スケットダンス 元ヤンの俺と仲間たち (不定期投稿) 作:覇王神 ゾディアーク
お待たせしました!第5話です!
今回は結城さん初登場の回ですね!
後半の最後にとうとうあの人たちが出てきます!
お楽しみに!
それでは投下します。
俺たちは今部室にいる。俺の目の前に置いてあるのは一枚の学校新聞。俺たちの学校で取り上げられる記事は恋愛、事件、
そして、心霊現象などなどだ。
そして、今俺たちが話している内容は・・
「蜘蛛の会だと?なんやそれ?」
「ああ、どうやら今この学校の生徒をターゲットに様々な恐喝行為を行っている闇のグループがあるらしいんだ。」
「はぁ、そんな奴らとっとと捕まえればええやんか・・なんやったらそいつらを俺がぶっ飛ばしてやったるけど?女は無理やけどな。」
俺がぶっ飛ばすのは調子に乗ったオイタが過ぎた野郎。または、犯罪に手を染めた
アホな野郎だけだ。
「しかしだ・・被害者が名乗りを上げないため、奴らの犯行が明るみに出ないらしい。
そのグループの名もあくまでも噂レベルだ。」
ふーん、そうなんか・・まぁどうせ被害者は
脅されて、告発することができないんだろうな。チンピラは考えることが一緒やな。
「嘘くせえ・・どうせ都市伝説とかだろ。」
まぁ、そう取ることもできるだろうな。
犯行が告発されてない以上本当に起きているかどうかも暗闇の中。無闇に探しても
まず見つからないだろう。
まぁええわ・・さて、仕事するかな・・
「そういえば今日は水曜日だな。ゴミ捨ての当番はヒメコじゃん。ゴミ捨てしてこいよ。」
ゴミ捨ては毎週月水金行われている。
偶数週と奇数週の水曜日で俺と姉貴が順番に当番している。場所は焼却炉。
今日は奇数週だから姉貴が当番だ。
「いやや。」
え?なんて言った?いや?ゴミ捨てがそんなに嫌なんか?
「なぁ姉貴?ゴミ捨て当番は週い・・」
「いやーーーーーーーーー!!!」
「うるっさいねん!!遮るなや!」
「ええから行ってこいや!俺の姉貴やろ?
ルール守らんとからしくないで?」
「絶対に嫌や!!!」
「だからなんでやねん!!?」
泣きながら言ってくるけど、そんなに嫌なんか!?ゴミ捨てが!?確かに面倒いけどルールはルールやし・・
「だって、あそこにはゆ、ゆ、・・」
ゆ?ゆ、がなんやねん。
すると、突然バタンと窓が開く。
「幽霊が居るのよ!!!」
「「「ぎゃーーーーーーーーーー!!出たーーーー!!」
そこには顔面真っ白の髪の長い
貞○のような女が立っていた。
え!?マジでマジモン出たの!?
しかもテレビじゃなくて窓から!?
俺は幽霊とかあまり信じてないけど
ホンマやったら信じるで!?
「なんだ結城さんじゃないか・・」
結城さん!?スイッチの知り合いか?
ふぅーよかった。ホンマモンじゃなくて。
にしても怖すぎるやろ!
「幽霊は本当にいるのよ・・スイッチ君
今日という今日は思い知らせてあげる・・」
怖い怖い怖い怖い!!ズルズルと這いずって入ってくるなや!!気持ち悪いし、
何よりも怖いねん!
「その入り方止めろや!!!」
・・・・
「この人はオカルト研究部の結城澪呼さん。
霊的なものは勿論、超能力から呪いまで、
あらゆる胡散臭いものに手を出している。
彼女とは以前幽霊はいるかいないかで
つかみ合いの喧嘩になりかけたことがある。」
二人とも何してんねん・・ガキじゃあるまいし。
「相変わらずのようねスイッチ君・・
まだ科学の領域に彷徨っているのね・・
サタン様もお笑いになるわ・・」
顔怖いねん!!小説だと伝わらないけど
顔めちゃ怖いからね!?
一度鏡見た方がええで?
