DIAMOND~ダイヤモンド~   作:SUZUKI(R)

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           《注 意》
・これは、ラブライブさんの世界を一部お借りして、
オリジナルの作品を作っています。
なので、台詞が似てない可能性があります。
あらかじめご了承ください。

・この小説は、フィクションです。
登場する人物、施設名は現実には実在しません。


・楽しんで見てもらうと嬉しいです。

・恋愛ゲー風に作っています。何かありましたら、
感想等でお知らせしてください。


               《あらすじ》
急遽、江戸川第一高校と秋葉原総合高校との練習試合になった長野実業高校。
しかも、予約した宿の部屋が足りない状態に陥る。
そこで一緒に東京に帰ってた穂乃果達が泊まる真姫の別荘に泊めてもらう事で話は終わったかと思いきや…







エピソード3「激突!」

(竜一)「ここが…、音ノ木坂か…。」

去年、穂乃果を中心にμ'sが守った学校…。

この学校からは『愛校心』にあふれてる感情がオーラとなって伝わってくる。

ここに入学する人は、この学校が大好きなんだろうな。

四人は、とりあえず理事長室に行って校内に入って良いか聞いた。

 

                「コンコン」

(南理事長)「どうぞ。」

(4人)「失礼します。」

四人は、初めて他校の理事長室に入った。とても、新鮮と言うか、何言われるか不安だった。

(竜一)「初めまして。僕は、長野大学附属長野実業高校野球部3年の高坂竜一です。

    今日は、穂乃果達のいる生徒会室に行きたいのですが、

    学校内に入る許可をもらいに伺いました。」

(南理事長)「良いわよ。もし今後、うちに来る用事があるなら断りを入れないで

      入ってって。後、今日の秋葉原総合高校との試合ニュースで見たけど

      凄かったわ。

      さすがは、元中学生日本代表のメンバーだわ。

      明日は、娘と一緒に応援に行くわ。他のみんなもがんばって。」

(4人)「ありがとうございます。失礼します。」

と言うと、俺達は理事長室を後にした。

とは言うものも、生徒会室の場所がわからなかった。俺は、とりあえず穂乃果に電話した。

数分後やっと生徒会室の場所がわかった。

四人は、生徒会室に入ると山積みになってる資料を片付けてる穂乃果がいた。

(竜一)「穂乃果、みなさんは?」

(穂乃果)「あ、竜君。今ね、学校でお泊りをするから荷物の準備をして来るって。」

(龍吾)「わ~、本物の穂乃果さんだ。でも、本当に竜一といとこなん」

(穂乃果)「そうだよ!でも、

     竜君が昔の面影がまったく無いから、穂乃果わからなかったけどね

     えへへ。」

と、仲良く話してると他のみんながやってきた。ことりは、理事長から学校への

宿泊許可をもらいに行ってきてたらしい。

(ことり)「穂乃果ちゃん!お母さんから許可もらったよ。」

(穂乃果)「さすがはことりちゃんだよ~。みんなでお泊り~久しぶりだね、」

(海未)「ラブライブの決勝戦前夜以来ですね。」

(弘樹)「あの~、俺達風呂に入りたいんやけど…」

(洋介)「あと、コインランドリーに行きたいな。ユニフォームとか洗いたいし。」

(穂乃果)「じゃあ、銭湯行こうよ。穂乃果いいところ知ってるんだ~。」

みんな穂乃果の考えに賛成した。でも、せっかく東京に来たんだから竜一はもっとμ's

の事を知りたかった。

(竜一)「まだ明るいからさμ'sの思い出の場所に行ってみたいんだけど、

    ダメかな?」

(海未)「μ's縁の地ですか…そうですねぇ~。神田明神とかどうでしょう?」

みんなは、腕を組んで考えたがやはり校外では、神田明神しかなかった。

(絵里)「後は、学校の屋上と部室だから帰ってきてからで良いんじゃないかしら?」

(竜一)「ありがとう。」

(穂乃果)「よ~っし、じゃあ行こう!」

竜一達は、まず神田明神に行き、次にコインランドリーに行き、最後に銭湯に行く。

そして、帰りにコインランドリーで荷物を持って帰るのが

この後の予定になった。

竜一は、穂乃果と話してた。

(竜一)「なぁ~、穂乃果。」

(穂乃果)「何?竜君」

竜一は、気になってることを全て聞くことにした。

(竜一)「剣道は、もう辞めたのか?」

その質問に海未やことりが話に入ってきた。

(ことり)「穂乃果ちゃんの剣道凄かったよ。中学校の授業でも勝てなかったし、

     大会でも優勝したんだよ。ねぇ~海未ちゃん。」

(海未)「はい。ですが、この音ノ木坂がなくなるって聞いたその後に

    剣道の大会で優勝したのですが入学希望者は増えなかったんです。」

(穂乃果)「じ、実は~そのショックで辞めちゃったんだ。

     でもね、その後にUTX学院A-RISEの活動を見て

     これしかないって思ったんだ。」

(凛)「凛は、竜一君の活躍も聞きたいにゃ~。」

(穂乃果)「凛ちゃん良いね!穂乃果、中学校時代の活躍も聞きたいな~」

(竜一)「俺は、そんな目立った活躍はしてないよ」

(洋介)「良く、そんな事言えるな。お前の活躍は、日本の誇りだからな。」

洋介の一言にみんなが反応して、何か必ず話さないといけない空気に包まれた。

(竜一)「調べれば良いじゃんか。多分、ネットで見るほうが早いと思うよ。」

(真姫)「しょうがないわね。花陽、ちょっと彼について調べてくれないかしら?」

花陽は、考えたが真姫の頼みだから断りきれないので調べることにした。

 

数分後…。

 

(花陽)「あ、ありました!

