・これは、ラブライブさんの世界を一部お借りして、
オリジナルの作品を作っています。
なので、台詞が似てない可能性があります。
あらかじめご了承ください。
・この小説は、フィクションです。
登場する人物、施設名は現実には実在しません。
・楽しんで見てもらうと嬉しいです。
・恋愛ゲー風に作っています。何かありましたら、
感想等でお知らせしてください。
《あらすじ》
竜一が企画したサプライズは大成功した。
その後、サイン会が行われて、竜一と穂乃果と洋介はロビーで一息ついてるところに
謎の人物たちが竜一達の前に現れた。
(???)「緊急イベントお疲れ・・・。いや、それより久しぶりの方が良いかな?
日本最強のバッテリーさん達。」
(洋介)「お、お前達は!!!」
洋介は慌てるように立ち上がった。そして竜一もビックリした。
目の前には二人の男子が立っていた。
(穂乃果)「知ってるの?」
穂乃果は竜一に聞いた。
(竜一)「あいつは・・・元長野実業高校野球部で俺と一年生エースの座をかけて争った
双子の兄弟
(雄一)「久しぶりだな竜一。俺は、テッペンで輝いてるお前を引き摺り下ろす為に静岡で鍛えてきた。」
(雄二)「今の兄さんならお前らを倒せる。」
雄二は自信を持って言った。
(洋介)「まさか・・・ここに居るって聞きつけて今から勝負しようって話か?」
(雄一)「当たり前じゃないか。
今度こそお前を世代最強ナンバーワンピッチャーの称号を奪い取ってやる。」
(洋介)「わるいけど・・・こいつは今・・・」
(雄二)「あ、逃げるんだ・・・へぇ~日本を代表するピッチャーが弱虫だったとは・・・
日本も落ちた者だ」
雄二の一言で竜一は頭にきたが・・・村山ドクターの話を思い出した。
(村山)「腫れが引くまでは投球をしてはいけない。」
(竜一)「悪いけど、お前に構ってる暇は無い。行くぞ穂乃果、洋介。」
竜一は雄一を置いて自分の部屋に行こうとしたその時・・・。
(穂乃果)「いや・・・ちょっと止めてよ!!」
雄二は穂乃果の手を強く握って動けないようにした。
穂乃果が叫んだ。大ホールにいた、弘樹達もロビーにやってきた。
(海未)「穂乃果ー!!」
(ことり)「穂乃果ちゃん!!」
(絵里)「穂乃果を返して!!」
(弘樹)「何様や!!!誰やあんたら!!!その手離さんかい!!」
(雄二)「酷いな~弘樹。忘れてとは言わせないぜ、懐かしいな一緒に甲子園目指したじゃないか?」
(弘樹)「知らんな。洋介、何者や?」
(洋介)「こいつらは1年の時野球部にいた不良の高野兄弟だ。」
(弘樹)「なっ!何やって!!こないな時にあいつらか。」
(雄一)「さぁ~どうする?お前、この女大事なんだろ?俺と勝負して勝ったら、返してやる。
でも、俺らが勝ったらこの女は俺の物だ。」
(穂乃果)「竜君にとっては穂乃果は大事なものは無いもん!!」
(雄二)「うるせえ~な。お前らがこっちに来てからの行動を見る限り
どう見ても恋愛感情出てるだろ!!」
(洋介)「見てたって・・・まさか!!」
(雄一)「そう、江戸川第一のファーストに一つお願いしてお前の左手を負傷させて
静岡まで来るようにお願いしたんだよ・・・案の定予定通りだからな。」
(凛)「なんて酷い奴だにゃ。」
(真姫)「あなた達最低ね」
(雄二)「いくらでも言え!言った事でこの女が帰る訳でも無いのだから。」
と言うと、雄二は穂乃果の首を腕で絞め始めた。
(穂乃果)「くっ、苦しい・・・助けて・・・助けてよ・・・竜君。」
(雄一)「おやおや、もうボロ出ちゃったよ。女は、容易いね。さぁ~ご指名だよ、
この女がどうなっても良いのかな??」
(竜一)「くっ!!」
竜一は、握りこぶしを作った。それは洋介にもはっきり見えた。
今の竜一だと確実に負けるのを知ってたからだ。
(流星)「じゃあ、俺が行きます。」
(竜一)「流星・・・。」
(真之介)「俺だって日本の右腕だ!お前みたいな奴に負けはしない!!
