ニセコイの世界に神様転生した   作:Scharnhors

5 / 7
更新がちょいと遅れてしまいました...すいません!


三話

~桐崎 千棘side~

 

モヤシとの喧嘩から3日が経った...あれから私はモヤシがペンダント探しを切り上げたタイミングを見計らい、凪と一緒にペンダントを探している。

 

「...」

 

「...(...めんどくせェ)」

 

お互い集中している為か、無言で草を切り分けペンダントを探している。

 

「...あった」

 

そしてその無言の空気を打ち破ったのは凪だった、というか今 あった って言ったよね!?

 

「凪!ペンダント見つけたの!?」

 

「あァほらよ」

 

そう言って投げ渡してきたのはモヤシが言っていた、ペンダントと完全に一致している物だった。

 

「いぃぃやったぁぁーーー!凪ぃーー!ありがとぉーーー!」

 

「――ッ!?」

 

これでモヤシとの件は解決する!だからなのか、私は嬉しさのあまり我を忘れて思いっきり彼に抱きついてしまった。

 

「ゲホっ!ゴホッ!オマエ俺を殺す気かァ!?(鳩尾に入った...) 」

 

「ご、ごめん」

 

「チッ...まァいい」

 

私は自分がやったことに少し後悔を覚えたが、自分が初めて異性に抱きいてしまったと理解した途端恥ずかしさがこみ上げてきた。そして私は恥ずかしさを隠すように話を逸らす。

 

「と、というか後これをモヤシに返せば...」

 

「あァ問題終了だ、つゥーか俺は帰るぞ」

 

「あ、待って、私も帰るから一緒に...って言ったそばから帰ろうとすんな!」

 

 

・・

・・・

   次の日の放課後

 

私は小野寺さんにモヤシを呼び出してもらうように頼んだ、そしてモヤシは私が言った場所に私がいないからか、モヤシが私を探すようにキョロキョロとし、こっちに気付いたので私はモヤシの顔目がけてペンダントを投げた。そしてペンダントはモヤシの顔面に当たり...

 

「痛ってぇぇええええ!」

 

と叫んでいたが私は無視して逃げるようにその場を去った。取りあえずこれでモヤシとの義理は果たしたけど、あのペンダントを見つけてくれた凪にお礼を言ってない、本当は今日の内に言いたかったのだが今日はパパに大事な話があるからなるべく早く帰って来い、って言われてるし... ま、明日でいっか

 

~side out~

 

~一条 凪side~

 

学校から帰って来た俺と楽は今クソ親父に呼び出され、現在クソ親父の部屋にいる。

 

「そンで?用件は何だ?」

 

寝ていた俺を叩き起こしてまでの話なンだ、もしくだらねェことだったらコロス...

 

「あぁ、この前おめぇら二人に大事な話があるっつたろ?その事なんだがな...ついにギャングとの抗争が全面戦争にまで発展しそうなんだよ」

 

「えぇ!?おいおい、大丈夫なのかよ戦争って...」

 

「...それで?俺達に何をさせてェンだよ」

 

全面戦争ってので察したが...このクソ親父、俺たちにその戦争を手伝ってほしいのかァ?...いや違うな、そしたら楽なンざ呼ばねェ...ってなると俺達を何らかの交渉として使いてェのか...まァ時機にそれもわかるか

 

「実はな向こうのボスとは古い仲でな、そんで奴にもおめぇらと一緒の年の女の子がいんだよ...そこで、だ」

 

 

「おめぇら二人のどっちか...その子と恋人同士になってくんねぇか?別にフリだけでもいいからよ」

 

 

「それにお互い二代目同士が恋仲だったら、わけぇ奴らもそこに水を差すわけにはいかねぇだろ?」

 

「はぁ~!?い、いやそれでも冗談じゃねぇよ!そんなこと出来るわけないだろ...」

 

「なんだ?今更彼女でも出来たのか?あと悪ぃがこっちも命かかってんだ、何を言おうとやってもらうぜ」

 

予想外の頼みだった。だが全面戦争を止めンには確かに持ってこいだなァ、それにお互い全面戦争なンてやったら両方の損害が計り知れねェ...

 

「お、俺はちょっと...あ、兄貴...頼む!(お、俺には小野寺がいる...だから何としてもここは兄貴に頼むしかない...!!)」

 

「はァ?誰が好き好ンで、めんどくせェ恋仲のフリなンざやンねェといけねェんだよ」

 

それに俺なンかがやるより楽の方が向いてンだろ...

 

「そこを何とかお願いしますよぉ~...あ!じゃあ兄貴の好きなコーヒーを兄貴が飲みたい時に俺が奢るってのはどうだ!」

 

それは...いいねいいねェ!

 

「最ッ高だねェ!それと勿論毎日奢ってくれンだよなァ?」

 

「あ、ああ!毎日!だから頼む!(さようなら...俺の財布...)」

 

チッ、しょうがねェ...メンドクセェがコーヒーのためだ、それにそンなに長くは恋人のフリなンざしねェだろ

 

「なら引き受けてやる、だがもし約束破ったら...楽、テメェの命はねェ」

 

「あ、はい(アカンこれじゃ俺の財布と命が死ぬゥ!)」

 

「話は決まったみてぇだな...よしじゃあ入ってくれ」

 

はァ?もう来てンのかよ...

 

「だからまだやるって決めたわけじゃ...」

 

「でも彼、なかなかイケメンらしいよ?」

 

「いやいやでも...」

 

!?まさかこの声は...

 

「こちらがその桐崎千棘お譲ちゃんだ。凪、おめぇとお譲ちゃんには明日から三年間...恋人同士になってもらう」

 

「三年間もやンのかよ」

 

はァー、コイツはまた厄介な問題を押しつけてきやがって...

 

「な、凪とアンタがヤクザの二代目って...」

 

「お、お前こそ、ギャングの娘って...」

 

「「えぇえええーーー!?」」

 

 

~side out~

 

 

 

 




次の話は順次出来次第、どんどん投稿していきます!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。