「俺はここでまた言い争うことはしない。
君が完膚なきまでに論破されて這いつくばるのを見たくないからだ。」
なんや?スイッチと結城さんは
仲ええんか?いや、どちらかといえば
犬猿の仲やな。
てゆうかもう・・
『『「帰りたい・・・』』』
「因みに今日はこの学校新聞の件について
話があるの・・」
ん?これはなになに?
「"焼却炉の幽霊"やと?」
写真には幽霊らしきものの姿が
写っている。
「この学校の七不思議の一つだな。
学園新聞でもひとつずつコラムとして
載せている。」
胡散臭いな〜。なんや今日はこの手の話が多いな。
「結城さん?俺にはこれは胡散臭く見えるんやけど?」
「いい!?これは10年前ある受験生が
ノイローゼのために学校の屋上から飛び降り自殺を図ったのよ・・でもそれじゃ死に切れず焼却炉に身を投じようとしたけど、鍵がしまっていて中に入れなかったの・・
そして次の日には死体として発見された・・
それ以来両足を揃えてスッと花壇を飛び越えようとする幽霊の姿が目撃されるようになったそうよ?」
ふーん。ほん怖とかでやってそうな内容やな。あんま幽霊的なことは好きじゃないけど
ちょいと興味が湧いたな・・
てゆうか姉貴とボッスン足ガクガクやん!?
それあんま怖ないやろ!?
「てゆうか姉貴ゴミ捨て嫌がったのこれの
せいか!?なんや姉貴意外とかわええとこあるやないか?おお?そういえばな?
姉貴が小さいころ夜にトイレ行けなくて
おもら・・イテテテテテテテテテテ!!」
なんで姉貴は俺の足の肉をペンチで思いっきり挟んでるんだ!足の肉裂ける!イタイタイ!
「お前はちょいと黙っとけ!!」
実の弟になにすんねん!?ももの肉が
裂けると思ったわ!!
「馬鹿馬鹿しいな。この世に幽霊は存在しない。俺が信じるのはデータに裏付けされた真実のみ!」
「そうやって余裕ぶっているのも今のうちよ・・なんせこの写真を撮ったのはまぎれもない私なのだから・・」
なに?この写真撮ったのは結城さんなんか?
でも、なんか恐ろしく上手く撮れてるんやが・・
「あれはそう・・先週の火曜日だったわ・・
学校新聞の記事に興味を持ち、幽霊の姿を
撮影しようとその付近に張り込んでいたの・・そしたら幽霊が現れたのよ・・
それに驚いた私は写真を撮り新聞部に持って行ったのよ・・」
「どうスイッチ君?これであなたも幽霊の存在を信じるようになった?」
このことが本当だったら幽霊はいる説が
勝ってしまう・・・俺も幽霊を信じてる訳ではない。どちらかといえばスイッチ派だ。
「なぁ、結城さん?もし仮にだ・・
俺とスイッチがこの目撃談を否定する証拠を
持ってきたとしたらどうするんや?」
「なぜあなたまで?あなたもスイッチ君と
一緒なの・・?」
「俺はスイッチほどではないけどな、
なんか興味が湧いたんや・・この記事の真実を知りたいんや。」
「私も勝也くんの言ったとおりのことをスケット団に依頼するわ・・」
「お前らも手伝うよな?姉貴?ボッスン?」
「嫌やで!私は!そんな怖い顔しても
行かへんで!」
「私からも改めて依頼するわ・・
焼却炉の幽霊について調査し、私が目撃した
ものの真実を解き明かしなさい・・」
「だから俺たちは・・」
「「引き受けた!!」」
「おい!?なに勝手に引き受けてんだ!?
テメェら!リーダー俺だぞ!?」
そんなの知らへんな〜?俺だってスケット団の一員やし〜?
「まぁ安心してくれ。この調査は俺たち
2人でやる。情報収集は俺の専売特許だからな。」
まぁスイッチの情報量はすごいしな。
下手したら裏世界でも暗躍できるで?