だから、早く高坂さんの首を絞めるの止めろ!!」
雄二は、穂乃果の首から腕を退けた。
(穂乃果)「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
穂乃果は息を切らし抵抗できる状態じゃなかった。
(雄一)「良いだろう・・・。良いアップになるからな。じゃあ、4時から暁総合高校で待ってるぞ。
お前らが勝ったらこの女は返してやる。お前らが負けたら、次こそはお前だ!!
高坂竜一・・・必ず、お前の息の根を止めてやる・・・。行くぞ!」
(雄二)「ほら、行くぞ!!」
雄二は穂乃果の首に犬の首輪と手には手錠をつけて立たせると連れてった。
(穂乃果)「・・・助けって・・・。」
穂乃果は振り返り竜一に伝えようとするが雄二に妨害されてしまい。竜一には中々伝わなかった。
ホテルの外に出るとマイクロバスが止まっており、穂乃果は一番後ろに乗せられた。
(穂乃果)「私をどうするつもり?」
(雄二)「相変わらず、強気だね~でもそれがいつまで持つかな??」
(雄一)「まだ俺らの物になってないんだから、そう言うことするな。俺らの物になってから
そう言う事しようぜ。」
(雄二)「そうだねクッフフ。早くバス出せおっさん!!」
と言うと、バスはホテルの敷地から彼らのホームグランド暁総合高校野球部のグランドに向かった。
(竜一)「くっそー!!」
竜一はドアを叩くと混乱していた。穂乃果の事が頭の中から離れないのである。
(洋介)「落ち着け、今から向かえば良いだろ?」
(流星)「それで俺が勝てば・・・」
(弘樹)「いや、無理や!」
(真之介)「弘樹・・・てめぇ~!!この状況で何言うんだよ!!」
(直人)「いや、弘樹の言うとおりだ。あいつら、高野兄弟は凄い選手だ。
この代表メンバーで唯一互角なのが・・・竜一だけって事だ。」
(真之介)「じゃあ、何で代表メンバーから外されたんだ?」
(竜一)「あいつが外されたのは、態度、外見、野球に関係ないところで減点をもらって、
代表に入れなかった。そして、俺と一打席勝負して勝ったら考えると言われて、
俺と勝負して・・・負けたんだ・・・。」
(隆明)「それって・・・逆恨みじゃないか!!」
(海未)「それで・・・関係ない穂乃果が巻き込まれてるんですか?」
(洋介)「海未・・・。」
(海未)「竜一!!穂乃果は・・・穂乃果はどうなるんですか?」
海未は竜一の前に立ち、竜一をジッと見た。
(竜一)「分からない・・・正直・・・勝てる気がしない・・・。」
「パチーーーーン!!!」
海未は、左手で竜一の右頬を叩いた。
(海未)「あなたは・・・あなたは最低です!関係ない人を巻き込んで・・・
巻き込まれてる穂乃果の身になったみてください!!」
(竜一)「おれだって・・・俺だって何とかしたいさ!!この状況を何とかしたいよ!!
大好きな穂乃果を助けたいよ!!!でも・・・今の俺で敵う相手なのか?
