言い訳をここでさせてください。仕事が忙しくて月に二日とか三日くらいしか休みが無いんですよ。そして艦これアーケードが始まっちゃったもんで休みはそっちに流されちゃったテヘペロ!
はい。ホントごめんなさい、欲求に耐えられない馬鹿作者です。YouTubeの実況もままならない状況で、失踪したかと思われていますよきっと。多分お盆休みに動画出します。生きてたら……。
そんなわけで、今回は前編です!ではお待ちかねの本編をどうぞ!
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クラス代表戦を次の日に迎えた今日この頃、私は頭を抱えるしかな…
クラス代表戦を次の日に迎えた今日この頃、私は頭を抱えるしかなかった。
「レイセン……言いたいことはわかるが私に無言で抱きつかないでくれ……」
私の頭を抱えてたのは千冬の胸でした!
「だってぇ……だってぇ……」
誰かこの絶望を共有できるだろうか……。
「あのウサギ! 私の機体作るっていって『クラス代表戦の時に届くよ! きっと! 』って! きっと! ってなに! おかしいよぉ……」
もう我慢できず、目から大粒の涙を溢れされるしかなかった。
「すまないな……前回もそうだったんだ……あの馬鹿兎め! 」
私の背中をさすりながら千冬は親友の悪態を突く。前回もってことは……あの白いのも苦労してるのねぇ……。
「明日つく?絶対つく?」
私は千冬を見上げながら言う。涙は相変わらず止まらないけど。
「あぁ、届くさ、届かせるさ、届かなければ私が取りに行くさ」
今度は頭を撫でてくれる。ちょうどつぼをつく撫でたかできもちいい。
「あ、あのぉ……織斑先生?授業を再開したいのですが……」
そこで山田先生が横槍を刺してきた。
「あぁ、すまない、私達に気にせず続けてくれ」
そう、ここは教室。千冬が私の目の前まで来て専用機がクラス代表当日に来る、それまで待ってくれと言うもんだから無言で抱きつくしかなかった。
「あ、わ、わかりました……」
山田先生は相変わらずおどおどしてるわね……。IS戦だと絶対制空領域シャッタード・スカイなんてエグイこともできるのに……。
「私の部屋に来るか? 」
「いやよ……窓が割れて専用機がきた何てなったらもう片付けられないわ……」
私は恐怖の1日の次の日に窓ガラスの修理と部屋の片付けをしたの……。死ぬかと思ったわ。いろんな意味で。
「そうだな、だが、そろそろ離れてくれないと授業が……」
さすがにクラスメイトに迷惑をかけるわけにもいかず、泣く泣く千冬を離す。
「すまないな、では、気を取り直して授業を再開する」
千冬は本当に切り替えが早い。いつの間に拭いたのか、私の涙の後すらスーツには残っていなかった。
斯く言う私は真面目に授業を受ける振りをする。千冬の声を聞きながら、板書する。私がクラス代表じゃなかったら真面目に受けていないんだけどなぁ。陽の光も心地よく、そう言う思考もあってかゆっくりと睡魔が襲ってきて、それに流されてしまった。
「……センさん、……イセンさん! ……レイセンさん! 」
大きな声に驚いて体が跳ね上がった。
「もぉ……レイセンさんが居眠りなんて……」
声の主は妖夢だった。チラッと時計を見ると放課後の時間。さっきまで記憶しているのが一時間目の前半……。
「あ、れ? 私、何時間寝てたの? 」
眠気眼で頭が混乱しながら妖夢に聞く。
「七時間ぶっ通しでぐっすりとです! 」
バッチリ見てましたとばかりにドヤ顔で言われた……。
「ねぇ……ちふ……織斑先生はなんて……? 」
覚醒していない頭でもわかるほどの恐怖。顔から血の気が引いていくのがわかる。背中には冷たい嫌な汗……。
「『今は仕方ないが、後で部屋に呼んで説教だな』って言ってました」
妖夢は少し残念そうに言う。これは本当に私の命日になりかねない……。と言うかなんかのフラグとしか思えない……。
「妖夢……、私にもしもの事があったら骨は拾ってね? 」
「レイセンさん!それフラグです! 」
こうして私はフラグにフラグを重ね書きするのであった……。
場所は移動して一年生寮。もちろん足取りは重く、まるでPICを切ったISに乗っているような感覚だった。
「そう、まるで
そんな独り言を言っていると後ろから足音がして……。
