~一条 楽side~
「・・・よしっ」
「お~い!お前ら飯出来たぞ~!」
「「「「あ!おはようございます!坊っちゃん!」」」」
・・・毎回思うが...俺の家族はだいぶ個性的(ヤクザ)だ
「うん!おいしい!」
「さすが坊っちゃんですぜ!」
「「「「やはり二代目の作る飯はサイコーだ!」」」」
「だーかーらー!俺はヤクザにはならないって言ってるだろ!いい加減にしろ!」
「「「「えぇ~~~~」」」」
「毎回言ってるだろ!つーかそんなことより兄貴はまだ寝てんのか?」
「やれやれ...おめぇら朝ぐれぇは静かにできんのか?」
「「「「く、組長!おようございます!」」」」
「おぉ楽、凪は寝てたかよ ほら連れてきてやったぞ」
「この...クソジジィ...いつかコロスゥ...」
「兄貴!引きずられて文句言ってる場合じゃねぇーよ!早くいかねぇーと遅刻しちまうぞ!」
「わァーかった、わァーかった...チッ オイ楽このままだと間に合わねェから車で行くぞ」
「あ、そうだ楽と凪テメェーらに近々でぇーじな話がるから覚えとけよ」
「大事な話?」
「おォわかった、そンなことより竜!車よろしくゥ!」
「了解!坊っちゃんのためなら!オイテメェら!車だ!車をだせ!」
「「「「あいあいさー!」」」」
「えっ、これ乗るの?」
「オイ楽とっと乗るぞ」
「...はぁ」
.
..
...
学校に着いたはいいが...やはりジロジロ見られ視線が鬱陶しい、兄貴は平気というか完璧にスルー してるけど...正直そのスルースキルは羨ましい
「では坊っちゃん!行ってらっしゃいませーー!」
「「「「行ってらっしゃいませー!」」」」
「はぁ~...」
「おォ送迎ありがとなァ」
「いえいえ!...あ!ちょっと待って下さい!」
「ん?」
「あァ?」
「いや実はここ最近見慣れないギャング共がウチの島荒し始めてましてねぇ...」
「ンで?(この時期にギャング?まさかあン時の残党か?)」
「いえ、ただ坊っちゃん達も気をつけてくだせぇ~」
「ギャングって...」
ああああもうやだぁあああ!こんな血なまぐさくて流血しかない世界なんて...俺はもっと平凡な表世界に生きたい...というか今思うと小、中って勉強しかしてないから彼女どころか恋愛もしたこと...
「(あ、一回だけあるか)」
「つゥーか楽、オマエまだそのペンダント持ってンのか」
「まぁな大事なものだし」
「大事なモンなら家に置いてこいよ...なくしたらどうすンだよ」
「...確かに」
「まァ楽のモンだから俺があまり口を出すつもりもねェーがな」
~side out~
~一条 凪side~
コイツ大事なモンとか言ってペンダントのチェーン指で回して遊ンでやがる...大事じゃねェーのかよ...つか誰かが横の壁を誰かが越えようとしてンな
「はっ!ふっ!とりゃぁ!」
親方ァ!空から女の子がァ!ってちげェ!あ、このままだと俺の顔に膝蹴りが入る...ハァ、めんどくせェーがここは...
「(オラァ!)くっ」
「ふぉぉおお!」
「キャッ!」
あ、この壁越えてきたこの女を抱えたはいいが...壁越えた時の勢いありすぎて楽の顔にこの女の蹴りが当たった
「...オイ大丈夫か」
「う、うん...てか早く降ろしてよ!//」
「あァわりィ」
「はっ!遅刻する!あ、じゃあ私急いでるから!ごめぇ~ん!」
「...」
なんだアイツ...まるで嵐みたいな女だな、つかあの女の赤いリボンどこかで...
「な、なんで俺がこんな目に...」
あ、そういえばコイツの存在忘れてた
「オイ、オイ楽...起きろ」ベチベチ
「ヌッ!あ、兄貴か」
「オイ延びてる場合じゃねェーぞ、遅刻するぞ」
「あ、そうじゃん!早く教室行かないと!」
つゥーかコイツ...ペンダントなくしたこと気づいてねェな...
~side out~
~一条 楽side~
チャイムが鳴る前になんとか教室についた...ふぅ
「おーっす!楽と凪~...ってをぉ!?」
「一条君!?どうしたのその怪我!鼻血も出てるよ!」
「お、お小野寺!?あ、これ?らいじょぶ!らいじょぶ!」
教室に入るなり俺の親友である舞子 集が驚き、小野寺が心配そうに駆け寄ってくれた。
「はぁ!?空から女の子が降ってきてそれを凪がお姫様だっこしたけど、隣にいたお前の顔面に蹴りが入っただぁ!?寝言言ってんじゃねぇよ...」
「ね、ねぇ凪君...それ ほ、本当の話なの?」
「...あァ」
「うお!マジか!それでそれで?その子は可愛かった!?あと胸は!?太ももは柔らかかったか!?」
「...寝てろ」
うわー 見事なストレート...容赦ねぇな兄貴...てか集痙攣してるけど大丈夫かな
~side out~
~一条 凪~
はァ...後ろで楽と小野寺がラブコメを展開しているがテメェら早くくっつけよ。楽は中学の時から小野寺が好きで、小野寺も小野寺で楽のことが好きらしい...つゥーか見りゃわかンだろ...何もすることねェし、寝るか
と思ったが小野寺に話題を振られ、その後集のだる絡みを黙らせたりで結局寝れなかった。チッ、HR始まっちまったか
「よぉーし!今日は転校生を紹介するぞぉ~~」
「じゃあ入って来てー、桐崎さーん」
「はーい!」
コイツ...朝のヤツか
赤いリボンをして長い金髪を揺らしながら入ってきた女の名前は・・・
「アメリカから転校してきた桐崎千棘です!」
アメリカ...?ッ!思いだした、コイツ俺が留学中にアメリカで・・・
そうして考えている間に桐崎が自己紹介を終え、最後に笑顔を浮かべると一気にクラス中が湧きあがる。それにより俺の思考が一時中断された。そして席を指名され桐崎が楽の方に歩くとお互いに気づいたようで、ほんの数秒感だが目があった瞬間...
「「あぁあーーーーーーーー!」」
「チッ...」
面倒なことになった...無視でいいか
「さっきの二人!」
「さっきの暴力女!」
「...」
「暴力女ってなによ!」
「...」
「はぁ!?さっきお前俺の顔面に蹴りかましただろ!」
「すぐに謝ったじゃない!それにあれは不可抗力よ!」
「...」
「不可抗力だとしてもあの謝り方はないだろ!それにこちとら意識飛びかけたんだぞ!」
「だからこっちは謝ってるじゃない!それにあのぐらいで意識飛ぶとか、あなたが貧弱なだけじゃないの!?女々しい人ね!!」
オイオイ...何でこンなにヒートアップしてンだよ...一応やめるように言っとくかァ...
「オイ楽と桐崎その辺で...」
「それが謝ってる態度かよ!この...猿女!」
「誰が...!猿女よ!!!」
ウン見事に腰の入ったストレート...おォ~ すげェな楽のやつ綺麗に回転して吹っ飛びやがった
「...ハっ!」
「テメェは気づくの遅ェよ」
~side out~
今回はだいぶ長くなってしまった...それに展開が少し遅い気がする...(~_~;) あ、とりあえず最後まで呼んでくれた方本当に感謝です!ありがとうございます!
次回も頑張ります!