・これは、ラブライブさんの世界を一部お借りして、
オリジナルの作品を作っています。
なので、台詞が似てない可能性があります。
あらかじめご了承ください。
・この小説は、フィクションです。
登場する人物、施設名は現実には実在しません。
・楽しんで見てもらうと嬉しいです。
・恋愛ゲー風に作っています。何かありましたら、
感想等でお知らせしてください。
《あらすじ》
突然、竜一達の前に現れた不良野球少年高野兄弟は、竜一との勝負する為に
穂乃果を人質にする。
暁総合高校野球部グランドのバックネットに
十字架を立てて、そこに張り付けにされてしまう・・・。
先に真之介と流星が雄二の相手をするが・・・負けてしまう・・・。
もし、この戦いに竜一が負ければ穂乃果は雄一の物になってしまう。
今、運命を賭けた戦いが始まろうとしていたが、
真之介はブルペンである事実を知る・・・。
(真之介)『そんな・・・まさか・・・もしそうだとしたら・・・
キャプテンの命が危ない!!』
真之介は懸命に竜一と洋介のところを追いかけた。
一方、竜一はブルペンからダグアウトに向かっていた。
しかし、左手は無残な姿だった。しかし、竜一の後ろではポタポタと血がたれてきた。
(真之介)「・・・キャプテン!!」
息を切らし真之介がやってきた。
(真之介)「何で・・・何で言わないんですか!大量の出血じゃないですか!!こんなんで投げたら
キャプテンの命が・・・」
(竜一)「はぁ・・・。はぁ・・・。何だ・・・・もう知ったのか・・・。」
竜一はふら付き洋介の肩をつかんだ。
(洋介)「さっき・・・俺らは、この学園の不良組に教われた。俺は軽傷で済んだが・・・
肝心の竜一が・・・。」
と洋介が言うと、竜一はユニフォームを脱いだ。
見ると、一箇所の刺し傷が無残な状態になってた。
(真之介)「こ、これでは投球は愚か、立ってるのもやっとじゃないですか!!
これじゃ負けてしまいまう・・・。辞退したほうがいいのでは?」
(竜一)「そんな訳にはいかねぇ・・・。これには、穂乃果の運命がかかってるだ・・・。
俺は例え死んでも逃げない!!それに、死んでも負けない。」
(真之介)「洋介、良いの??」
(洋介)「良いんだよ・・・。どうせこいつは穂乃果大好きだからな・・・でも、エースは死なせない!」
(竜一)「洋介・・・。」
竜一は、満身創痍の状態だった。もはや、まともに立ってるのだけでも奇跡だった。
真之介は、自分のバックから包帯を用意し、竜一の出血を一時的に止めた。
(竜一)「悪いな。お前の包帯なのに・・・。」
(真之介)「良いんだ・・・。こんな姿を見るとますます申し訳なくなる。」
(洋介)「良いんだ。それより・・・巻き込んで悪かったな。」
(竜一)「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・。」
竜一は司会がぼんやりして来たのが分かった。最後の力を振り絞って立ち上がると、
(竜一)「さてと、じゃあさっさと終わらせるか・・・。」
と言って、二散歩歩き出した。
(真之介)「キャプテン・・・。これで本当に良いんですか?」
真之介が質問すると、竜一は止まって振り向くとこう言った。
(竜一)「良いに決まってるだろ・・・。
俺は、いとことして一人の男として
高坂穂乃果を命に代えてまで守るって小さい頃心に誓ったんだ。
だから、怖いものは無いよ。雄二も抑える。そして・・・」
(洋介)「雄一のボールを捕らえて・・・」
(二人)「俺たちが勝つ!!」
(竜一)「半分力貸せよ・・・相棒・・・。多分、今回の旅は結構キツイからな・・・。」
(洋介)「もちろん、てかいつから相棒呼ばわりするようになった?」
(竜一)「そんなのいつって・・・あの時からだよ・・・。俺の一生の相棒はお前だ・・・。」
と言う竜一の姿は、初めてバッテリー組んだ時の竜一の姿の様に見えた。
(洋介)「とうとう、俺もおかしくなったようだ・・・幻覚までし始めた」
洋介が笑いながらそう言うと、竜一たちは、ベンチから勢い良くグランドに出た。
