DIAMOND~ダイヤモンド~   作:SUZUKI(R)

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           《注 意》
・これは、ラブライブさんの世界を一部お借りして、
オリジナルの作品を作っています。
なので、台詞が似てない可能性があります。
あらかじめご了承ください。

・この小説は、フィクションです。
登場する人物、施設名は現実には実在しません。


・楽しんで見てもらうと嬉しいです。

・恋愛ゲー風に作っています。何かありましたら、
感想等でお知らせしてください。


               《あらすじ》
見事、雄一に勝利し穂乃果を助け出す事に成功した竜一だったが・・・
彼はもう既に力尽きていた・・・
そして・・・遂に倒れてしまった・・・。


エピソード12「旅・・・」

(竜一)『ここは?』

俺は痛そうに起き上がると自分の姿にビックリした・・・。

(竜一)『あれ!?さっきまであった傷が無い・・・。』

不思議な顔しながら腹を触る俺・・・。服装もさっきまでU-15日本代表のユニフォームだったのに、

長野実業高校の制服になってた。

(竜一)『一体何がどうなってるんだよ・・・。』

 

「ほのちゃん。東京に行くって本当?もう会えなくなるの?」

 

聞き覚えのある声が聞こえた。

(竜一)『ちょっと待て・・・嘘だろ?』

俺はそう思いながら目の前の景色を見た。

何と、穂乃果との別れの日にタイムスリップしたと言うのか?

竜一はそう思いながら目の前の光景を見た。

(少女穂乃果)「ごめんね、竜君。穂乃果、お母さんやおばあちゃんが通ってた。

       東京の音ノ木坂学院に通いたいから。穂乃果、東京に行くね。

       竜君は、長野に残るの?」

(少年竜一)「そうなんだ。今更、行かないでって言っても…ほのちゃんが

      決断したならしょうがないよね。

      ほのちゃん…ほら、一度決めたら曲げないしね…。

      だから、止める事は出来ないけど……。

      これだけは、約束だからな…、また必ず会うって。」

 

(竜一)『懐かしいな・・・こんな別れ方したんだっけ??

    最近ずっと近くに居るから今までもずっと近くに居る気がしてたな・・・』

俺はそう思った。あの時は、悲しかったが今では、もうすっかり昔の事・・・

意識を失う前に雄一から「何で俺はお前に勝てないのか・・・」と聞かれてたのを思い出した。

そして、その答えはすぐ見つかった。

 

(少女穂乃果)「竜君……。

       わかったよ。じゃあ、私も…約束聞いて。」

(少年竜一)「いいよ。」

(少女穂乃果)「じゃあ、野球で有名になってね…。

       例えば、プロの野球選手とか、大リーガーとか…、

       なんでも良いから、有名な野球選手になってね。

       これが、穂乃果と竜君の約束だよ。」

 

この約束だった。

俺はこの時、日本だけじゃなく世界中の同い年の野球少年には絶対に負けれないそう思ったのだ。

それが確実にプロやメジャーを目指す道だからだ。

 

(少年竜一)「わかったよ。プロ野球選手だな…、なってやるよ。

      なったら、

      ほのちゃんが一番最初のファンな!」

(少女穂乃果)「うん。良いよ。」

(穂乃果の母)「穂乃果、もう行くわよ。」

(少女穂乃果)「あ、お母さんだ。もう行くね。バイバイ、竜君。」

(少年竜一)「バイバイ。約束したからな。」

(少女穂乃果)「うん。またね!」

 

(少年竜一)「あぁ・・・行っちゃった・・・。」

 

※ここでは、過去の俺を少年とナレーションさせていただきます・・・。

 

