-said 黒森峰会議室-
「何であんたが此処に居て、隊長、まほ先輩がいないのよ」
「・・・ごめんなさい」
「ごめんじゃない」
「でも・・・」
「あ~イライラする」
「ご、ごめん」
「・・・はぁ、とにかくうちらの隊長があんたで、私が副隊長なのね」
「うん、三年生がもう引退するから私でエリカちゃんは私が指名したから副隊長」
「何かあんたに指名されたって事が気に入らないんだけどね」
八月三十一日、学生達が一喜一憂している中で黒森峰の隊長・副隊長(予定)の西住みほと逸見エリカは私服姿で話をしていた。
みほとまほが分かれた日に携帯で連絡を取り、今に至った。
逸見エリカ・・・西住みほの同級生で有り、クラスメイトで有る。彼女が戦車道には入ったのは憧れのまほ先輩と一緒に戦車道をしたいが為、その為にわざわざ受験予定していた高校を変更して程
そして、念願の入学式の日に彼女は西住まほに会う前に彼女はまほの妹のみほに出会う。
「でも総合判断した結果、これがベストだって思って」
「はいはい。じゃあ、私よりも赤星が上だったら赤星にした訳ね」
正直な話にエリカの戦車道の思想はまほ寄りで憧れと尊敬が有る。
だからだろう最初の頃はみほを見下していた。
「えっ?しないよ。だって私の横にはお姉ちゃんかエリカちゃんのどちらしかいないから」
「・・・う~」
まほの全てを見て、みほを見ると見劣りばかりしてしまう程に覇気が無いみほ
しかし、それの考えは案外簡単に覆させられる出来事が起こった。
それは入学式から一ヶ月経ったに黒森峰の伝統、上級生(二年三年)対下級生(一年)の交流試合
「あんた、そんな恥ずかしい事を真顔でさらっと言わない事」
「えっ?あっ、はい」
「じゃあ詳細な話は買い物しながらでも聞くから行きましょ」
「うん、行こう。エリカちゃん」
一年に取っては技術向上と経験積み、二年・三年は技術の再確認と人材発掘
一応、黒森峰は実力主義の為に実力次第では即座に隊長就任なんて事も起こる。
現にまほはこの交流試合を経て隊長となったのだから
「で、まほ先輩に何を言われたの?」
「うん、今度の東西大会に優勝できればお姉ちゃんは戻って来るって言ってくれた」
「なら、しないと行けないわね」
「うん、しないと」
「ほらほらそんなに力まない。まだ始まっていない物に力んでもしょうがないでしょ」
「ごめん」
まほは性格上、試合と名のつく物は決して手を抜かない。それは自分の戦車道に反する事だからだ
だから今回もまほは決して手を抜かなかったのに結果は敗北を決してしまった。
レギュレーションは制限一時間の殲滅戦、車両は十対十で各代表として西住姉妹
そして、結果は一年の勝利
これに驚いたのは二・三年とまほ、そして逸見エリカ
其処からエリカの中では価値観が変わり少しずつだがみほとの交流する様に成り、今では無二の親友にまで変化していた。
「で、あんたとしてはどっちで攻めたいのよ」
「・・・・うん、悩んでいる」
「そう、なら副隊長として助言してあげる。あんたは西住流よりも西住みほ流の方が強い」
「そっか」
「どうせ最初から決まってたんでしょ。だから後押しが欲しかった」
「えへへっ、ばれちゃった」
「バレバレなのよ。だから何か奢りなさいよ」
「うん、エリカちゃんの好きなあそこに行こう」
今でも憧れはまほで有り、憧れも尊敬も有る・・・・・・・・・だが隣で一緒に戦ってくれるならエリカはまほよりもみほの方が良いと答えるだろう。
それくらいに変化していたのだった。
-said 大洗女子学園-
一方でまほの方だが
今、彼女は
「西住先輩、この前の戦いの際に使用したマウスは・・・」
「ええ、それには」
大洗で新たな後輩と一緒にお出かけしていた。
「あの戦いも素晴しかったです」
「ありがとう」
「私も一度は戦車に乗って見て感動を味わいたいです」
「そう」
無事に大洗に着いたまほは艦に乗船して自分の住むアパートを探している最中で一人の後輩に出会う
後輩の名前は
「秋山優花里であります」
彼女は後にまほの副隊長としてパートナーに成るのだった。
二話目です。
今回も短いです。
軽く話すと逸見エリカの設定を軽く変えました。
基本ベースはそのままで、でもみほでの思いと親友度を上げ、同級生コンビにしました。
大洗では秋山優花里ですが
この秋山で書くのは以外と難点です。
戦車好きだけじゃなくて知識と行動と魅力を書くのは難しいので一旦逃げます。
でも次の次で大洗編を書く予定なのでその時には頑張りたいと思います。
そして、次回は本文で書いた交流試合と二学期の話です。
大洗編はお休みか少々出るか位です。