東方人妖伝 ~FantasyTownshipDaily~   作:通りすがりの人妖

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今回で、愛優の片方の能力が解明されます。それと雑なバトルも・・・
今回は少し長く書けましたので次は少し減ります、ごめんなさい。


第四話(紅魔編) 能力とスペルと悪魔の妹

「愛優~、依頼人が来ているわよ~」

 

「おっ、マジ!?やった三日ぶり!」

 

そう、そんなに依頼が来ないから、結構嬉しい。だけど・・・

 

 

 

 

「ちょっと待っててもらえない?今忙しいんだけど」

 

と、WiiUコントローラーを巧みに使いこなし、マリカ8をしている

 

「はぁ、知らないわよ。私は妖怪退治で忙しいから、後は頼んだわよ。」

 

「はいはい、んじゃいってら~」

 

と霊夢と入れ替えに依頼人が入ってきた。

 

「お邪魔しま~す」

 

「邪魔するなら帰って~」

 

「いや、依頼に来たんだから、帰すなよ!」

 

と、新喜劇のネタを言いつつ上がってくる依頼人、そう大事な大事な依頼人。

 

「それで?その依頼ってのは?」

 

愛優はまだマリカ8をしている。

 

「せめて話を聞くときはゲーム止めてくれません?」

 

「分かった、分かったよ。」

 

愛優はコントローラーをちゃぶ台に置いた。

 

「依頼の内容は?」

 

「あぁ、その内容ってのは・・・」

 

 

 

依頼人  田中仗助

 

依頼内容 

 

紅魔館に行って、レミリアを抱っこしたい。

 

報酬 愛優さんも一緒に抱っこを・・・

 

 

 

「色々とツッコミどころがあるんだけど?」

 

「え?どこが?」

 

全く理解していないらしく首を傾げている

 

「まずは名前だよ名前、これは酷過ぎない?どこのスタンド使いだよ」

 

「スタンドならありますよ」

 

といいながら出したのは、

 

「これですよね?スタンドって」

 

「いや、それはバイクを支えるやつだから、バイクのスタンド使いって何だよ、んなもんで、女皇帝(ハイプリエステス)倒してエジプトに行けるわけ無いだろうが、せめて行けても皇帝(エンペラー)のとこまでだよ。ジャポンから出直して来い」

 

「それ、一つ前の三部ですし女皇帝も皇帝も大して差が無いし、しかもまぁまぁ行けてますけどね。」

 

「んなこと知ってるよ、試してたんだよ。そうじゃなくて幽波紋の方だよ」

 

「そんなものあるわけないじゃないっすか~」

 

「だよね~あはははは(あはははは)ふざけるなっ(あべしっ)」

 

「それと、依頼内容と報酬。自殺はよそでしてくれよ」

 

「いや、本気ですよ?この依頼は」

 

「名前からして本気じゃないのは分かった」

 

「それは酷いでしょ!」

 

「分かったよ、やるよ。だけど報酬は別だけどな。」

 

「良かった、絶対に承ってくれないと思ったけど。」

 

「これ本当に依頼なんだよな?」

 

自覚しているようだけど、バカな依頼だよこれ。

 

「んじゃ、行こうか」

 

「え?今から?」

 

現在の時刻は2時半ぐらい

 

「ん?日が沈むとアイツのターン(時間)だからな。早めに行かないと依頼は難しい」

 

愛優達は外に出た。

 

レミリアは吸血鬼なのだ(ああみえて)。だから昼中に依頼を遂行するのだ。

 

「よし、行くぞっ俺の手を掴め!」

 

愛優はリレーのバトンを受け取る要領で走り出した。

 

「えっちょっと、これでいいかっ!」

 

ギリギリ掴んだ瞬間・・・

 

 

「飛ぶぞっ!」

 

 

飛んだのだ。愛優や霊夢や魔理沙たちにとったら当たり前のことだが、普通の人間にとったら飛ぶこと自体殆ど無く・・・

 

 

「うっうわぁぁぁっ!」

 

ものすごい声で叫びながら暴れる。

 

「おっちょっと、ジタバタするなよ!落としてしまうぞ!」

 

博麗神社から紅魔館まではそう遠くは無いが、紅魔館の前に霧の湖を通らなければならないのだ。

 

「もっと飛ばすから、気をつけろよ!」

 

「いやぁぁぁっ!!」

 

それでも悲鳴は収まらない。

 

「しょうがないなぁ、ゆっくり行くぞ」

 

「はじめからそうしてくれよ」

 

すでに仗助の髪はボサボサになっていた。

 

