もう三日もかかったわけですし。
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ソウルコロシアム式ルールpart2 (ルール訂正 2016/01/20)
輝石と同じ色のカードなら軽減を全て満たして使用、召喚出来る。
「さぁ、おっぱじめようか!」
グオォォォォ!!
その咆哮と共に、火花が散る戦いが始まった。
ジュラシックルは蟷螂のように切り裂く攻撃を行ったがその攻撃は飛んで避け、後ろへ回った。
「次は俺から行かせてもらおう!」
拳に力を込めた瞬間、腕に炎が噴き出す。
……? 熱さ感じない。そんな事はどうでもいい!
シュンッ!ドゴォ!
俺はその拳で振り向いたジュラシックルの顔面にぶつけた。
グオオォォ!?
この攻撃でジュラシックルは怯んだ。正直、俺でもこの力には驚いた。
「今の炎で驚いてるだろう。お前が炎に触れても無傷でいられるのは俺の力のおかげだ。感謝しろよ。」
「意味が分かんねぇよ!もっと詳しく説明しろ!」
「ハァ……要するに俺をベースに変身した影響により、お前の体は変化してる」
ベース?変化?なにがなんだかさっぱり分からねぇ。
ジークフリード「細かい説明はあとだ」
ジュラシックルが立て直した瞬間、不思議なことが起きた。
「てめえが赤の守護者なのか?俺は認めねぇ!力のねぇ愚かな人間が輝石を持つなんてよぉ!」
ここで二つ、驚くことがあった。この輝石にはなにかを守る権利があるみたいだ。そしてもう一つは――――――――
恐竜が喋ったことだ。 恐竜が喋ったことに驚くことは無理はない。だって人間以外日本語喋る生物なんてありえないし……。
「わかってねぇなぁ……確かに人間は力が貧しく、愚かだ。だが今の人間は一味違うぜ?」
「どういう意味だ?」
「力がないのは今でも変わらねぇ。だが時が流れる度に人間は増えてゆき、考え方もそれぞれ違くなった。そんな時代に人間に力を与えたらこの世界はどうなるんだろうな」
この状況を見れば賛成派と反対派がいるようだな。
「全く好き放題言いやがって。人間は日々進化してんだ!ご先祖様のことは知らねぇがそれだけは確かだ!この町に被害を起こすなら恐竜だろうが悪魔だろうが関係ない!お前を倒す!」
「その言葉、そのまんま返してやるわ!!」
再び火花が散る戦いが始まる。ジュラシックルは同じ攻撃を繰り返すが当たり前のように避け続ける。だが―――――
ガジッ
痛えぇぇぇ!左腕が噛まれた!その激痛は愛犬に噛まれた時以上に痛い!さすが恐竜!だが感心してる場合じゃない!くそッ振り払おうとしても力が入らない!!なんとしても放してもらわないと!!
「カードを引け」
「バカ!こんな状況で引けるわけじゃないだろ!!」
「いいから引け!」
「わかったよ!引けばいいだろ!」とやけくそで返した後、右ももに付けられてるデッキからカードを4枚引いた。引いたカードはスケルトンジョウ、バスタースピア、ゴラドン、ドラグノ偵察兵の4枚だ。これでなにをする気なんだ!?
「バスタースピアを輝石に翳すんだ」
「うるせぇな!それでこの状況が変わらなかったら川へ捨てんぞ!!」
言われた通り、バスタースピアを輝石に翳した。
「
なんか呪文みたいなのが急に唱え始めた!?それと同時にバスタースピアのカードが謎の青い結晶1つと共に消滅した。
また熱い……今度はなんだ?
右手を見れば炎に包まれた槍が俺の手にある。
「なんかわかんないけど、てぇい!」
その槍をジュラシックルの背に刺した。
ギャアァァァ!!
ジュラシックルは悲鳴を上げて俺の腕を放した。それと同時に槍も放した。
「うぐっ!竜人の武器か!」
バスタースピア……まさかこんな力があるなんてな……!
「そろそろ片づけるぞ。輝石を右の籠手に填めろ」
籠手?確かに籠手に輝石が入りそうな窪みがある。首飾りの輝石を外してその窪みに填めた。
「
槍がさらに燃え盛り、力も増してくる。その槍を投げ飛ばした。
ザクッ!
その槍はジュラシックルを侵食し、その体は炎に焼かれてる。
「ぐあぁぁぁぁ……!ば、バカな……!!たかが人間に……!!」
俺は右の拳に力を込めて――――――
ドゴォッッッ!!
ジュラシックルの顔面に右の拳を抉りこませた。
ドカーン!
