留宮探偵の事件簿   作:不音七日

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  今回はフリッカちゃんを事務所に送った人と第2幕のはじまりがあります。


  「うわ...盛大だな。」


  はい、今回は大盛りですよ。


  「んじゃ、第1幕最終回を( ^ω^)_凵 どうぞ!」


第21話  「雇い主」

〜留宮探偵事務所〜

 

 

  「ふあ...おはようフリッカ。眠れたか?」

 

 

  朝起きると七日より先にフリッカが台所に立っていた。

 

 

  「あ、はい。おかげさまで。」

 

 

  「んじゃ、朝ごはん食べ終わったら聞きたいことがる。そこらへん頼む。」

 

 

  「あ、はい。わかりました。」

 

 

  「おはよう〜。」

 

 

  「ああ、おはよう芽亜。クト達は?」

 

 

  「今日は非番だから元の世界にいるよ〜。」

 

 

  「あ、そうか。わかった。」

 

 

  それから3人で朝ごはんを食べ終わった後、俺はフリッカの向かいに座り1つ質問をしていた。

 

 

  「フリッカ、君の雇い主は誰だ?」

 

 

  その言葉にフリッカは少し戸惑いながら聞いてくる。

 

 

  「言わなきゃダメですかね?」

 

 

  「ああ、できれば言って欲しい。」

 

 

  「....わかりました。」

 

 

  「で、名前は?人相は?」

 

 

  「え〜っと...名前はルーラーと名乗ってました。これは本名じゃないらしいですが...人相の方は...すみません、黒のローブを羽織っているので顔までは...。」

 

 

 「...ルーラー..ねぇ?芽亜、知ってるか?」

 

 

  「いいえ?」

 

 

  「俺は知ってるぞ〜。」

 

 

  と、不意に地下室の方から声が聞こえた。

 

 

  「何だ、いつの間にかきてたんですね。父さん。」

 

 

  「はっはっは、何やら面白そうな話をしていたみたいだからな。」

 

 

  「んで?ルーラーのことを何かご存知で?」

 

 

  「ああ、ルーラーってのはいわゆる中間の人間なのさ、闇業界と表業界両方のな。」

 

 

  「へぇ...そんな人もいるんだな。」

 

 

  「で、その人に偶然出会える確立はものすごく低い。」

 

 

  「世界をいろいろ周ってるのか?」

 

 

  「いや、うろついているのはこの丁町とそこのお嬢ちゃんが住んでいた隣町の弦間町だけだ。」

 

 

  「それなのに誰もあったことがないってのか?自分から。」

 

 

  「ああ、まあ、正確には会えないんじゃなくて【会っても認識できない】だけなんだがな。」

 

 

  「...なるほど。」

 

 

  「ま、情報収集には役立つからな。気が向けばここにもくるんじゃないか?」

 

 

  「あ、そう。」

 

 

  「まぁそれだけだ、それじゃあな。」

 

 

  「ああ。」

 

 

  「....誰だったんでしょう?あの人は。」

 

 

  「...不音家1代目当主不音現凪、俺の父親さ。」

 

 

  「あれ...?でも七日さんの苗字って...。」

 

 

  「あれは父さんが不音家の者だとバレないように作った偽の苗字さ、だから本来は不音七日なのさ。」

 

 

  「なるほど。そういうことだったんですか。」

 

 

  と、3人が話をしているといつの間にか事務所の扉の前にローブを来た人が立っているのがわかった。

 

 

  「.....貴方は?」

 

 

  「ここが、留宮探偵事務所で間違いないですね?」

 

 

  「ああ、間違いない、で、なんのようだ。」

 

 

  「これは失礼しました。私はルーラーと申します。以後お見知りおきを。」

 

 

  「.....ルーラーさん!」

 

 

  「これはフリッカ嬢。迎え入れていただけたようで良かった。」

 

 

  「なるほど、あんたがルーラーか。てことは何か用があってきたんだろ?」

 

 

  「ええ、もちろんでございます。」

 

 

  「紅茶でも飲みながら聞こう。」

 

 

  七日はルーラーを案内する。

 

 

  「どうぞ。」

 

 

  「いただきますね。」

 

 

  ルーラーはティーカップを片手に持ちながら七日に言う。

 

 

  「七日さん、あなた。会社をを興す気はありませんか?」

 

 

  「会社?」

 

 

  「はい、見たところ、この事務所には9人程住んでいるようですがそろそろ手狭になってきているのでは、と思いまして。」

 

 

  「まあ、たしかにそうだが....。」

 

 

  「今回は私が経費は払わせていただきますゆえご心配なく。」

 

 

  「なぜそこまでする?」

 

 

  「私はあなたを気に入ったのです。その能力や頭脳をね。」

 

 

  「で、会社を興すとして場所はどこになるんだ?」

 

 

  「この左隣のビルでございます。」

 

 

  「ここって使われてなかったか?」

 

 

  「ええ、以前までは使われておりましたが、今では会社を維持できなくなったため私が買収させていただきました。」

 

 

  「ならいいが。決めるのは俺だけじゃなく2人にも聞いとかないとな。」

 

 

  「もちろんそのつもりでございます。2人方はいかがでしょうか?」

 

 

  「私は七日君に任せるよ、だってこの事務所を建てるのを決めたのも七日君だし。」

 

 

  「私も、七日さんに拾われた身ですから。ここは七日さんに委ねます。」

 

 

  「なら、きまりだな。この日を以て留宮探偵事務所を閉業、そして留宮探偵社を興そう。」

 

 

  「承りました、ではこの事務所の方はあなた方の家にでもすると良いでしょう。」

 

 

  「まあ、それは元からだからな。」

 

 

  「だね。」

 

 

  「では、ご案内します。探偵社社長留宮七日殿。」

 

 

  「....ああ!」

 

 

  「新しい生活の始まりだね!」

 

 

  「私もちょっと...ワクワクしてきました!」

 

 

  「さあ、行くぞ!」

 

 

  「「お〜!!」」

 

 

  その掛け声が探偵事務所の中に響いた...。

 

 

〜第1幕終了、第2幕、第22話に続く....






  はい!いかがでしたでしょうか!


  「グダりすぎ!」


  ま、まあそこらへんはほっといてください...。


  「てかルーラーってドラ○エかよ...。」


  いえ、どこぞの棒有名RPGの転移魔法ではなく、意味合い的には【支配者】という意味を持っています。


  「なるほど、裏と表の世界の支配者ってわけか。」


  そんなところです。それでは第1幕をここで終わらせていただきたいと思います!ではまた第2幕にてお会いしましょう!(*^-^*)ノ~~マタネー
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