DIAMOND~ダイヤモンド~   作:SUZUKI(R)

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           《注 意》
・これは、ラブライブさんの世界を一部お借りして、
オリジナルの作品を作っています。
台詞が似てない可能性があります。
あらかじめご了承ください。

・この小説は、フィクションです。
登場する人物、施設名は現実には実在しません。


・楽しんで見てもらうと嬉しいです。

・恋愛ゲー風に作っています。何かありましたら、
感想等でお知らせしてください。

               《あらすじ》
高坂穂乃果は音乃木坂学院に通う高校3年生。
そんな穂乃果たちに、短期交流生として姉妹校の長野大学附属長野実業高校に
通うことになる。
10年ぶりの地元で迷子になる穂乃果と雪穂、そんな2人に怪しい男組が穂乃果を襲うとしてきた。その時、高坂竜一が間一髪で穂乃果を助ける、
翌日もう一回助けられる穂乃果だったが…、
なんと…
額にキスされてしまう。気が動転する穂乃果に、
社会人のラブライブと言ってもいい、
「第一回ラブライブ!アイドルフェスティバルU-22」の開催を知る。
μ'sは招待枠としての出場が決まった。


エピソード2 「2人の差…」

「キーンコーンカーンコーン♪♪」

予鈴が鳴り響き、竜一と洋介は教室に戻った。

竜一は、教室に戻ると岡本らが聞いてきた。

(岡本)「なぁなぁ、見ちまったぜ竜一~、高坂穂乃果らしき人にキスしただろ?」

岡本の一言で教室が騒ぎ出す。

(竜一)「な、何でもねぇ~よ。」

竜一は、誤魔化そうとしたがそれを聞いて洋介が黙ってはなかった。

(洋介)「おいおい、どう言う事だよ?まったくわかんねぇ~ぞ」

(竜一)「だから、何でもねぇ~って!!」

(???)「おいおい!うるさいぞ!」

担任の[渡辺 陽一(わたなべ よういち)]野球部の顧問で担当教科は体育だ。

(渡辺先生)「今から始業式、入学式を講堂で行うから廊下に整列だ。」

全員は廊下に整列した。これから始まる最後の学校生活に竜一はワクワクしてた。

でも、穂乃果が忘れてるとは思わなかったけど……。

 

 

長い式も終わり、教室に帰ろうとした。

すると、

「ブーーーーーーー!!」

講堂のブザーが鳴った。普段は、生徒会の企画で講堂ライブを行う時や映画研究部、

吹奏楽部、合唱部の定期ライブの時に始まりの合図で良く使われてるのだが……、

今回は、一般生徒は何かが行われるなんて聞いてなかった。

幕が上がると………、

 

そこには、昨日居た、高坂雪穂と綾瀬亜里沙が立っていた。

(雪穂)「私たちは…東京の音ノ木坂学院1年生で…スクールアイドルをやってます…」

(2人)「ミルキーローズです。」

(亜里沙)「今日は、ここでファーストライブを行います!まだまだ未熟者ですが

     宜しくお願いします。」

 

「パチパチ~~」

講堂は拍手に包まれた。竜一の隣に洋介が座っていた。すると、洋介は、竜一に話しかけてきた。

(洋介)「なぁ~、音ノ木坂って事はμ'sもでるのかな?」

(竜一)「解散か、活動休止にしたんだろ?じゃあ出ないんじゃない?」

(洋介)「そうか~、何かもう一回復活して欲しいな~。」

(竜一)「ほら、始まるぞ」

 

(雪穂)「最初の曲は、『ススメ→トゥモロウ』です。」

 

 

 

 

              「♪♪♪~」

 

 

 

 

竜一は、雪穂や亜里沙の歌を聴いていた。でも、何か違和感があった。何故だろう

と考えてるうちに次の曲が始まった。

(亜里沙)「つ、次の曲は…『SUNNY DAY SONG』です…聞いてください」

声を聞く限り…、疲れきってて息が上がってるように見えた。

(竜一)「なぁ洋介…、スクールアイドルって何が凄いんだ?

