大惨事スーパーロボット大戦  Z After 天獄戦争 Muv-Luv   作:溶けない氷

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天獄編最終決戦モードだと Z-Blue強すぎぃ!
このSSでは性能はスパロボ基準のためαアジールも大気圏内で使えますし
ASもKMFもATも空間戦闘ができます
もちろん我らが宇宙潜水艦ダナンも宇宙で魚雷を連射できますのでご安心を。
これで戦術機も銀河中心で宇宙怪獣やインベーダーと戦えるね(ニッコリ)
タケちゃん「絶対無理。」
おう、この人達を見習え
キリコ「・・・」
宗介「・・・」
スザク「・・・」


第2話 ライザーソード

1967年、黒の月のサクラボスコで確認された黒い地球の人類に攻撃的な地球外生命体BETA

いまその居城ともいるハイブに4機のソレスタルビーイングのガンダム+借金王が迫りつつあった。

黒い月で最も高い塔。

 その遥か地下深くに求める存在がいるのだと言うことを、直感していた。

 

「これが刹那さんの情報とトレミーのセンサーからの情報を統合させて導き出した地下構造の見取り図です。」

 

ミレイナの声とともに、 それぞれの機体のモニターに三次元図を映し出す。

 

 塔から直下に降りる巨大なシャフト、そこから派生するようにして無数の横穴と空間が複雑に入り乱れた構造は、アリの巣を彷彿とさせる。

やはり効率性ということを考えると地球の蟻と同じく収斂進化によって同じような行動をとるようになるのだろうか?

 

「そしてこれが異種中枢の存在予測ポイントとあの異種の出現予想数。」

目標と書かれた地点は深さがおよそ15kmにも及ぶかという大深度。

そしてそこにいたるまでの道には数にして数百万のあの異種が出現すると予想されていた。

「スメラギさんよぉ、まじでこんな数なのか?下手したらぎっしり中身が詰まってるんじゃねぇか?」

「そうだね君の貯金額より多いことだけは確かだね。」

クロウのぼやきにアレルヤが突っ込む。

スメラギの戦術予報から各機体にそれぞれの行動が指示される

「皆は刹那の中枢突入をELSの時同様援護して、問題はヒイロのゼロがいないことだけど…いける?刹那?」

「問題ない、数こそ多いが情報は均質だ。

ヴェーダのサポートと今の00なら問題なく捌ける。」

BETAの情報は簡易共有によって膨大でこそあるものの、

初期のネットワークのように極めて均質化されていた。

これならばゼロシステムのサポートがなくとも今の00ならば問題ない。

「地中なら、ゲッター2かグレンラガンに来て貰えばいいんじゃないか?」

ロックオンの疑問ももっともだが

「いや、この程度の規模なら00単体で充分だ。

それよりも一刻も早く異種との和解を成立させ、

あの星での紛争を止めなければ。」

「刹那の言うとおりね。今もあの星では多くの人間が日常的に異種…

BETAとの戦いで命を落としているわ。

それと今後は、あの異種をBETAで統一して呼称します。」

そう言っている間にも00クアンタ、サバーニャ、ハルート、ラファエル、リ・ブラスタの5機はルナワンハイブへと接近する。

金属の硬質な輝きを発する黒い月にそそりたつ塔はここが本当に

太陽系の星かと疑わせるほど周りの平坦さもあって異様な光景だった。

いくら地球が二つあり、一方の近くには刹那の花が浮いているし

アストラギウス銀河の惑星が幾つか跳ばされてきたとはいえ

こんな異様な光景は太陽系にはなかった

バジュラの巣とか月サイズの巨大ELSとか

惑星サイズのインベーダーとかそういうのは

ちらほらあったし超銀河ダイグレンに比べれば小型建造物だが。

「作戦を伝えます。ヴェーダの収集した情報によればBETAは

高度なコンピューターや高エネルギー体に

強く惹かれる習性があるということ。

したがって00以外の機体は現宙域でトランザムとスフィアを発動。

ハイブの中のBETAを可能な限り外へとおびき寄せて殲滅。

その隙に00が一気に中枢に突入、司令級とクアンタムバーストで対話を行います。」

スメラギさんの作戦に皆が頷く。

黒の地球の人口は10億…彼らの命がこの作戦にはかかっているのだ。

ソレスタルビーイングとして、Z-BLUEとして失敗は許されない。

 

