破天荒騎士銀河道中物語   作:放浪人

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 えー……活動報告にも書き記してはいましたが、リアルが立て込んでいたため書き上げるのが遅れました。しかも「よーし書くぞー」と書いていったら一気に12000字って……というわけで半分に分けて投稿いたします。

 それでは、お待ちになった方々もそうでない方々(笑)も、第四話をどうぞ。


バカとキ○○イにはご用心

CHAPTER 04 「バカとキ○○イにはご用心」

 

 

 恐怖(アッシュ)がヌート・ガンレイ達を襲う少し前――アッシュ達を応接室に閉じ込めそこに毒ガスをぶち込み、とりあえず近くにいたドロイド部隊に二人の死亡確認と憎き外道(アッシュ)の徹底した始末を指示した後。

 一通りの指令を下して落ち着いたところで、ガンレイは副官であるルーン・ハーコに恨みの丈を吐露していた。

 

 

「……銀行グループは密かにブラック・サンから洗浄目的で託されていた裏金を強奪され更にその始末で幹部を奴らに軒並み殺され、テクノ・ユニオンは研究所をいくつも潰され我々も多額の投資をした研究成果がオジャンになり、我が通商連合は極秘に運んでいた秘匿物資をブラック・サンの海賊共と謀って強奪された。

 他にもコマース・ギルド、企業同盟、ハイパー・コミュニケーション=カルテル、ジオノーシアン工業社、コリコイド・クリエーション・ネスト社。潰された配下組織まで入れればキリがない!

 何度……このわずか十年近くで一体何度、あの男に大事な仕事を潰されたことかッ!癒着していた政治家が更迭されたり不審死したのも一度や二度ではない!!

 何より忌々しいのは、奴がいたという物的証拠が一切無く、おまけにこちらは公に出来ない仕事だから訴え出ることもできないということだ! 普段の所業が所業だから、下手な悪評など流しても『今更?』扱いされる始末!

 本当に何なんだアイツは!!」

 

 

 先程まではシスの暗黒卿――厳密にはその動揺する姿に、だが――を目の当たりにしたことから落ち着いていられたが、こうして己の被った被害の数々を自ら喋る内に怒りが湧き上がってきたらしい。

 髪は無い種族だが怒髪天を衝くが如く。頭からは湯気でも出しそうだ。

 まあ表沙汰に出来ないような裏の仕事をしている時点で自業自得なのだが。

 

 

 しかしまあ、何と言うか――そいつは本当にジェダイか?

 それが、副官ハーコの思った素直な感想だった。

 

 銀行グループ、テクノ・ユニオン、コマース・ギルド、企業同盟、H・C=カルテル、ジオノーシアン工業社、コリコイド・クリエーション・ネスト社――そのいずれもがこの銀河に名を知られる企業体や組織であり、共和国も決して無視できない社会的影響力を持つ存在だ。

 それ程ともなれば自ずと裏の家業に手を染めるようにもなり、通商連合を含めた彼らはその方面でも繋がりが出来ている。当然、共和国の中枢(元老院)とも。

 いかに遥か昔から銀河を守護してきた一騎当千のジェダイと言えど、現在は共和国と連携の立ち位置にあり、彼らが一種の特権を以て行動できるとはいえそれにも限度がある。今回の特使への派遣が、共和国による要請があって成り立っているように。

 

 それを、たった一人のジェダイが何度も被害をもたらした?裏金を盗み、違法な研究施設を襲って潰し、海賊に加担して秘密の積荷を強奪する?挙句には癒着しそれらに便宜を図っていた官僚まで暗殺している?何の証拠も残さずに?

