留宮探偵の事件簿   作:不音七日

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  今回はお祭り編の続きです。


  「なんともなけりゃいいが。」


  あはは、だねえ....。


  「んじゃ、本編( ^ω^)_凵 どうぞ」


第14話  「お祭り・後編」

〜丁神社前〜

 

 

  「う〜ん、七日さんすみません、いろいろ奢ってもらっちゃって...。」

 

 

  「いいんだよ、これくらいしか使い道がないんだからさ。」

 

 

  七日と雫は屋台をいろいろ見ていた。

 

 

  「ん〜....何食べるかな〜...。」

 

 

  「七日さん!」

 

 

  「ん?」

 

 

  「はい、あ〜ん。」

 

 

  「.....何でお前がそんなことをする?」

 

 

  「え〜...だってせっかく二人きりだしこれくらいはいいかな〜...って思ったんだけど..だめ?」

 

 

  雫は涙目でこちらに聞いてくる。

 

 

  「......はぁ、わかったからそんな声出すなよ。」

 

 

  「うん♪」

 

 

  そうして七日はしぶしぶ雫のたこ焼きを1つもらった。

 

 

  「...ねえ、七日さん。あそこにいるのって...。」

 

 

  雫に言われ、射的の屋台を見る、そこにいたのは1人の大柄な男性と小柄の少女だった。

 

 

  「.....ん?あれは...。」

 

 

  「ちょっとお客さん、そこらへんにしてくれないかい?さすがにこんなに景品取られちゃあ屋台が成り立たないよ。」

 

 

  「ふむ...それもそうか。」

 

 

  「なら他の射的に行くか。」

 

 

  「父さんに理亜...一体何やってんだ?」

 

 

  「お、七日じゃん。お前も祭りか?」

 

 

  「まあそうだけど、父さんと理亜が一緒って珍しいな。」

 

 

  「ああ、それは現凪とたまたま会ったから射的屋台潰しをしてるんだ。」

 

 

  「....なるほど、それでそんなに景品の袋を持っているわけだ。」

 

 

  「ま、そんなところだ。」

 

 

  「(さすが七日さんの親父さんだなぁ...。)」

 

 

  「はあ、ほどほどにしとけよ?出禁喰らうから。」

 

 

  「はいはい、わかってるって。」

 

 

  「さ、行こうか現凪。」

 

 

  「あ、ああ。」

 

 

  「....ま、いいか。」

 

 

  「あ、そろそろ皆と合流する時間だよ。行こ?」

 

 

  「ああ、確か神社前だったよな。」

 

 

  「うん。」

 

 

〜神社〜

 

 

  「あ、いたいた。お〜い、芽亜〜。」

 

 

  「あ、七日君!」

 

 

  「時間ちょっきり。8時00分00秒。だな。」

 

 

  「ほんと七日さんはこういうところはきっちりしてるんだから....。」

 

 

  「あはは。」

 

 

  「で、どうするの?」

 

 

  「お前ら...祭りといえば花火だろうに。だから一番見やすいところに行くんだよ。」

 

 

  「でもここらへんって高いところないよ?」

 

 

  「だな、だからこうするのさ。」

 

 

  七日は6人の方に手をかざすとこういう。

 

 

  「浮力操作。」

 

 

  「え?」

 

 

  その言葉と同時に6人+七日の体が宙に浮いた。

 

 

  「「「「「「お〜。」」」」」」

 

 

  「これでいいだろ?」

 

 

  「まあ、たしかにこれならいいかもしれませんね。」

 

 

  「主よ、花火とは何だ?」

 

 

  「ん?花火ってのはまあ、簡単に言うと火薬で綺麗な火花を打ち上げる感じかな?」

 

 

  「....それであってるのかしら?」

 

 

  「知らん。」

 

 

  「まあ、了解した主よ。」

 

 

  「お、打ち上がるぞ。」

 

 

  七日がそう言うとほぼ同時に花火の打ち上がる音が響いた。

 

 

  ひゅ〜ドンッ!....。

 

 

  「...きれいだね〜。」

 

 

  「そうですねお姉さま。」

 

 

  「主よ、これが花火というものか、なかなか綺麗ではないか。」

 

 

  「だな、久々に花火を見たよ。」

 

 

  「そうなのか?」

 

 

  「ああ、7年ぶりだ。」

 

 

  「あはは〜、そうだね。」

 

 

  と、同時に一番大きな花火が打ち上がった。

 

 

  「....はあ、長い夏も終わった気がするなぁ。」

 

 

  「...!七日君、私たちは先に帰ってるよ。クト達も疲れてるし。」

 

 

  「あ、すまんじゃあヨグも頼むよ。」

 

 

  「わかった、じゃあ、先に帰ってるね〜。」

 

 

  「あ、待ってよお姉さま〜。」

 

 

  夢も慌てて芽亜についていった。

 

 

  「.....じゃあ、俺と雫はゆっくり帰るか〜。」

 

 

  「(芽亜さん...ありがとう。)」

 

 

  「にしても今日は楽しかったな〜。」

 

 

  「そうだね〜、おいしかったな〜林檎飴とかたこ焼きとか。」

 

 

  「あはは、射的のところに父さんたちがいたのは驚きだったな〜。」

 

 

  「あ、あれね〜。ちょっとびっくりしたよ。」

 

 

  「....ああ、俺もあれにはびっくりしたよ...っとここでお別れだな。」

 

 

  「あ、そうだね。」

 

 

  雫と七日が分かれ道で別れようとしたとき雫が気づいたように話しかける。

 

 

  「あ!七日さん!あそこに流れ星が!」

 

 

  「は?」

 

 

  七日は指された方向を見る。瞬間、頬に不思議な感覚が走った。それに気づき七日が振り返ると雫が頬を赤らめながら少し離れていった。

 

 

  「.....!雫?」

 

 

  「私は諦めないからね?」

 

 

  「は?一体何を...。」

 

 

  「私の気持ち知ってるんでしょ?」

 

 

  「.....俺にはわからないんだ。」

 

 

  「...そう。」

 

 

  「雫は...俺と最初に会った時からずっと笑顔でいるけどそれが本心の時と偽りの笑顔の時がある。それくらいしか俺は君から読み取れないから。」

 

 

  「....そっか、だからこそ私は必ずあなたを私にしか興味がわかないようにしてあげるんだから。」

 

 

  「....やれるもんならな、そう簡単に俺の心は変えられない。」

 

 

  そう言い残し、七日は事務所の方へ歩いて行った。

 

 

  「(必ず...振り向かせてあげるんだから!)」

 

 

  そう心に決め雫も屋敷に戻っていった。

 

〜第15話.....






  ふふふ、雫ちゃんは本気にさせると怖いよ〜?


  「....あいつの内面はわかりづらいんだよ。」


  だろうね、ではまた次回!(*^-^*)ノ~~マタネー
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