一方スタンドには、海未達がいた。バックネットの方に居る穂乃果を助けたいのだが・・・
穂乃果の周りには三人の男子が見回ってたので近づけない・・・。
(凛)「あ、竜一君にゃ~。」
(花陽)「ちょっと様子が変だよ。」
(にこ)「心配ね・・・。」
普通の人は騙せても親が医者の真姫には一発で見抜かれた。
(真姫)「二人とも・・・刺されてるわよ。」
(7人)「ええ~~~~~!!!」
(希)「本当なん?」
(真姫)「えぇ。それに、洋介はまだ軽いけど・・・竜一の方はもう手遅れかもしれないわ。」
(海未)「そ、そんな・・・。」
(ことり)「竜一君死んじゃうの?」
(絵里)「まだそうと決まったわけじゃないわ。今は彼の勝利に期待しましょ?」
フラフラな状態で竜一はマウンドに上がった。
(竜一)『もう・・・足が上がらないや・・・。俺、このまま死ぬのかな・・・。
いや、ここは我慢比べだ俺が早く折れるか、お前たちが折れるか。
二つに一つ。行くぜ!!相棒!!!』
そう思った、竜一は大きく振りかぶって第一球を投げた。
「バシーーン!!」
初球はインコースへのクロスファイヤーだった。
(洋介)「入ってる。」
そう呟くと、竜一にボールを返した。
竜一は早速、次の投球をした。
「カキーーン」
二球目は、インコースへのツーシーム。
手元で微妙に変化しサードゴロに打ち取った。
誰もが勝利を信じた・・・しかし、まだ終わってなかった。
(雄一)「やっと、俺も出番か・・・まぁ良い。すぐ終わらしてやる。」
そう言うと、雄一は肩を回しながらマウンドに向かった。雄二は、防具を着けてホームに向かった。
すると、ぞろぞろとベンチから暁総合高校野球部レギュラーメンバーが守備についた。
(弘樹)「要するに・・・一打席勝負のサドンデスマッチって訳やな・・・。」
(隆)「誰が行くか?」
(洋介)「俺が行く!!」
洋介は、竜一の状態を知ってるのでここで終わらせたいそう思ったのだ。
洋介は、バットを持って打席に向かった。
(雄二)「へぇ~お前なんだ・・・さっき襲撃受けたらしいじゃん。切り傷もあるのに良くやるよ。」
(洋介)「それは・・・どうも・・・。」
と言うと、洋介はバットを構えた。
(隆明)「なぁ・・・今日の洋介いつもと少し違くないか?」
(流星)「俺のせいで・・・怒ってるのかな??」
いつもは、闘志を内に秘めてるタイプなのに・・・今日は、闘志バリバリ燃やしてるのが分かる。
真之介はそっと竜一の隣に座って聞いた。
(真之介)「やっぱり・・・キャプテンの傷心配してるんのかな?」
(竜一)「だろうな・・・ここで決まんないとエンドレスに続くから・・・。」
(隆浩)「でも・・・お前がツーシームって珍しいな。」
隆浩が竜一の近くにきて話しかけた。
(竜一)「まぁ~な。さっき出来た新しい球種だ。」
(弘樹)「さっきできたって・・・完成度高すぎだろ?」
(竜一)「ストレート系の変化球は投げ方もストレートと同じだから習得に時間がかからないんだ。」
(流星)「す、スゲー・・・」
(流星)『やっぱ・・・本物だ・・・。キャプテンはプロへなれる逸材だ・・・。』
と思いながら、改めて自分の失敗を反省した流星だった。
グランドでは、洋介が粘っていた。カウントはフルカウント・・・。
雄一はここまで全て直球勝負で挑んできた。
(洋介)『球威、球速、どれをとっても過去の雄一を上回ってる・・・。
クッソー・・・傷さえ無かったら・・・』
いくら軽傷とはいえ、次第に彼の体を蝕んでいた・・・。
その姿を見たスタンドの真姫は『・・・危ない!!』と思ったのか、慌てだした。
(絵里)「真姫・・・どうしたの?」
(真姫)「これじゃあ、竜一たち・・・死んじゃうわ。今のスイングで多分・・・
傷が大きくなってる・・・。」
(海未)「私がいけないんです・・・。カッとなって竜一を責めたせいでこんな結果に・・・。」
(ことり)「海未ちゃん・・・」
(絵里)「信じましょ?」
絵里はそう言うと、みんな絵里の方を向いた。みんなの顔を見ると絵里は話し始めた。