 なんだそれは。あり得ないだろう。どこぞの裏世界の伝説の殺し屋か何かではないのか。少なくとも銀河の平和と秩序を守る騎士(正義の味方)などでは断じてないだろう。

 

 加えてブラック・サンと言えば、裏の世界では前述した組織群すら軽く上回る銀河最大の犯罪組織である。3000年以上前から続くとされ、コルサントを始めとする数多の星のアンダーグラウンドを牛耳る彼の者達には、共和国なども随分前から下手に手が出せない状態にある。

 彼のジェダイは、そんな連中とも関係を持っていると言うのか。型破りなんてものではない。『最悪のジェダイ』というのも頷ける。蛇の道は蛇と、情報を得るためにつるんでいるなんてレベルでないのは確かだ。どっぷり浸かっている。

 

 本当に、なんでそんな人間がのうのうとジェダイなんぞやれているのか。

 そうハーコが絶句しつつ至極真っ当な疑問を抱く瞬間にも、ガンレイはもはやブツブツと独り言同然に恨み節を呟いていた。

 

 

「だが……ようやく、ようやくだ……!ようやく積年の恨みを晴らす時がいた……!同志達よ、喜んでくれ!我らの悲願が達成されるぞ!いや、先を越されたと悔しがるかな?はっはっはっ、なあに安心しろ。肉片になっても奴の屍を持って行ってやる。畜生の餌にするなりなんなり、好きにするといいさ!

 ちなみにワシは一生保管するぞ!酒漬けにして飾って一生眺めながら嗤ってやる!フ、フハハハハハハハハ……!」

 

(大丈夫かなあ、この人……)

 

 

 もはやトラウマを発症した精神不安定者の様相を呈する己の上司に、ハーコ副官が不気味さと不安を抱いて後退りしたのは責めるべきではないだろう。

 

 しかしなんと言うか、この人――フラグ立ててないか?そうハーコが思った、ちょうどその時。

 

 

《総督。現場ニ送リ込ンダ第四警備部隊トノ通信ガ途絶、部隊ノ信号モ消失シマシタ》

「何だと……!」

 

 

 案の定の凶報にハーコが浮き足立つが、意外なことにガンレイは冷静だった。それどころか、相も変わらない不気味な笑みを浮かべている。ただし目は血走っているが――元から赤いので同族で無ければ見分けがつかないが――。

 

 

「うろたえるな。奴をそう簡単に仕留められるなどと思ってはおらん。

 おい、他のドロイド部隊はどうしている!」

《ゴ指示通リ、現場に急行サセテオリマス。間モ無ク到着スルカト》

「急がせろ!よいか、周囲への被害は一切考慮に入れるな!奴らを視界に入れたら撃ちまくれ!空間の制限された通路で集中放火すれば奴も消耗を余儀なくされる!追い詰めたところで一気に仕留めるのだ!」

《ラジャラジャ》

 

 

 ガンレイはハーコが知る限り今まで見たことのない凛々しい立ち振る舞いで指示を出し、更に艦内モニターの映像でその様子を確認する。

 なんかこの人、今までで一番輝いてないか?そんな失礼極まりない、しかし確かな事実をハーコ副官は胸の内で呟いた。

 

 そうしている内にも、最初は銃弾を跳ね返すなどして応戦していた二人のジェダイが、いよいよドロイドの大軍に圧されたのか背を向けてドロイド軍とは反対方向へと駆け出していく。

 

 それを見たガンレイが一層テンションを上げる。

 

 

「フハハハハハ!見ろあの様を!あのクロームレインが、最強最悪のジェダイが尻尾を巻いて逃げていくぞ!ハハハハハハ!

 追え、追えーッ!絶対に逃がすな!この艦を奴の墓場にするのだ!奴を殺した奴は司令官に据えてやる!キルゼムオールッ!! ガンホー!ガンホー!! ガンホォォォォォォォォォォォォ!!!」

「そ、総督、少し落ち着かれては……」

「馬鹿者ォ!これが落ち着いてられるか!このワシが、このヌート・ガンレイが、あやつの息の根を止めるのだぞ!銀河の歴史に残してもいい偉業だろうが!」

「いや、いくらなんでもそこまでは――…………あれ?」

 

 

 あまりのはっちゃけぶりにウザさを感じつつも落ち着かせようとしているところで、ハーコはある点に気づく。そしてそれが意味するものに思考がフリーズし、顔は青褪めた。

 それでも、自分が気づいたことをガンレイに伝えようとする彼は副官の鏡かも知れない。

 

 

「あの、総督」

「そうだ!もっと追い込め、もっと撃て!おい何をやっている!とっとと追いつかんかポンコツ共、スクラップにするぞ!」

「いや、あの、総督」

「あぁ!? 何ださっきから!」

 

