は俺なんやけどな・・今回は目を瞑ろう・・。

 

「じゃあ、ええっと特技は?」

「「「特技?」」」

「うん。特技・・」

『あれや!あれ!ゴーグルの!』

「おお!それだ!なんで気づかなかったんだ!?」

 

 

「俺!集中力があります・・。」

 

 

ぱっとしねぇええええええええええ!!

ホンマは凄いんやで!?凄いんやけど、

少年漫画の主人公の特技が集中力てちょっとな・・・・先生わかってない顔しとる・・

そりゃそうやろな・・

 

 

『もう、見せたれや・・ボッスンはな?

ゴーグル付けるとものすごく集中しおるねん!』

 

 

ボッスンはゴーグルを付けて集中モードに突入した。しばらくの沈黙が続き数分・・

 

 

「ゲホゲホ!ヴェフェン!」

「大丈夫か?」

「あぁ久々にやって疲れたぜ・・あぁ集中した〜。」

「なにが!?」

「今すげー集中してたじゃん・・まぁはたから見てもわかんねぇか!あははは」

「ダメじゃん・・・」

 

うん。伝わらん。本人にしかわからんからな

・・凄みが。

 

「じゃあちょっと見とけ・・この針の穴に糸をザグザグ通していくから・・」

「そんな主人公いないよ!!」

 

「もういいです・・他の部活に取材しに行きますお疲れしたー。」

 

 

待て待て待て待て待て待て!勝手にどっか行こうとすなぁああ!!まだ終わっとらんわ!

 

 

 

「武器があるんだよ!武器が!」

「武器?」

「そう。集中力を生かした武器がね・・」

「なんだ・・そんなのあるんじゃない。

集中力を使った武器か・・気を溜めるとか!?」

「ええと、その・・」

 

もう後引きは出来へんで・・ボッスン・・

 

「いったれボッスン!」

「その、スリングショットって言うんですけど・・まぁパチンコが得意・・です・・」

 

「二番手三番手ならわかるよ!?無くはないかなって思うよ!?主人公の武器がなに!?

パチンコでしょ!?」

「ないよないない・・」

 

 

待て待て待て待て!また勝手に出るなや!

 

 

「あるよ!まだあるよ特技!」

「分かったよ聞くよ・・とことん聞こうじゃないの・・」

「ええと・・」

『いったれボッスン・・』

 

 

この会話何回目やねん・・・

もう流れになっとるやないか!

 

 

「絵が上手いです・・」

「ほら見ろ!!少年漫画の主人公が絵が上手いってなに!?そんなんじゃ成立しないよ!!」

『あかん、完全に自信無くしとる・・』

 

まぁあれだけボロクソ言われたらそりゃ自信なくすやろ。もう見ててかわいそうになってきた・・・キャラ訂正したれよ・・

 

 

「特技はもういいや。性格は?」

「性格?」

『ボッスン優しいねんな』

「優しいとか明るいとかそんなんじゃなくて、もっと他のものを一言で言ってみて!」

「性格を・・・一言で・・・・・・・」

 

 

 

「性格はーーーーーーーー卑屈です・・・」

「やだよそんな主人公!」

「はい、お疲れしたー」

 

 

ブチッ!

 

 

「『待てゴラァ!!!」』

「もっとボッスンのことをちゃんと見てやらんかい!」

「『半端に聞いてたらいてこましたるわ!!」』

「君たち名前は!?」

「『は!?」』

「ちょっと話聞かせてくれる?」

 

え?なんやこいつ?