情報屋としてな・・いや・なんかあった時
無理やな・・パソコン無くしたら話にならん・・
「勝也?あんた情報収集なんてできるんか?」
て思うだろ?実は出来るんやな〜これが。
「俺は学園内でも有名やからかなり顔がきくねん。知り合いも意外とおるしな。」
「じゃあ私もさらに強力な証拠を掴んでくるわ・・」
「やれるもんならやってみろ!いざデュエル!」
「やっぱお前ら仲ええやろ!?」
・・・・
という訳で俺とスイッチは学校で幽霊の
ことで何か知っている人物を探している。
まずはスイッチのオタク仲間、小田倉との
接触を図ることにした。
どうやらスイッチはそいつにアニメのグッズとやらを渡す代わりに交換条件として情報を得ているらしい。
あとさっきからボッスンと姉貴が俺たちを尾行している。バレバレやで・・別に邪魔になってへんし泳がしたるか・・
てゆうか・・
(小田倉の話長いわ!!全然話についていけへん!!結城さんの話してたんだけど!?
なんで化粧の話になって萌えるか萌えないか
の話になっとるの!?あとゴスってなに!?
殴るの!?)
注意:ゴスとはゴスロリの略
「話を戻すが・・」
「結城嬢のことね。確かに新聞部に友達がいるよ?島田さんって人。」
島田?あのメガネの子か・・
・・・
俺たちはさっきの情報を元に新聞部に訪れた。
「そうよ?学園七不思議のコーナーを担当してるのは私よ。まぁ小さい記事だしあまり反響は無かったんだけど・・澪呼だけはこれに興味持ってくれたのよね・・」
「その結城さんが霊の写真を持ってきたんやな?」
「ええ、澪呼は怪奇現象探してカメラ持ち歩いてるから何かあったら持ってくるようにいってあるの。データ確認したらバッチリ写ってたのよ。それよりさ・・勝也くんと笛吹君って私の周りで結構評判なのよ?
ハンサムでカッコよくて、頭良くて・・
優しくて面白いって・・」
(なんや勝也!?あいつ意外とモテとるんやな・・)
(なんかわかんねえけど心の底から腹立つ!)
なんかわからんけどボッスンたちがごちゃごちゃ言っとるな・・放っておくか・・
「そらサンキュー。」
「今度新聞部に取材させてくれる!?」
「「断る!!」」
「じゃあ、いつ?」
「一億三千万年後。」
まぁこんな冗談はさておき・・
「そういえばヨッシーも幽霊を見たって
噂が。」
ヨッシー?マ○オに出てくるやつ!?
いや違うよな・・
「それは清水吉江さん?」
「違う。私と同じクラスの・・」
「吉成君か?」
・・・
俺たちはヨッシーこと吉成君に話を聞いた。
「我は確かに見たなり。あれは確かにフェンスに立つ霊、すなわち幽霊なり。」
「花壇を両足揃えて登ったなり。一瞬夕焼けは光に包まれて我は一目散に逃げたなり。」
なり多くね?口癖なの?スイッチと俺って交友関係変な子しかいなくね?
しょうがないんだけどさ!?俺は元ヤンだし!?スイッチはオタクだし!?
「それはいつのことだ?」
「先週の水曜日なり。書道部のゴミを出しに行った日だからよく覚えているなり。」
そうか・・
「わかった。ありがとうな。」
「さて、あとお前らいるのバレバレやぞ?」
「いつ気づいた?」
「随分前から。ドヤァ!」
「腹立つな〜あの顔・・」
・・・
先ほどの情報を姉貴達に改めて話した。
「もう嫌や!やっぱ幽霊おるんやないか!
はよ除霊せな!さもないとお前らこの世から
消し去るぞ!?」
おい!?なんで俺たちが消されなきゃいかないんだ!?
「大丈夫や姉貴!写真だってホンマかどうか
わからへんし・・」
「ほらこの写真どう説明するねん!?
なんでフワッとしとんねん!?あんたも
浮けるんやったら浮いてみぃ!?」
八つ当たりするなや・・子供じゃあらへんし・・
いや待てよ?この写真・・
俺はポケットからココアシガレットを取り出し一気にかじる。
バリッ!