「何だよその髪は・・・ぷっははははは」

 

「そんなに笑うなぁ!」

 

「いやだって可笑しいんだもん」

 

愛優はずっと笑っている間に霧の湖を通り抜け、とうとう紅魔館についた。

 

「二千七文字にしてやっと紅魔館についた」

 

「そういうメタイことは言うなよ」

 

門を守っているはずのめーりんは壁にもたれたままぐっすりと寝ている。

 

「相変わらずよく寝れるよな、その体勢で」

 

「本当に。日頃寝ている人は大体胸デカいよね」

 

「あぁ、どっかの死神も胸デカいしな」

 

「寝ているし、そのまま行くか」

 

門番が居てるというのにも関わらず門を開けて、こっそり入る。

 

「よし、ここまで来たんだ、もう戻れないぞ?」

 

「覚悟はできている」

 

庭を歩き、玄関の大きいドアの前に二人は立っている。

 

「よく言った!開けるぞ!」

 

と言い開けた瞬間、愛優はとっさに中からナイフが飛んできたことに気づき、仗助を押し倒した。

 

「よく、避けましたわね。」

 

「こりゃどうも、メイド長さん。」

 

咲夜はナイフを数本ずつ両手に持っている。もてなしてくれる様子は無いことが分かった。

 

「次は外しませんよ?」

 

咲夜はそういい、戦闘体制に入った。

 

「次?あぁもうねぇよ。時間を操る程度の能力さん」

 

「!?」

 

カンッ

 

 

「ザ・ワールド!時よ止まれっ!っという感じかな?おお、二人ともちゃんと止まっている(・・・・・・)ね。ん?俺の能力は何だって?そうだな、簡単に言うと『〇〇している〇〇を操る程度の能力』かな」

 

 

カンッ

 

咲夜がその言葉が聞こえた(・・・・)瞬間に咲夜は目の前にいたはずの愛優を見逃した、というより消えたのだ。

 

 

 

咲夜が愛優を探しているが中々見つからず・・・

 

 

 

 

 

「ここだよ、ここ。おっ咲夜さんは白か」

 

咲夜はようやく愛優の場所が分かり、向いた方向は真下である。

 

「なっ、み、み、見たなぁぁ!!(怒)」

 

咲夜は怒りのせいか恥じらいのせいか顔が真っ赤になり、怒りに任せ時を止める。

 

カンッ

 

咲夜は時間を止めた瞬間に真下にいる愛優に向けてナイフを投げた瞬間・・・

 

 

 

 

 

「・・・あっ動ける、どうも咲夜さん」

 

愛優はすぐにその場から離れて体勢を整える。

 

「何で!?時間は止まっているはず!」

 

時が止まっている中、今、動けるのは咲夜と愛優。いつもは止まっている時間の中で動いていたのは咲夜だけだったが愛優も動けているというありえないことに驚きを隠せず思いっきり動揺している。

 

カンッ

 

「何で!?」

 

「それは、咲夜が時間を止める寸前に俺も時間を止めた(・・・・・・・)からな」

 

「だとしても、その能力は私の能力よ!あなたも私と同じ能力だと言うの!?」

 

ありえないことに動揺をして、一番疑問に思っていることを率直に聞く咲夜。

 

「いいや、違う俺は『時間を操る程度の能力』ではない。」

 

「それじゃあ、貴方の能力は何よ!」

 

「う~ん、これは最近できるようになった能力なんだよな~。その能力ってのは・・・」

 

仗助は全く戦闘に参加できず、玄関のドアのそばで立っている。咲夜はナイフを構えたまま、愛優の答えを待っている。

 

「『実在している能力を操る程度の能力』って言った方が分かりやすいかな?」

 

「「え?」」

 

咲夜・仗助(いや、チートすぎ(だろ)ない!?)

 

「と言っても、能力が能力であってトリガーがキツくてさぁ~、メイド長だから特別に教えるけど咲夜は俺が『時間を操る程度の能力』って言った言葉を聞いたよな?」

 

「それはまぁ、聞こえちゃから・・・仕方ないじゃない」

 

「それがトリガーなんだよ」

 

と指をパチンと鳴らして答えた。

 

「他にもあるけど面倒だから、また今度。」

 

「はぁ、めちゃくちゃでしょ、その能力。それで?紅魔館に何しに来たのよ。」

 

「あぁっ!忘れてた!実は・・・」

 

戦闘(仮)のせいできっぱりと依頼を忘れていた。依頼のことを咲夜に伝え・・・

 

 

 

「ダメに決まってるでしょ!?」

 

従者なのだから当たり前といえば当たり前。

 

「やっぱダメか~」

 

仗助はかなり落ち込んでいた。

 

「いやまぁでも、何でもいいから、俺がお手伝いするからさぁ」

 

「そう?それならば・・・」

 

 

 

 

 

 

「よっしゃ来いやーー!(泣)」

 

「行くわよぉ!お兄ちゃん!!」

 

「今、お兄ちゃんって呼んだ!?(嬉)」

 

(そう?それならば、今日はめーりんがフランと遊ぶ約束をしてたのだけれどめーりんはもう死ぬから代わりに遊んできてくれないかしら?)

