東方人妖伝 ~FantasyTownshipDaily~   作:通りすがりの人妖

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これは、かの有名な「東方幼霊夢」を元にした三次創作です。もし、ある妖怪がかあちゃんと出会い、ルーミアと霊夢とかあちゃんと過ごしてたら・・・という物です。ネタバレもありますので、嫌な方は見るのを控えるか、「東方幼霊夢」をニコニコやユーチューブなどで見てきてください。待ってます。


第一伝 東方幼妖伝 過去
第一話(???) かあちゃんと紫と名も無き妖怪


「ねぇ、あなたが最近人里で大食いしている『(さち)喰い妖怪』ね」

 

倖喰い妖怪、ほぼ黒髪だが少し白い髪が混ざっており、ボロボロの白い服を着ていて、下は黒い半ズボン。両腕に黒く大きい腕輪を付けている。

 

――――ここは幻想郷、忘れられし者が集まる隔離世界

 

「誰がそう読んでいるのかはしらねぇが、確かに俺は倖を糧にし、生きる妖怪だ。

 

「名前は?名前ぐらいあるはずよ」

 

――――昔々、ある幻想郷に、名前の無い妖怪がいたそうな

 

「名前?んなものねぇよ。だから『倖喰い妖怪』って呼ぶんだろ?」

 

「そうね、人里に住む人間は貴方を恐れてそう呼ぶわ。人の幸せや不幸、倖を喰い生き永らえる妖怪。」

 

「あってるよ、それで。恐れているのは人間の勝手だろ?俺は名前すらわからねぇんだよ。そういう名で呼ばれるだけで嬉しいよ。」

 

「でもあなた()喰い過ぎよ」

 

その妖怪の座っているところ、その周りは人間の骨塗れになっていた。

 

----これは、まだ霊夢が幼くて、倖喰い妖怪に名前が無かった時のおはなし

 

「そうか、でも・・・喰わないと生きて行けないんだ。」

 

妖怪は悲しそうにそう言う

 

「この前、ルーミアという妖怪も喰いすぎて、博麗の巫女(後の先代の巫女である)にこっぴどくやられたのよ」

 

「ふぅん、それで?そのルーミアみたいになりたくなければ喰うのを止めろと?」

 

「まぁ、簡単に言えばそういうことね」

 

「嫌だね、そのルーミアっていう奴が弱かっただけだろ?」

 

「いえ、あの娘はとても強かったわ。あなたと同じくらいに」

 

「そうか、いつかそいつとも戦ってみたいな、さぞかし幸せなんだろうな」

 

「・・・なら、今でもいいかしら?」

 

「!?」

 

妖怪には底知れぬ不幸と幸せ、そしてその巫女の闇が一瞬見えた。

 

「こいつね、最近人里で話題が持ち切りの妖怪は。」

 

現れたのは、赤白を基調とした巫女服で、巫女服の下に黒いアンダーウェアを着ているが巫女とは思えない物、賽銭箱を被っている。

 

「こいつかその強い奴ってのは」

 

「紫、後は私に任せなさい。妖怪退治よ!」

 

その巫女は妖怪の言うことを無視して、御札を持ち構えた。

 

「そのつもりよ、後は任せたわよ。」

 

といい、紫はその場から消えた。

 

「・・・無視をするなぁぁ!!」

 

妖怪は怒り、巫女に殴りにかかった・・・

 

 

 

 

 

「はい、終わり。」

 

巫女は妖怪を片足で踏みつけながら、手をパンパンと払った。

 

「俺が、こんな人間に負けるなんて・・・」

 

妖怪の顔には、悔しさと怒りが入り混じっていた。

 

「はぁ、妖怪退治も疲れたわ」

 

「・・・巫女はそれを生業にしているんだろ?」

 

「だけど、面倒くさいんだもん」

 

「巫女が妖怪退治に来て退治しないなんて前代未聞だな」

 

「あなたもそう言うのね、ルーミアもはじめはそう言ってたわ」

 

巫女はどこか遠くを見るようにどこか悲しそうに言った。

 

「・・・お前の名前は?最後に聞いておこうか」

 

「あら?いつ誰があなたを殺すと言ったの?それにみんなは『かあちゃん』って呼ぶわよ」

 

「そうか、かあちゃんか。いい名前だな。」

 

「そりゃそうよ、かあちゃん(・・・・・)だもん」

 

と、手でピースをした。

 

「子供がいるのか?」

 

「まぁね、拾った子供だけどね」

 

また、悲しそうに言った。

 

「お前は幸せか?」

 

「え?・・・うん、今は・・・とても」

 

「良かったな・・・それで、殺らないならどいてくれないか?」

 

巫女は未だに妖怪の腹を踏んでいた。

 

「あぁ、ごめんなさい。」

 

本当に巫女なのか?というぐらい本当に申し訳なさそうにどく。

 

「それで?あなたの能力と名前は?」

 

かあちゃんが妖怪に聞いた。

 

「・・・無い、名前は・・・無い。」

 

「ふぅん、そう。能力は?」

 

そんなに気にならないのかすぐに流して二つ目の質問を聞く。

 

「あぁ、能力か・・・それは・・・」

 

 

 

 

 

 

次回へ続く!!!




おはようございます、こんにちは、こんばんは。まなゆうです。今回からついに第一伝が始動しました。今回も短いですが・・・。二話目以降は第四伝(本編)が進み次第また、投稿していきたいと思います。時系列が狂ったりするのが怖いので・・・。それでは!アディオス!!
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