東方人妖伝 ~FantasyTownshipDaily~ 作:通りすがりの人妖
誰が見ても、愛優が窓から出て行ったようにしか見えなかった。何故、今出る必要があったのか。修行が嫌になったから?それは確実に否。愛優はむしろ、紫がさせているのにも関わらず、当の本人がもうワンパンマンになれるんじゃね?というぐらいの厳しい修行をさせているが好き好んでしている。はじめは確かに躊躇をしている修行が多かったが成長したのかほぼ修行を習慣のようにこなしている。それなら、用事があったから?霖之助さんのとこに行ったのか?それも否。単純に玄関から出て行くというのが礼儀だろう。勿論、愛優もそうだ。それじゃあ、他に理由が...?紫は何かもっと不吉なものを感じた...
「...ッ!?」
紫はベッドの傍に置いてある一輪の花に目入った。それはとても季節外れの花だった。
「...これはスノードロップ!?」
愛優が花に詳しく、紫はその話を覚えていた。それは―――――
(だけど、気をつけろよ?その花の花言葉にはもう一つ意味があってな、誰かへ贈り物としてあげるときには『貴方の死を願います』っていう意味になるから――――)
「でも…誰がこんな花を…?」
勿論、紫はそんな不吉なものをあげたりする妖怪では無い。もし、
「――――最後の愛優しかいないわ」
すぐに紫は人里の偵察部隊に愛優を探すように指令を加える。そして数分後に優秀な偵察部隊である、式紙の鴉が伝える。
「場所は、また永遠亭...」
いそいで、紫はスキマに入り永遠亭へと移動する。
その頃愛優は―――
***
永遠亭...というより、迷いの竹林と屋敷の間にある空き地だ。
「おい...やっと見つけたぞ...っ...」
息があがりきった愛優は膝を曲げて両腕を立てて一人の亡霊に上目遣いで話しかける。亡霊は無言で振り返る。容姿は特徴とえば妖狐の仮面に、巫女と思わせるような服装をしているがやや右胸に大きな穴が開いており、膝から下がぼやけている。
「私を殺してくれる?今度こそお前の手で...」
とてもマイナスな霊気を感じるがどこか悲しそうにも聞こえる。何か、やり残したことがあることにとても悔いているように...
「上等だ。今度こそ勝手に死なせねぇ...俺が...
愛優の...己への
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バトルが始まりますが、今回が一番酷いです(自称)。しかし、これからも書き続けて成長していきたいと思います。それでは、続きをお楽しみください。
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愛優はいつものようにスペルカードで草薙の剣を闇と光で包み込む。××××はそれを見て真似をする。××××の場合、元となる剣が無いので霊力を使う量が増える。しかし、一度見ただけで黒く
「ふぅん~、こうやってやるんだ~」
××××はブンブンと剣を振る度に、竹が綺麗に斬れていく。見えるのだ、
「おい、おいマジか...条項増えるなこれ...っ」
愛優は剣を構えながら
***
しつこくて失礼ッ!!これからは、『アギト化八ヶ条』と申したもののこうしたように謎ができたりそれを解明するたびに増えていく予定です。では続きを。
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「ねぇ、何分?」
「あぁ?」
いきなりの質問に低い声で返す。
「だ~か~ら~、何分で死ぬの?お前...」
そういって、ゆっくりと左手の人差し指ですっと指す。
「...おk…20分だ。長いかもしれねぇが、悔しいけどそんなぐらいじゃなきゃ倒せない自身がある。」
下を俯きながら悔しさを顔に出している。
「あっそ…変な奴も来てるけど気にしないでやろうか。」
××××は右をチラッと見て言う。愛優も吸い寄せられるように右のほうを見るとスキマから険しい顔をしている紫が見ていた。ふと××××を見た瞬間、もう間合いを詰められていた。
「...ッ!!やけに卑怯じゃねぇかッ」
そういって、構えなおして××××の縦への攻撃を剣で防ぐ。
(ギリッ…!!)
刃が削れるような音を互いに立てた瞬間、××××の黒い剣の柄から黒い弾幕が愛優の顔に飛んでくる。
(避けきれねぇッ!!)
下から来る弾幕から顔を逸らし顎に直撃する。そして、そのままその方向へと流れるように飛ぶ。
「ぐはッ!!」
空中で飛び掛けた意識をギリギリで取り戻し地面に離れたところで着地する。すかさず××××は、ラッシュをしかけにまたも突進をするように飛んでくる。紫が何か叫んでいるようだが、愛優には聞こえなかった。
「ふんッ!!」
愛優は神道無念流の一文字の太刀の構え、つまり草薙の剣を横に一文字に構えて××××
が攻撃をしかける。
「...ッツ!?」
しかし、××××は攻撃は不可能と判断し、目の前で横へと回避しつつ腿の付け根へと狙いを定める。その瞬間――――
愛優は剣を右拳だけで柄を握って、瞬時に剣を××××の首を狙いなぎ払いをする。
(よし、こっちの方が断然速い!)
なぎ払いの最中、瞬間的に悟った愛優だが狙った××××の首は下へと落ちていった。
「ッ!?」
「フッ!!」
技と横に倒れて攻撃をかわして××××は横向きに払われていく愛優の剣を真上に弾き飛ばす。
(ギィィンッ!!)
剣はクルクルと回転しながら、地面へと刀身が刺さる。それと同時に、××××と愛優はいそいでバックステップを踏む。
「「・・・」」
一瞬の静寂が流れ、それを断ち切るように紫がスキマを使い、地面に刺さった草薙の剣を抜いて愛優の横に置き捨てる。
「サンキューッ!紫ッ!」
そういって、横に置いてる剣を掴もうとするが××××の方から飛んできた黒い剣がまたも弾き飛ばして黒い剣は木へと刺さり、愛優の剣は横回転をしながら草むらに転がる。
「ッ!?」
愛優はまたも転がった剣を掴み××××の剣が刺さった木の方を見上げると―――――
首元に剣を向けられていた。
「チェックメイト...お前は負けたよ。」
愛優は、歯を食いしばって悔しさを噛み締める。しかし―――
「まだだ...!」
「チッ!!」
愛優は剣を握っている右手をいつの間にか背中に回していて、その背中からスキマに剣が入り、××××の後ろにいる紫の手元へと移動してそのまま無茶に振りかざした。
「はぁぁぁっ!!!」
××××の剣先が愛優の首元を掻っ切るよりも、速く紫の握っている剣が頭を二つに割る…はずだった。
「なッ!?」
縦に振り下ろした剣は霧となって消えていく××××を切っていく。
そう…もう一つの『アギト化』のルール...それは―――――
九つ 己は己以外には何人たりとも越えることはできない。
次回へと続く。
どうでしたでしょうか?皆様には作者の伸びしろが見えていると嬉しいのですがどうも自分では全く見えない所存であります。これからは、もっと日々精進して読者が納得のいくような作品にしていきたいと思います。どうでもいいですけど、変換が最近発情期を迎えております。例えば、『いきたい』を一発変換すると『イキたい』になってしまいます。助けてください。こんな子に育てた覚えはありません。それでは、次回も「東方人妖伝」をお楽しみください。