 

「私は2枚使うからね!お兄ちゃんは!?」

 

「えっ!俺も使うの!?っていうか、スペルカードルール!?」

 

(初めての勝負なのだからもっているわけないだろう!?)

 

「んじゃあ、お、俺も2枚で・・・」

 

「分かったわ!それじゃあ行くわよ!!」

 

「don’t来い!!」

 

「『禁忌 フォーオブアカインド』!!」

 

「えぇ!?四、四人!?」

 

「お兄ちゃんは咲夜に勝ったのでしょう?だったら、私と充分遊べるねっ!」

 

「そうだな!!」

 

「せいやっ!」

 

フランは本物の自分だけで突進してきた

 

「『禁忌 レーヴァテイン』!!」

 

フランの右手に巨大な炎の剣を作り出し、それで横に薙ぎ払いをするが

 

「『紛符「アークブレイド」』!!」

 

とっさに考え付いたスペルカード。それは、愛優の全体が白と黒の光が混ざった色で覆いつくし、右手には黒くそして凄く長い日本刀のような物が出た。

 

(キイィン!)

 

剣と剣がぶつかりあい鈍い音が鳴った。

 

「あぶねぇもう少しで切られるところだった。」

 

「それはどうかな?お兄ちゃん!!」

 

フランが急にしゃがむとその後ろからレーヴァテインを持った分身が剣を振りかざすように斬りつけて来た。

 

「くっ!」

 

「お腹かががら空きだよ!お兄ちゃん!」

 

フランはしゃがんだ要領で愛優の腹を蹴った。

 

「ぐはっ!」

 

吐血をし、そのままに壁にぶち当たり酸素を全て血と一緒に口から出て行った。

 

「まだまだよ!」

 

(やばいこのままだと!避ける?いや、無理だ。どうする?・・・そうかっ!)

 

愛優は一瞬ニヤつき

 

「『ありとあらゆる物を破壊する程度の能力』!」

 

「え!?それは私の!?」

 

フランは一瞬驚いたが、それよりも天井が潰れ、愛優が瓦礫に埋もれたことに驚いた。

 

「何してるの・・・!?」

 

フランは瓦礫の山に向かって言うが返事がない。

 

「・・・とりあえず、この山を壊せばすむ!」

 

フランはレーヴァテインで山を破壊するが出てきたのは・・・

 

「ザザザッ」

 

壊れかけのトランシーバー。

 

「どこにいるの!?」

 

「ここだよ!せりゃぁ!」

 

フランの真上から愛優は現れ、上から黒い剣で殴る。

 

「痛い!!」

 

フランはそのまま地面に直撃した。

 

「ふぅ、危ない危ない。咲夜に渡されたトランシーバーが無ければ、致命傷だったな」

 

愛優は攻撃の瞬間、フランの能力で天井を潰し、自分ごと瓦礫の埋もれ、トランシーバーで咲夜に咲夜の能力を宣言することにより、咲夜の能力で時間を止めて瓦礫から抜け出し、フランの上に移動したのだ。だが、今の愛優は剣を杖にしてやっと立ててる状態だ、とてもだが本気を出して戦える状態じゃない。

 

(ねぇ、あなた名前は?)

 

(言ってなかったなそういや、俺は愛優でこいつが定助。)

 

(そう、覚えておくわ。これを持っていきなさい)

 

(これは?)

 

(トランシーバーよ、紅魔館全員と繋がっているわ。)

 

(ありがとう、他の奴らの能力は?)

