七剣士物語 -Seven SworD storieS-   作:重箱

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閲覧頂きありがとうございます。
何分処女作でありますのでどうかお手柔らかに
ご覧ください。


第一章 始まりの国日本
第1話


 

 

 

昔々の陽の出る国、日本。

この日本では正史から大きく外れ

近代化もそこそこに江戸幕府が

統治する国となっていた。

そんな日本を旅する1人の武士がいた。

 

「注文の団子と茶です。」

着物を着た若い娘がこう言った。

「おお、あんがとね。」

店先の長椅子に腰掛けた男が

お礼と共に団子と茶を受け取る。

「では、ごゆっくりどうぞ。」

若い娘が一礼して奥に帰っていった。

「もう春だなぁ」

季節は春頃、道端に構えた茶屋の店先で

身の丈61寸のこの国には珍しい

大男が春という季節を満喫していた。

「こんなへんぴな茶屋に

よくいらっしゃいましたね」

店の奥から初老の男が出てきた。

「いやいや、全然へんぴじゃない

ですって、団子もおいしいですよ。」

旅の男が否定する。

「ここら辺はあなたの様な旅人ぐらいしか

通らないもんで、

お客さんはどちらに向かわれるので?」

「ああ、ちょっと江戸までね」

「ほうほう、江戸ですか。して、そのぉ…

腰の刀はあなたの[剣]ですかな。」

「ああ、そうだよ。」

「なるほど、それならあなたが武士の格好を

しているのも納得がいきますなぁ。」

ふむふむと納得した茶屋の主が言葉の繋げる

「そういえば、最近幕府が軍備増強だのなんだので

全国から名のある[剣士]を集めてるっつう事ですが、

ひょっとしてお客さんもかい?」

 

その軍備増強というのは江戸幕府が

現在行っている政策で海外の国に 責められても対抗するという事らしいが

そちらは建前で、本当の目的は過去に起きた倒幕運動を起こさないよう不穏分子を今のうちに手篭めにするという事らしい。

 

 

「ほほぅ、ではその刀もひょっとして名のある[剣]なのですかな。」

「いや...そういうわけではないらしい

どうもこの刀は親父が見つけたものらしいから...」

そう男が否定する。

「あぁ、そうで御座いましたか...

いやぁ、もしやとは思ってましたが

それは少し残念ですなぁ、一度で

良いが名のある[剣]というものを

この目で拝見したかったものです。」

 

悔しがる店主に男は少しドキッとした。

(ほんとは教えてあげたいけど...でもなぁ...

教えちゃうとちょっと不味いんだよなぁ)

 

「あぁそうだ、出来ればでよろしのですが刀身を見せ・・・」

するとおもむろに男は立ち上がって

「おっと、もう向かわなければ!

ご主人、お代ここに置いとくよ。

それじゃあ、また縁があれば。」

そう言って男は荷物を持って店を出て行った。

「あ、ま、毎度ありぃ...って行っちまったよ... お代はっと、えぇっとありゃ少し多いや、まぁいいか」

 

 

そう言って茶屋の主は走る若い武士

を見送った。

 

そしてこの武士は知るよしも無い、

自分の持つ[剣]が後に様々な

出来事を引き起こすことに

そして巻き込まれてゆくことを




時代的には銀〇まに近い感じで、通信機器はあるけど
移動手段は未だ徒歩もしくは動物
あと、魔法はつい最近世の中に広まったという設定です。
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