 

「ちょっと!?なんでヒメコとカッちゃんに興味持ってんだよ!?」

「いや〜さっきの啖呵しびれちゃったよ〜。

いいキャラしてんじゃん!」

「いいキャラってこいつらはただの双子で単細胞で気が短くて、喧嘩してて、ホッケーのスティックを武器にしてて、昔は伝説のヤンキー鬼姫と魔王って恐れられてて、大食いで、タバコのぱちモンが好きで、馬鹿力で、気持ち悪りぃ飴が大好きでーーーー。」

 

こぉんのぉ野郎・・・・

 

「『ちょ!?お前!!」』

「いいキャラしてるよ!」

 

「ちょっと何処かでお話ししない?」

「なんや?奢ってくれるんか?」

 

「今の話だけだとボッスンの良いところは

語りきれないな・・」

 

「え?何今の・・腹話術?」

「パソコンの音声ソフトですが何か?」

「なんでパソコンで?」

「喋りたくないからですが何か?」

「君名前は!?」

「スイッチと呼ばれています。」

「いいキャラだよ!君今暇!?」

「ボクイマヒマデース!」

「ちょっと待て!こいつもイケメンで物知りのオタクで、天然そうに繕ってるけど計算ボケで、メールの文章が気持ち悪りぃんだよ!」

 

「”円太やります”と”檜原出所の天子”は

僕の宝物です!」

 

「話を聞け!」

 

「君しかいない!」

 

「良かったら近くのカフェに行かない?」

「おーええな!暇やからついていくで!」

 

「もういい取材終わり!!」

 

 

・・・・・・

 

 

結局、檜原は俺らの部室を後にし、

他の部活に取材しに行ってしまった。

 

『あーあ。檜原大先生のやつ他のところ行ってもうたやないか・・』

「何が大先生だ!!ブシュゥウ!」

 

ボッスンは得体の知れないコーラを飲もうとする。俺も喉乾いたしもう1本貰うかな・・

 

しかし、先ほど姉貴に投げ渡されて落としたせいか、勢いよくコーラが吹き出し、

俺とボッスンに思いっきりコーラが

ぶっかかる。

冷た!?あれ?なんか体から力が抜ける・・

どんどん視点が低くなってる!

俺とボッスンの体から謎の虹色の光が

放出し、光に包まれていく。

 

「「うわぁあああああああああ!」」

『勝也!?ボッスン!?』

 

ガラガラッ!

 

「あれ?お前らそれ、飲んだのか?

飲んだのかぁああああ!?」

 

『チュウさんやかましいわ!!』

 

『勝也!ボッスン!?勝也〜〜!?ボッスン〜〜!?」』

 

『チュウさんあんたの仕業か!?』

「そうだよ?」

「どないなっとんねん!?」

「いや、第二の葉鶏頭事件を防ぐために

強力な育毛剤が欲しいって伊藤先生に頼まれてな?」

『あんた凄いな!?』

「俺の発明もたまには成功するんだよ・・」

『成功してへんがな!?見てみぃ!?全身丸々若返っとるがな!?三歳児やがな!?」

 

姉貴の言った通り。俺とボッスンは

チュウさんの謎のコーラにより、体が

三歳児まで若返ってしまった。

つうか、チュウさん凄いな!?

てゆうか姉貴も落ちつけや・・

 

「姉貴うるさいな・・」

「大丈夫だよ・・大丈夫じゃないけど・・」

 

『喋った!?喋りおったでこの子たち!?』

 

驚きすぎやろ・・テンパりすぎや。

しかもこの子て・・

 

「この子ちゃうわ!体が若返っただけで

中身はそのまんまなんや。」

「か・・」

 

な、なんや?

 

『可愛い・・・』

 

は?か、可愛い!?

 

『もう我慢出来へん!この勝也とボッスン可愛い!』

 

ちょ、ちょっと!?何いきなり抱きしめてるの!?胸当たってるしブンブン振り回すな!

 

「あ、姉貴やめろや!?あわわわわ!!」

「ヒ、ヒメコ!?止めろってあわわわわ!」

 

「ど、どうしたんだ?」

「ツボにハマったみたいだな・・」

「チュウさん元に戻るんだろうな!?」

「戻りたいのか?」

「「当たり前だろ(やろ)!!」」

 

マジでこの先公ぶっ飛ばしたろうか!?

元々あんたのせいやろがい!!