「菓子食うてる場合か!!」
「落ちつけ!姉貴。今から話をつなげるから待っとけ。」
「あんた使えるんか?集中モード!?」
「なんか知らんが前にココアシガレット一気食いしたときに頭が冴えてな?落ち着いて考えられるんや。」
「カッちゃん!?俺も今やろうと思ったんだぞ!?キャラ被るじゃねぇか!!」
「うるさいわ!集中出来へん!あと、俺の場合効果は短いねん!」
そのため長時間は持たない。その点では
ボッスンのほうが優れている。
さてと集中・・・・・・・・・・・・・・
わかった!
「幽霊の正体がわかったで!!」
「俺もわかったぜ!」
・・・
俺たちはその記事の張本人を呼び出すべく
姉貴に呼びに行かせた。
お、来たな・・
因みに俺とボッスンはある準備をしている。
場所は焼却炉前。
「見てみてみて出たわ!!幽霊よ!!」
「嘘でしょ!?」
「自分で記事を書いておいて信じてなかったのか?」
「幽霊の正体はお前やな?島田貴子!!」
そう。犯人は島田貴子さん。
「貴子がってどうゆうこと?だってあなた
宙に浮いて・・」
まぁそう思うわな。でも違うで・・
「トリックだよ。少し凝ってるけどな。
でも誰にでもできる手品だぜ?」
「そうやで?これは手品。
片方の切れ目にズボンが入っていて、
脱げるようになっている。真後ろから見れば
浮いているように見えるんや。」
「因みにこれはスイッチと俺が一晩で作りました〜。」
「な、何言ってるの?わたしは何も知らないわ〜?そんな手品にきづいたからって・・」
誤魔化そうとするのか・・これは間違いないな・・
「手品ちゃうで!!まず俺とボッスンは写真に気づいたんだ。ほら、新聞に載ってる写真は門が開いているだろ?でもここの門が開いているのは月水金のみ。つまり、結城さんが火曜日にとった写真じゃないってことや。」
どや?俺の推理は?
「しかもだな、このカメラ、幽霊の写真を撮ったあと新聞部に預けっぱなしだっただろ?
ちょっと頼んで持ち出してもらったんだぜ?
見てみろ、あんたの写真はぶれてて使い物にならなかったんだ。だから島田は翌日セルフタイマーで撮り直したんだ。ヨッシーが見たとされる幽霊は島田。光ってのはフラッシュのことだろ?」
話聞いたときから怪しいとは思っとったけどな。
「私はいつか一面にのるスクープを書きたくて・・でも私が書くのはいつも隅っこの
話題にならないものばかりで・・でも澪呼
は七不思議のコラムに注目してくれた・・
あとオカルト好きだし、つい試したくなって・・」
まぁわからなくもない・・人間もいい心ばかりをもっているわけではない。魔が差してついやってしまうことも珍しくない。
「ごめんなさい!本当に本当に・・」
「許さないと言いたいところだけど許してあげるわ・・」
なんや結城さん優しいやないか・・
よかったな。島田さん。
「姉貴やったらどうする?」
まぁ姉貴も優しいところあるし、
許し・・
「あたしやったらどつきまわしたるけどな!」
前言撤回。怖いわ!!鬼かこの人!?
姉貴は怖すぎるわ!!
「今回は負けを認めるわ・・スイッチ君・・
あなたの情報力とスケット団のチームワークにね・・でも、いずれ負けを認めさせるわ・・引きずりこんであげる・・」
「望むところだ・・その時にはそれを否定する情報を集めるだけ・・」
あの〜仲良くね・・
放っておくか・・
・・
幽霊の件は解決し俺たちは部室で遊んでいる。トランプを積むという最高記録を残そうとボッスンが挑戦している。
もう少しでギネスやで・・
「ギネス達成や!!すごいでボッスン!!」
「ヤッターーー!写真写真!
イェーピース!」
ガラガラッ
ん?誰や?ってああ!トランプの山が
崩れた!!!
「失礼する。生徒会執行部だ。」
生徒会執行部だと・・・
次回に続く・・
どうでしたでしょうか?
とうとう次回は生徒会執行部との回です!
椿と勝也との絡みが楽しみですね!
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