    確かに努力は認める…、でも限界なら一曲で良いだろ?」

(洋介)「まぁ~確かに…、でも焦る気持ちはわかるよ…

    お前も1年の秋相当焦ってただろ?先輩方が甲子園に行って、

    初戦で負けた…。それで先輩からは

    甲子園の初勝利を監督にプレゼントしてやってくれって言われた

    あの頃のお前は、まるで今のミルキーローズみたいだよ。」

竜一は、洋介の話を聞いてステージを見た

すると、

 

             「ドシ!!」

 

雪穂と亜里沙が衝突した。

それを見て、他の人はカンカンになってた。

(生徒A)「おいおい!音乃木坂から来たって言うから期待したのに…

     なんだその変な踊りは!!!」

(生徒B)「ふざけんな!!俺らそんなスクールアイドルごっこをみる為に

     時間割いてるんじゃねぇ~んだよ!!」

(生徒C)「音乃木坂だからってコネでライブやってんじゃねぇ~よ!

     帰れ!!」

講堂に野次が飛び始めた。相当なアイドルオタクがうちの学校に居たのを忘れてた。曲も止まり、泣きだした2人…。

その時、スポットライトが消えた。

(雪穂)「ごめんね…お姉ちゃん…。お姉ちゃん達の代わりは出来ないよ…

    私達…、音乃木坂の看板背負ってやるのに凄いプレッシャーで…、

    お姉ちゃん達には敵わないよ…。凄い…凄い…悔しいよ…。」

暗くて何も見えなかったが確かに雪穂は泣いているのはわかる。

(穂乃果)「もう…、安心して良いよ…。私たちの夢は終わらないから!!

     だから…、雪穂達は、雪穂らしく歌えば良いんだよ。

     みんな行くよ!」

 

 

 

             「ブーーーーーー」

 

 

ブザーが再び鳴った。

そして聞こえたのは…

 

              「μーーー's」

 

 

 

 

             「ミュージック…、」

 

 

 

 

 

             「スタート!!!」

 

 

 

 

 

 

と言う9人の声が重なった掛け声と同時に幕が上がり、スポットライトが当たり

9人の姿が見えた。

(洋介)「おい!あれってμ'sだ!!!竜一、あれがμ'sだよ!」

と騒ぐと、講堂がザワザワ騒ぎ始めた。

(男子A)「おいおい、μ'sってあの音ノ木坂の?」

(女子A)「嘘…、超可愛い!」

(男子B)「コスプレじゃねぇ~の?」

その中、穂乃果が前に出て、

(穂乃果)「長野実業高校の皆さん!こんにちは!

     私たちは音ノ木坂学院スクールアイドルの…」

 

(9人)「μ'sです!!」

 

この台詞を聞くと講堂の観客席はザワザワと騒いだ。

(男子B)「ほ、本物だ…本物のμ'sだ!!」

 

         「フォーーーーーー!!!!」

 

(ことり)「私たちは、今年度交流生として一年間お世話になります。」

(絵里)「そして、今年から始まる

    『第一回ラブライブ!アイドルフェスティバル!U-22』に

    参加します!」

(穂乃果)「今日歌う曲は、2曲です。聞いてください。一曲目は…

     μ'sが初めてライブで歌った曲…」

 

(9人)『START-DASH』

 

9人は、そう言うと講堂は先ほどとは違い歓声に包まれた。

まるで、μ'sの復活を喜ぶ声だった。

そして、その軽快なダンスはあの動画と同じだった。

(竜一)「なぁ~洋介…」

(洋介)「ん???」

洋介は不思議そうな顔して見て来た。

(竜一)「確かに、凄いな…。俺らにはない物を持ってる。

    それに、彼女達は相当の努力をしてきたのがわかる。

    俺らにはあったか?夢を立ててそのままのような気がするんだ。」

(洋介)「まぁ~な…、考えてみたら『甲子園出場!』しかなかったもんな」

竜一は、暗い顔して考えてた。

 

         「フォーーーーーーーーー!!!」

 

歓声が聞こえた。どうやら『START-DASH』終わったらしい。

良い曲だった。それ以外に、踊りも上手で笑顔が耐えなかった彼女達を見てて

竜一は思った。

(竜一)『今のままじゃ野球部は甲子園に行けない』

それは、洋介も思った事らしい。

(穂乃果)「続きまして、二曲目は私達がラブライブ決勝戦でアンコールで

     歌った曲です。聞いてください。」

(9人)「『僕らは今のなかで』」

 

         「フォーーーーーーーー!!!」

 

