SONIC:ancient's romance   作:高機動ちくわ

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 街で暴れるエッグマンのゴーレム、そこに駆け付けたソニック。

 ソニックとエッグマンの戦いが、開幕のショーをあげる...。


第3話

 ソニックはエッグマンの乗るマシンに飛びかかる。

 

間一髪で避けるエッグマン

 

 エッグマン「お前の相手はワシではないわい...おいっ!いつまで寝ておる!?さっさと起きんか‼」

 

 エッグマンが地面にひっくり返ったゴーレムを叱責する。ゴーレムはゆっくり起き上がり、ソニックを視界に捉える。

 

 ソニック「そいつが俺の相手?」

 

ゴーレムが拳を構えソニックに駆け寄る。ソニックは動かない。

 

 ソニック「俺の相手をするにしちゃあ...」

 

目の前に来たゴーレムをまじまじと眺めるソニック。ゴーレムは全く動かない獲物目掛け、拳を降り下ろす。

 

 ソニック「――遅すぎるぜ?」

 

 

風圧を残し、ソニックの姿が消える。空振りした拳が地響きと共に道路に突き刺さる。

 

 

 青い疾風が幾度となくゴーレムを打ちのめす。その風を捉えようと、ゴーレムも拳を振り回すが、全て空振りに終わる。

 

 

 ソニック「ヘヘッ目では追えてるみたいだな。」

 

 

 ゴーレムの頭に寝そべりながらソニックは呟く。

 

 

 ゴーレムの拳が伸びて来るより早く、ソニックはゴーレムの顔を蹴飛ばす...。

 

 

 

 エッグマン「うぬうぅうっ何をしておる!さっさと倒さんか!」

 

 オーボット「ボス、子供みたいでみっともないですよ。」

 

 エッグマン「ええい、だまっとれぇ‼」

 

 エッグマンが手を振り回して怒鳴り散らす。

 

 

 

 ソニックは既に数えきれない程にゴーレムに攻撃を繰り出していた。だがゴーレムにダメージが入ってる様子が全くない。

 

 ソニック「やれやれ、頑丈なやつだぜ。何か他の手を探さなきゃな...」

 

 

 ソニックは周りを見渡すが、ゴーレムの体を砕けそうなものは見当たらなかった。

 

 

 テイルス「ソニックー!」

 

 ソニック「!、テイルス!」

 

 

 テイルスが駆け付けた。ソニックが街の方へ駆けて行った後を追い、今追い付いたのだ。

 

 

 ソニック「あのゴーレムめちゃくちゃ硬いんだ、テイルス。何かいいアイディアはないか?」

 

 テイルスは空に飛び上がり、周りを見渡す。建設中のビルのクレーンに、鉄骨が束ねてぶら下がっている。

 

 

 テイルス「ソニック!あそこの曲がり角までゴーレムを誘導して!」

 

 テイルスはクレーンを目指して飛んで行った。

 

 ソニック「OK!任せとけ!」

 

 

 ソニックはゴーレムの目の前に飛び出る。

 

 

 ソニック「Hey、のろま、こっちだぜ?」

 

 ゴーレム「ウゴゴゴ!」

 

 

 ゴーレムは両の拳を繰り出す。

 

 

 ソニックは全てかわし、チッチと舌を鳴らしてみせ、曲がり角に向かう。

 

 

 ゴーレムは拳を振り回したり、瓦礫の塊を投げつけたりしながら、懸命にソニックを追いかける。

 

 

 ソニックとゴーレムは、やがてテイルスの指定した曲がり角にたどり着いた。

 

 

 

 テイルス「ソニック!そこから離れて!」

 

 テイルスはクレーンの吊り上げる鉄骨を落とした。

 

 

 

 辺りに、とてつもない衝撃音が響く。

 

 

 大きな鉄骨はゴーレムを粉々に砕き、次々と地面に突き刺さる。

 

 

 ゴーレムの欠片が辺りに散らばる。

 

 

 ソニック「Wow!派手なことするじゃねえかテイルス!」

 

 テイルス「えへへ...後でビルの責任者に謝らなきゃ...」

 

 テイルスはソニックに苦笑いで返事する。

 

 エッグマン「おのれぇ~、撤退じゃ!覚えておれ、ソニック!ワシの計画はまだ、始まってすらおらんのじゃからな‼」

 

 エッグマンはそう言い残すと、空の彼方に去っていった。ソニックはエッグマンに向かってこう返した。

 

 

 ソニック「OK!エッグマン。とびっきり面白いものを期待してるぜ!」

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