「ところで…スメラギさん、この作戦の報酬なんだけど…」

「また、こさえたのね。」

「…前の大戦で残ったのが50万ある。」

「はぁ!?」

お約束とはいえこれにはロックオンもびっくり。

「そうか。」

「ふ、ヴェーダの予想通りとは。」

「ストップ、その先はもうわかる。」

(アレルヤ、相変わらず彼には厳しいのね。)

「ええと、その…また頑張って下さいです!」

ソレスタルメンバーからの反応もいつも通りだ。

「前の修理費がまだ完済してねぇんだ。やべぇ、やべぇよ。」

だがよく考えると3ヶ月で150万G稼いだのだから大した才能では無いだろうか?

もっとも商売道具の相棒が借金の原因でもあるのだが。

「…その辺は連邦政府に掛け合ってちょうだい。」

やっぱりこうなる。

 

4機の機体が地表に向かって疾走する。

 それに気付いた地表を埋め尽くす膨大な異種はガンダムチームの元に集まろうとするが、不意の行動に迅速な行動がとれていない。

「ヴェーダの予想通り、こいつらは戦闘用じゃ無いようだ。」

ティエリアの『分析』ではこのBETAはあくまでも自己増殖する

フォンノイマンマシーンでありそもそも戦闘用に調整されていないと感じていた。だからこそガンダムの見え見えの行動にもそれぞれが

場当たり的な反応しか返さない。

結果としてその膨大な数がそれぞれの邪魔をして団子状になって4機にむかって好き勝手に向かってくる。

刹那はそのBETAと中枢とのやりとりを低深の簡易共有で感じ取っていた。

『報告: 不明物体に希少資源埋蔵の可能性あり』

『指示: 他の行動を中止 優先的に回収』

『報告: 希少資源が移動』

『指示: 周辺の作業端末に回収指示』

そうしている間にもルナワンハイブからは続々とBETAが地上に出てくる。

「おーお、出るわ出るわ。まるで蜂の巣をつっついた騒ぎだな。」

「よっぽど僕らが美味しそうに見えるんだろうね。」

「悪いが、また借金をこれ以上増やすわけにはいかねぇ。

お前らにリブラスタを齧らせてやるのはごめんだぜ。」

「よし、そろそろトランザム始動。その後は4方へ分散して、

中枢に向かう刹那に向かわないよう定期的に攻撃して

引き付けながら連中をハイブから引き剥がすのよ。」

トレミーのカメラからはハイブから湧き出てきた数千万のBETAがガンダムにおびき出されて月面上に多数展開している様子が見える。

「ある意味壮観ね、これは。」

「BETAのデータ収集しましたが、速度・攻撃・防御・反応。

戦闘力では次元獣、STMC、インベーダーには遠く及びません。

ただ、一度巣を作られて放置しておくと増加率はインベーダー並みなので厄介ですね。」

フェルトが

「典型的な数で押すパターンか。

月に連中が拠点を築いてから30年ほどでこれなんだから、連中の別次元の拠点には桁違いの戦力が貯蔵されていると考えるべきかしらね・・・」

スメラギさんの懸念も無理はない。

現に物量至上主義で地球に攻めてきた連中は珍しくない。

次元獣、インベーダー、イマージュ、宇宙怪獣、バジュラ、ELS、アンチスパイラルやサイデリアル。

いずれも天文学的な物量が特徴であり。

Z-BLUEも大苦戦を強いられたことは記憶に新しい。

ここにいるBETAは先遣作業小隊に過ぎず大陸級・惑星級BETAが出現する可能性もなきにあらずなのだ。

そんな中でそれぞれのガンダム+リブラスタTが応戦を開始する。

と言っても月面のBETAの主力は精々が180kmしか出さない突撃級が最速。

音速突破突撃や次元跳躍攻撃が当たり前の次元獣に比べれるべくもない。

3機のガンダムの『『『トランザム!』』』

『ライフルビット展開!乱れ撃つぜ!』

『『ミダレウツゼ!!ミダレウツゼ!!』

サバーニャの正確かつ強力なGNビームの前に前面の突撃級BETA数百が

一瞬で足を撃ち抜かれ転倒、突っ込んできた後続に激突され体型が乱れる。

「こいつら、本当に何も考えず突っ込むだけだな。」

 