歓声の中完璧なステージを見せてくれたμ's…。

そのライブで自分たちの足りない物を見つけた、竜一。

足りない物は明確な目標…、

確かに甲子園出場も立派な目標だった。

でも、甲子園に行って終わりではダメだと言う事…、そこで勝ち続けないと

いけない、そこで竜一が出した答えは『甲子園優勝!』だった。

その事を洋介に話すと…

(洋介)「何???優勝?」

(竜一)「ああ。そっちの方が明確だろ?」

(洋介)「まぁ~、確かに…。」

 

 

μ'sのスペシャルライブも終わり

 

 

教室に戻りそのままHRが始まった。

(渡辺先生)「え~、先ほど本人達からも説明あったが音乃木坂と姉妹校である

    うちは、毎年交流生として各学年で生徒を交換してるんだ。

    そこで、この3人には今日からこのクラスで一緒に授業してもらう。」

 

(穂乃果)「初めまして。音乃木坂学院3年の高坂 穂乃果です。」

(海未)「同じく、園田 海未と言います。以後お見知りおきを。」

(ことり)「同じく、南 ことりです。宜しくね。」

 

               「パチパチ~」

 

教室には、拍手が鳴り響いた。

(渡辺)「え~~っと、高坂は…あ、竜一…お前の隣な。

    園田は…ここ。南はあそこで良いな。じゃあ移動して。

    後、竜一と上野は3人の案内をしてやれ。以上、終わり。」

 

(全員)「ありがとうございました。」

今日はこれで下校である。でも、二人は部活の前に穂乃果達を案内する役目に

なってしまった。

順番に学校の中を案内していった。

(竜一)「もうこれで終わりだけど…、何か質問ある人居る?」

(洋介)「何でもいいよ!学校生活の事や俺らの事何でもどうぞ!」

すると、穂乃果は考えて手を挙げた。

(穂乃果)「え~~~っと、竜一君だっけ?君に質問があるの!こっち来て。」

俺は、穂乃果に言われたとおりにした。洋介と少し離れた場所だった。

(穂乃果)「朝も聞いたけど…キ、キスじゃ答えにならないよ。教えてよ

     穂乃果と君はどっかで会ってたの?ねぇ~教えてよ。」

(竜一)「お前…。本当に覚えてないのか?」

と聞くと穂乃果はコクリと頷いた。

それを見て少し、ガックリとした。まさか、真面目に覚えていないとは思わなかった。

(竜一)「はぁ…、お前の母さんこっち来る前何か言ってなかった?」

(穂乃果)「う~~~ん…。あ!!!確か、いとこに渡せって

     色々持たされてたんだった!忘れてたどうしよう…、

     ねぇねぇ『高坂 竜一』って人知ってる?」

と、穂乃果が聞いた時に

(西)「高坂先輩!!!」

2年の西が慌てて竜一のところにやってきた。どうやら、春季大会のメンバーの発表があったと思われる。

(穂乃果)「え、君誰?」

まだ、竜一の名字を知らない穂乃果は不思議な顔して聞いてきた。

(西)「あ、高坂さん!僕ファンなんですよ。いや本物に会えるとは

   思いませんでした。じゃなくて、高坂先輩!!聞いてくださいよ。」

(洋介)「その前に、竜一はキャプテンなんだから

    『キャプテン』つけないといけないだろ?

    うちのクラスには高坂が2人も居るんだから。」

(西)「はい!わかりました。それより、2人とも聞いてください。

   急に練習試合が決まりました。相手は【江戸川第一高校】です。

   しかも、一泊二日の東京遠征です。」

(竜一)「わかった。わざわざ自分の練習割いて来てくれてありがとうな。」

と言うと、西は「失礼します」と言ってグランドに戻った。

(穂乃果)「え、もしかして…嘘でしょ…。」

穂乃果は驚きを隠せなかった。あの不良を倒したのもキスしたのも全部、いとこの

竜一だったのだ。

(竜一)「嘘じゃあねぇ~よ。お前と同い年のいとこの『高坂 竜一』だよ。

    まぁ~10年近く会ってなければさすがに忘れるかもな。

    それじゃあ俺たちは練習があるのでグランド行くわ。行くぞ、洋介!」

(洋介)「おう!!じゃあね~。」

と言うと、2人は野球部のグランドに走りだした。

(海未)「穂乃果、私たちも帰りましょうか?」

(穂乃果)「うん、そうだね海未ちゃん。」

3人は帰る事にした。

(穂乃果)『あ~~、何で気がつかなかったんだろう…。

     でも、あの時穂乃果を助けてくれたのが、竜君で良かったな。

     約束今度は、竜君が守ってもらうよ。』

 

グランドに着くと、みんな落ち込んでいる。

強豪校の江戸川第一高校との練習試合がメンバーの不安だった。二人は練習着に着替えてグランドに入った。

(竜一)「何だ!この練習は!!