    [高坂 竜一、18歳、長野大学附属長野実業高校3年生。

    小学校時代、長野県少年野球大会で最高成績ベスト4。

    中学校時代は、中体連主催の全国大会に春、夏合わして3回出場、

    全ての大会でベスト8以上の成績で、3年の夏は、準優勝した。

    その後、初めての長野県と台湾との野球国際交流試合の

    長野県台湾選抜メンバーとして2回台湾に行ってます。

    その後も、U-15世界野球大会「第一回U-15野球ワールドカップ」に

    日本のエースとして、

    日の丸を背負い、世界の強豪チームを粉砕してきた。

    結果、記念すべき第一回大会の優勝トロヒィーを

    日本に持ち帰ってきました。

    中学時代の成績は、防御率、1点台。打たれたホームランはわずかに1本、

    自責点はわずかに5点、四死球は、4個、被安打は、8本。

    ノーヒットノーランの回数は20試合、完全試合成功回数は30試合、

    『彼が投げれば必ずチームは勝つ!』と言われてきた。

    球速は、最速149キロの直球に多彩な変化球、左投手特有の

    クロスファイヤー、さらに際どいコントロールと、とてつもない球威で

    相手打線から三振の山を築き上げてきました。三年間で90個。

    打者としても才能があり、中学時代の打率は、8割。

    ホームランの数は30本。安打の数は100本。と、活躍しており、

    今プロ、メジャー、誰もが注目する次世代のスーパースター。]と

    書いてあります。」

 

洋介、弘樹以外はビックリしてた。洋介は、三年間一緒にいたし、弘樹とは全国大会、世界大会で一緒にいたから差ほど驚きは少なかった。

(μ's全員)「は、ハラショー…。」

にこが不思議そうに聞いてきた。

(にこ)「あんた、相当な有名人じゃない。なんで変装とかしないわけ?」

(竜一)「だって、面倒じゃん。それに、侍なら侍らしく堂々としてないとな!」

(凛)「凛は、驚いたにゃ~。」

(海未)「でも…、武士の精神は、私にもわかります。」

そんな話をしてると、一人の男子が俺の名前を叫んできた。

(???)「あ、す、すみません!高坂君、ちょっと取材良いかな?

     今日、本当は江戸川野球場でしようと思ってたんだけど…、

     できなかったから。私は、東京新聞の宮坂です。」

(竜一)「でしたら、明日も同じ場所で試合あるので明日にしてもらえますか?」

(宮坂)「明日か。悪いから予定が入ってるんだよね。

    だから、今やってもらえないかな?上野君と、今岡君もお願いできるかな?

    今年の注目選手にインタビューしたいんだ。」

(弘樹)「そう言うわれてもな~、

    あ、せや。これからこの人たちと一緒に神田明神に行くんや。

    あんさんも一緒に行って、そこで話しましょか。」

(宮坂)「そちらは、あ!!音乃木坂のスクールアイドルμ'sの皆さんでしたか。

    いずれ、あなた方にも取材したかったんですよ。

    なので一緒に良いですか?」

(穂乃果)「もちろん良いですよ。ねぇみんな?」

すると、他のμ'sのメンバーはうんと頷いた。

(宮坂)「ありがとうございます。じゃあ、

    早速高坂君歩きながらでも良いのでお願いします。」

(竜一)「は、はい…。」

と言われると、竜一達は再び歩き出した。インタビューの記者の表情からして

恐らく、竜一目当ての体当たり取材だろう。それにしても、高校に入って取材を受けるのはこれで20回目になる。正直、「俺より凄い選手はたくさん居る。」竜一はそう思ってた。

