スケットダンス 元ヤンの俺と仲間たち (不定期投稿) 作:覇王神 ゾディアーク
お待たせしました!申し訳ありません。
学校と部活で忙しかったので中々時間が取れませんでした!
今回は後編です。
それでは投下します。
勝也サイド
テレビの音
『ペロペロペロペロペロペロ』
今、テレビで姉貴の好きな飴ペロリポップキャンディのCMがやっている。
「勝也!あんたもペロキャン食えや!
ホンマ確率どうなってんねん!」
ええ!?いきなりやな!なんでそんなもん食わなあかんねん!
「はぁ?いきなりやな!?」
ペロキャングッズを集めている姉貴のこと
だ。姉貴はペロキャンのなにかしらのグッズを手に入れようとしているのだろう。
「カッちゃん説明しよう。
今ヒメコが当てようとしているのは
ペロリポップキャンディのマスコットキャラクター ぺろりんの人形だ。
あてるためには、当たりと書かれた包み紙が
必要なんだ。」
それで、俺たちにペロキャン食わせて当てたクジを姉貴に渡せって魂胆か・・
俺はペロキャンが大の苦手だ。
ただでさえ不味いのに苦手だから
んなもん俺に食わせるてことは俺を殺そうと
しているようなもんや。
「あのな姉貴?そんなもん食ったら俺は
死んでまう。手伝いたいのは山々やが、
ボッスンに手伝ってもらえや」
「なんでだよ!」
「だってお前ゲロ吐くだけでなんとも
ないやろ?」
「ゲロ吐いてんだよ!なんともなくねえじゃねぇか!」
「俺は飯と、このココアシガレットが
あるから。」
すまんボッスン。お前には生贄になってもらうで。
「ボッスン。南無阿弥陀南無阿弥陀南無阿弥陀。」
「おい!人を勝手に殺すな!数珠何処から
もってきたんだよ!?」
「じゃあボッスン?食え?」
「嫌だよ!お前のグロい味覚には
付き合えねぇよ!」
「なんやと?言ってくれるやないか!?
白子ポン酢味やる!レアやでレア!」
「や、やめてーーーーーー!オロロロロロ」
人の隣でゲロ吐くなよ!?汚いな!
ガラガラ!
ん?誰や?
キャ、キャプテン!?
「良かった・・みんな居て・・」
キャプテン(高橋千秋)
好きなもの・・熱い人、スポーツ全般
嫌いなもの・・煮卵
ソフトボール部のキャプテン。
みんなからもキャプテンと呼ばれ、
勝也とヒメコの友人であり、
勝也に好意を抱いている。
勝也も気づいてないがキャプテンに
好意を抱いている。
・・・
「え!?き、キャプテン!当たったんか?
あのクジ・・」
どうやらキャプテンはペロキャンの当たりクジを当てたらしい。
姉貴も驚いて椅子から立ち上がって
話を聞いている。
そんなに欲しいんか?あの人形・・
「うん。でも、興奮して家に帰ってる途中で
何処かに落としてしまったみたいで・・」
あちゃー!?やってもうたなそれ。価値は
良くわからんけど!やってもうたことは
わかる。
「うわ〜それは探すしかないな〜あたしも
欲しいな〜」
姉貴めっちゃ欲しがっとるやん!?
「あの〜テンション上がってるところ悪いけど〜要するにゴミなわけでしょ?」
「「ゴミなんかちゃうわ(じゃないわ)‼︎」」
「んやと?ボッスン!?ぺろりんの当たりクジやで!」
「だけどよ・・味もあれだし・・
そんな人形貰ったら呪いで味覚がおかしくなるんじゃ・・てゆうかカッちゃんお前どっちの味方なの?」
「俺はペロキャン食べたないとは言ったけど
手伝わないとは言ってへんで?キャプテンの頼みを断ろうって言うんか!?あぁ!?」
「カッちゃん・・く、苦しい!!
膝を首に押し付けるのやめて・・」
「な?キャプテン?」
「でも、それは私が欲しいわけじゃなくて、
私の弟なの。」
「弟?」
「うん。うちは母が早くに他界していて、
弟には寂しい思いをさせてたの。
弟はそのぺろりん人形が母にそっくりって
言っていて、ペロキャンをたくさん買って
ぺろりんを当てて、お母さんにまた会うんだって・・
最初はあれだった弟もぺろりんを
当てたい一心でで毎日食べ続けて、
私もたまに食べるんだけどようやく今日当たったの。これでようやくお母さんに似たぺろりんを・・」
う、うぅ・・めっちゃええ話やないか・・
俺はこういう話弱いねん・・目からどんどん
涙が津波の如く押し寄せてくる・・
まかせとけ・・
「俺たちが絶対見つけてやるからな!」
「ウワーン俺たぢにまがぜろ!」
ボッスンめっちゃ泣いとるやん!
なに言っとるかわからへん!
流石にこんな感動する話聞いたら
手伝いたくならないはずがない・・
「当たりクジを落とした場所に
心当たりは?」
「裏庭かも・・さっき人にぶつかって
転んだし・・」
・・・・
「よーし!ぺろりん見つけるぞ!!」
「「「おっしゃ!!!」」」
さて、草むらの中でも・・
「あぁー!お前ら〜〜〜!!」
ん?あれ?こいつは葉鶏頭事件の・・
誰やっけ?