    2年生!お前たちは春季大会の出場メンバーなんだから気合入れろ!

    で、3年生はミーティングルームに集合!」

竜一は、今日思った事を話そうと思った。全員集まり、話し合いを始めた。

(竜一)「今日さ、思ったんだ。彼女達の努力は今の俺たち以上である事。

    映像では、あまりわかんなかったけど生ライブを見て思ったんだ。

    で、リーダーの穂乃果に聞いたら『ラブライブ優勝!』

    と言う目標があったらしい。俺らはどうだ?

    『甲子園出場』も十分に明確だけども、甲子園に行ったら終わりか?

    違うだろ?地域の期待である古豪復活を実現するには、45年ぶりの

    『甲子園優勝!』しかないだろ?だから、これからは部の目標は、

    『甲子園優勝!』にしたいんだけど…、3年の意見を聞きたい。」

もちろん、メンバーからは猛反対された。甲子園優勝を目指すという事は、

大阪の強豪校【大阪学院大学附属大阪高校】や、

前年度優勝校愛知の【中央大学附属四日市体育専門学校】などを倒すと言う話だった。

大半が無理だと言い放った。

今日のところは解散し、この事について深く考えるようにした。

竜一は、洋介と帰ろうとしてたその後ろから、

(弘樹)「竜一!!」

弘樹が荷物をもって二人のところにやってきた。

(弘樹)「一緒に帰ろうや。」

(洋介)「良いよ!な、竜一。」

(竜一)「あぁ。」

弘樹は不思議な顔で聞いてきた。

(弘樹)「なぁ、何故に『甲子園優勝!』にしようと思ったん?

    確かにμ'sは凄いや。あんなパフォーマンスは普通なら出来へん。

    神業みたいなものや。でも一つわからんのや、穂乃果ちゃんがほんまに

    『ラブライブ優勝!』を目標にしとったかちゅうのか?。

    ちゃんと本人に聞いたんか?」

(竜一)「いや、聞いてない。でもなんとなくそれを目標にして1年間あるいは、

    数ヶ月活動してたと思う。」

(洋介)「なんだったら、今から聞きに行く?丁度、近所に住んでるんだからさ。」

(弘樹)「せやな。ほの行きましょか?」

 

竜一の家の隣に家があるので俺は、バックを置いて穂乃果の家と言うか、

穂乃果達の合宿所と言うのかはわかりませんが、とりあえず行く事にした。

 

               「ピンポーン」

 

呼び出しベルを鳴らすと、声が聞こえた。

(絵里)「今、行くわ。」

声の主は絵里だった。絵里はドアを開けると、三人を中に入れてくれた。

(3人)「おじゃまします。」

中に入ると綺麗に掃除してあった。でも絵里曰くまだ汚い方らしい。

その答えに久しぶりに女子の家に入った竜一はビックリしてた。

(竜一)「あの~、穂乃果は?」

(絵里)「穂乃果たちなら今ランニングに出てるわ。」

(洋介)「あの~、一つ聞いても良いですか?今部の中で今年度の目標をどうするか

    考えてるんですけど…、竜一がμ'sはラブライブ優勝を目標にしてたって

    聞いたんですけど、本当ですか?」

すると、絵里は「クスクス」と笑って答えた。

(絵里)「丁度、1年前にμ'sは穂乃果が作ったのよ。

    でも、その時は、『廃校を防ぐ』が目標だったの。でも、今回みたいに

    ラブライブの開催が急遽決まって、最初は上位20位が本選に行けるって 

    ルールだったから『ラブライブ出場』が廃校を防ぐ第一歩だと思ったの。

    でも、無理しすぎて体を壊した穂乃果を見て出場を辞退したわ。

    でも、μ'sの頑張りで入学希望者が増え廃校を阻止できたの。」

絵里の話を聞くと、『ラブライブ優勝』を目標にしてたと言う話はなかった。

(洋介)「ほら、『甲子園出場』でも十分良いじゃんか。μ'sだって

    『ラブライブ優勝!』が目標じゃなかったじゃんか。」

すると、台所から声が聞こえた。

(希)「それは違うで、それは第一回ラブライブの話。その後、

   すぐに第二回の開催を告知されたんよ。そこで、穂乃果ちゃんは、

   神田明神で『ラブライブ優勝!』を宣言したんよ。」

(弘樹)「え、それでほんまにそれを目標にしたん?」

二階からツインテールの女子が降りてきた。

(にこ)「その前に、雨を止めって言って雨やましたしね。

    まぁ、穂乃果だから信じる事が出来たのかもね。」

(竜一)「あいつすげーな。俺が知らない間に凄い成長したんだな。

    わかった、じゃあ俺は、

    『江戸川第一高校との練習試合でノーヒットノーラン』をする!