松本総合高校に新田幸助は竜一から唯一ホームランを打ったしほとんどのヒットは彼のバットから出てる。彼との勝敗は、竜一が負け越している。

各校は世代最強ピッチャーである竜一に対抗できる唯一の存在として、スカウトが多く来てた。弘樹だって、関西の4番と言われてた男だし

今でも凄い活躍はしてる。強豪校のスラッガーやエースを体当たり取材すれば良いのに…、何で俺なんだろう?俺は不思議だった。

(宮坂)「はい、じゃあもうすぐ春季大会ですが意気込みを教えてください。」

(竜一)「まだレギュラー発表はされてないので、

    エースだと思わないで1球1球力を込めて投げたいです。

    チームとしては、甲子園優勝を目標に練習に取り組んでます。なので、

    春季大会は絶対に落とせない大事な大会だと思ってます。」

(宮坂)「なるほど…、ライバル校の松本総合高校をどう思いますか?」

(竜一)「夏もそうですし、これからはどこかで必ず戦うので変な意識をせず、

    一戦必勝で戦いたいです。」

(宮坂)「凄い意気込みですね。でも、松本総合高校の四番新田君は

    中学時代高坂君から唯一ホームランを打った選手ですが、

    どう防ぎしますか?何か策略でもあるんですか?」

(竜一)「そうですね。彼は、凄いバッターです。でも、

    だからと言って負けたくはありません。強気で抑えに行きます。」

竜一が、みんなと距離を置いて取材を受けていた。

一方、宮坂の新田君の質問が出たとき洋介たちは暗い顔してた。

凛が不思議そうに聞いてきた。

(凛)「どうしたの?暗い顔してるけど…、何かあったの?」

(洋介)「いや、ごめん。あいつはさ、新田君を抑える宣言してるんだけど…、

    一度も抑えたことないんだ…。」

(にこ)「う、嘘でしょ?あんな実績があるのに…。」

(弘樹)「それが現実やねん。去年も、4回の対決があったんよ。

    でもな、全部打たれとんねん。」

(ことり)「嘘…。」

みんな気が動転してた。あんな輝かしい成績の持ち主がたった一人のバッターを抑えられないなんて知らなかったからだ。

(洋介)「本当だよ。中学の時は運で試合には勝ったけど…、

    高校では未だに松本総合高校には勝ててない…。

    だから、甲子園優勝は無理があると誰もが思うんだ。

    それは、あいつが一番知ってる事なんだ。

    いつも、試合終了後に一人隅っこで泣いてるんだ。

    あいつは、冬信じられないぐらい走って下半身鍛えてる…、

    でも敵わないんだ…。

    そんな強敵が近くにいるのに…、

    なんであいつは、甲子園優勝を掲げたんだか

    相棒の俺でもわからないんだ。」

そう言うと、みんな暗い顔してしまった。やっぱりと良いほど彼女だけは無理とは思ってなかった。

(穂乃果)「まだ、今年は戦ってないんだよね?

     だったら、やる前から諦めちゃダメだよ!」

(龍吾)「高坂さんは、連戦連敗してる相手に勝てると思うの?」

すると、穂乃果は「う~ん」と腕を組んで考えた。そして一つの答えにたどりついた。

(穂乃果)「うんうん。そんなの穂乃果には、わからないよ…。

     でもね、勝負する前から諦めたらいけないと思うんだ。

     μ'sだって、最初からラブライブに出れたわけじゃないんだよ。

     同じ地区にA-RISEと言う協力なライバルだっていたし、

     他のスクールアイドルもすっごく可愛い人い~っぱいいたよ。

     でもね、だれもA-RISEや他のスクールアイドルに敵わない

     なんて思ってなかったよ。」

(弘樹)「何でや?何でそう思ったんや?」

(希)「何やったんやろうね?」

(3人)「え???」

弘樹の質問に答えた希の言葉に疑問を浮かべた3人。真姫が続いた。

(真姫)「気持ちの問題じゃないの?人間誰しもあの人に負けたくないとか

    絶対こうなりたいって思う瞬間があるはずだわ。」

(絵里)「真姫にしては良い事言うじゃない。」

(真姫)「べ、別に…、ただ思ったことを言っただけよ。

    彼からは、穂乃果みたいな漲る闘志みたいなのを感じるのに

    あなた達からはそれが無いのよ。

    だから変だと思ってたところだったのよ。」

(洋介)「闘志…、そうか、竜一が言いたかったのはこれだったのか。

    明確な目標に努力して試合では闘志を燃やして相手と戦う。

    俺らは、基本な事を忘れてたんだよ。」

そう話してると、神田明神に着いたのだが、目の前には凄い石段があった。

(龍吾)「こ、これは?」

(海未)「これは、男坂です。μ'sが校外で縁の地と言えばここですね。」

(ことり)「ここを走って体力作りをしたんですよ。」

(凛)「懐かしいにゃ~」

(洋介)「こ…ここを??凄いな。てか、まだ竜一は記者に捕まってるのか?」

全員が後ろを振り返ると、凄いことになっていた。

竜一が居ないのである。と言うか目の前に居たのは、大量の人…。

その八割は、女性で、サインなどを求めてる模様だ。

竜一は長野ではあまりこう言う経験が少なかったので

混乱状態に陥ってた。

(弘樹)「さ、さすがにまずいな…。」

(洋介)「日本代表の時は、テレビの取材とかで全国的に放送されたからな。

    しかも、一次ラウンドは東京だったし。東京にファンが出来ても

    可笑しくないか」

(海未)「それって、不味くないでしょうか?」

結局、全員のお願いを聞いて大量の行列がなくなったのは……、

丁度3時間後の午後6時の話だった。

(竜一)「つ、疲れた…。もう死ぬかと思った。」

(弘樹)「何で、こうなったん?」

(竜一)「あの、記者がへらへらと俺だって話し始めてさ、

    結果あんな状態になったわけだよ。

    で、ここが神田明神?うわ~スゲー坂と言うか石段」

(洋介)「これは、男坂と言うんだって、μ'sはここを走ってたらしい。」

(竜一)「じゃあさ、俺らも走る?俺は、試合出たけど、体力有り余ってるから。」

(弘樹)「ほんまか?ほな、負けたやつは全員に飲み物でもおごってもらおうかの?」

(竜一)「臨むところだ!じゃあ、μ'sのみんなは上で誰が一番か見ててよ。」

(凛)「凛も走りたいにゃ~」

(龍吾)「これって、俺も入ってるんだよね?」

(弘樹)「当たり前やないけ。星空さん走るんか?まぁええけど。」

(穂乃果)「じゃあ穂乃果も走る!」

かくして、男坂で竜一と穂乃果、洋介、凛、弘樹、龍吾のダッシュ対決が始まった。

(海未)「それでは、行きますよ…スタート!!!」

海未の合図でスタートした、スタートは全員良かったと思えば…、龍吾は少し遅れを取っていた。先頭を走るのは、竜一、洋介、弘樹だった。

その少し後ろに凛がいた。

後ろには、穂乃果と龍吾が最下位争いをしていた。

残り、半分になった時先頭集団に異変が現れた。

なんと、凛が追いついてきた。それだけじゃない、穂乃果達にも後少しで追いつかれる状態だった。

残り20段になった時、等々、先頭が一人になった。

 