「どうしたレイセン! そんな暗い雰囲気醸し出して! 女の子は明るくなくちゃ! 」
と言いながら背中を軽くたたいてくる男が来た。これ、ナチュラルなセクハラよね……。
「あんたって奴は……、私の気も知らないで! 」
私は本気の回し蹴りを繰り出す。その後に後ろに回り込んでからの垂直蹴り落とし。ISに乗っている時ほどの速度には程遠いけれど、常人はこれを避けることなんてほとんど不可能だわ。暗殺者や軍人なら避けられるかもしれないわね。あと来れ繰り出すと、外した時足にかかる負担がすごいのよねぇ。
「うわぁ! 危ないだろ! って! レイセン! お前パンツくらい履けよ! 」
うわ! かわされた! こいつ暗殺者!? あ、千冬の弟だったわ。そりゃ避けられてもおかしくはないわ……。足痛い……。
「ちょっと! 渾身の蹴りを避けないでよ! これ足すんごく痛いんだから! あと、パンツなんて蒸れるものは履きたくないわ! 」
多分、蹴り降ろした後にめくれたスカートの中を見たんだわ。やっぱりこいつは変態だったのね。
「おい、お前ら、廊下で騒ぐ……一夏……お前ここでナニをしている……」
廊下の角から箒が出てきた。私はとっさに箒の後ろに隠れて、
「あいつ私のスカートめくって『パンツくらい履けよ』って言ったのよ! こいつロリコ……」
「違うだろ! あと俺はロリ……」
「ほう……お前にそんな趣味があったとはなぁ……」
皆言い終わる前に口を開くもんだから最後何言ってるか解らないわね……。
そして箒は何処からともなく木刀を出し、構えた。
「ちょ! 話を聞いてくれ! 」
両の手を広げて大きく振るも、
「問答無用!ここで成敗してくれるわ! この変態が! 」
容赦無用な様子。上段からの振り下ろし。剣道優勝者だけあってその太刀筋はまるで水のように柔軟な腰遣いだわ。
「それ当たったら死ぬから! 冗談になってないから! 上段だけに! 」
きれいに避けて冗談言える当たりこいつ生身だと軍人張りに強いんじゃないかしら……。訓練したら絶対そうだわ。
「お前はくだらないことを言うな」
バァァァァン!!!
避けた先には千冬がいたらしく、出席簿で見事に叩かれていた。
「うわぁ! ちっ……織斑先生! 」
チッ……。言い換えなければもう一度千冬に殴られていたのに……。勿体ないわ。
「まったく……、お前らは来いといわれた場所に真っ直ぐ来れんのか……」
疲れているのか、千冬は目を抑えているわ。まぁ、こんだけバカの相手をしていれば疲れるのも当たり前よねぇ……。しかもそれが弟ならなおさらね。
「まぁいい、さっさと来い、あと今日の業務はもう終わりだ」
そしてさりげなくやさしいのね。
そんなこんなで千冬の部屋に来たけど、部屋がきれいだったことに二人は驚いていた。
「千冬姉の部屋がきれいだと……」
「千冬さんの部屋がきれいだと……」
「そりゃ私が二日前にきれいにしたばかりだもの当たり前じゃない? 」
私は普通のことを言ったと思ったのだけれどまるでありえないと言った目をしているわ……。
「千冬姉の部屋が一日放置してもきれいな……」
ゴォン! っと拳では到底ありえないような爆発音が聞こえた。さすが頑丈姉弟きょうだい。すべてが規格外だわ……。
「さすがにこの人数を呼ぶんだ、片付けくらい……」
「まって!? 片付けってあの後きたなくなったってこと!? 」
ありえないわ……。女性がたった半日足らずで部屋を片付けるほど散らかるって言うの……。
「いや……それが千冬さんなんだ……」
箒が言うってことはよほど昔からなのね……。
「誰かここかた……」
ひゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……。とまるで空から何かが振ってくるような音が外から聞こえ始めた。
「ねぇ……千冬……嫌な予感がするんだけど……」
それはどうやらみんな同じ意見の様で、頭を手で押さえてるわ。
「今日は何時間かかるかしら……」
どかぁぁぁぁぁぁぁん!!!っと、壁の向こう側から音がして、幸いにも壁も窓も壊れていないわ。
『はっはっは! ちーちゃん今会いに行くからね! 」
相変わらず機械を通したような音声で話すわ……ってそんなことより窓を開けて少しでも窓が割れる可能性を防がなくちゃ!