少年は、寂しそうにしていた。

(竜一)「どうした坊主?元気ないじゃねぇ~か。」

(少年竜一)「こんにちわ・・・お兄さんは長野実業高校の生徒なの?」

(竜一)「あぁ・・・そうだ俺は、野球部の部員だ。」

(少年竜一)「す、凄い!!!あの名門野球部の部員なんて・・・」

(竜一)「なんだ、坊主野球は好きなのか?」

俺は、少年に聞くと少年はしばらく考えた。

(少年竜一)「うん!大好きだよ。野球は、僕らを繋いでくれる奇跡のスポーツだから。」

その一言で俺は気がついた。

俺が心から野球を愛していた。だから勝てた。

(竜一)「さすが・・・俺だな・・・。」

(少年竜一)「え!?俺ってどう言うこと??お兄さんが未来の俺なの?」

(竜一)「あぁ・・・そうだ。俺は10年近く先の未来から来た。」

(少年竜一)「そうなんだ・・・じゃあ、キャッチボールして話そうよ!未来の俺。」

(竜一)「あぁ・・・良いとも」

俺は、バックからグローブを出した。

(竜一)『あれ?何で俺バックまであるんだ??』

そう思いながらも待たせてはいけないと想い、グローブとボールを持って少年の所に向かった。

(少年竜一)「あ、来た来たお~~い!!!」

少年は、子供の様にはしゃいでいた。

しかし、キャッチボールが始まると次々と質問してきた。

(少年竜一)「何で、未来の俺は今ここに居るの?」

俺は悩んだ・・・

さすがに不良に刺されたなんて言えないし、言われたくないだろうそう思ったのだ。

(竜一)「・・・、秘密だ・・・。」

(少年竜一)「何で!?未来の俺ってケチだな・・・。」

(竜一)「大体、未来の事知ったって良い事無いぞ。人生ってのは分からないから楽しいんだろ?」

(少年竜一)「まぁ~、確かにそうだけど・・・。俺、ほのちゃんとまた会えるのかな・・・

      俺は、プロになれるのかな・・・凄く不安なんだ・・・。」

(竜一)「そうなのか・・・大丈夫だ!未来は、きっと繋がってる・・・。

    何より、なれる、また会えるそう信じないとダメじゃないか?」

(少年竜一)「そうだね!俺の言うとおりだよ!よ~~っし、明日からまた練習だ!!

      ほのちゃんに会っても恥ずかしくない人で居たい!!」

(竜一)「なぁ・・・俺。」

俺が言うと、少年は振り向いた。

(竜一)「最後に良いか。俺にとって高坂穂乃果ってどんな存在だと思う?」

(少年竜一)「俺にとって・・・ほのちゃんがどんな存在か・・・。」

俺の質問に少年は深く考えた俺の記憶の中だとそんな事なんて考えた事なかったからだ。

(少年竜一)「小学生には難しくない??」

(竜一)「まぁ~簡単に言うとこの時代の俺はほのちゃんの事好きかって聞いてるんだけど・・・」

すると、少年の頬は一気に赤くなった。

(少年竜一)「な、何だよそう言う質問か・・・好きだよ!俺は、ほのちゃんが好き。

      理由は・・・俺なら分かるよね?」

(竜一)「当たり前だ。」

すると、少年の後ろからご老人がやってきた。

(ご老人)「お~~~い!!竜一!!!」

(少年竜一)「あ!!爺ちゃんだ。」

(竜一)「爺ちゃん・・・。」

彼は、高坂 竜蔵(こうさか りゅうぞう)竜一のお爺ちゃんで若い頃は、野球が上手かったと言う

話を良く聞いた。あの名門プロ野球チームの東京職業野球倶楽部(現:東京ジャイアンツ)の一流プレイヤーだったらしい。

(竜蔵)「帰るぞ!」

(少年竜一)「うん!じゃあね未来の俺!!」

(竜一)「あぁ。爺ちゃん大切にしろよ!!」

すると、竜蔵は止まって俺と話したいから先に帰れと少年に言った。

(竜蔵)「お前・・・本当に竜一なのか?」

(竜一)「あぁ。そうだよ爺ちゃん。」

(竜蔵)「大きくなったな。まだ野球はしてるのか?」

(竜一)「当たり前じゃん!爺ちゃんから初めて教わった物だし、俺野球大好きだからさ!!」

俺は笑いながらそう言った。

(竜蔵)「わしは、後何年後に死ぬんじゃ?」

(竜一)「爺ちゃん・・・それは答えられない・・・。」

(竜蔵)「その顔からするとわしが死ぬのは・・・後5年後じゃの。」

俺は、ビックリした。話してないのにばれたからだ

(竜一)「な、何で??」

(竜蔵)「いつもいっとたじゃろ?ボーカーフェイスは大切じゃって。」

爺ちゃんは笑いながら言った。俺は、そんな笑顔の爺ちゃんに爺ちゃんが死んでから今にいたるまでの活動を報告した。俺は自分の口で爺ちゃんに伝えたかった。

(竜蔵)「そうか・・・日本一と世界一になったのか。で、今高校最後の夏の前に死んだと・・・」

(竜一)「あぁ。自分の命と引き換えに誰かの運命を守ったんだ。俺は後悔は無いよ・・・

    後悔は・・・。」

俺の目からは、大量の涙がこぼれ落ちた。

(竜蔵)「竜一・・・向こうの世界でやり残した事があるんじゃの?」

(竜一)「やり残した事?向こうの世界?」

と言うと爺ちゃんは俺にある光景を見してくれた。

 

病院のある一室。

ベットには、傷だらけの体をした俺の体があった。

(穂乃果)「竜君・・・目を開けてよ・・・。」

(洋介)「止血も終わって、輸血も終了したのに・・・何で目が開かないんだ?」

(絵里)「穂乃果、洋介。食事にしましょ・・・いつまでもそこにいては体が持たないわ。」

(穂乃果)「嫌だよ!!せっかくまた会えたのに・・・また離れ離れになるなんて・・・

     穂乃果は嫌だよ!!」

 