 

 いい歳こいてテンション上げまくりなガンレイに対し、逆に元から悪かった顔色を更に悪くしたハーコが、ある事実を告げる。

 

 

 

 

 

 

「奴ら……こっちに来てません?」

「………………………………ゑ?」

 

 

 その一言に上がりに上がっていたテンションは一気に鎮火、指差された方を見ると、艦内マップで二人の位置が表示されていた。それが示すのは、この管制室に続く一本道の廊下を、恐ろしい速さで移動する一つの生体反応。

 

 

 そして、その生体反応の主とは――――

 

 

 一瞬の静寂が管制室を包んだ。厳密にはドロイド達の無機質な動作音や作業する音などが絶えずしていたが、それが余計に沈黙を際立たせる。

 

 

 そして――――

 

 

「ガァーンレェーイくぅーん、あっそびましょぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

『う、うわああああああッ!? 何か来たぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?!?!?』

 

 

 

 

 ――悪夢(アッシュ)は襲来した。

 

 

 

                  †   †   †

 

 

 

「フハハハハハハハハハハ!!! 貴様らを首なしカエル人形にしてやろうかァァァァァ!!!」

『ヒィィィィィィィィィッ、こっち来るなァァァァァァァァァッ!!!!』

 

 

 狂気の笑みを浮かべたまま猛スピードで管制室目掛けて突撃するバカ(アッシュ)。その姿に怯えて絶叫するカエル改めニモイディアン達。

 この様相を表せる的確な表現がある――混沌(カオス)である。

 まだアッシュに追いついていないオビ=ワンがこの光景を見ていたら白目を剥いていたことは間違いない。

 

 

「あげゃげゃげゃげゃげゃげゃ!!」

「ヒィィィィィィッ!!」

「何をしている!早く、早く隔壁を閉めろォ!!」

《ラジャラジャ》

「来るゥゥゥッ!こっち来るゥゥゥゥッ!! 殺されるゥゥゥゥゥッ!!!」

「早くしてェェェェェェッ!」

 

 

 必至に叫ぶガンレイ達の想いが天に届いたのか、まさにアッシュが管制室に足を踏み入れる数歩手前で隔壁は閉じられた。

 それに一瞬安堵するガンレイとハーコだが――眩いプラズマの刃がドアを紙のごとく貫くという光景に、再び心臓を鷲掴みにされる。

 数秒後にはそれなりの隙間が出来上がり、そこから――――

 

 

「くけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけけ!!!」

『ヒィィィィィィィィィィィィィッ!!!!』

 

 

 どこかの星の片田舎で猟奇殺人を犯す鬼で双子な美少女のごときトチ狂った笑い声を上げながら、瞳孔の開ききった目を間から覗かせていた。言うまでもなくガンレイ達を直視している。殺る気満々だ。

 

 

「ブ、ブラストドア!ブラストドアも閉めろォォォォォォ!!」

《ラジャラジャ》

 

 

 見る見る切り刻まれ解体されていく隔壁を覆うように第二隔壁、先のものより遥かに強固で分厚い対爆性の防護壁であるブラストドアが起動し、再びアッシュの行く手を遮った。

 今度こそは――そう思いつつも安心できず、静まり返ってブラストドアを見つめる通商連合一同。三秒、五秒、十秒と経ち、何も異変が起きないことからようやく敵の侵攻を食い止められたか、と思っていた矢先――歴史は繰り返される。

 

 

『はああああああああっ!?』

 

 

 先程の隔壁と何ら変わりなく、またもプラズマの刃がブラストドアを貫いた。

 いや、正確には変化はあった。プラズマの刃は色合いこそ先程のものと同じだったが、何と言うか、やけに刃の幅が分厚い。そして長い。気のせいかバチバチ言っている気がする。いかにも『過剰出力気味』である。

 

 そして案の定、突破不可能なはずのブラストドアをさっきの隔壁と同様――否、どういう訳かさっきよりも凄まじい勢いで切り裂いていた。

 信じられない光景に絶句絶叫、混乱の極みに達する通商連合。

 

 

 

