変わってしまった二人の道   作:あてんだんと

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ハーメルンでは初投稿ですので宜しくお願いします。


プロローグ 別れと約束

「・・・これは私の責任です」

「違う!これは私の」

 

全国大会の決勝戦で私はミスをしました・・・けど後悔はしていません。

これは私に取っては譲れない事なので私は覚悟を決めていました・・・ですが

 

「連覇も名前も傷を付けたのは隊長で有る私の責任・・・なので私は戦車道を引退します」

「お、おねえ」

「まほ!」

 

現実は私の予想を遥かに超える事が起きてしまいました。

 

「みほ、これからは貴方が黒森峰を引っ張って進むの」

「・・・」

 

本来なら私がこうするべき筈なのに私の代わりにお姉ちゃんが戦車道の引退と転校で

黒森峰から去る事に成りました。

私が悪いのに・・・なのにお姉ちゃんが

 

「・・・みほ、これは私の責任なの」

「違う!これは私の」

「いいえ私の責任。チーム内に起きた事は隊長が責任を負うべき事だから・・・」

「でもでも」

「・・・それに私はみほに感謝しているのよ」

「・・・えっ!」

「あの時、私は報告を聞いても動く事が出来なかった・・・でも貴方は動いた。その差はとても大きい事でこれからの黒森峰にはとても必要な事だと私は判断したの」

 

「でも、でも、それがお姉ちゃんが離れる事には」

「私がまた勤めていたらこんな事がまた起こるかもしれない」

 

あの時には語ってくれない事を語ってくれるお姉ちゃん。でもその話を聞いても私の中ではあまり理解出来なくて

ただただ、お姉ちゃんを止める事しか考えられなくて・・・

だって、私はお姉ちゃんと一緒に居たいのに・・・

 

「それは私が勤めていても起こるかもしれないし」

「・・・それはない」

「何でっ」

 

お姉ちゃんの道を閉ざしてしまったのに・・・

 

「だってみほだから大丈夫」

「えっ?」

「みほならお母さんと私がして来た事を塗り替える事が出来るから・・・みほ」

「あっ」

「こんな風に抱きしめるのは久々・・」

「・・・うん、そうだね」

 

私はこれから先、一体どうすればいいんだろう・・・わかんないよ

 

「みほ、今度の東西大会を優勝しなさい」

「優勝・・」

「それが出来れば私が判断した事が間違って無かったって解るから・・・だからねっ」

「・・・優勝」

「そう、それが出来れば私はまた戦車道に戻れるから」

「!・・・そ、それって」

「自分を責めているならそうしてくれた方が私に取っては一番嬉しいから」

 

正直、まだお姉ちゃんが何を伝えたいかはわからないけど・・・でもそれでも

 

「本当に私が・・・私達、黒森峰が優勝したら戻って来てくれるの?」

「ええ、その時は必ず」

 

なら私がする事はたった一つだけ・・・優勝すればいいだけ

 

「じゃあ、私はそろそろ・・・」

「・・・ちょっと待って・・・もうちょっとだけこのまま・・・」

「・・・はいはい」

 

それがお姉ちゃんを戻すただ一つだけの道なら私は目指すだけなんだから・・・

 

 

 

そして、この事により二人の運命は変わり、みほは黒森峰の隊長に、まほは大洗女子学園に転校した。

 

「えー、それでは、第一候補の学園を発表して行きます・・・まずは大洗女子学園」

 




オリジナル要素と時系列は違う事が有りますのでご注意を・・・


なるべく投稿出来る様に頑張ります。
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