(絵里)「信じましょ・・・穂乃果と竜一を・・・」
そう言うと、再びグランドを見た。
グランドでは、洋介が5球のストレートを投げて粘ってるが、
徐々にスイングスピードが落ちてきてる。
(洋介)『まずいな・・・このままじゃ・・・負ける・・・。』
そう思ってると、次の球が来た。洋介は全力でスイングするが・・・
「バシーーーン!!!」
ボールは無情にも、ミットに収まってた・・・。
(雄二)「ストライク・・・さぁ~チェンジだ。」
そう言い残して、雄二はベンチに戻った。洋介は悔しそうにバットを叩きつけた。
ベンチに戻ると、もう既にフラフラな状態で生命力に影響が出てる竜一がゆっくり立ち上がり、
ゆっくりとマウンドに向かおうとしてた。
彼の視界は既にぼやけてた。
(洋介)「すまない・・・終わらせる事が出来なかった。」
(竜一)「・・・。」
(洋介)「竜一・・・?」
(竜一)「・・・。」
(洋介)「竜一!!!」
その時、竜一の視界が一時的戻った。
(竜一)「ビックリしたな・・・どうした??」
(洋介)「あ、いや・・・すまなかった、終わらせる事が出来なくて・・・。」
(竜一)「あ、その事か・・・気にするな・・・。次は打ってくれ!!」
(洋介)「・・・あぁ。次は打つ!!」
そう言うと、守備に着いた。
(竜一)『ちっ!とうとう人の話もろくに聞けなくなったのかよ・・・』
そう思いながら、マウンドの土を慣らすと、雄二に向かって全力のストレートを投げた。
「カキーーン!!」
打球はセカンド方向に高く上がった。セカンドを守ってる正平は慎重にボールを取った。
しかし、包帯で塞がってた傷が広くなり、ユニフォームに竜一の血が染み込み始めた。
それを見たベンチは騒がしくなった。
(弘樹)「お前・・・何やそれ??その赤黒いのは・・・血か?」
(竜一)「・・・騒ぐなよ・・・見っとも無いから・・・。」
(流星)「どう言う事ですか?みんなに説明してくれ!!」
(洋介)「丁度、流星がブルペンを出た時にナイフをもった不良達に襲われたんだ。
それで俺も傷してる・・・。」
(弘樹)「お前ら・・・何で辞退しないんや??大会はどうなるんや??甲子園は??」
(竜一)「大会までには間に合わせる!!!」
竜一は、大声で言った。
(竜一)「でも、それよりも穂乃果の将来を守れるのは俺だけなんだ・・・
だから俺は穂乃果の人生を守りたい!!例え、帰らぬ人になったとしてもだ!!
それが俺の覚悟だ!!。」
洋介がゆっくりと防具を外し、バットとヘルメットを持ったその時・・・。
(弘樹)「けが人は退いとき!!わいが行く!!!」
(竜一)「弘樹・・・」
(弘樹)「お前らは・・・馬鹿が付くほど・・・他人想いなんや・・・。
でも、それがお前の良いところ何やろうな・・・。
お前と高坂はんは良いバカップルになれそうや・・・。」
(洋介)「弘樹・・・」
(弘樹)「洋介、これは俺に出来る最大限の協力や・・・。後は任したで!!」
そう言うと、弘樹はバッターボックスに向かった。
(雄二)「あれ?お前関係ないだろ??」
(弘樹)「関係あるわ!!!チームメイトがボロボロになってまで守ってるのに
大人しく見てられるかい!!」
(雄二)「ふーん・・・。」
そう言うと、雄二は構えた。
(雄一)『元気な奴だから本気で行くぜ!!!』
そう思いながら、雄一は投げた。
「バシーーーン!!」
(雄二)「はい、ストライク。」
と弘樹に言った。雄一が投げたのは、スライダーだった。
キレも球速も竜一以上だった。
(弘樹)『こないなスライダー投げるのか・・・こいつ、昔みたいに一筋縄じゃ行かないようやな。』
二球目はスローカーブが少し低めに決まってボール。
カウントはワンボール、ワンストライク。
三球目は外角高めのストレート。
弘樹はタイミング良くバットを振り出したが・・・
「バシーーーーーン!!」
ストレートが伸びて浮き上がったのだ。竜一のストレートでは決して真似出来ない軌道だった。
(弘樹)『こないなストレート初めて見たわ・・・。
こいつ・・・ほんまに良いボール投げるやないかい!