ばぁん!と勢いよく窓を開けるも、
ばりぃぃぃぃぃぃぃん!と閉まっている方に飛び込んできたわ、この馬鹿兎。
「あれぇ? ちーちゃん窓強化した? ちょっと硬かったよ? 」
「姉さん……レイセンがかわいそうだぞ……」
「束さん鬼だな……」
私はもう立ち直れない……。窓直したくない……。とぶつぶつ言いながら部屋の角で体育座り中。
「まったくもう……せっかく専用機持ってきてあげたんだから元気出して! 」
「え!? 姉さんが他人に興味を持っているだと!? 」
まぁ、この人は人に興味を持たないことで有名だからね……。姉妹でも驚くのね。
「だってちーちゃんのお気に入りだもん! ねー! 」
「知らん、だまれ」
と、相変わらずのアイアンクロー。そういえば他の人にあれをやってるところ見ないわね……。
「そういえばこの前頭蓋骨にヒビ入ってたんだよー! びっくりしちゃった! 」
まるで道で猫を見つけたかのような軽さだわ……。やっぱり人間じゃないのかしら……。
「それは、悪かったな、だが窓を割ったんだ、ささっと本題に移れ」
そういって、アイアンクローを解く千冬。なんだかかわいいわね。
「ふふふ……それではとくとご覧あれ! 」
そう篠ノ之博士が言うと壁が吹き飛んでクリスタル状の物体が露わになった。
「…………」
「…………」
「…………」
「…………ふ……ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
これが叫ばずにいられるだろうか。窓にと止まらず壁ごと消し去ったのよ! ついでに私も無言で吹き飛んだ! 冗談になってないわ!
「うぉあ! レイセンが壊れた! 」
「いや、無理もないだろう、姉さんに窓を開けた努力を無下にされたあげく壁ごと吹き飛ばされたんだから」
さすが天才の妹……。察しがいいわね……。そういう子好きよ……。こんな状況じゃなければ。
「あ、あるぇー? レイセン激おこなの? 」
相変わらず篠ノ之博士はマイペースだわ……。ダメだわ、この人のペースについていけないわ……。
「まぁまぁ、これを見てくれたまえ! 」
そう言うとクリスタルがぷしゅぅ……と音を立てて開いた。中にはまるでブレザーの制服と言うのがしっくりくる従来のISとは似ても似つかないものが入っていた。
「こ、これは……? 」
「よくぞ聞いてくれました! この子は第5世代IS! 宇宙空間の活動をさらに効率よくするために装甲を最小限にしエネルギーの保持に重点を置いた超持久型ISなのだ! 」
えっへんと言わんばかりに大きい胸を張って説明してくれた篠ノ之博士。すごく……大きいです……。
「束……軍事秘密を増やしてくれるなと言っただろう……」
千冬が今度は自分にアイアンクローをかけ始めてるわ……。天才も馬鹿も相手にするのは疲れるのね……。
「超持久型って言うけれど、実際どれくらい持つの? 」
「ふふふ……、実に従来型ISの10倍だぁ! 赤椿の5倍はもつ自信があるね! 」
「赤椿の5倍だと!? 姉さん妹より優遇するとはどういうことですか! 」
まぁ、正当ギレよねぇ……。これで箒から恨まれなきゃいいのだけれど……。
「まぁまぁ!束さんがちょっと進化して本気出しちゃっただけだから! それよりレイセン! 乗ってみて!
言い終わるときにはすでにキーボードとディスプレイを空中展開させている篠ノ之博士。天才はやる速さが違うわね……。まぁ、待たせるのも申し訳ないし、私はISこの子に飛び乗った。
「それじゃぁ起動してみてねー」
言われるままにISを動かそうとしたけれど、見た目によらず重い……。
「これ……PICついてるの? って聞きたくなるくらい重たいんだけど……、装甲自体が軽いから多少動くけど……」
「ついてるよー! マニュアル操作なだけで! 」
「おいまて束、PICをマニュアル操作って……適正Aでできる人間なんて聞いたことが無いぞ」
それを聞いて私と篠ノ之博士はにやりと笑って見せる。
「束さんの読みが正しければぁ……」
と、こっちにウィンクをする篠ノ之博士。この人には叶わないわね……。
「ここにその人間が……」
「「いるんだなぁ! 」」
裏口合わせも無しに篠ノ之博士と息がぴったりになる。そして私は一瞬PICを起動させ、空高く跳ね上がった。スラスターの力を使わず、PICの反発力のみで上空500mまで飛び上がる。もちろん跳ね上がっただけなので一瞬静止して頭から自由落下する。そして、地面との距離が100mを切ったところで反転しまたPICを使う。ここからなら、無反動で地上3㎝ってところかしら?スラスターらしきものはこの子にはついてないし、あとで
「篠ノ之博士、今の感覚って……」
篠ノ之博士を見ると、少し驚いた顔をしたけれど、すぐいつも通りの笑顔に変わり、