 

「ちょっと待ってろ今成長薬作ってくるから

・・それまでボッスンとカッちゃんの子守り頼んだぞ?」

『おう!まかしとき〜!』

「「子守りって言うな!!」」

 

・・・・

 

俺たちはチュウさんの発明品により、三歳児まで若返ってしまった。俺たちは姉貴に嫌々だが面倒をみられることになってしまった。

まったく・・どこの天才名探偵やねん・・

というより------問題は姉貴だ・・

 

 

『もうなんやねん・・あんたもう・・

おしっこいけるか?』

「バカにしとんのか!?行けるわ!!」

 

この通りツボに完璧にはまってしまい、

幼稚園児を相手するかのように話掛けてくる。姉貴そんなに子供好きやったんか?

 

「ソワソワすんな!テンションあがってんじゃねぇ!なんだお前!」

『だって!可愛いやねんもんお前ら!そんな

三歳児の体でなにをピリピリ喋っとんねん!

悶え死にさせる気か!?』

「「知るか!勝手に悶えてろ!!」」

 

まったく、いきなり母性本能に目覚めるなや

・・・気持ち悪いわホンマに・・・

 

「まぁとにかく!このダルンダルンになった服なんとかしてくれへんか?他に着るもんあらへんのか?」

 

姉貴頼むから目にハート浮かべて涎垂らしながら見ないでくれ・・

 

『じゃあこのまま服屋に行こうや!もう

めっちゃ選び倒したいねんけど!』

 

ちょっといきなり引っ張るなや!?あとこのまま姉貴に連れて行かれて着せ替え人形にされるのはゴメンや!

 

「いい!あるものにして!!」

「じゃあこのアホ鬼王子の人形の服はどうだ?」

「そんなに小さくなってねぇよ!!」

『じゃあこのペロキャンタオルを巻きつけて服に!』

「いやや!」

「じゃあこのカバンに入って頭だけ出してエスパー・・」

「お前らな・・小さいからって・・」

 

 

「「バカにすんなぁああああ!!」」

 

・・・・

 

『きゃー近くの幼稚園から借りたスモッグとズボンよう似合うてるわ!』

「帽子もそれっぽいのが丁度あった。ニット帽だな。」

『勝也もかわええな!ただいつもと雰囲気違うけど。これもこれでええわ〜。」

「姉貴は俺の一体何なんだよ!?弟だろ!?

コーディネーターか何かか!?」

『それにしてもこれはもはや唯のちっこいボッスンや!』

「それと、このウルトラヘブンの変身ゴーグルを着ければ・・」

「キィヤァアああああああああ❤︎」

「「うるせぇええええええ!!」」

『写真!写真写真!オトン写真写真!」

 

オトン!?

なんなんや・・この展開・・・

 

『よっしゃ。ほな散歩行こうか?』

 

散歩!?おいおいおいおいおいおいおいぃいいいい!!嫌やぞ!?こんな姿で校舎歩くの!恥ずい上にこんなの他の女子に見られたら”お持ち帰り”ということになりかねへん!!

 

「冗談言うな!俺はこの部屋から一歩もでないぞ!?」

「そうやそうや!!こんなカッコで外出てみぃい?何が起こるかわからへん!」

「なに言うとんの!!またそんなこと言って!部屋でゴロゴロゴロゴロしとるだけやろ!!」

 

めんどくせぇえええええええええええええええ!なにオカン気取りしとんねん!!

あと引っ張るなぁああああ!ちっこいから

力が全然出せへんし!机にしがみつくのが精一杯や!

 

「お前俺たちを見せもんにしたいだけだろぉおおお!ふざけんなぁああ!」

 

「檜原さんを探しに行こう。」

「はぁ?なんでや?」

「とてもキャラが立ってる今の姿なら・・」

『そうやそうや。生徒会に勝てるチャンスやで!!』

 

はぁあのな?そう簡単にボッスンが話に乗るわけ・・

 

「生徒会に?しょうがねぇな。」

 

かるぅうううううううう!ちょろすぎやろ!?どんだけ漫画のベースになりたいねん!?もうええやろ!