ジュラシックルは爆発と共に姿を消した。
「か……勝ったよな?」
今までの出来事が信じられなくて戸惑った。だってあんな出来事、少年向けの漫画でしか起きないことだし……。
「ああ、当然だ。さて、回収作業だ。相棒」
「回収!?恐竜の遺体を持って町の中歩きたくないし……」
「安心しろ。遺体の代わりにあるものが落ちてる」
あるもの?気になるな。俺はそのあるものを探すため、炎へ飛び込んだ。
足元に違和感がある。カードだ。さっきの奴と同じ絵が描かれてる。
それと輝石とは違う青い結晶が散らばってる。これも一様持っていくか。
「回収したぞ。もう離れていいよな?」
「あぁ。もういいぜ。」
俺は目立たないようにその場を離れ、変身を解除した。
――――――――――――――――
気付けばもう夕方だ。
「ふぅ……疲れた……」
あんな非日常的な出来事、疲れなかったらおかしい。
ちなみにここは自宅だ。
『にしてもお前、大胆な行動を取るもんだな』
「どういう意味だ?」
『あのカードは地に落とすと村一つ焼ける力を持ってるんだ。それをまさか投げ飛ばすなんてな』
ええぇぇ!!それってもし外したら町が燃えてたってこと?だとしたらあれは危険だ。あんまり使わないでおこう。
そういえばさっき消えたバスタースピアのカードは元に戻ってる。どうやら変身解除したらまた使えるようにしてるようだな。
それに守護者ってなんだ?この輝石が関係あるみたいだが。
『どうやらそっちの方が興味あるみてぇだな。なんなら俺の相棒として説明しねーとな』
「知ってるのか?守護者のことを!」
『あぁ知ってるとも。元々は俺が持ってたもんだからな』
お前が持ってたのかよ。まぁ、持ち主が説明してくれたほうが説明がつくし、多分信用も出来る。
『そいつは紅蓮の輝石。赤の世界の守護者の証だ』
そのことはさっきの会話で知ってる。
『ったく。注文が多いぜ。じゃあどっから話せばいいんだ?』
どっから知りたいって……そりゃあ山ほどある。そうだな……じゃあ――――――
「お前ら何者だ?まずそこからだ」
ジ『俺たちか?俺たちはスピリットだ』
スピリット?なんぞそれ?
『お前らの言葉でいう「魂」だ』
「あぁ。そういうこと。って、お前ら、幽霊!?」
嘘だろ!?あの戦い確か感触あったよな!?それで答えが幽霊!?俺は幽霊とあんな死闘を繰り広げてたのかよ!!
『まぁ一部の奴らはそうだな。だが俺達赤のスピリットは違う』
デスヨネー。お前らどう見ても絶滅した生物や架空生物にしか見えないもんなー。
ん?赤のスピリット?
『そうだ。この世界じゃあ絶滅した恐竜や元から存在しない竜が多い弱肉強食な世界からやって来た生き物だ。攻撃的なのはそのせいだ』
実際の話になると怖いな……。だがそこがいい。
『で、その世界を守るのがお前って訳』
……え?俺?
「すみません、住む世界が違います。」
『言っておくが、輝石がお前を選んだ以上死ぬまでこの役目を果たさなけりゃならねぇ』
マジかよ。俺の寿命あといくつだろうな。
『それともうひとつ、これからお前は今日のようにスピリットに襲われたり、お前と同じ役目を持つ人間と戦うことになる』
俺と同じ役目……?そいつも大変だな……。
「ま、輝石と俺達の事をまとめて話したし、次は―――――――」
ガララッガシャン!!
ドアの音がいつも以上にでかい。
あ、やべぇ。子猫忘れてた。
「ちょっと!面倒見ててって言ったはずよ!もうこの嘘吐き!!」
ニャーニャー
良かった。猫は無事だった。だけど――――――――
「いや、お前が勝手に預けただけだろ。それに「うん」なんて一言も言ってないぞ」
「言い訳無用!私!今夜はここに泊まる!」
いやそんな理屈はおかしい。
「バカなこと言ってないで、子猫を連れて帰」
『まぁいいじゃねぇか。こんないい女、滅多に会えねぇぜ?』
俺が言いきる前にジークフリードがそう言った。
てかお前わかるのかよ。絵理がこんなに美女だってことをよ。
『ったく。ウヨウヨすんなっての!』
全く、わかったよ。泊めればいいんだろ。泊めれば。
「今夜だけだからな。次はこの家に寝泊まりはなしだからな」
俺は呆れた顔で言った。
それにこんな暗い中、一人で歩いてたら危険だからな。
「始めっからそう言えばいいのに。あ!もしかして一人で寝るの寂しいからホントはここで寝てほしかったのぉ?ねぇ?」
うぜぇ。それに俺、今年二十歳だし、もう子供じゃないっての
はぁ……後で絵理の親に電話しとこっと。
ついにコモンカードのジュラシックルを倒せました。雑魚なのに倒し方が思いつかなくて…え?バスタースピアの使い方がおかしい?気にすん(ドゴォ
すんません。ちゃんと説明します。やっぱり接近型の武器は銃弾のように使い切りじゃあ恰好がつかないので結果的にこうなりました。
マジックに描かれている武器は専用サポートじゃない限り誰でも使えます。
それで必殺技のイメージですが仮面ライダー電王ロッドフォームの必殺技「ソリッドアタック」のパンチ版をイメージしてます。
ちなみに主人公の紅汰は童貞です。
追記(01/20)
やっぱりノーコスト召喚、使用はおかしいので守護者限定でフル軽減に修正しました。