    それで、人間その気になれば何でもできることを照明する!」

(洋介)「マジかよ。相手は、あの江戸川第一高校だぞ?」

(竜一)「あぁ、俺は絶対にやってみせる!」

それを聞くと絵里はまた笑って言った。

(絵里)「あなた、まるで穂乃果そっくりだわ。いきなり宣言するところとか、

    一度決めたら曲げないところとか、前向きなところとか、

    今の台詞も穂乃果は言ってたわ。まるで穂乃果二人いるみたい。」

(竜一)「それは、それで嬉しいです。ありがとうございます、綾瀬さん。」

(絵里)「絵里で良いわ。頑張ってね、練習試合。」

その時、「ガチャ」とドアの音がして穂乃果達が入ってきた。

(穂乃果)「はぁ~、疲れた。1ヶ月もやってないと凄いね、もうクタクタだよ。

     って、え~~~竜君…、どうしてここに?」

(竜一)「あ、そうだったな。丁度良いから穂乃果、東京土産ちょうだい。」

(穂乃果)「え、あ、うん。ちょっと待ってて。」

穂乃果は、慌てて二階に行った。

(真姫)「どう言う事?」

真姫の質問に俺は答えた。

(竜一)「あ、俺穂乃果と同い年のいとこだから。」

と言うと、全員がビックリした顔で「え~~~~~」と言った。

(ことり)「あなたが穂乃果ちゃんのいとこなの?」

(希)「どおりで、穂乃果ちゃんっぽいところがあるわけやん。」

(にこ)「そうね。良く見ると、あんた穂乃果と顔がそっくりな感じしてたのよ。」

すると、穂乃果の声が二階から聞こえた。

(穂乃果)「雪穂ー!!ちょっと聞いてよ、竜君来たよ。お土産渡さないと。」

(雪穂)「えーーー、竜一兄ちゃん来たの?

    ちょっと、寝癖がついてるよどうしよう…」

そんな騒がししのを知った竜一は、絵里に言った。

(竜一)「俺隣に住んでるんで良かったら、後で来てください。

    竜二にも顔出させますからと穂乃果に伝えてください。」

(絵里)「わかったわ。また今度会いましょう。」

(3人)「ありがとうございました。お邪魔しました。」

と言うと、俺たちは帰った。

 

数時間後、竜一の家に穂乃果と雪穂が来て東京土産と言うか穂むらの和菓子の詰め合わせがメインだった。でも、竜一は凄く食べたいと思ってたので竜二と一緒に受け取った。

 

そして、金曜日。

竜一は家で準備してた。一泊二日だもんな旅行気分だった。

そんな時だった。

(竜一)「はぁ~、部屋が足りない?」

(洋介)「そうらしいんだ。で、3年から4人抜ける事にしたんだ。

    俺と、お前と、弘樹と、市川が選ばれたんだよ。」

どうやら、監督が部屋の数を間違えてたらしく二部屋足りない状態になった。

そこで、野球部の中でもちゃんとしてる4人が選ばれた。って感じらしい。

(弘樹)「で、どないするん?野宿か?」

(龍吾)「それは…、勘弁です。」

(洋介)「そうだ、竜一。穂乃果ちゃん達に東京で一番安いホテル聞いてみてよ。

    いとこなら良いじゃんか。」

(竜一)「わかったよ。今、聞いてみる。」

俺は、穂乃果に電話した。

(穂乃果)「もしもし、竜君どうしたの?」

(竜一)「あのさ、東京で一番安いホテル知ってるか?」

(穂乃果)「うんん、知らない。みんなは、知ってる?東京で一番安いホテル。」

(海未)「そうですね。東京は物価が高いですから、1万円ぐらいは掛かるかと。」

(竜一)「マジで…」

竜一は、信じられなかった。まさか、東京がそんなに高いとは思わなかった。

(ことり)「だったら、真姫ちゃんの別荘に泊まりに来れば?