 

「俺はいかねぇぞ!?」

『なに言ってんねん!あんたも来いや!』

 

「ちょ、分かったから首掴むのやめてくれ!!子供の体だとめっさ苦しいねんから!」

 

うわぁ・・やだなぁ・・

 

「さぁて行こうかなはっはっは!」

 

「「オメェらその父母キャラ止めろ!!」」

 

 

 

・・・・・

 

ちっ、なんでこんな目に遭わなきゃなんねぇんだ?なんかすげぇ外出るの嫌やな・・

ニートの気持ち分かった気がするわ。

 

『散歩散歩♪』

 

というか・・

 

「なんで手ぇ繋いでんだよ!?姉弟でも

しなかったやろうが!?」

「ええ?いいやないの?迷子なったらアカンやろ?」

「だからバカにしとんのか!?なんねぇよ!!あと止めろそのキャラ!」

「またそんなワガママ言って!いい加減にせんとガンッといくで!!」

 

今のこの貧弱な体で姉貴にガンッやられたら

頭陥没するし、たまったもんちゃう。死んでまうわ!

 

「分かったよ・・うっせぇな。」

「カッちゃんも急げ・・檜原探すぞ?」

 

はぁ・・・面倒うやな・・

 

俺は前を見ておらず通行人にぶつかってしまう。

 

痛ってぇ・・あれ?こいつは・・石頭!?

(椿)

 

「鬼塚。なんだこの子供らは?許可なく学校へ連れてきて良いと思うのか?」

『ち、ちゃうねん!こいつらはボッスンと

勝也や!』

「コレボッスン・・こいつが藤崎、鬼塚弟と言いたいのか?訳のわからないことを言うな!!そんな筈がないだろう!?」

『ホンマやって!薬の所為でちっこなって!』

「チッコナンテン?」

『そりゃ混乱するのも無理ないわ・・』

 

石頭は俺とボッスンを睨んでくる。

なんや?

 

俺は喧嘩の時によく使う技を使った。

”冷たく悪魔をも凍てつかせ、泣かせるほどの眼力”!又の名を”デビルフローズンクライアイ”我ながらセンスないな・・因みにこの技は町へ出かけた時にチンピラにメンチ切られた時に眼力だけで撃退したときに編み出した。どうでもええか・・心配なのが三歳児なのでただの粋がったクソガキに見えないかが問題だ・・

 

「なんなんだ。この舐めた子供は?」

『それは勝也やから・・』

 

やっぱね・・・

 

「校則違反だ・・許可なく小さくなっていいと思っているのかぁああああ!」

 

アカンこいつ石頭やから訳わからなくなっとる!ここは・・

 

「ひとまず退散やぁああああ!逃げろぉおおおおおお!」

 

・・・

 

『なぁ振蔵?』

「この声はヒメコ殿か?」

『ここに漫画家の檜原さん来へんかったか?」

「檜原殿なら拙者の取材が終わった後別の場所へ・・・」

「ちっ、ダメか・・」

「その童共はもしや・・」

『何?気になっとんの?♪」

「なんで嬉しそうなの!?」

「ボッスン法師どのと勝法師どのか!?」

 

「なんやねん勝法師って!一寸法師みたいに言うな!俺に限っては只の僧侶の名みたいやないか!?」

「お仕えするでござる!」

「話を聞けぇえええええ!」

「我が武光家の先祖は一寸法師に仕えていたと父に言い聞かされていました。これも運命かと存じます。」

「イメージ適当だろ!大体一寸法師は

おとぎ話だろ?」

「どないなっとるんや?侍のご先祖・・」

「勝法師殿、ボッスン法師どのぉお!」

「「止めろ!!」」

 

まったく・・こんな大声で仕られたら恥ずかしいったらありゃしないわ。

 

「あら、どうかしたんですか?」

 

ん、あいつは確か丹生三森!生徒会の奴か。

なんかめんどくさそうなのが次々と・・

 

 

「あら!まぁ可愛い!何処のお子さん方ですの?」

 

『この人生徒会やし、いわんほうがええか?』

 

面倒事はないことに越したことは無いけどな・・

 

「まぁそのほうがええやろな。」

 

「あははは。これには深い事情があってな?

