東方人妖伝 ~FantasyTownshipDaily~   作:通りすがりの人妖

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一言だけ言おう!!主人公のスペルカードの「符」が無いと思ったアナタ!



スペル名変えました。


第三話(覚醒編) 妖気と草薙の剣と霖之助の秘密

昼過ぎである。愛優はチョコレートパフェを食うと行って出かけたがそれは嘘ということがバレてしまい、紫に捕まってしまった。そして、愛優は修行として少し暗い一室へと連れて行かれたのであった。

 

「あーすんません、紫さん。俺、どうなってるんですか?」

 

愛優は手を縛られて、目も布で塞がれて見えない。だが、そうした犯人の紫はまだその場にいることが分かるので聞くことにした。

 

「そのままよ、これも修行の一環よ。でもさっき逃げようとしたから縛ってるのよ。」

 

紫は何か作業をしているらしく、その作業も終わって説明に入ろうとしている。

 

「え~と、修行っていうかプレイだよね?この年になって若者をt・・・ぐはっ」

 

愛優の顔にテニスボールみたいなものが当たり、思わず声が漏れた。その玉が鉄球並みに重いことが分かり、そして普通の鉄球でないことも分かった。

 

「はいはい、どうでもいいから鉄球避けてね~、分かったと思うけど鉄球に込めてる妖気を零くらいにしているから、ちゃんと感じて避けなさい。」

 

紫はそういいながらその部屋の端っこに置いている椅子に「よいしょ」と言って座った。もうおばさn・・・ぐはっ。

 

「おい、地の文がやられたじゃねぇか!!」

 

愛優は必死に顔スレスレで鉄球を避けていく。妖気が少ない分、どこから飛んでくるかを感じるのはとても難しい。つまり、これは限りなく少ない妖気を感じ取るための修行なのだ。

 

「よく避けれてると思うわよ。今は50㌔に設定しているけど、最終的には100㌔のも今ぐらいで避けてくれれば上出来よ」

 

「無理無理無理無理無理無理!!だってこれ、四回に一回は当たっt・・・ぐへっ」

 

愛優は本気で無理と叫びながら避けるが気が散ったせいか、変な声を漏らしてしまう。

 

「冗談よ、最低120㌔は避けてもらわないと、もし自分より強い奴が来ても知らないわよ」

 

紫は、笑いながら言うが愛優の汗がさっきよりも噴出している。そして20分間程たって―――

 

 

 

 

「はい、終了~。最後らへんからは殆ど当たらなくなってきていたのは正直私も驚いたわ」

 

紫はくすっと笑いながら褒めるが愛優の体力はもう限界で浴衣が汗で肌にビッチリとくっ付いている。

 

「冗談じゃねぇや…死ぬかと思ったぞ…」

 

愛優の体には沢山のあざが出来ており、浴衣もボロボロになっていた。しかも、体力は無いというのに紫は次の修行へと移ろうとする。

 

「仕方無いわね、こんなところ霊夢が見てたら笑われるわよ。仕方無いから10分間ちゃんと休みなさい。」

 

紫はそういって部屋を出て行く。愛優は仰向けで寝そべって、力いっぱい込めて突っ込む。

 

「笑えねぇし、何で今霊夢の名前が出て来るんだよっ!!」

 

しかし、紫はとっくに部屋を出て行きドアを閉めているので聞こえていない。

 

 

 

 

10分後っ!!

 

 

 

 

 

 

「あ~、これは俺に買い物に行けと?」

 

ゆかりんは肘をついて寝ながらテレビを見ていて挙句の果てに3時のオヤツである煎餅を食べている。食卓の上に、買い物に行けといかにも雰囲気を醸し出しているエコバックが置かれていて、その傍に金が置かれている。

 

「気が変わったのよ。何時もは藍が行ってくれているけど、藍はけーねのとこに橙の迎えに行ってるからその間に行ってきてくれないかしら?」

 

それにしては、置かれているお金が大きくてとても買い物で使う様な金額では無い。

 

「それじゃあ、行ってくるよ。余った金で買いたい者があったら買ってきていいか?」

 

愛優はエコバックにお金と買う物が書かれている紙を入れていく。

 

「いいわよ~っていうかそのためのものなんだけどね~」

 

いつもと違い、本当のぐうたらしている紫は喋り方もだらけている。

愛優は、その言葉を聞いて買い物に出かけた。

 

 

書かれていた買い物が終わって、後は愛優の欲しい物を買うことにした。

 

 

「よし、ごめんくださ~い。霖之助さんは居ますか~」

 

