不審者   作:白抹茶

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ラストです


疑心暗鬼

希帆「殺されてあげようか……?」

蛍「は??何言ってんの⁇」

 

口調が丁寧語じゃない、本音が漏れる

 

希帆「大丈夫よ、私は殺されても居なくならないから。殺したいんでしょ?」

 

「…ちょっとタンマ‼︎」

 

 

ヤナギ「どうかしたかしら?」

蛍「相手が殺されてあげるとか言ってるんですが」

ヤナギ「あらぁ⁇何悩んでるのよ。蛍ちゃん首焼かれたくないなら、殺れば良いのに…」

蛍「…っ‼︎」

ヤナギ「良心ねぇ…良い子なんて止めればいいのよ。確かにゴミのポイ捨ては駄目だけれど。」

蛍「私は良い子のままでいいんです、」

ヤナギ「はいはい。もうわかったわ。…次はお客さんとして招きましょう。」

蛍「…ありがとうございます‼︎」

 

 

 

「じゃあ遠慮なく。」

そう言ったら水銀は気化して、希帆ちゃんに侵食している。出来る限り苦しまないように、少しずつ呼吸が浅くなっているのがわかる。

 

「……………絶対動かないわ。」

 

何故なのだろう?

 

「理由も意味もわからない…ただ、その意思があるんだったら、普通に息をしてれば肺に水銀が入って眠るように死ねるだろう。もっとも、私が負けたら、ヤナギ様に喉を数時間焼かれるわけで、抵抗するならすぐにでも水銀の濃度を上げるつもり。痛いのは嫌だからね。」

 

「昔から、ギリギリまで踏ん張るタイプだったの……もっとも、私……かなり前からちょっときついのだけど……。」

 

俯いて呼吸が浅くなるのは、少し痛々しいものだ。白黒の奴らも、入ったばかりの頃、俺を散々殴ったのは、嫌だったのだろうか⁇

 

蛍「…そうか。じゃあ、次はお客さんとして来なよ。お茶くらいなら出せるし。」

希帆「………この勝負は私が殺さ……ば、終わ…?……どう?」

 

もう、眠るように死ぬ途中なのだろう。

 

蛍「俺がお前を殺せば終わり。って?…はぁ…終わりかな。でもまた来てもいいし、まだ続いてもいい。いつでもこっちに来なよ。そん時は、優等生面も消しといてやるよ。」

希帆「ふうん…良かったわ。それじゃあ────────」

蛍「またな」

 

死んだのだろうか…不死身だが、まるっきり無抵抗になった状態なのだろう。

 

ヤナギ「はなまるをあげるわ。蛍ちゃん。右腕と左腕をテストで戦わせたのだけれど、その2人は、2人で自爆したわ。それ位楽しかったわね。」

蛍「そうか…いえ、そうですか。」

ヤナギ「良い子、止めるんじゃないのかしら?」

蛍「また会う日には、多少の無礼をお許しくださいませんか?」

ヤナギ「…いいわ…私は、紫に謝らなきゃね。」

蛍「ありがとうございます」

 

すると、戻った空間に立つ希帆を誰かが支えた。

 

「───────希帆ちゃん、お疲れ様。」

 

どうやら、友達か親戚かなにかだろう

取り敢えず申し訳無い程度の礼(おじぎ)をする。

 

夜莉「ん?あ……こんにちは。」

蛍「…こんにちは(?」

 

どこを見ているんだ?私に話しかけているのか?ヤナギ様…⁇…いや、ヤナギ様は特に何も…

 

夜莉「………あれ?あなたも居たんだ。気づかなかったわ。こんにちは。」

 

は?…え…痛い…なんだこの吸うだけで痛くなるような空気…雰囲気か…雰囲気が…ピリピリしてる…ヤナギ様の感じだ‼︎

…違う…この子?

 

蛍「…早くどうにかしなきゃ」

ヤナギ「ヤダァw私の真似をしないで頂戴〜♪息も出来ないわぁ〜♪」

 

ハッ‼︎瞬きした時には、希帆ちゃんを助けに来た子の顎に、ヤナギ様の扇子が当てられている。いつものにっこりした笑顔で。ヤナギ様は、面倒な人には、顎に扇子を当てて、これ以上動くと顎から下をみじん切りにするという敵意を出す。

 

夜莉「え?何?私……何かしたかな?なら、ごめんね。さっき、そこにあなたが居たせいだと思うわ。」

ヤナギ「ふふふ…大丈夫よ♪おかえりになるなら、ありがたい限りよ♪」

 

幸い、なのだろうか。素直に謝ったからだろうか?ヤナギ様は扇子を顎から外し、帰りの方角に持ち替えた。

 

夜莉「もちろんだよ。……ただ、紫やヤナギちゃん…そしてあなたが希帆ちゃんをもう一度遊びに使うなら私ももう一度───────あ、買い物に行く時間が無くなる……。」

 

独り言なのだろうか?…でも、遊びに使っていたのはヤナギ様と紫さんだ。いや。真面目に。じゃあなんだ。私に大人しく喉を焼かれろというのか。私は振り回されて…

 

ヤナギ「そうねぇ…遊びに来るのは構わないわ。ただ、貴方が歯向かう気が少しでもおきたら、学夢院の白抹に、貴方の感情を消していただくわ。うちの右腕(白抹)は、心を操れる事も出来るのでね♪…買い物に早く行けばいいじゃない?…またいつか。」

 

ヤナギ様も、少し怒っているのか。白抹先輩に心を消す指示など、中々しないだろう。でも、次に学夢院に戦う目的で来たなら、心を砕いてやる。と、言うことだろう。

また瞬きをすると、2人の刺客なる人は消えていた。

これ以上話はややこしくならなきゃいいけれど…

 

終わり




ノアさんとの合作楽しかったです‼︎ちょっとシリアル過ぎたので、次、合作出来たら、パロディにしたいですw
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