そして……。

 

(絵里)「凄いわ、凛。一位よ。竜一君は二位で同率で弘樹君と洋介君ね。

    最下位は、龍吾君ね。穂乃果の方が少し早かったわ。」

(竜一)「にしても、キツいなこの石段…。想像以上だった…。」

すると、希が言い出した。

(希)「せっかくだし、少し休憩してからお参りしてかん?」

すると、全員賛成して、お参りをしてコインランドリーによって、ユニフォームを洗い、穂乃果お勧めの

銭湯に着いた?

(絵里)「穂乃果…、ここって…。」

(穂乃果)「穂むらだよ!せっかくだしお金使わない方が良いと思ったんだけど…」

(海未)「穂乃果にしてはいい考えですが、

    ご両親が納得してくださるかが問題です。」

(穂乃果母)「あら、竜一君じゃない。どうしたの?わざわざ長野から来たの?」

(竜一)「あ、ご無沙汰です。叔母さん。実は、野球部の遠征に来たんですけど、

    顧問の先生がホテルの部屋の数間違えてしまって、部屋が足りなくなって、

    で、今穂乃果にお勧めの銭湯を案内されたらここに着いたんです。」

(穂乃果母)「あ、そうだったの?でも、こんな人数は入れないと思うわ。」

(竜一)「じゃあ、みんな自分の家で風呂入ってくれば良いんじゃないの?俺らは、

    じゃんけんするか。」

竜一の発案により、いったんみんな家に帰って風呂に入り、再び音ノ木坂に集合する

と言う話だった。

竜一は、穂乃果の家で。洋介と絵里は希の家で。弘樹とことりは海未の家で。

龍吾は真姫の家で。言う組み合わせになった。にこと花陽と凛は自分の家に行くらしい。

それぞれが解散して各家庭に向かう。

~高坂家~

(竜一)「お邪魔します。」

竜一は、高坂家にお邪魔した。

(穂乃果母)「いらっしゃい。じゃあ先に入って。」

竜一は、言われたとおりに風呂に入った。なんか自分の家じゃないから少し違和感があるけど、穂乃果がそんな事を考えてくれたのは正直嬉しかった。

(竜一)「あんまり待たすといけないから早めにでるか。」

竜一は、そう呟いた。

 

~希の自宅~

(絵里)「希の家も久しぶりね。」

(希)「しばらく留守だったから汚いかもしれんけど…、洋介君から入ってや。」

(洋介)「いや、そんな事言わずに皆さんから入ってください。

    俺は、ただで風呂に入れるだけで凄い嬉しいので。」

(希)「そうなん?じゃあ、絵里ち一緒にはいろ?」

(絵里)「ええ。そうするわ。」

絵里と希はバスルームに向かった。洋介が思った事は、ひとつ…、

(洋介)『なんで俺…、男なんだろう…』

と言う、少しのやきもちだった。

 

~園田家~

(弘樹)「うわ~~、すっごい屋敷やの~」

(海未)「それでは、お風呂の支度が済んだので今岡君から入ってください。」

(弘樹)「ほな、おおきに。」

と言うと弘樹は風呂に入った。

(弘樹)「にしても、園田家は何もんなんや?豪勢な風呂。ほんま嬉しいの」

弘樹は、和風の風呂を堪能しながら入ってた。

 

~西木野家~

(真姫)「今日はパパもママも居ないから風呂準備するから待ってて。

    あ、それと私が最初に入るんだからね。」

龍吾はしばらく待ってた。

姉の居る龍吾は、わかってた。女性は風呂が超長いことを……。

(龍吾)「俺、いつになったら入れるかな?」

それは、真姫にも聞こえなかった、龍吾の独り言だった。

その後、1時間半後に龍吾は風呂に入れた。

真姫の家はとても広く凄かった。が龍吾の感想だった。

 

~希の自宅~

あれから、1時間が過ぎて洋介は気がついた、女子の風呂は途轍もなく長い。

その時、

               「ガチャ」

(絵里)「お待たせ。次どうぞ」

絵里と希はパジャマ姿に着替えて呼んでくれた。

(洋介)「あ、はい。」

洋介は、待たせてはいけないと思い、結構早めにでた。

それでも、30分はかかってた。

着替えて絵里や希の待つリビングへ向かった。

(洋介)「お待たせしました。」

(希)「もうええの?うちらが長かったからって気使わんでもええやよ。」

(洋介)「良いんですよ。それより、学校戻りましょ。みんな待ってます。」

(絵里)「そうね~。でももうちょっとゆっくりしてから行きましょ。

    上野君も何か質問とかしていいからね。その代わり、

    私たちも質問するから覚悟しておきなさい。」

(希)「そうやね。まだうちたちの事を知ってもらえてないってカードも

   そう言うとんねん。」

俺は、不思議に思ってることを聞いてみた。

(洋介)「はい、わかりました。普段は、高坂さんはうちの学校に通ってますが

    皆さんは何をしてるんですか?」

(希)「そうやね、今は長野大学に行ってるんよ。」

(絵里)「私もよ。」

(洋介)「じゃあ、この一年が終わったら東京に帰るんですか?」

(絵里)「私達は帰らないわ。大学に通ってるから。

    でも、穂乃果達はわからないわ。じゃあ、希のお茶も美味しかったし

    みんなも待ってるから学校に戻りましょ」

 