愛優の行きたかった場所とは香霖堂だった。暖簾を潜りながら店主である霖之助を呼ぶが愛優の目の前には霖之助と見たことの無い男の子が居た。その二人を見て愛優はエコバックをその場に落とした。

 

その男は見た感じ10歳ぐらいで、身長はフランと魔理沙の間位で髪の毛の色は見たことの無い灰色と薄紅色が微量に混ざり合った色で顔付きはいかにもしっかりとして見えるのに、どこか、魔理沙の様な雰囲気を醸し出している。変わった特徴といえば、少しだけ鬼の角のようなものが生えていることだ。

 

「えっと、誰ですか?もしかして……隠し子っ!?」

 

愛優は冗談で言ったつもりなのに霖之助はギクッという反応を見せてしまい、逆に愛優も驚いた。そして、その子は愛優の言葉を確実だと決定づける言葉を言ってしまった。

 

 

 

「親父!!この人が魔理沙さんが言ってた魔理沙さんの元師匠!?」

 

男の子は目をキラキラさせて、親父と呼ばれる霖之助に聞くが霖之助の目が死んでいる。愛優は「親父」という事実より、その後の言葉にまたも驚愕していた。

 

「あ~、そ、そうだね。この人は愛優って言う人で魔理沙の元師匠だったんだよ」

 

霖之助は男の子から目を逸らしながら言うが、その顔の目はまだ死んでいる、というより愛優に助けを目で訴えていた。

 

(愛優~!!、どうか!どうか!この事を誰にも言わないでくれ~)

 

(分かりましたけどその代わりに商品を一つツケで買ってもいいならですけど)

 

(分かった!分かった!だから絶対に誰にも言わないでくれ~!)

 

霖之助の隠し子は二人の目でのやり取りの意味を読み取ることができず二人を交互に見ていた。

 

「そ、そうそう俺が元魔理沙の師匠だけど?俺に会いたかったのか?」

 

愛優はガシガシと頭を掻きながら目をキラキラさせてこっちを見る男の子に言うが、その目の輝きを見るだけで少し昔のことを思い出した。

 

「うんうん!魔理沙さんの師匠ってことは魔理沙さんより強いんでしょ!?」

 

「最近は全く戦って無かったから、分からないぞ?それで、俺と戦いたいのか?」

 

「うん!最近やっと魔理沙さんから一本取れる様になったんだ!そしたら魔理沙さんが『もしかしたら、私の師匠にも勝てるかもしれないんだぜ!』って言ってたからぜひ勝負したくて!」

 

((いや、多分それ冗談だと(俺)(僕)は思うよ…))

 

「いいけど、まずは俺の買い物が済んだらな。その間に準備でもしときな!」

 

愛優はそういって、霖之助の傍に近寄っていった。その子は言われたとおり外に出てウォーミングアップを始めた。

 

「それで、あの子は本当に霖之助さんの子なんですか?あ!この剣下さい。この前紫に妖力で剣を作るより、剣に妖力を使って質を上げたほうがいいって言われましてね」

 

そういって愛優は剣を霖之助に見せる。

 

「あの子はその…うん僕の子だよ…。あぁ、この剣はこの前魔理沙が持ってき鉄屑に含まれていた、草薙の剣という奴だね」

 

「へぇ~誰との子なんですかねぇ~。魔理沙ってたまにレアっぽいの持ってくるけど、どこで手に入るんだろうな。ツケて貰いますよ?」

 

そう言って、香霖堂の後ろにある魔法の森と呼ばれる森に愛優はその場で試し切りをしてみた。

 

「せいぃやっ!!」

 

愛優は軽く横になぎ払いをすると木々が次々と折れていった。後ろでウォーミングアップをしていた霖之助の子はその光景を見て、「おおお!!」と感嘆の声をあげた。

 

「よし、やるか!」

 

そういって、愛優は草薙の剣を霖之助の子に向けて勝負を始めようとする。霖之助の子もウォーミングアップを終えて、箒を愛優に向ける。

 

「お前は魔法使いか、魔理沙に習ったんだな。」

 

「うん。結構覚えたし、魔理沙さんにも褒めてもらえたよ。」

 

「そうか、スペルカードルールは知っているよな?俺は一枚で行こう。」

 

そういい、愛優は草薙の剣を構えて、霖之助の子も「MALEFICA」と刻まれた箒を構える。

 

「勿論!俺は三枚使わせて貰います!。」

 

「スペルカード!『紛符「アークブレイド」』!!」

 

愛優の右腕に白と黒が混ざった色で覆われて草薙の剣も黒く長く変形した。愛優はこうすることにより、使う妖力が減るのだ。

 

