ヤナギ「中々楽しかったわね。でも…」
蛍「楽しくなんか…」
その瞬間、私の腕が溶けた。毒か何かだろうか…痛い…痛い痛い痛い…
ヤナギ「右腕ちゃんも左腕ちゃんも、血だるまになるまでテストに身を呈したのに、蛍ちゃんは楽に敵を殺るなんて…楽しくないじゃない⁇…じゃーねー…♪」
蛍「…酷い人…」
ヤナギ「それ以上侮辱するなら。その喉潰すわ。…やっぱり蛍ちゃんは良い子になって頂戴ね⁇」
しばらくして腕は再生した。しばらく両腕の無い違和感と、両肩に残る毒に苦しんだ…途中で気絶…いや、失神していて、若干泡を吹いて、目が醒めると、同じ部屋に寝転んでいた。誰もどこにも連れて行かないで、そのまま放置されていたようだ。
とりあえず、先輩は大丈夫なのだろうか?
白抹「…あ。蛍ちゃん。ようやく上半身が戻ったよ。腹が無いというのは変な感じだなぁ…」
黒竹「ちょっと…私の腕が見当たらないんだけど…」
蛍「大分痛そうですね…私は両腕が溶けただけでした。」
白抹「じゃあ合格⁇よかったねー。」
黒竹「白ちゃん、小腸あるよー。」
白抹「お。後は大腸だなぁ…」
蛍「なんか、ゾンビみたいですね。不死身だからって、なんか普通に臓器を這って探してるのが、気持ち悪いです」
白抹「でも慣れっこだし。1000年臓器が飛び散ってるんだぞ?」
蛍「…合格しても、首を斬り落とされたりしました?」
黒竹.白抹「勿論。」
蛍「…なんか、凄くグロい殺し方しますよね。ヤナギ様って」
白抹「そりゃな。最後の喉仏が見つからなくて、喉仏無いまま再生した時、自分で喉切って喉仏ねじ込むのはグロかった。」
黒竹「私は指の骨をじっくり折られたのが辛かった。」
蛍「私も、眼球炙られて死にかけました。」
白抹先輩は下半身を探してるし、黒竹先輩は腕を組み立てている。私は腕が再生したばかりで油断するとすぐに腕が落ちる。
そう。ヤナギ様はどれだけバラバラにしても痛みがあるのに神経は続いている。今、白抹先輩が上半身で張っているのを見て、少し違和感だ。
あくまで、少し。
私達は身体の一部が爆発しても、あまり痛がらないようになっている。慣れているから。ヤナギ様から逃げれば身体の関節が捻じ曲がるが慣れた。そう。私達は目が潰れても戦える。今の先輩を叩こうとしても。
蛍「…」
白抹「あ。やめろよオイ。殺ろしてやろうか?」
黒竹「あ!ちょっと‼︎蛍ちゃん?」
私の心臓が潰れた。しかも目潰しと来た。殺してやろうか、では無く、殺しただよ。先輩怖いよ。少しでも刃向かったら、白抹先輩は心臓潰したり関節いじくるし。黒竹先輩は身体に100個位穴開けてくるし。
そうだよ。先輩は、下半身が無くても叩こうとしたら心臓を潰してくる。
それほど当たり前だった。
蛍「フグゥ…ゲホッ…いえ…隙ありだと」
白抹「あ?ふざけるなよ。次は血のジュースにするぞ。」
黒竹「やめたげて‼︎」
白抹「…はぁ…わかった。」
ただ先輩は、仲が良い。
白抹先輩と黒竹先輩が戦う事があったなら、2人は迷わずに殺りあう。そうゆう親友なのだ。あれ。恋人だっけ?
…⁇
とりあえず、先輩や、ヤナギ様は私よりずっと強い…
…私もいつか追いつく。