 

 一方その頃、扉の向こう側でこの恐慌状態を誘発させた張本人はと言うと――――

 

 

「粉砕!玉砕!! 大喝采!!! フハハハハ!! 滅びのバースト斬りじゃボケェェェェェェッ!!」

「うわあ…………」

 

 

 どこぞのカイバーでマンな変態仮面社長の如き叫び声を上げつつ、ライトセーバーを持ってしても破壊は容易ではないはずのブラストドアを紙の如くズバズバと切り刻んでいくアッシュに、その狂態を見てドン引きするオビ=ワン。いつもの図であった。

 一つだけ違うところがあるとすれば、オビ=ワンが正面から迫る無数のドロイドを押し付けられ、その一斉砲火を必至に裁いているところぐらいか。

 

 ――訂正。これも割といつものことであった。

 

 

「しかしどうしてブラストドアまで何でもないように斬れてるんですか?というかそっちのセーバーの出力がおかしいんですけどさっきから」

 

 

 そうしつつも意外に落ち着いて質問まで出来る辺り、オビ=ワンがこうした事態に慣れてきてしまっていることが伺える。

 喜ぶべきなのか。それとも泣くべきなのか、哀れすぎて。

 

 

「フォースでセーバーのクリスタルに干渉して出力無理矢理上げただけ」

「アンタ何やってんの!? オーバーロードしてセーバーが吹き飛びますよ!」

「アニメ版のナーベたんがマジカワイイ件 by作者」

「誰だよ!?」

「だいじょーびっ。俺のセーバーは回路・バッテリー含めて特殊素材で出来てるから。潰れたら代えのスペアもあるし」

「……はあ」

 

 

 とんでもないことをサラッと口にしつつ相変わらず破壊活動に勤しむアッシュを見て、もういいや――そう色々放り投げてしまったオビ=ワンを、誰も責めることは出来まい。

 

 なお、今アッシュが語ったようなフォースによるセーバーの出力強化だが、理論上出来ない訳ではないらしいのだが、今のところアッシュ以外に出来る人間もやろうとする人間もいない。

 ただ本人も試行錯誤はしたらしく、グリップなどは直ぐ駄目になってしまうので当人が言うように特殊素材で仕上げたものに加えて予備のグリップまで持ち歩くと言う、彼らしからぬ念の入り様である。

 また、彼が自分のセーバーに用いている特殊な(・・・)アデガン・クリスタルでないとそれもすぐ壊れてしまうらしいので、とどのつまりは彼にしか出来ない芸当と言える。

 

 ちなみに。ジェダイにとってライトセーバーはその身を守り職務を成す為の重要な武器であり、ある意味でジェダイの象徴と言える。また『騎士たるもの己の武器に誇りと敬意を持つべし』ということもあり、ともすればその扱いはそこらの武器と同じであるはずも無い。

 ――はずもないのだが。

 オビ=ワンはまだ知らない事柄ながら、彼の目の前で絶賛セーバー暴用中のこの男、入団以来グリップの破壊件数が既に百を優に超えていると言う、信じられない記録を持つ。理由はやはりフォースによる無理な出力強化であり、武器への誇りなど「なにそれおいしいの?」である。おかげで密かに付いたあだ名が“セーバーブレイカー”だった。

 

 今の所業もそうした試行錯誤の果てでそれなりに改善されたものだと言うのだから、これ以上の改善を期待することが如何に無意味かは語るまでもないだろう。

 

 

「……あー、やっぱ慣れねえな、こういうの」

「………?」

 

 

 ふと聞こえたアッシュの呟きを耳にし、それが何を指すのか聞こうとしたところで異変は起こった。

 

 

「あり?」

「え?」

 

 

 分厚いはずのブラストドアも既に殆ど切り刻まれ、今正にヒト一人が通り抜けらそうなスペースが出来上がろうとした、その瞬間。

 

 

 重厚な音を立てて、第三の扉が閉まった。

 

 

「えー………」

「な……なにやってんだアンタァァァァァァァッ!?」

「いや待て、今のは無実だ。つーか何だこの壁。さっきの三倍ぐらい分厚そうなんだけど」

「三倍!? って熱っ!」

 