人の人生が掛かってるからこそ・・・簡単に「任せろ」なんて言えないんだよ・・・」
と言うと、竜一はさっきまで隠してた左手を出して巻いてる包帯を外した。
見ると、皮膚が青くなって腫れていた。
(にこ)「その手・・・」
(真姫)「酷い手ね・・・。」
(竜一)「なぁ~、真姫・・・。もしこれで全力投球をしたらどうなる?」
(真姫)「多分、今が良くても後で酷くなるわ。多分・・・ここで投げたら
春季大会は絶望的になるのは間違いないわね。」
(竜一)「そうか・・・それで済むのか・・・。」
そう言うと、竜一は自分の部屋に戻ろうとした。
(絵里)「待ちなさい!!」
竜一は、振り向くと絵里が心配そうな顔してた。
(絵里)「あなた・・・もしかして・・・投げる気なの?」
(竜一)「はい。そうですよ。」
(希)「春季大会絶望的になるんやろ?ええの?」
(竜一)「良いんだよ・・・穂乃果が救えれば・・・。
俺、あいつに最高の瞬間を見せるって約束したから。例え、春季に間に合わなくなっても、
夏の選手権に間に合えばそれで良い・・・。俺は、甲子園優勝してる姿をあいつに・・・
穂乃果に見せようと思ってるんだ。こんなところで他人に取られてたまるか!!」
そう言うと、竜一は自分の部屋に向かって走り出した。
(ことり)「海未ちゃん・・・良いの?」
(海未)「私だってもう人を叩きたくなかった・・・。」
(ことり)「海未ちゃん・・・。」
(洋介)「あいつ・・・あのままだと確実に投げるな。そして確実に打たれる。」
(弘樹)「せやな。きっと雄二が出てきてスタンドに持ってかれるな。」
(にこ)「ちょっと、チームメイトに失礼じゃない?」
(洋介)「しょうがないだろ?あいつの今の左手じゃあ、コーナーにも投げれないし、
鋭い変化球も投げれない、挙句の果てに雄二は真っ直ぐに強いんだ。」
(弘樹)「ここは、神頼みでもあの二人に勝ってもらわんとな。」
(洋介)「そうだな。守!!」
(守)「どうした?」
(洋介)「先発マスク頼んでも良いか?」
(守)「え??」
(洋介)「多分、あの調子だとブルペンでこき使われるから。」
(守)「わかった。ホームは任せろ!」
(洋介)「しっかりリードしてやってくれ。」
(守)「おう!」
(洋介)「守備は頼めるか?」
(健太)「あぁ。良いぜ!」
(隆明)「上等だ!いつでも来い!」
(弘樹)「と言う訳や。あいつに恩があるんや。ここでしっかり返さなぁ~あかんな。」
(隆)「そうだな。」
こうして、μ'sの8人と、隆明、正平、隆、弘樹、隆浩、
健太、修也、洋介、守、真之介、清吾、流星、竜一。以上の21人が暁総合高校に向かった。
千歌から聞いた話によると暁総合高校は、不良が集まる高校で共学だけど男子しかいないらしい。
各自、もう一回ジャパンのユニフォームに着て荷物を持ってホテルを出た。
(海未)「竜一・・・。さっきはごめんなさい。」
(竜一)「良いよ。連日叩かれれば、懲りるけど・・・。俺もさ・・・恋は初めてだから・・・
あんまり良く分からないけど・・・。
でも、時には大会を犠牲にしてまでも大事なものは守らないとないことは分かった。
だから・・・ありがとうな。教えてくれて。」
と言うと、竜一は洋介の予想した通り、ブルペンで投げたいと言った。
そして、遂に暁総合高校野球部グランドに着いた。
(竜一)「雄一来たぞ!!穂乃果はどこだ?」
(雄一)「おいおい、焦るなよ。お前は、最後の鳥だろ?穂乃果はバックネット裏の十字架に
張り付けてある。さぁ~、先発は誰だ?」
竜一はバックネットを見ると、十字架に張り付けられた穂乃果の姿があった。
良く見ると穂乃果の声援が届かないように口にガムテープをして声が出来ないようになってたり、
髪がくしゃくしゃになってたりしてた。相当抵抗してたのが見て分かる。疲れ切ったのか、
穂乃果は抵抗する力が残ってなかった。
(真之介)「日本の右のエース。青木真之介だ!!」
(雄二)「右の本格派か~。良いよ俺が相手してやるよ。ほら早くマウンドに行きなよ。」
雄二に言われるように真之介はマウンドに向かった。それを見て、各選手はポジションに着いた。
(守)『ヨシ、良いボールだ。』
守はそう思うと、早速サインを出した。
『外角のカーブ』
真之介は頷くと、モーションに移り、投げた。
「カキーン!!」
打球は大きくライト方向に上がった。
ライトの隆が懸命に追うが・・・ファール。
(雄二)「惜しいな~。でも簡単だ。」