     だって、週末は私たちも東京に帰って

     生徒会活動をしないといけないし、

     荷物だって取りに行かないといけないから」

(穂乃果)「ことりちゃん!ナイスアイディア。」

一見それでまとまったかと思いきや、

(海未)「いけません。知らない男の人と一夜を過ごすのは、そう言うのはちゃんと

    手続きを済ましてからです。」

(穂乃果)「海未ちゃん。もしかして、お泊りした事ないの?結構楽しいよ~

     じゃあ、それで決定ね!」

(真姫)「ちょっと待ってよ。まだ私が許可出してないんだけど。

    それに、東京に別荘はないわ。」

話が食い違うμ'sのメンバー達。

結局真姫が折れて、真姫の別荘にお邪魔する事になった。

 

当日、【江戸川野球場】でシートノックを行っていた。

今日は、控え組の練習試合。秋葉原総合高校も参加する事になり三つ巴戦になった。

レギュラーチームは、室内練習場で汗を流していた。

【第一試合 長野実業高校VS江戸川第一高校】

【第二試合 江戸川第一高校VS秋葉原総合高校】

【第三試合 長野実業高校VS秋葉原総合高校】

が明日の予定だった。今日とほぼ同じ予定で進む。

竜一は、一応連投になると思う。

控えのピッチャーが一人しかしないのがちょっと不利かな

しかも、西はスタミナがあまりない

抑えのピッチャーなのですぐに竜一の出番がやってきた。

ベンチにいた弘樹が審判に交代宣言をして、今シーズン俺の初マウンドになった。

 

一方、穂乃果達は、久しぶりの音乃木坂を見て嬉しそうに校舎の中に入っていった。

溜まっていた、生徒会の仕事を片付けることにした。

(穂乃果)「はぁ~、ついつい向こうに居ると忘れちゃうよね、

     私が生徒会長なんだよね…。」

(海未)「だから、こうして休日返上して活動に取り組んでるんです。穂乃果には

    もっと、生徒会長としての自覚を持って欲しいです。」

(ことり)「それより、竜一君達勝ってるかな?」

(絵里)「明日、竜一君の応援に行ける様今日しっかり働くわよ。」

(希)「せやね。」

(花陽)「がんばろう、穂乃果ちゃん。」

(穂乃果)「そうだね。」

 

一方、球場は大変なことになってた。

竜一が試合にでるまではシーソーゲームのような乱打戦だったのが…、

竜一のピッチングで、流れが一気に長野実業の方に来た。

毎回3人で抑える好投を見せて、そのまま試合終了。

二試合目の秋葉原総合高校には、先発してフォアボールは出したものの、

無失点で7回コールド。

たった一人、チームに居るだけでここまで違うのには驚いた。

 

荷物の整理をして、4人は、学校ジャージに着替えて音乃木坂学院を目指した。

音乃木坂学院は、秋葉原と神田、神保町のはざまにある女子校である。

長野実業学校に比べれば相当な歴史がある学校で統廃合の危機だったらしく、

そんな学校を穂乃果が救った。まさに奇跡的な話だ。

(竜一)「あ、着いた。」

タクシーに乗ってたらついつい寝てしまった。

校門の前に止めてもらってたのだ。

(竜一)「すみません。今、降ります。」

竜一は、3人を起こし、タクシーから降りた。

竜一は、校門から校舎を見てついついこの間の目標が頭に浮かんだ。

(竜一)『やっぱ、歴史を感じるな。それに、

    この学校が好きっていう感情に包まれてる。それは、夢が叶うわけだ。』

 

そして、これから竜一たちは、音乃木坂や、神田明神、μ'sが関わったすべての場所から大事な物を学ぶのである。

どうなるかは次回のお楽しみ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




《次回予告》
次回は、竜一達が音乃木坂学院での
μ'sの練習場所や、アイドル研究部部室、神田明神、など
今までμ'sが関わってきた場所や話を聞き、ある一つの答えを見つける竜一。
それは、野球部に革命を起こす事だった。
そして遂に、江戸川第一高校(レギュラー組)との練習試合が始まる。
昨日からの連投。竜一には不利が多い一戦になる
次回
  「DIAMOND~ダイヤモンド~」
     第3話
        「激突!」
                  です。


次回もお楽しみに。
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