もし、不良じゃなかったら日本わ代表する選手になれたんやけどな・・・。』
そう思いながら弘樹はバットを構えた。
一方、十字架に張り付けされてる穂乃果は今意識を取り戻した。
(穂乃果)『あれ・・・??身動きできない・・・。
そうか、私良く分かんない人たちに連れて行かれたんだ・・・』
穂乃果はぼんやり見える景色の状態が良く分からなかった。
今分かる事は、身動きが出来ない事、声が出せない事、息がしにくい事だった。
そして、次第に視界がはっきりした。
グランドには、あざ笑うかのような顔してる雄一とそのボールに苦戦してる弘樹の姿だった。
(穂乃果)「・・・、・・・!!(弘樹君、頑張れ!!)」
しかし、穂乃果の声は弘樹に伝わらなかった。
(穂乃果)『そうだった。今口が塞がってて、声が届かないんだ。』
「取り合えず、救急車を呼んだほうが良いわ。酷くなる前に・・・」
「真姫ちゃんの言うとおりだにゃ。
早くしないと竜一君と洋介君が取り返しの付かない事になるにゃ」
「でも、もし救急車が早く着ても彼はあそこから降りないと思うわ。」
少し離れたほうで声が聞こえたので穂乃果はそっちを振り向いた。
見ると、μ’sのみんなだった。
(穂乃果)『え!?竜君がどうしたの?救急車って事故でも起きたの??』
穂乃果の頭の中は不安でいっぱいだった。竜一の状態が気になり、海未たちの会話をじっと聞くが中々伝わってこない。
(穂乃果)『竜君・・・不安だよ・・・。』
そう思ってると・・・穂乃果の近くに暁総合高校の男子生徒がこっちにきて話し始めた。
(男子A)「雄一の奴、余裕で勝てるのに・・・わざと延ばしてるな・・・。」
(部員A)「あいつ本当は地位なんていらないの知らないでホイホイ出てきてさ・・・
あのバッテリー馬鹿じゃないの?」
(部員B)「え、今大量出血中だろ?死ぬぞあいつ・・・。
まぁ~雄一が元々あのピッチャー殺したいって言ってたし」
(部員C)「でも・・・こんな女の為に粘るよな~でももう勝てる確率は・・・0だけどな・・・。
これで、あのμ’sのリーダーを好き放題出来るのは嬉しいな・・・。」
(部員A)「それな!あんな事や、こんな事・・・クフフ。楽しみだな・・・。
だから悪いけど日本最強バッテリーには死んでもらう」
穂乃果にははっきりこの会話が聞こえてた。
(穂乃果)『え!?竜君が大量出血中???死ぬって・・・。』
穂乃果の目には涙が・・・。もちろん、少し離れた海未たちにも聞こえた。
(にこ)「このままじゃ・・・まずいわね・・・。」
(海未)「確かに、にこの言うとおりです。
でも、この状況を引っくり返せる力が竜一にはあるのでしょうか?」
みんなは暗い顔した。すると真姫が立ち上がった。
(海未)「真姫・・・。」
(真姫)「もし、仮に穂乃果の人生が助かって・・・その代償が竜一の残りの人生だったら・・・
穂乃果、悲しむんじゃないかなって思ったの・・・。それに私にだって止血ぐらい
出来るわ。だからやってくるわ。」
(凛)「凛も手伝うにゃ!」
(花陽)「こ、コンビニさっき見つけたから必要なもの買って来るね!」
(絵里)「そうね・・・何もしないよりはマシね。」
そう言うと、早速行動に移した。
(凛)「弘樹君ー!!!」
凛はネット越しに弘樹を呼んだ。弘樹は、バッターボックスから出ると凛を見つめた。
(凛)「今から竜一君の止血を行うから時間稼ぎをお願いしたいにゃ~!!」
(弘樹)「時間稼ぎかぁ~。俺には無理だな・・・。隆明!!」
弘樹はベンチから隆明を呼んだ。すると、既に手袋とプロテクターとヘルメットを着けて隆明が出てきた。
(弘樹)「代打や!!頼むで・・・問題は止血中の時間が欲しんや。カットで粘ってくれ。
ほな、宜しく頼みます」
と言うと、弘樹は駆け足でベンチに戻った。
ベンチには絵里と真姫と希とにこと花陽がベンチにやってきた。
(竜一)「みんな・・・。」
(真姫)「ほら、早く傷見せて。」
(絵里)「洋介も。」
(洋介)「俺は、良いよ。」
(希)「言う事聞かないと・・・こちょこちょやで~」
