SONIC:ancient's romance 作:高機動ちくわ
新ストーリーの構成に大分時間がかかりました。
それに加えてお正月、親戚で集まったりしてるとネットに関わる時間が、かなり短くなりますね。
まあ、それもたまには悪くないですね。
今回も楽しんで読んでいただけたら幸いです。
ジャングルの奥に佇む古代遺跡。表面を覆っていた植物は乱暴に剥がされ、神秘的な風景には全く不釣り合いな鉄骨が遺跡を囲うように組まれている。資材を運んだり、組み立てたり、しきりに図面を覗き混んでいるのは複数の赤いロボット、エッグポーンである。
この遺跡は、今まさにDr.エッグマンの秘密基地に改装されている最中であった。
エッグマン「全く古代人め、手間をかけさせてくれるわい。」
遺跡の内部、Dr.エッグマンは地下を目指していた。つい先程までこの通路は土で埋められており、掘り起こすのに3日はかかった。遺跡内に大掛かりな装置を持ち込めず、エッグポーン達がスコップで土を掘ったのだ。
遺跡では黄金や水晶の宝がいくつも見つかったが、エッグマンはそんなものに興味はなかった。エッグマンが探しているのは、ある古文書に記されていた『兵器』である。
オーボット「全く、本当にこんな胡散臭い古文書を信じるんですか?」
エッグマンの後ろを着いていく二人、オーボットとキューボットはエッグマンの作った側近ロボットである。オーボットは古文書をパラパラとめくっている。
オーボット「大体、こんな時代に世界征服が可能な兵器なんて、非現実的ですよ。」
キューボット「まあまあ、夢を見るのも悪くないでごわす。いつまでも子供心を忘れないのは...」
エッグマン「ええい、うるさいわい!そいつを寄越せ!」
エッグマンは古文書を取りあげる。知識が無ければ読めない古代文字がびっしり、エッグマンは目的のページを探す。
エッグマン「んーと、どこじゃったかな...あったあった。」
石の扉の前に立つと、エッグマンは懐から赤いカオスエメラルドを取り出す。それを扉の窪みにはめ込む。
オーボット「ボス、何も起きないですよ。」
エッグマン「慌てるでないっ、これからじゃ...メタル!」
メタルソニックが地上から駆け付ける。
エッグマン「カオスコントロールで扉を開くのじゃ!」
メタル「了解......カオス、コントロール‼」
遺跡の中が眩い光に包まれる。次の瞬間、地面が揺れ、石の分厚い扉がゴリゴリ音を立てて左右に開く。
オーボット&キューボット「ひっ開いた‼」
エッグマン「...おお、これは...」
遺跡の最深部に踏み込み、辺りに並ぶ古代の遺物を見る。エッグマンはニイィッと笑う。
エッグマン「これはおもしろいことになるぞぉ...ホーッホッホッホッ!ホーッホッホッホッ!」
遺跡の外は、いつの間にか嵐に見舞われていた。大きな雷が、幾度となく遺跡を照らすのだった...。
読んでくださりありがとうございます。
正月休みも終わり、学校やら会社やらが通常運転を再開します。
どうか調子を狂わすことがないよう、気を引き締めていきましょう。