「『超符「コルポリスチャージ」』!!」

 

霖之助の子の体から溢れんばかりの妖気が出てきて、体を包んでいく。

 

身体強化(フィジカル)魔法か、それも魔理沙に教えて貰ったのか」

 

愛優は無意識に自分の妖気と霖之助の子の妖気を比べてしまい、自分の方が少し劣っていることに気づく。

 

「ええ、まだまだですけど…ね!!」

 

そういって霖之助の子が地面を思いっきり蹴って箒に跨り、低空飛行で愛優の目の前にまで入ってくる。それを愛優は後ろにバックする。

 

「『彗符「ブレイジングスター」』!!」

 

「ちょっおまっそれ魔理沙のスペr…ぐはっ!!」

 

霖之助の子はスペルカードを叫んだ瞬間、箒が彗星の如く加速して愛優の腹に直撃する。そのまま森の木へとぶつかり数本木が折れる。すかさず次の攻撃を回避するため、体制を整えようとするが霖之助の子は箒に跨り突進と同時にミニ八卦路を両手でクロスで持ってリミッターを「カチンッ」という音とともに外し、次のスペルを叫ぶ。

 

「まだまだ行くぜっ!!『恋心「ダブルスパーク」』!!」

 

マスタースパークとは違い、二つ一気に使うため幅や威力も二倍になっている。魔理沙の元師匠というわけで、逆に侮って豪快に出たが決して完全体とは呼べないぐらいの完成度だった。とっさの攻撃に愛優は避けることを止めて体全体に妖力を注ぎ、受け止めることに専念することに決めた。

 

「ッ!?」

 

しかし、思った以上の威力で少々驚いたが、ギリギリ最後まで耐え抜きその場に立ち残った。愛優の体中から煙と血飛沫が混ざって噴き出る。その光景を見て、霖之助の子はやり過ぎたという気持ちとその程度かという気持ちが混ざりくすっと笑い箒から降りる。愛優は息が荒くなり、霖之助の子の余裕そうな笑いを見て余計に負けられない気持ちになった。

 

そして愛優は「神道無念流」と呼ばれる流派の『一文字の太刀』という反撃技の構えをしてこう言った。

 

「よぉし~、俺はお前を少し侮っていたよ。ルール変更!俺の使うスペルも3つだ。手加減なんて一切しなくていいぞ?でも俺は大人だ、だから―――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手加減してあげるから本気で掛かって来なさい!!」

 

霖之助の子はさらにニヤッと笑いを零す。

 

 

次回へ続く!!

 

 

 

 




今回は意味の分からない言葉の解説をしていきたいと思いま~す

まずはこれっ

「草薙の剣」

東方の公式設定?では本文で書いてある通り、魔理沙が鉄くずを沢山香霖堂に持っていくという出来事があってその中に草薙の剣があったという。

三種の神器とよばれるものの一つで別名、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)ともいう。


次はこれっ

「MALEFICA」

これはラテン語で魔法使いという意味なのです!。

次はこれっ!

「神道無念流」

クトゥルフ神話のTRPGとかで見たことがあるかもしれない。『一文字の太刀』というのもこの流派の技の一種である。簡単に言うと福井兵右衛門嘉平という人が広めたそうです。みんながしっている人で使っている人物は木戸孝允や新選組二番隊隊長の永倉新八やその局長である芹沢鴨もこの流派だったそうです。勿論愛優もですけどね(笑)

駄文ですがこの流派の採用理由は俺曰く「何か名前が、かっこいいから・・・!?」

最後にこれっ!!

「霖之助の子」

作者のオリジナルキャラの一人でその通り霖之助が産んだ子ども。名前の公表は少し先になります(決して考えていないわけではありません)。魔理沙の弟子(仮)だが霊夢や愛優同様才能が抜群にあり、霊夢や魔理沙よりも幼いにも関わらず互角チョイ下ぐらいという強さにまで成長している。血の割合というと、妖怪4割、鬼4割、人間2割という割合で元々妖怪の身体能力というものは人間より長けているが、鬼の血も含まれているため他の妖怪よりは優秀ではある。

どうでもいいけど、キャラの強さの順位みたいなものを書くお(現時点で格キャラ本気で戦ったときの強さ)

霖之助の子=魔理沙<紫≪霊夢(夢想天生)<愛優<????


という感じです。公式的にも考えて結果こうなり、「え?以外と霖之助の子低い!」とか色々思うことがありますが今明かされている強さの順位表です(しつこいですが、今!!!です)。それではサヨウナラ!!
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