アレルヤ・ピーリス・ハレルヤの3人の脳量子波が感応しハルートが

ゲッターロボにも匹敵する超反応・超機動でビームを放ちつつ、数百の要撃級BETAの間をすり抜けるソードビットで片っ端からなで斬りにする。

「遅いよ、そんな動きでこのハルートに!」

「追いつけるわけねぇだろ、化け物がよぉ!思考する必要もねぇな!」

「油断は禁物だ、あまり調子にのるな。」

それにしても騒がしいガンダムである。

「GN粒子、フルバースト!」

向こうではティエリアのラファエルがGNビッグキャノンを放ちつつ

後退していた。

戦い方は堅実だが、ソレスタルチーム中で最高の火力を誇るラファエルの前にBETAは近づくこともできず片端から蒸発させられる。

「GNフィールドを試すこともないが、これではきりがないな。」

 

一方ではリブラスタがSPIGOTとRaptorで負けじと片っ端からBETAを粉砕しているが別段心配するほどのこともないのか。

「クロウ、そこが終わったら次はロックオンの支援に行って。

次はティエリアの方ね。」

「なんか、俺だけ人使い荒くねぇか!?」

 

「クロウさんは、特別だから。(借金が)」

フェルトのフォローも

「怪獣1匹10 Gです!頑張って下さい!」

ミレイナのフォローの方が効果的だ!

「マジでか!やるっきゃねぇな!リブラスタ!」

この応援に気を良くして、クロウとリブラスタは真化融合を果たしたのか

文字どおり目にも留まらぬスピードでBETAを狙い撃って破壊しまくっている。

「狙い撃つぜ! SPIGOT!撃ち抜け!ベイヨネットスパイカー!」

CDSも鳴りっぱなしだ。

「へへ、どうだ相棒。この勢いなら借金なんざあっという間に返せそうだ。」

事実、リブラスタの前にはすでに死骸となったBETAが1万以上は積み重なっている。

しかし、ハイブからはガンダムとリブラスタが消しとばした以上のスピードで新手が湧いて出ている。

その数総は概算でもにして既に億に届こうとしている。

「これは予想以上ね。やはりこの星のデータベース頼りだけでは正確な予報は無理か。」

「00クアンタ、出撃する。」

「刹那、まだハイブ内部のBETAが出切ってないわ!もう少し様子を見て。」

「わかっている。だが4機のエネルギー消耗は予想以上に早い、これ以上待っていては機を逃しかねない!」

事実、前衛だけでも数百万のBETAを相手にするためにGN粒子の消費は戦闘開始後わずか10分程度で尽きかけようとしていた。

「参ったわね、ガンダムといえども流石に長期戦では・・・

わかったわ、行って刹那。けどちゃんと無傷で帰ってくるのよ。」

「無論だ。Z-BLUEには、ソレスタルビーイングにはまだやるべきことがある。

00クアンタ!出る!」

トレミーから月面を埋め尽くすBETAへと出撃していく00

「生体端末に関わっている暇はない!一気に中枢まで突破する!」

『トランザム!!』

表面が赤く発光するとトランザム状態の00は一瞬で加速しBETAの絨毯を超えて200km先のハイブまで到達する。

「これが・・・ハイブ・・・」

月面にそびえ立つハイブの高さは概算でおよそ10kmにも及ぶ

その下からはいまだにBETA、生体端末が地底から湧いて出てくる。

一体中にはいまだにどれだけの量のBETAがいるというのか・・・

「ヒイロがいなくとも・・・俺に迷っている暇はない。中枢までの道を一気に作る!」

『トランザム!ライザァァァッ!」

00ライザーから引き継いだクアンタの必殺技

ハイブの高さをはるかに超える全長数百kmの

トランザムライザーソードを発動させて一気に

ハイブ中枢への道を文字どおり切り開こうというのだ。

「行け!刹那!」

「頼んだぜ!刹那!」

「こっちは僕たちに任せて!」

「信じてるぜ!ところでスメラギさん、ボーナスって出る?」

4人のパイロットの信頼に応え、刹那はライザーソードがぶち開けた

ハイブ中枢への道に00を進ませる・・・

この先には何が待ち受けているのか

果たして人類種はBETAと対話し、和解ができるのか・・・

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