~音ノ木坂学院~

誰も居ないアイドル研究部ににこがやってきた。

(にこ)「あれ?みんな遅いわね~何してるのかしら」

続いて、花陽と凛がやってきた。

(凛)「あれ?にこちゃんだけなのにゃ?」

(にこ)「そうらしいわ。そうだ、みんなで料理作っちゃいましょ。」

(花陽)「私、やります。」

(凛)「う~、テンション上がるにゃ~」

そしてにこりんぱなの三人は、調理室に向かった。

 

~園田家~

(海未)「お待たせしました。では、お話でもしながら学校に行きましょう。」

あれから、スピーディに三人が入ってた。

(ことり)「今岡君は大阪の人だよね?何で長野実業に入ったの?」

(海未)「私も気になります。できれば教えて欲しいのですが?」

(弘樹)「まぁ~、たいした事じゃないんや。ただ、

    竜一と一緒に日の丸を背負ってこいつとだったら

    甲子園も夢じゃない思ったんや。二人もそうなんやろ?

    高坂はんと一緒ならできる思ったんやろ?

    それと同じや。」

(海未)「そうでしたね。穂乃果は連れってくれると思ったんです。

    私達が見たことの無い世界へ…。」

(ことり)「でも、本当に連れてってくれたんだよ!

     穂乃果ちゃんは凄いんだよ。」

(海未)「ええ。そんな穂乃果のいとこの竜一君ならきっと連れてってくれますよ。

    甲子園。」

(弘樹)「せやな。自分のリーダー信じられへんとアカンもんな。」

(海未)「そうです。まずは、信じることが大事なのです。」

と話してるうちに学校に着いていた。

すると、ことりは不思議に思った。

(ことり)「あれ?何で調理室の電気がついてるの?」

(海未)「本当ですね。」

すると、後ろから声が聞こえた。

(???)「あら、ことりに海未じゃない。どうしたのよ?」

三人が後ろに振り向くと、真姫と龍吾だった。

(ことり)「真姫ちゃん、調理室が電気ついてるよ~」

(真姫)「ああ~、それはねにこちゃんたちが料理作ってるの、

    それで、私達は買出しに行ってたのよ。」

龍吾は大量の荷物を持っていた。

(弘樹)「大変そうやな、ほれわいも手伝うさかい。荷物かせや。」

(龍吾)「悪い、頼む。」

調理室に行くと、にこりんぱなの三人と、のぞえりの二人と洋介がいた。

(洋介)「遅いな~、暇でしょうがなかったぜ。ほら荷物貸しな。」

すると、みんなで作業を始めた。

(絵里)「にしても、穂乃果達遅いわね。」

(希)「心配やね」

 

~高坂家~

(竜一)「穂乃果ー!次、どうぞ」

(穂乃果)「は~い。待ってる間、穂乃果の部屋に居ててね。」

(竜一)「わかった。」

竜一は、穂乃果の部屋に向かった。部屋には『第二回ラブライブ!』の優勝トロヒィーがあった。竜一は、床に座ってそれを見てた。

(竜一)「これが穂乃果達の功績か。スクールアイドルの甲子園か。

    じゃあ、俺より先に日本一になったんだ。見てみたかったな決勝戦。」

すると、竜一の視界は一気に暗くなった。

 

 

(竜一)「うん?」

竜一は、気がつくと、あるライブ会場にいた。キラキラ輝いてる会場でサイリューム

を持ってた。

(竜一)「ここは?」

まるで不思議な世界に居るみたいだった。

正面を見ると、「ラブライブ!」と書いてあった。

司会者のアナウンスが入った。

(司会者)「続きまして、μ'sで[Kira kira Sensation]です。どうぞ。」

竜一は、驚いた。これがラブライブの熱気を始めて知った。

ステージでは、μ'sのパフォーマンスは始まった。証明があたりとても輝いてた。

(竜一)「す、スゲー…。」

竜一がμ'sの魅力に圧倒されてると、後ろからも声が聞こえた。

(???)「凄い…、こ、これで高校生?」

竜一が後ろを向くとそこには高校生ぐらいの女子が居た。

(竜一)「き、君は?」

(???)「あ、邪魔しちゃったかな…。ごめんなさい!