希は手を動かし始めた。いつもならワシワシと言うのだが・・・今回は洋介用にこちょこちょのポーズらしい・・・。
(弘樹)「はようやってもらえ!!次もあるんやから。」
(二人)「はーい・・・」
と言うと、二人はユニフォームを脱ぎ傷を見せた。
二人とも、腹部に傷があり洋介は簡単に済むが・・・、竜一は酷かった。既に真之介に巻かれた白い包帯が血の色一色に染まっていた。
(真姫)「痛いわよ・・・」
真姫は、そう言うと買出しに行った海未を待った。
(海未)「買って来ました!ガーゼと包帯と消毒です。」
(真姫)「ありがとう。海未。それじゃ行くわよ」
(竜一)「いっ、痛て~~~~!!」
竜一は痛みのせいで叫んだ。
・・・
(真姫)「もう良いわ。でも、全力投球したら・・・一気に出るわ。」
(竜一)「一時しのぎか・・・」
(絵里)「こっちも出来たわ。」
(真姫)「エリー・・・ありがとう。良い、二人とも全力投球をするのは1球だけ・・・。
しかも決め球だけよ!そうしないと救急車に乗れなくなるわ。」
(竜一)「ありがとう・・・。でもどうしてそこまでやってくれるんだ?」
(真姫)「そ、そんなの決まってるじゃない・・・。穂乃果の悲しむ顔を見たくないだけよ・・・。
それに・・・」
真姫は何かを伝えようとしたが竜一はすぐグランドを見た。
(隆明)「すまん・・・。もう限界だ。」
隆明はあれから20球連続でカットしてる・・・
(隆)「隆明ー!!交代だ」
(雄一)「ちっ!!また交代かよ・・・。」
隆明は隆にバットを渡すと、ベンチに戻った。
(洋介)「お疲れ!」
(竜一)「ありがとうな。ここまでしてもらって。」
(隆明)「良いって。でも死ぬなよ、
また高校の世界大会で同じユニフォーム着て優勝するんだからな!!」
(竜一)「あぁ。」
「カキーーーン!!!」
綺麗な金属音がした。打球は、左中間を破りヒットになった。
(竜一)「ナイバッチ!!」
これで勝ち・・・そう思ったが雄一はグローブを叩きつけてこう言った。
(雄一)「ふざけるな!三人も連続で戦わせてそれで勝っただと??
話にならない、俺は認めないからな!!。」
すると、竜一と洋介はベンチ前に出て雄一に言った。
(竜一)「じゃあ、そっちから三人だせ!そいつら全員抑えたら俺らの勝ち・・・
これで良いな。」
その話を聞くと雄一は、にやりと笑って
(雄一)「上等だ!!三人な。雄二とうちの四番バッター舘岡と俺でどうだ!!」
(竜一)「良いぜ!やってやる。」
(絵里)「ちょっと、今の状況分かってるの?」
(竜一)「分かってるよ。でも向こうが納得した終わり方じゃないと穂乃果は帰ってこない。」
(真姫)「それは・・・罠なのよ!!」
真姫と絵里は、竜一の腕をつかんでそう言った。
(竜一)「罠???」
(絵里)「そうよ。これは罠。穂乃果を使えば竜一は指示通りに動く・・・
そうやって試合を長引かせて竜一を殺そうとしてるの!!」
(竜一)「・・・」
(洋介)「それは本当なのか??」
(希)「さっき聞いたんよ。本当は地位が欲しんちゃう、竜一君を殺すこと・・・。
これが最大の復讐やって。」
(竜一)「もし・・・もしそれが本当で俺が死ぬ運命にあっても・・・
守れる命、守れる人生がそこにあるなら俺は守る嫌、守り抜く!!
それに・・・俺そんなに弱くないですよ」
そう言うと竜一は笑った。その笑顔は、死を覚悟した戦士の顔だった。
ベンチ前で洋介にこう言った。
(竜一)「最後に力貸せよ・・・相棒・・・。」
(洋介)「あぁ。死んでも俺らは相棒だ。」
その瞳は死を恐れてなかった。
〈重大発表!!!〉
そろそろ番外編の企画を本格的に進めたいと思います。
番外編の表記については以下の通りです。
(普通)
・エピソード10「因縁の対決・・・」
(番外編)
・☆番外編「???」
と言う表記です、くれぐれも間違えの無いようにお願いします。
〈次回予告〉
遂に最終決戦が始まろうとしてた。
死を覚悟した二人の運命は?
穂乃果の運命は?
それぞれの運命を背負って、
遂に決着がつく。
次回
「DIAMOND~ダイヤモンド~」
第11話
「決着の時」
です。
次回もお楽しみに!