「お前ら覚えてないの?俺だよ!
ペンキの!!」
あぁ!あいつかええと・・
「ジョー如月!!」
「なんだよ!ちょっとかっこいい名前!?
城ヶ崎だよ!」
「お前弱かったから記憶の彼方にあったわ
邪魔やからあっち行っとけ。こっちはな
命賭けても大事な探し物があるねん!」
「つうか、お前も手伝えよ。」
「はぁ!?なんで俺がそんなこと!」
「勝也くん?ヒメコちゃん?そっちはみつかった?あれ貴方はさっきぶつかった人・・」
なんか知らんがジョー如月が手伝うことになった。
「クソ・・なんでおれがこんなこと・・」
「ごめんなさい・・私のために・・」
「いや、良いってことよ・・おれこういうの得意だから・・」
こいつ現金な野郎やな〜・・
「ところで、何探してんだ?」
「当たりクジや。飴の包み紙なクジになってる。お前ここにおったんやろ?見ひんかったんか?」
「あぁそれなら・・」
「因みにもらえる景品はぺろりん人形と言って、ネットオークションでは十万の値がつく
超レアアイテムだ。」
「え?」
ええ!?あの人形にそんな価値があるんか!
「へ、ヘェ〜そ、そうなんだ・・」
「ん、なんや?お前汗まみれやぞ?」
怪しい・・
「こいつ、汗びっしょりだぞ。
何か隠してんだろ!ジョー如月!」
「だから、誰だよ!」
「い、いや〜今日は暑いな〜」
「おい、コラ。それハンカチちゃうで・・」
「あ!い、いや、この飴ちょー好きなのよ」
誤魔化した!
「嘘ぶっこくんじゃねぇ!そんなもん
素人が簡単に手を出せるものじゃねぇ!
俺なんか何回吐いたと思ってんだ!」
「せや!俺なんか記憶吹っ飛んだんやぞ!」
「さぁ、それを渡してもらおうか!
ジョー如月!」
「う、動くな!動けばこいつが
焼けるぞ!」
奴はライターをペロキャンの包み紙に
近づけている。
「おいおいおい落ち着け!」
「せや、そんなことしたら
ペロキャンの神が天罰を下すで・・」
「早まったらあかん!」
「無駄な抵抗は止めなさい。
お袋さんが泣いてるぞ〜」
「うるせぇ!俺は本気だ!」
「じ、じゃあ俺の指示に従ってもらおうか
鬼姫、魔王・・そこで土下座しろ・・」
な、なに〜!?
んなこと出来へん!なんであんな雑魚に・・
「おい・・ボッスン・・あれやスリングショットここから狙えるやろ?」
リーダーいっちょかましたれ!
「ああでもな、おいて来ちゃったの。
部室に・・玉を」
「可愛くないわ!!そんな言い方しても!
ホンマ肝心な時に役にたたへんな!!」
「だって・・どうせ期待されてないから
いいかなって・・」
あきらめんなや!!試合終了か!?
「仕方ねえ!ここはヒメコとカッちゃんが土下座するしかねぇ!姉さん、兄さんお願いします。」
「「いやや!そんなことできひん!」」
「それでは靴を舐めるしかない兄さん姉さん
お願いします!」
「「ハードル上がっとるがな!」」
「お?」
「どうしたんや?ボッスン!?」
「ヒメコ、カッちゃん・・ここは
おとなしく跪け。」
え?
「なんでそんなこと!」
「俺を信じろ!」
あの真剣な眼差し・・なんかええ手が
見つかったようやな・・
姉貴も伝わったらしい。
俺と姉貴は奴に跪こうとする。
「あの鬼姫と魔王が俺に跪いてるぜ!
こりゃ傑作だ!あはははは!」
「そりゃ結構だ・・そのまま馬鹿面で
笑っててくれよ・・」
ボッスンが持ってるのは姉貴から貰ったら
ペロキャン!?
「行くぜ!ペロキャンショット!」
ボッスンが打ち出した玉は奴の口の中に
見事に入った。
そして、見事なキラキラを出してくれた。
やっぱまずいんやな・・あの飴・・
「クソ!」
俺と姉貴はジョー如月の元に駆け出し、
姉貴は空中を飛び、俺は突っ込む。
「「今日はついてへん日やったな!!」」
姉貴は頭に渾身の一撃を叩き込み、
俺は顔面にパンチを叩き込んだ。
結果は勿論KO。
「さぁて、これは取り返したぜ・・
キャプテンみつけ・・」
「ああ!あった!」
え!?
・・・
どうやら城ヶ崎のものとキャプテンのもの
は別物だったらしい。城ヶ崎が拾ったのは
蟹味噌味で、キャプテンはサバ味噌だった。
「だったらこれあたし、貰うてええかな?」
「好きにせえ。」
まぁとにかく見つかってよかったわ・・
なんか城ヶ崎には悪いことしたな・・
後で謝りに行くか・・
こうして、ペロキャンを巡った戦いは
幕を閉じたのだった。
どうでしたか?
今回はキャプテン回でした。
ペロキャンの紙が見つかってよかったですね。
次回はなんの回を書くかは未定です!
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