     μ'sのステージが凄い綺麗だったからつい声を出しちゃった。

     私は、静岡県沼津市の内浦ってところに住んでる浦の星女学院1年生の

     [高海 千歌(たかみ ちか)]って言います。あなたは?」

(竜一)「俺は、長野大学附属長野実業高校2年高坂竜一だ。宜しく、千歌。」

(千歌)「一つ年上なんたんだ。宜しくね」

(???)「あ、いたいた。お~い、千歌ー!!」

(千歌)「あ、果南ちゃんだ。じゃあね、竜一君。」

(竜一)「じゃあな。」

(竜一)『あれ?俺、静岡に知り合いいたっけ?』

 

 

穂乃果は、自分の部屋に入ると、驚いた。

(穂乃果)「竜君?寝てるの?」

穂乃果の問いかけに竜一は、寝言で反応してた。

(竜一)「穂乃果~。穂乃果の事好き。ムニャムニャ…。」

(穂乃果)「え~~~~って寝言か。何だビックリした。でも、もし本当だったら…

     穂乃果…、嬉しいな…。って、穂乃果は、アイドルだ恋愛は禁止なの。

     でも…、隣で寝るぐらい…良いよね?」

そう言うと、穂乃果は竜一の右肩に頭を近づけた。

 

 

二人が寝てる間…、

時間は8時音ノ木坂学院アイドル研究部部室にて。

(海未)「それにしても…遅すぎませんか?」

(ことり)「ダメ。電話にもでてくれない。洋介君そっちは?」

(洋介)「今、かけてる。」

「ピロロロ~~~♪♪♪」

竜一のポケットから携帯の着メロが流れた。

 

(竜一)「うん???」

竜一は目を開けると、隣には穂乃果が寝てた。ビックリしたかったけど、寝てる穂乃果を起こしてはまずいので我慢して、電話に出た。

(竜一)「はい、高坂竜一ですけど、どちら様ですか?」

(洋介)「あ、繋がった。お前今どこに居る?」

(竜一)「え、今???」

竜一は辺りを見渡すと穂乃果の部屋だった。

(竜一)『さっきのラブライブの会場は…?二人の少女の顔と名前、

    千歌と果南って、いったい誰だ?』

謎はたくさんあるが、とりあえず洋介の質問に答えた。

(竜一)「穂乃果の部屋だけど…」

(洋介)「高坂さんの部屋に居るんだな。で、高坂さんは?」

(竜一)「寝てるよ。」

(弘樹)「ちょい貸してや。俺や、お前…、穂乃果ちゃんにハレンチな事

    しとらんよな?」

(竜一)「してねぇ~よ!!」

俺の声に穂乃果は起きた。

(穂乃果)「ん?あれ、竜君起きてたの?ってわ~~~。こ、これは…、

     そのえ~~っと…ごめんね、穂乃果重くなかった?」

(竜一)「いや全然。」

(穂乃果)「良かった…、ってあれ?今何時?てか携帯は?」

(竜一)「そこにあるじゃん。てか、もう8時じゃね~か!」

(弘樹)「今の状況がやっとわかったようやな。後で話聞いたるさかい、はよう来い。

    後、お前のユニフォーム持ってあるさかい気にせんでええで。

    せっかく、美味そうなご馳走もあるからはようせんかい!」

(穂乃果)「どうしよう、みんな怒ってるかな?」

(竜一)「多分な。それより行くぞ。」

(穂乃果)「う、うん。」

二人は、夜道を走り出した。

 

(弘樹)「これは、あの二人罰ゲームが必要やな。」

(希)「それ、うちも思っとたんや。やろやんあの二人への罰ゲーム。」

(龍吾)「何なら懲りるかな?洋介?」

(洋介)「そうだな…。」

アイドル研究部では、二人への罰ゲームを密かに考えた。

 

(竜一)「ハァ…はぁ…は…、穂乃果早くしろ!」

(穂乃果)「待って…、足攣っちゃったよ…。」

(竜一)「何?しょうがねぇ~なほら」

竜一は、おんぶの体勢になった。

(穂乃果)「良いの?」

(竜一)「良いから早く!」

(穂乃果)「…、わかった。」

竜一は穂乃果をおんぶして音ノ木坂に向かって走りだした。

 

                 数分後…、

              「ガラララ~~~~」

 

(竜一)「へぇ…はぁ…ハァ…はぁ…。今、着いた。」

みんなは、驚いてた。まさか手を繋いで来るとは思ってたけど…、おんぶして来るとは思ってなかった。

(弘樹)「おいおい、お前も大胆やな~。」

(竜一)「何が?」

(希)「で、穂乃果ちゃん。男の背中は気持ちよかったん?」

(穂乃果)「え、あ!竜君下ろしてよ」

(竜一)「え、ああ~悪い悪い。」

竜一は穂乃果を下ろしした。

何とか全員無事に集まりご飯を食べた。

そして、罰ゲームの発表になった。やはりといって良いほど企んでたんだ。

と知った。

(弘樹)「え~、本日罰ゲームを受けてもらうのは…、

    W高坂で、[大好きなあんたに届け…公開告白タイム]や。

    明日までには、嘘告白でも本当でも良いからしてもらうで。」

(竜一)「はぁ~何で?」

(穂乃果)「そうだよ。何でそんな事穂乃果達がしなくちゃいけないの?」

(希)「罰なんやからしょうがないやん。しかも…、これ発案したの竜一君の

   相棒洋介君と絵里ちなんよ。」

(洋介)「いや~、竜一告白すんの苦手じゃん?