あまり聞かんほうがええで?」

 

「それって・・つまり・・天涯孤独で世間の荒波に放り出された子を鬼塚さんが保護したと言うことですか?」

 

「重いわ!!」

 

「そういうことでしたら・・私がこの子を育てます・・」

 

おいおいおいおいおいおいおいおい!こいつもか!?なんでいきなり母性本能に目覚めとんねん!?なに!?女ってみんなこんな感じなの!?

 

「心配いりません・・自分で言うのはアレですが自分の家は大金持ちですし・・」

 

「『自分で言うな!!」』

 

 

はぁもう疲れた・・早くあの漫画家探して

体元に戻したい。

 

 

・・・・

 

 

ひとまず俺たちはチュウさんが成長剤を作り終え、部室に戻ってきた。

 

「ホンマに大丈夫なんやろうな?」

『あんたら・・ホンマに戻るんか?』

「このままオモチャにされるのは嫌やからな!」

「「俺たちは自分を取り戻す!」」

 

俺は薬を一気にガブ飲みした。

また虹色の光に包まれ元に戻った。

 

「よっしゃぁぁぁ!元に戻ったぁあ!

ボッスンも戻ったんか?あれ?」

 

確かにボッスンも大きさは元に戻っていた。

しかし・・

 

「中身が三歳児になっとる・・」

「とゆうか、なんで俺は精神が三歳児になんなかったんや?」

『そういえば小さい勝也は今の勝也と性格変わっとらんかったな・・』

「なんか嫌やねんけど!」

 

・・・・

 

「はぁやっと元に戻れた・・」

 

俺も心配だったので一応チュウさんにクスリを貰った。

 

「あの?僕を探してたって聞いたんだけど・・」

「いや、もういいんだ。もう・・」

 

・・・

 

「いやぁあこの学校はキャラの倉庫だよ。

生徒会に侍に漫画家の卵。いい漫画が描けるぞ〜。それじゃ、ヒメコちゃんも勝也君もスイッチ君もどうもありがとう。」

「あぁ。気いつけろな!」

「楽しみにしてるぞ。」

 

「畜生・・生徒会のやつらに負けた・・。」

『ボッスン・・元気出せや・・』

『俺がキャラが立ってないばっかりに・・」

「おいおい、泣くなや・・男やろ?いつまで落ち込んでんねん。俺はボッスンのええとこ良く知っとるで?」

「例えば?」

「『「・・・・・・・・・」』」

「一つぐらい言えよ!」

 

「引ったくりだぁあああ!」

 

なに!?

 

「僕の大切なネタ帳が!返せぇえ!」

「間に合わねえよ!どいてな!」

「ヒメコ、カッちゃん!走れ!」

 

「『あいよ!!」』

 

「スイッチ!風向きは!?」

「南南西11.6m!」

 

ボッスンはゴーグルを装着し得意のスリングショットで玉を発射した。

 

しかし・・敵には当たらなかった。

 

 

・・・

 

「はい。彼のパチンコは外れました。

それじゃダメじゃないかって?いやいやいや、この話には続きがあるんですよ!

玉は大きく軌道が逸れ、木の枝に当たりました。結構大きめなやつです。ポッキリと折れました。その枝はひったくりの足元に落ちました。そりゃいきなりでしたから、あとは

自分のスピードと体重でそのまんま顔面に

襲いかかるという感じです。その後はって?

伝説の鬼姫と魔王と呼ばれていた人に捕まった訳ですから・・あとはご想像にお任せします。でも、肝心なのは僕のネタ帳は今僕がもっているということです。」

 

・・・・

 

「いやぁさっきのチームワーク凄かったね!

これが学園生活支援部なんだね!」

「いい加減覚えてくれや?」

「『「「俺たちはスケットダンス!! 」』」」

 

 

こうして、俺たちの一日は幕を閉じた。

 

後日・・檜原作の漫画が掲載されたが、

俺たちが漫画に乗ることはなかった・・

 

 

 




どうでしたでしょうか!!
あの後ひったくりはどうなったんでしょう
かね?
私はスケダン以外にも作品を作ろうと思います。
そのため、スケダンは他の作品と交互に投稿
することになります。ご了承ください。
その作品はニセコイの小説になると思います。
お楽しみに!

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