 

(お嬢様は運命を操る程度の能力、フラン様はありとあらゆる物を破壊する程度の能力、めーりんは気を使う程度の能力、パチュリー様は月火水木金土日の魔法を使う程度の能力よ)

 

(ありがとう、恩にきる。)

 

「よいと、フラン、起きてるだろ?もう終わりか!?」

 

トランシーバーを回収しつつ

 

「四人でもそんなものかっ!?俺をレミリアだと思って来い!」

 

「お兄ちゃん中々強いわね!分かったわ!アイツと思って殺るわよ!」

 

「おk!どんどんかかって来なさい!」

 

愛優はすぐに次の能力をつけるために、トランシーバーに向かって

 

「『気を使う程度の能力』!!」

 

「次はめーりん!?」

 

フランもあれほどやられたため、少しやっかいだと思いはじめた。

 

「何だこれ?念みたいなものか!?」

 

愛優はめーりんの能力により気が流れ、強くなることが身をもって知った。

 

「おお!あいつの能力すげー!」

 

「次は私の番!」

 

フランは3人がかりで突進してきた。

 

「言ってなかったっけ?」

 

カンッ

 

愛優はまた時間を止め、次はもっと高いところに飛んだ。

 

カンッ

 

「なっ!?いない!?」

 

フランたちは目の前にいたはずの愛優が消えたため、すぐさま探し出し・・・

 

「学習能力が少したりねぇよぉ!!スペル!『斬符「アークチェイサー」』!」

 

愛優はまた上から斬りつけるが、当たったのは剣ではなく、斬撃が気弾となり、フランめがけて気弾が急降下する。

 

「ぐっ」

 

フランはレーヴァテインでギリギリ受け止めた。

 

「次は私の番よっ!そいやっ!」

 

四人のフランが同時にレーヴァテインを愛優に投げた。

 

「なっ!!よし来い跳ね返してやる!」

 

愛優も受け止めるが、威力は弱まらず・・・

 

(このままではぶっ飛ぶ!)

 

「ギュッとしてドッカーン!!」

 

フランは投げたレーヴァテインを破壊した。その後、フランは煙の中を突進した。

 

「お兄ちゃんもっと殺り合おう!!?」

 

フランは新たなレーヴァテインを出して、それで殴りつけてきた。

 

「ぐはっ!」

 

二度目の吐血をして、真下に叩き落される。

 

「ラッシュ行くわよ!」

 

「そうはさせるか!」

 

愛優は降下してくるフランめがけて剣を投げる

 

(ブシャァァ)

 

剣はフランの肩に直撃するがフランは気にせず突っ込む。

 

「タフだなお前も!」

 

「お兄ちゃんもねっ!!」

 

フランはレーヴァテインで愛優めがけて突く

 

「ッ!?」

 

愛優はとっさに身を翻してよけ、片手でフランの肩に刺さっている剣を抜いた。

 

(ブシュッ)

 

剣を抜いたと同時にフランの肩から血が噴出した。

 

「剣は返してもらうぞ」

 

「お兄ちゃんもしかしてスペルカードルール苦手?」

 

「まぁ初めてだからな」

 

そう、だれとも戦ってくれないのだ。魔理沙や霊夢の稽古はするが、魔理沙は充分強いって言われて戦わないし、霊夢も紫が稽古をすることが多い。だから、基本暇!依頼もねぇ稽古もねぇすることねぇの三練炭なのだ。

 

「初めての勝負で私とここまでやるなんて・・・」

 

初心者相手に手古摺っていることに相当悔しがっているフランだが、霊夢と魔理沙と戦ったことにより人情が少し理解できたのか・・・

 

 

 

 

「お兄ちゃん・・・凄く強いわね・・何と言うかこう・・・認めるという・・・のかな?」

 

そう、フランは認めたのだ・・・愛優を・・・

 

「そうか・・・それは嬉しいよ・・・」

 

スペルカードルール・・・それは弾幕ごっこと呼ばれる遊戯。美しさの表現や自分の思いを弾幕にして使い、戦うことによりお互いを認め合うために戦い。妖怪の中でもトップクラスの実力を持つものでも互角で渡り合えるためだったり、異変を起こしやすくするため、人間がその異変を解決しやすくするためにもある。あぁ、妖怪が異変を起こしやすくする理由は妖怪の力が失われないようにだ。

 

「まだやるか・・・?」

 

フランと愛優は一緒に仰向けになって倒れている。

 

「うぅん、もう疲れた・・・」

 

「俺・・も・・・だ・・」

 

(ピチューン)×2

 

フランは負けた、が愛優もその場で倒れた。

 

 

 

次回に続く




人妖モンハンクロスたっのすぃ~」
愛優「だから、あんなスペルの名前だったのか!」
人妖「な、なんのことかな~俺はシャガルの光玉集めに集中するので~」
愛優「やはり策士か!貴様!」
人妖「それでは次回もゆっくりアンバサッ!」
愛優「だからそれを言うなぁぁ!!」
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