 

 思いもしなかった事態にさしものアッシュも呆れ気味で、思わず手を止めている。そんな彼にオビ=ワンがツッコむが、隔壁に手を当て調べたアッシュの言葉に驚いては掠ったブラスターに飛び上がると忙しない。

 

 

 

 そんな二人の様子を管制室から見ていたガンレイは、顔を俯かせてブルブルと肩を震わせていた。その様子に不気味さを感じたハーコが後ずさった、その直後。

 

 

「……こぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんなこともあろうかとォォォォォォォォッ!!!」

 

 

 どこぞの火の星を目指す大和で撫子な宇宙戦艦のメカニックマンのような台詞を高らかに叫んだ。手には何らかの遠隔操作端末が握られている。というかこの状況からしてあの端末で扉を閉めたのだろう。

 先程の狂乱具合が嘘のようなハイテンションぶりの復活に、同じように落ち着きを取り戻していたハーコは引き気味である。というか他の面々もドン引きしている。

 

 

「こんなことも、こんなこともあろうかとッ! ワシが直々にテクノ・ユニオンに依頼して作らせた対ジェダイ仕様超強度隔壁!! 強度・厚み共にブラストドアの三倍!! 更に、貴様らジェダイの武器のエネルギー質を分析して試作された阻害物質をコーティングしてある!! これ一つ作るのにどれだけ連中にブンどられたことかッ……!

 だがこれで…!さしもの貴様も、これには手も足も出まい!フハハハハハハハハ!!」

(いつの間にそんなものを……)

 

 

 ドヤ顔でも晒さんばかりに得意気なガンレイを、ハーコが呆れた顔で見る。あんなものがあるなどと一言も聞かされていなかった。しかも何だ、そのとんでもない内容は。というか持っていたんなら最初から何故使わなかったのかこいつは。

 ちなみにハーコ副官が知る由もないが、この隔壁の開発・製造費は全てガンレイのポケットマネーから出ており、それも彼の怒りの原動力の一つであったりしている。

 

 

《総督、準備ガ整イマシタ》

「来たか!よし、急いで投入しろ!奴らが手を拱いている今がチャンスだ!」

《ラジャラジャ》

「あの、総督?一体何を……」

「ククク……まあ見ておれ。

 ジェダイ共……いや、アシュヴェル・クロームレイン、目にもの見せてくれるわッ!!」

 

 

 ドロイドの報告に我が意を得たと言わんばかりに指示を下したガンレイは、クワッと目を見開き勇ましく咆哮する。

 今日に限って輝いているその姿は、あるいはかのダース・シディアスよりも迫力があったとかなかったとか。ただ同時に、途轍もなくウザかった。

 

 




■自己啓発コーナー
○長い?
 後編(?)も合わせると12000字。待たせた分増やそうかとも思ったけど、後半の校正などもあって結局半分に分割。わ、話数稼ぎじゃないんだからねっ!(ヲイ

○副官さん
 実はルーン・ハーコという名前があったという驚愕の事実。投稿分にも書き加えます。
 てっきり名無しのモブかと思ったら。こんなモブにまで設定いれるのに何でグリーヴァス将軍は最期あんな扱いなのさ監督(泣

○分離主義同盟改めアッシュ被害者の会
 ガンレイが言及した面々はEPⅡ以降で分離主義同盟に加わる連中。だからといって全員が悪党という訳ではないのかも知れないが、金と権力のために戦争なんぞ起している連中とつるんでいる時点で五十歩百歩ということで。
 つけくわえると、分離主義同盟参加者はこれだけではない。
 なお(被害者)会の会長はシディアス卿が務める模様。

○ブラック・サン
 一応正史に属するはず。スターウォーズ世界最大の犯罪組織で、言及した通り三千年前から存在する。EPⅠの前日譚に当たる小説「ダース・モール~闇の狩人~」で描かれるとか。残念ながら作者は読んでいないが、アッシュが幹部とよくつるんでいるという設定。
 なお、この世界のブラック・サンは原作とは違う展開を辿っていたり。