「いやぁまさかここまで使いこなしてもらえるとは! 束さん大喜びだよ! 」
「……なぁ……千冬姉……PICがマニュアル操作ってどういうことだ? 」
このアホは本当に1年この学校で勉強したのかしら……。
「要は自分で重力操作をして加減速、浮遊を行うことだ、本当にすごい人間が使えばこの学校の生徒が全員で掛かっても一撃も与えられんだろうな」
千冬が説明してやっとわかった様子。馬鹿にもほどかあるわ……。まぁ、男だから仕方がないのかしら。
「どうレイセン? 気に入ってくれたかな? 」
「えぇ! シャルロットには悪いけど以前の子と比べ物にならないくらい使いやすいわ! なんでも母の作る物が一番ってことね! 」
その言葉に篠ノ之博士も満足の様子。満面の笑みを浮かべているわ。
「そういえばこの子の名前は……ッ! 」
ISの名前を見て、私は絶句した……。
「
嫌味かと思うほど的確なメンタルの抉り方だわ……。篠ノ之博士が知っているわけないのに……。
「篠ノ之博士……これはどういう意味で……? 」
きっと今の私の顔は真っ青だろう。変な汗が背中で垂れる。
「私が作る子たちの名前は私がつけるんじゃないんだよ? その子たちが自分で決めるんだ、搭乗者に合わせて、その子が合わせるんだ」
篠ノ之博士の眼差しは真剣そのもの。嘘偽りがないといった感じだ。
「ふふ……そう……ありがとう、それを聞いて安心したわ」
ならばこの子は私が玉兎だった頃を知ったわけね……。精神の一番奥深くに入り込むなんて、私向きなのかもしれないわね。あの能力も使いやすそうだわ。
「あ、そういえばこの子、さっきスラスターの感覚が……」
「ふふふ……それはね、その子の
「束……お前これだけで軍事機密事項の塊みたいなものだぞ……どうしてくれるんだ……」
あわわわわ! 千冬がイスに深く座り込んで真っ白に!? あし〇のジョー並に真っ白に!
「それでこの能力は……どゆこと? 」
日本語が若干怪しいけれど多分通じるはず……。
「その子のステータス画面に書いてあるよ! 」
言われるがままにステータス画面を見つめる。あった? これかな?
「
「そう! まさにこれがその子の最大火力にして最大の防御力! 操縦者の意思に合わせて、文字通り見えない付属品をどんどん出していく能力なんだ! 」
なんて私向けなんだろう……。ていうか、なんでここまで私に合うISを作れるんだろうこの人は……。やっぱり天才は違うなぁ……。
「それで、拡張領域にはどれくらいの武装が入っているの? 」
さすがに何も入って無いなんてことは……。
「初期装備のスラスターと大型シールド以外は入ってないよ? 」
「え? じゃぁ他に武装が必要になった時はどうすればいいの? 」
何ということだろう……。この人が作る機体は癖があり過ぎるわ……。
「その子に設計図のデータを預けてくれればちゃちゃっと作ってくれるよ! 言うなれば
この時点で軍事機密が6個……。私殺されちゃうんじゃないかな……。
「なんだろ……俺たちおいていかれてるな……」
「そうだな一夏、私達にはついていけない領域だな……」
二人して何言ってんのよ……すっかり忘れてたけど。
「さて! あとは実戦で慣らしていくしかないからがんばってね! 私はこれから用事があるからさ! 」
そういって人参型のミサイルに乗ってさっそうとどこかに行ってしまった……。
「相変わらず忙しい人だなぁ……」
「姉さんが迷惑をかけたな、鈴仙」
箒は少しひきつった笑顔をみせた。天才の妹も大変ねぇ……。私今日だけで天才って何回行ったのかしら……。
「さて、あの馬鹿兎の言う通り、実践演習をするしか慣れる近道はない、アリーナは今から借りてこようか」
千冬がそそくさとドアノブに手をかけた。
「なぁ、千冬姉、この壁どうするんだ? 」
ふっ、かかったな!
「「「男子の力を期待しているぞ!! 」」」
女子三人はこういう時ありえない団結力を見せるものなのだ。
to be continue……
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はい!と言うわけで前編ですね。いやぁ、後半と前半の文章に差を感じるかもしれませんが、許してください。日本語がおかしいかもしれませんが許してください! そろそろ投稿しないと……と思って、仕事の合間を縫って頑張って書いてました。めっちゃ疲れてますはい。日付けが変わるころには泥のように眠ってました。てか死んでました。上司の
と言うわけでいかがだったでしょうか?少し長かったかもしれませんね。
次話投稿はなるべく早く致します。ほんと申し訳ございませんでした!
ここまで読んでくださったからありがとうございます!