魔王が幻想入り~幻想蝶月譚~   作:ILISU

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初めましてILISUと申します。
10月頃から仕事合間を縫って書いてます。

昔出した作品のリメイクになりますがっ
正直昔より文が書けなくなってますw


それでも構わねーて方は・・・・・


東方蝶月譚 0話

真夜中の森の中、満月が照らす月明かりが普段は薄暗い森全体に降り注ぐ

その中を歩く一人の少女がいた。背は少し高く、月明かりを反射する黒髪を腰あたりまで伸ばして

いる。淡色着物に不釣り合いな黒色のロングブーツを履いており、また耳にはインカムマイクを付けておりより不釣り合い差を出していた。

 

「ええ、依頼の件は此方に任せて貰います。」

 

 

月を見上げたその顔はまだ幼さが残る顔立ちをしている。

 

「それでは、この通信を最後にさせて貰いますわ、次は・・・依頼完了の時に」

 

そっとインカムを耳から外し満月を眺めて、少女は笑みをこぼしギュッと拳を握れば

《バキッ》と大きな音を立ててインカムが割れた。割れた破片が手のひらに刺さり鮮血が溢れようとも少女は拳を握るのを止めず

より大きい音立てながらインカムが潰れて行き文字通り粉々になった。

 

「うんじゃまぁ、行動開始て事で」

 

笑みをこぼしながら森の中を歩み始めギュッと握りしめていた拳を解けば粉々になったインカムの残骸が落ちるだけであり手のひら傷は既に存在すらなかった。

 

 

 

「意味が解らないわ・・・・・」

 

巫女装束の少女が一人つぶやく、真夜中に起こされた子供のように言葉には不満さを含みながらもう一度瞳を閉じる。それでも結果は変わらなかっのだろう

少女の顔には『釈然としない』そんな表情が見て取れる。

 

「あぁぁもぉ! 紫!! どうせ観てるんでしょ!! 出てきなさい!」

 

誰も居ない深夜の境内に少女の怒号がこだまする。反応はすぐに起きた。

景色が切断され空間が割れた。その中は幾億の『眼』が犇めいており文字通り

監視(見ていた)

その中出てきたのは年端もいかない少女であった。巫女装束の少女より尚幼い顔立ちに腰まで伸ばした金髪の長髪、ゴスロリをイメージ様な服に身を包み

ゆっくりと傘をくるくる廻しながら巫女装束の少女の前に起つ。

 

「呼びましたかしら? 霊夢」

 

「呼んだわよ・・・・その前に、その容姿をどうにかしなさい!!」

 

『スパァーン!!』と乾いた音が響く、紫の反応より早く霊夢のハリセンによるツッコミ(?)が紫の頭部に炸裂したのだった。

当の紫はいまいち理解ができておらず目を白黒させている。

 

「どうせその容姿(すがた)で霖之助さんの所に居たんでしょ、いい加減会う人物に合わせて姿変えるの辞めたら?」

 

ハリセンを肩に当てながら霊夢は言い放つ

 

「ぐぅ・・・・・別に見た目なんてどうでもいいじゃない・・・・・」

 

「わたしより若い紫が腹立つ、何なら戻る為にもう2,3発・・・・・」

 

紫の涙の抗議も通用せず、さらに追加攻撃の準備と言わんばかりにハリセンを素振りしてみせる。

 

「・・・・・(わたくし)としてはもうすこし素直な方が私好みですが・・・・・」

 

霊夢には聞こえない独り言を漏らし紫は普段の姿に戻る。

妖艶な笑みが似合う大人版の紫と言えば良いだろうか、洋服もゴスロリ風のものから導士のような装束に変わっていた。

 

ふっと視線を逸らした紫の視界に入ったモノは賽銭箱に止まる一匹の蝶であった。

 

「貴女も・・・・・同じ月をみているのかしら?」

 

紫がそっと蝶を撫でればゆらゆらと羽ばたき夜に消えた。

満月が照らし出す闇夜に紫は見たのだった。月を目指して飛ぶ蝶の群を・・・・・・

 

 

東方蝶月譚ー0/蝶月譚 続ー

 

 

 

 

 





菊姫がいた現代について
現代と違う所は【魔法、魔術が一部認知されている】こと
とある事件により【武器販売の民営化とそれにともなう憲法】があること
それ以外2010年と同じでは東方もあればゴジラ映画も存在する。
曰わく、『2000年頃から新しくできた並行の日本』とのこと


下手な物好きでは在りますが完結まで頑張りたいと思います。


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