    俺にコインランドリーから荷物持ってこさせた罰だよ。」

(絵里)「穂乃果の告白みてみたい~な。」

二人は口をそろえて、

(二人)「悪魔だ~~」

かくして、[大好きなあんたに届け…公開告白タイム]を勝手に実行された。

 

 ~男子部屋~

(弘樹)「で、誰に告白するんや?」

(竜一)「絶対にしないから!」

(洋介)「それは、酷いな。人を心配させておいて何も無いのか?」

(竜一)「ウムム…。」

 

~女子部屋~

(希)「罰ゲームしないとわしわしやで。」

(穂乃果)「ひぃ~。」

(希)「さぁ~、はようやりな。」

(穂乃果)「うぅ…。」

 

 

             「ピロロロ~~♪♪♪」

 

一本の電話がかかった。相手は黒川監督だった。

(竜一)「もしもし。」

(黒川監督)「あ、俺だ。お前らが心配で電話をかけたんだが…、大丈夫そうか?」

(竜一)「はい。大丈夫です。明日は7時球場ですね?」

(黒川監督)「あぁ、そうだ。明日は頼むぞ。そのために早く寝ろよ。」

(竜一)「はい。わかりました。失礼します。」

 

監督の電話にビックリした男子部屋だった。

 

(穂乃果)「ほ、穂乃果には…そう言う人いないもん。」

(希)「穂乃果ちゃん?」

と言いながら希が手をわしわしポージングをしていた。

海未が穂乃果に問いかけた。

(海未)「穂乃果、嘘はいけません。」

(穂乃果)「う、海未ちゃん。何言ってるの?ほ、穂乃果にそんな人いないもん。

     本当にいないもん。」

(ことり)「穂乃果ちゃん……。」

(絵里)「穂乃果、もうみんな知ってるのよ。」

(穂乃果)「絵里ちゃん…、どういうこと?」

(絵里)「竜一君と一緒にいる時の穂乃果は…、なんて言うか青春してるって

    感じはがするわ。片思いをしてる一人の女の子って感じがするの。」

(穂乃果)「絵里ちゃんまで…、何言い出すの?」

(希)「それに…、カードがうちにそう告げるんや。穂乃果ちゃんは、

   竜一君の事が好きなんよ。」

希の一言に穂乃果は真っ赤な顔をした。表情からしても、もう騙しきれなくなった。

(穂乃果)「うぅ…、希ちゃんの言う通りだよ…

     穂乃果は昔から竜君の事が好きなんだよでもね…穂乃果決めたんだ。

     今は、告白は…しちゃいけない気がするの、

     だって穂乃果の告白で竜君の夢が叶わなくなったら困るもん…、

     それに…、穂乃果アイドルだもん。アイドルは恋愛禁止なの。」

(凛)「穂乃果ちゃん。それじゃあダメにゃ~。」

(花陽)「そうですよ。もし竜一君…誰かに取られたらどうするの?」

(穂乃果)「その時は…、その時だよ…。だって、元々穂乃果が告白したって

     実るかは、わからないんだし…。

     だったら…、今一緒に居られる今を楽しんだ方が良いと思うんだ。」

(絵里)「穂乃果にしては随分後ろ向きね。穂乃果なら前向きに行くかと思ったわ。」

(穂乃果)「だって…、穂乃果は…こう言うの初めてだから…。

     だから…その……どう伝えれば良いのか…

     どうしたら良いのか…穂乃果…わからないんだもん。

     それに、穂乃果達はアイドルだよ。

     アイドルに彼氏は要らないよ。さぁ~寝よう寝よう。」

(真姫)「穂乃果は、アイドルである前に一人の女の子なんだから、

    自分に正直になりなさいよ。」

(にこ)「真姫ちゃんの言う通りよ。アイドルである前に

    一人の女子高校生なんだから

    好きな人にくらいちゃんと想いを伝えなさい。」

(絵里)「でも…、穂乃果の気持ちもわかる気がするわ。片思い中の彼が今、

    一生懸命になって夢を叶えようと努力してるのを邪魔したくないわね。」

みんなは「う~~~ん…」と考えた。  

即告白するべきだ派と状況を見て告白するに派二つの意見に分かれた、

 

 

一方、男子部屋では明日の試合に向けて体を休めていた。

竜一は突然のように目を覚ました。携帯の時計は[PM11:00]を指していた。

竜一は夕方の絵里の話を思い出した。そう、μ's縁の地練習場所だった屋上の話だった。

竜一は、そうっと起き上がり、部屋から抜け出した。

屋上にはなんと、穂乃果が居た。

(竜一)「あれ、穂乃果じゃん」

穂乃果の顔が少し赤くなってった。

(穂乃果)「り、竜一君…。どうしたの?」

(竜一)「いや、眠れなくて…。明日の投球でチームの意識が変わるのかと思うと、

    緊張と言うか、焦りと言うか、とにかく眠れないんだ。」

(穂乃果)「そうなんだ。竜君こう言うときにこそファイトだよっ!」

そう言いながら穂乃果はお決まりのポージングをとった。

(竜一)「ありがとうな。じゃあ、明日も早いし寝るか!」

竜一は、部屋に戻ろうとしたその時、

(穂乃果)「ま、待ってよ。」

穂乃果の右手が竜一の左手を握ってた。

(穂乃果)「また…、約束しよう?」

(竜一)「良いけど…何の約束?」

二人は、黙り込んでしまった。

(穂乃果)「え、え~っと…甲子園…、か…必ず優勝して!」

(竜一)「どうした?急に」

(穂乃果)「良いから。ね、約束しよう…。」

(竜一)「良いよ。優勝だな…。最高の瞬間を見してやるよ!」

(穂乃果)「ありがとう…。」

 