(竜一)「穂乃果・・・。」

(竜蔵)「穂乃果ちゃん、会わない間にさらに可愛らしくなったの~」

(竜一)「アイドルやってるって。」

(竜蔵)「そうか、そうか。わしは、もう死んでるから会えないけど・・・」

(竜一)「ちょっと待った爺ちゃん。死んでるって・・・」

(竜蔵)「ここは、現世とあの世の境目なんじゃ。」

(竜一)「そうなんだ。やっぱ俺死んじゃったのか。」

今、やっと理解ができた死んだ人の魂はその人の記憶で一番印象に残ってる所に行き過去の自分と交流するらしい。生きてた自分を懐かしみながら・・・。

(竜蔵)「ワシは現役時代の自分と交流したの~」

(竜一)「そうなんだ・・・」

(竜蔵)「後悔・・・してるか?」

(竜一)「あぁ。俺はまだ約束を守れてない。穂乃果に最高の瞬間を見せたいし、

    プロになるって言う約束も守れてないのに、死ねる訳ないだろう」

そう言うと、爺ちゃんは笑った。

(竜蔵)「これが、爺ちゃんからの最後の言葉だ・・・受け止めろ。

    野球も人も大切にしろ!!そうすれば、必ず答えてくれる・・・

    人生エンジョイしたもの勝ちじゃー!!だからしっかり旅をしろ。

    旅して、お前の人生観を磨くんじゃ!!

    それと、残りの人生楽しめよ!!じゃあな、竜一。

    竜二にも宜しく伝えてくれー!!」

(竜一)「あぁ。じゃあな!爺ちゃん。また墓参り行くわ」

(竜蔵)「別に来なくて結構じゃ」

爺ちゃんはそう言いながら笑った。俺もつられて笑った。そして、謎の両手が俺の右手を掴んで来た

俺はまた視界が真っ暗になった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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目の前が次第に明るくなった。

(竜一)「ん?」

俺は眩しそうに目を開けると、そこはあの時見た病室だった。

(竜一)『そうか、病院の中か・・・』

少し状態を起こすと、俺の右手を穂乃果が握りながら寝ていた。それを見て穂乃果が俺をここに戻してくれたと思った。

(竜一)『また、助けられたな・・・。ありがとう・・・ほのちゃん。』

俺はそう思うと、俺は、穂乃果の頬にキスをした。そういえば、キスも久しぶりだった気がした。

(竜一)『昔はいっぱいしたのにな・・・。』

そう思うと俺は穂乃果を起こす事にした。

(竜一)「穂乃果?お~~~い穂乃果??」

穂乃果は目を擦りながら起きて、目の前の光景を見て涙を流した。

(竜一)「おいおい、何泣いてるんだよ。」

(穂乃果)「り、竜君・・・竜君!!!」

と言うと穂乃果は俺にむかって抱きついてきた。

(竜一)「おいおい、離せって・・・」

(穂乃果)「三週間も目覚めないから心配したんだからね!」

(竜一)「はぁ!?ちょっと待て三週間って今日何日だ? 」

(穂乃果)「何日って・・・5月2日だよ」

(竜一)「って春季大会始まってるじゃねぇか!!急いで野球部のメンバーの所に行かないと・・・」(穂乃果)「あ、だから竜君はしばらくお休みなの!

     傷と腫れが引くまで野球部の練習に参加できないの!」

(竜一)「何で!?俺が居ないと・・・」

「・・・その心配は無いよ!竜ちゃん!」

誰かが俺の病室に来た。そいつは高野兄弟だった。しかもこの前は金髪だった髪の毛が昔の黒に戻ってた。

(竜一)「た、高野兄弟なのか!?」

(雄一)「竜ちゃんの最後の言葉の意味それは長実の野球部に

    帰って来いって言う意味だったんだろ?」

(竜一)「まぁ~な。まだお前らの名前も部に残ってるし・・・」

(雄一)「俺、今回の大会で投げて必ず夏の選手権予選のシード権をゲットするから、

    竜ちゃんはしっかり体を休めてくれ・・・。」

(竜一)「ありがとう!雄一。お前がチームに居ると心強いよ。

    一緒に甲子園行こうぜ!そして優勝しようぜ!!」

(高野兄弟)「おぉ!!」

 

こうして、俺のキツイリハビリ生活が始まった。

今回は何故か監視役が・・・多い・・・。

 

 

 

 

 




第一章の前半部分が終わりました。
これで春季大会の結果次第で、夏の予選に大きく変わります。
高野兄弟も加入して、戦力アップした長実野球部は、果たして春季大会を優勝してシード権をゲットできるのか?

〈次回予告〉
無事、死なずに済んだ竜一。
しかし彼に待ってたのは辛いリハビリ生活だった。
一方、高野兄弟率いる長実野球部は
北信地区予選で初戦の相手篠ノ井高校に挑む

次回
  「DIAMOND~ダイヤモンド~」
     エピソード13
           「助けて!!」
                   です。

次回もお楽しみ!
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