その言葉にムカついたのか次のサインはストレート。
バッテリーは納得するとストレートを投げた。
「カキーーーーン!!」
金属音と一緒に打球はセンターに伸びて行く、センターの隆明がボールを追いかけるが・・・
打球は、無情にもバックスクリーンへ持ってかれてしまった。
(守)「嘘だろ・・・?外角の真っ直ぐを簡単にバックスクリーンに持っていくなんて・・・。」
(雄二)「余裕だ!余裕。さぁ~次のピッチャー出しなよ。まぁ次も俺が勝つけど・・・。」
(真之介)「くっそー!!」
真之介は悔しさの余り声を発するが、マウンドを綺麗にして流星にマウンドを譲った。
多彩な変化球を持ってる流星なら少しは、時間稼ぎにはなる。そう思ったのだ。
(守)「すまない。二球で持ってかれた。」
(流星)「良いよ。それより、キャプテンの手・・・まずい事になってるからここで打ち取ろう。」
そう言うと、バッテリーは、ハイタッチして守はホームに戻った。
(雄二)「そうだ!?負ける覚悟は出来たか?」
雄二は余裕な顔して聞いてきたが守は無視して構えた。
それを見ると、流星は高速シュートを投げた。
「コン。」
雄二のバットは掠っただけ、ファール。
(雄二)「ちっ!」
(守)『ヨシ!!次は
守は、サインを出すと構えた。基本、配球は気にしない流星だからすぐOKをだした。
そして、二球目を投げた。
「カキーーーン」
今度はレフトに切れてファール。
三球目は、ナックルを投げてタイミングを崩す作戦でいったがファール。
四球目は、縦に落ちるスライダーだが、これもファール。
五球目は、ストレート外れてボール。
六球目は、カーブを捕らえたが、少しタイミングが早くてファール。
(流星)「はぁ・・・はぁ・・・。一体いつまで投げれば良いんだよ」
そう呟くと、少しボールの直球で様子を見たが振らずにボール。
カウントは、ツーボール、ツーストライク。
守は次に流星の決め球スプリットを要求した。
しかし、あと少しのところで変化がばれてしまい、見逃されてボール。
フルカウントになってしまった。
(守)『クッソー・・・ボールか。しょうがないゾーンで攻めるか。』
ここから10球変化球をストライクゾーンに集めたが全部ファールになってしまった。
(守)『ここで負けたらダメだ!次こそ抑えるぞ。』
守が出したサインは、スライダーだった。今までの配球で、雄二が一番ついてこれなかったついてこれなかったボールだ。しかし、流星は反対した。高速シュートも、チェンジアップも、スクリューも、反対した。最終的に選んだ球種は・・・ストレート。この時、守の頭の中では確実に敗北の文字が浮かんできた。
(守)『ストレートはあいつの一番得意なボールだから他の球種にしよう・・・』
しかし、もう流星は投球モーションに入って言う事を聞いてくれなかった。
結果は簡単だった。
綺麗な金属音が響いて打球はレフトの場外ホームラン・・・。
完全に流星の我がままな行動が敗戦を呼んだのだ。
ホーム前で棒立ちしてる守の隣を余裕の表情で通り過ぎた雄二が
(雄二)「余裕過ぎるんだよ・・・これで日本代表とか無理あり過ぎだろ・・・」
と呟いて、ホームベースを踏んだ。
そして、ベンチに居る雄一とハイタッチした。
(雄一)「何だよ・・・俺の番回るかと思ったのに・・・全然回らなかったな・・・。
まぁ~良いや。これであいつの登場だ。そこの弱虫。」
雄一は、さっき負けた真之介を指さして言った。
(雄一)「さっさと、あいつら呼んで来い・・・これからがパーティータイムだ!!」
と言われると、悔しさを我慢しながら竜一のいるブルペンへ向かった。
ブルペンでは、竜一が肩を作り終えていた。数球変化球を試していた。
(真之介)「キャプテン・・・」
(竜一)「そうか・・・その表情だとやっぱり負けたか・・・。」
(真之介)「すみません。俺らで終わらせる事出来ませんでした。」
(竜一)「別に謝る事じゃねぇ~よ。本当の戦いはここからだ!!行くぞ、洋介。」
(洋介)「ヨッシャー!」
と言うと、洋介と竜一はベンチへと向かった。
真之介は最後に出ると、ある事実に気がつく・・・。
(真之介)「マジかよ・・・。」
と言うと、慌てて走り出した。
〈次回の予告〉
真之介が知ったある事実とは・・・???
十字架に張り付けられた穂乃果の運命は・・・?
今、それぞれの運命を背負った限界と限界のバトルが始まる
次回
「DIAMOND~ダイヤモンド~」
第10話
「因縁の対決・・・」
です。
次回もお楽しみに!