~男子部屋~

(洋介)「あれ?居ない…竜一が居ない!」

その時だった、「コンコン」

ドアを叩く音、ドアを開けるとことりが息を荒らしていた

(ことり)「ほ…穂乃果ちゃん…見なかった?」

(洋介)「高坂さんも居ないのか…、竜一も居ないんだ。」

(ことり)「え?あ、やっぱ穂乃果ちゃん…居たから良いよ、ごめんね~。」

(洋介)「怪しい…。」

 

~屋上~

(竜一)「なぁ~、穂乃果…。罰ゲーム誰に告白するの?」

(穂乃果)「ほ、穂乃果はアイドルだから…そう言う人作っちゃいけないんだよ。」

(竜一)「え、そうなの?」

(穂乃果)「…、うん。」

(竜一)「そうなんだ、大変だなアイドルって。」

(穂乃果)「ところで…、竜君はさ…もしこの時期に…誰かに告白されたら

     どうするの?」

(竜一)「俺か?そうだな~…。」

竜一は腕を組んで考え始めた。

(竜一)「相手で考えるな。やっぱさ、自分にとってプラスになる人だったら

    OKするかもな」

(穂乃果)「そうか…。やっぱ…、穂乃果には無理だよね…」

(竜一)「何が無理なんだ?」

竜一は不思議そうな顔して穂乃果に聞いた。

(穂乃果)「うんうん…何でもない。今日も遅いし寝よ…。明日、頑張ってね。

     穂乃果…、応援してるから…。それじゃおやすみ…。」

と言うと、穂乃果は階段の方へ走り出した。

穂乃果の目からは涙が出てた。自分では、竜一のプラスになる存在にはなれない。

そう思ったのだ。

この状況を希、絵里、凛、途中からことり、洋介が見てた。

 

 

翌朝、5時。音ノ木坂学院のグランドには一生響くはずのない野球部の声が響いてた。

竜一達のユニフォームには。白くて、胸には[長実]と大きく書かれてた。

左袖には校章、右袖には長野県と書かれており、意外とシンプルである。

帽子の色は黒で、長野実業のイニシャル[N]か書かれてた。

 

そして…、9時球場。

(場内アナウンス)「本日の第一試合。長野大学附属長野実業高校対江戸川第一高校

         の練習試合。まもなく、開始でございます。

         まず、守ります長野実業高校の

         先発ピッチャーは、高坂君。

         キャッチャー、上野君。ファースト、今岡君。セカンド、柴君。

         サード、新庄君。ショート、坂本君。レフト、渡辺君。

         センター、赤星君。ライト、近藤君。

         審判は、球審磯辺、塁審、一塁長谷川、二塁桑田、

         三塁、今宮、以上でございます。」

 

(竜一)「集合ー!」

竜一はナインを集めた。

(竜一)「この試合、俺は1点もやらないし、ヒットは打たせない。

    この試合ノーヒットノーランやるから…。出来たら今年の目標は、

    甲子園優勝!な。」

(近藤)「いいよ。今年の夏は、お前の腕にかかってるんだ。俺らも普通に守る、

    もしも、あの電光掲示板に「H」や「1」が書かれたら、

    目標は変えずに行く。それで良いな?」

全員、賛成して、守備位置に戻る。

 

(磯辺)「プレイボール!!!」

球審の磯辺の声が球場に響いた。

(場内アナウンス)「一回の表、江戸川第一高校の攻撃は、一番センター、ジョー君

         センター、ジョー君。」

先頭バッターは、アメリカから来て身体能力の高いジョー・ホワイト。

足も速く、打力もある。ジョーが左バッターボックスに入った。

(洋介)『アウトコース低めの真っ直ぐだ。』

洋介からサインが出る。

竜一は頷き、大きく振りかぶって…投げた。

 

               「バシーン!!」

(磯辺)「ストライク!」

ぎりぎりのボールだった。

竜一の代名詞クロスファイヤーを抛った。左バッターから遠くなるボールだ。

二球目は、アウトコースに逃げるカーブで空振りさせて、追い込んだ。

(洋介)『追い込んだし、決めに行くか。昨日の疲れも取れてないと思うし、

    何より昨日あんな事あって今日の球は、元気が無い。球数考えないと、

    スプリットを真ん中低めで。』

洋介は、竜一がこれまでの野球人生で一番多くの三振を取ってきた、決め球スプリットでおしまいにする気だった。

竜一は、スプリットを投げた。竜一のスプリットは、直球とほぼ同じ軌道できて、急激に沈むまさに神的な球だった。

 

              「バシーン!!」

(磯辺)「ストライーク!!!バッターアウト!!」

次の二、三番バッターを抑えて、この回は順調の立ち上がりだった。

 

 

 

 




その前に、音ノ木坂の名前が間違ってましたので、更新しました。
主人公と穂乃果を幼馴染からいとこと言う設定に変更しました。
正式な高校名は長野大学附属長野実業高校でお願いします。

〈次回予告〉
遂に始まった、江戸川第一高校との練習試合。
立ち上がりは順調な竜一。しかし、昨日の事が彼の頭の中に現れ、試合に集中できなくなり制球力を失う。
その時、スタンドから聞こえる一人の声が彼を正気に戻す。


次回
  「DIAMOND~ダイヤモンド~」
     第4話
        「約束…」
                   です。

次回もお楽しみに。
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