○こんなジェダイ……
 ジェダイな主人公がこんなに悪逆なわけがない。(俺妹並感
 本当になんでこれが主人公?な経歴。モチーフになったキャラは攘夷志士だったりしたけどそれがかわいく思えるレベルである。
 ちなみにガンレイが言及した罪状の中にはアッシュがジェダイになる前、一人で銀河を放浪していた時にやらかしたものもある。
 いずれも表沙汰にはできないような物事なので訴え出ることも出来ず、身元を突き止めて悪い噂を流して失脚させようとした頃にはそれ以上に活躍している上に、悪評の上でのうのうとしているからどうにもならなかったとさ。
 こんなことしてるけど別に主人公は正義感だとか悪が嫌いとかではなく、「悪党からなら奪っても文句言われないよね!」とアホな思考でやらかしただけ。

○裏世界の伝説の殺し屋
 不吉な数字を冠する特A級スナイパーもシティなハンターもいない。

○総督と副官
 なんだかやたらと取り上げてしまった。ここまでこの二人をピックアップしてる二次作品なんてここくらいなものではなかろうか;それを言うならこの作品自体が埒外だがOTL
 そして何故かガンレイが全体的に輝いている件。しかし勢いのある鳥ほど落ちる速度も速いという法則があってだね(ゲドウガ;

○ドロイド戦術
 なんのことはなく、肉を切って骨を絶つ戦術。商人らしからぬ性根だが、それだけアッシュに追い込まれてきたということ。

○貴様らを(ry
 閣下。勝てない。

○あげゃ
 機動戦士ガンダム00Fの主人公フォン・スパークの特徴的な笑い声。余談だが作者は00シリーズでは彼が一番好き。

○くけけ
 ご存知あの双子。まじでこわかった

○粉砕!玉砕!! 大喝采!!!
 宇宙の騎士カイバーマンZ。必殺技は滅びのバースト斬り。制御は不可能。

○慣れてしまったオビ
 人間は慣れる生き物である。良くも悪くも。

○今回のフォース
 アッシュ専用技?多分原作にはないはず。原理は内容の通り、ライトセーバーの核となるアデガン・クリスタルにフォースで干渉し無理矢理出力を強化させる……でいいのか?具体的に言うと刃の長さ・威力を高めるだけだが、ご覧のようにブラストドアすら難なく斬れる。
 荒業なので大抵のセーバーやクリスタルだと数回で駄目になる。今までアッシュが使っているセーバーはグリップ(柄)、クリスタルともに特製のものなので耐久力が高く、そうそう壊れない。スキル名(?)は『セーバーブースト』。チープな感じにして見た。
 ちなみにモチーフは機動戦士ガンダム0083で登場するGP-02サイサリスのハイパービームサーベル。あのチープな感じが好き。

○オーバーロード
 ナーベたんprpr。アルベドprpr。クレマンティーヌたんprp(ヲイ
 言うまでもなく作者の偽りなき想いである(黙れ

○武器への誇り
 あるわけない(遠い目 アッシュにとってセーバーは(基本的に)あくまで道具であり、物としての有り難味くらいはあるかも知れないがわが身の如く大事にはしない。おかげで壊した数は百本以上、ついたあだ名がセーバーブレイカー。元ネタは武器破壊武器の代表例であるソードブレイカー。

○慣れない?
 今後言及される部分です。

○第三の門
 まさかの隠し扉(違 以前感想でも先の展開を予想されたりしましたが、これが作者の答えです。気に副えたかどうか(ビクビク
 ガンレイが言う通り、すんごい高く付いた。その分性能は確かで、さしものアッシュも匙を投げた。
 なおセーバーへの耐性がある物質がコーティングされているという設定だが言うまでもなくオリジナル。しかも希少かつ超高価。

○こんなこともあろうかと!
 宇宙戦艦ナデシコよりメカニックチーフのウリバタケ・セイヤの名台詞。劇場版は最高だった。

○予告:ガンレイの逆襲
 このヌート・ガンレイが、粛清すると言っているのだ!


 改めて、お待たせして申し訳ありません。そして内容もこんなで申し訳ありません;(土下座 後編に当たる話もそれなりにできているので、今度は明日中に投稿できるかな?
 それでは皆様、また次回。
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