奇跡を呼びし艦娘のIS世界における戦い 作:オーダー・カオス
本当に嬉しいです!ありがとうございます!皇魔さん。
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う~ん、この小動物ぽさ……確かに雪風ぽいですね。
ちなみに皇魔さんはあえて、頭の艤装を薄くすることで艦娘の雪風の面影も残してくれました。
本当にありがとうございました。
「随分と言う様になりましたね」
「……!?」
一夏さん達の部屋を跡にし生徒会室に向かおうとした矢先に私はある人物に声をかけられた。
「神通さん……」
それは神通さんだった。
なぜ彼女がこの場にいるのかは分からない。
彼女にも確かに今回の作戦には協力して貰ってるがまさか更識さんに報告する前に彼女に呼び止められるとは思いもしなかった。
「とりあえず、私の私室に来てください。
楯無さんにもそれは報告済みです」
「え?あ、はい……」
どうやら今回の件で神通さんは私に言う事があるらしい。
私自身、今回の件で独断で動いたことがあるので叱責はあると思っているので何かしらのことはあると思っていたが。
……なぜでしょうか……?
しかし、なぜか私は「二水戦」時代の様に妙な見えざる手で誘導されている気がする。
気のせいだろうか。
「さてと、お茶でも出しましょうか?」
「あ、はい。いつもすみません」
自室に雪風を招いた所、恐らく長話になると思ったことや招いた側の人間として雪風にお茶を出そうとした。
海軍時代は階級などのしがらみもあって教え子や部下とこう言う交友の仕方をすることは出来なかったが、今は出来るのは少し幸せだ。
雪風も最初は私の変化に驚いていたが、今はしっかりと互いに礼儀を弁えながら受け容れてくれている。
元々、この娘は佐世保時代に金剛さん達と一緒にいた影響もあったり中華民国の総旗艦を務めていたのでそう言った場面に遭遇することもあってかこう言うことを下手に断ったり卑屈になったりするとかえって相手に失礼になることを理解しているのだろう。
「さてと、雪風。
今、貴女は私がなぜ一夏君の部屋の近くにいたのか気になっているようですね」
私は早速、彼女が疑問に思っているであろうことを指摘した。
「……はい」
私の指摘を受けて雪風は懐かしい「二水戦」時代の教え子たちが訓練の際に浮かべていたかのような顔をし出した。
「その顔からするとどうやらある程度の察しはついているようですね」
この表情は訓練時の限界の少し上を目指す際に私が自発的に教え子たちを乗せて訓練の内容を濃くする際のものだ。
その際に教え子たちは自らの行く末と私の思惑を必ず理解している。
と言うことは雪風は今回の件を私が絡んでいることに気付いているのだろう。
「はい。具体的には言えませんが、今回の件で神通さんがかなり関わっていることに気付きました」
雪風は少し懐かしいゲンナリとした表情をしながら肯定した。
「そうですか。
では、白状します。
一夏君を早目に帰らせたのは私です」
「……やっぱりですか」
私は自分が今回の件でしたことを彼女に明かした。
すると、雪風もある程度違和感があったことに気付いていたらしく得心がいったらしい。
「どうしてそんなことをしたんですか……?」
彼女は私の真意を訊ねて来た。
彼女が訊ねるのも無理はない。
なぜなら今回私がしたことは作戦そのものを破綻させかねないものであったからだ。
「そうですね……
先ず、雪風。
貴女は今回の出来事でデュノアさんの実情を知ったようですね?」
「え?
あ、あの……まさか、神通さん……それって……」
どうやら彼女は私が何を知っているのかを理解していたようだった。
「……はい。
彼女が婚外子であると言うことは以前から把握していました」
「なっ!?」
彼女は衝撃を受けたようだった。
「なんでそれを黙っていたんですか!?」
私がデュノアさんの情報を隠していたことに対して、雪風は抗議した。
当然だろう。
私が彼女にわざわざデュノアさんの監視を依頼したのに私はデュノアさんに関する情報を彼女に隠したのだ。
それは怒るべきだろうし、私も詰られるべきだろう。
「……そうですね。
では、仮に貴女がそれを知っていたら……
どうしましたか?」
しかし、彼女が怒ったことで私はやはり今回の件でデュノアさんの実情を黙っておいて
「……え」
「貴女はデュノアさんの実情を知った途端に彼女を助けたいと思っていますし、彼女を庇おうとしています。
もし彼女が
「そ、それは……」
雪風は返答に困った。
私が雪風にデュノアさんの現状を黙っていた理由。
それは雪風の優しさと自己犠牲の精神故だ。
思えば、彼女が昔から必要以上に優し過ぎるのだ。
ソロモンの件で比叡さんを守り切れなかったことで塞ぎ込んでいたのは人伝に聞かされてきたが、彼女は必要以上に戦友の死を重く受け止めてしまう。
当然、戦友や上官、部下、家族の死は悲しむべきものだ。
しかし、彼女はそれを常人より忘れようとしない。
天は二物を与えず……ですか……
雪風は天賦の才を持って生まれて来た艦娘だ。
私の訓練に付いて来れる精神力、危機に対する冷静さ、好機を見逃さない判断力、敵の攻撃を予め考えるほとんど未来予知に等しい先見性、目の前に来た攻撃を避けることのできる瞬発力、味方を鼓舞する将器。
あらゆる戦闘の才能を持って生まれて来た娘としか言い様がないと長年「二水戦」の旗艦を務めた私が断言できるほどだ。
最初、彼女が黒潮や初風と共に訓練を行った際に私は思わず眼を疑ったほどだ。
しかし、そんな戦の天才でありながらも雪風は優し過ぎるのだ。
それは軍人として致命的過ぎる欠点だ。
だから、私は自分の後継者としては朝潮や雪風の姉である陽炎を選んだ。
自責の念に駆られやすい雪風は全ての責任を負う役割はすべきじゃない。
当然、雪風はそつなく全てこなすであろうが心を殺さねばならないのだ。
それが私が大戦が始まってから気付いた、気付くのが遅すぎた雪風の欠点だったのだ。
結局のところ、私もまた未熟だったのだ。
「貴女はその戸惑いによって、逆にデュノアさんに返り討ちに遭っていたはずですよ」
「う……」
雪風は強い娘だ。
それは再会して私が改めて実感したことだ。
しかし、それ故に雪風は弱い人間の気持ちに疎い。
デュノアさんは生き残るためにスパイをしていたのだ。
デュノアさんが完全に利己的な人間だったら、躊躇いなく雪風のことを
「これが私が一夏君を早めに返した理由です」
私が一夏君を部屋に戻した理由。
それはデュノアさん相手に隙を生ませるためである。
雪風ならば刹那の隙でさえ活かせる。
それだけあれば雪風ならばなんとかできるからだ。
「それと今回の件でデュノアさんのことを黙っていたのは轡木さんの依頼もあったからですよ」
「……え?轡木さんですか?」
意外な人物の登場に雪風は驚いた。
「はい。何でも『デュノア氏の弁解を聞くまでこの件はなるべく穏便に済ませて欲しい』とのことらしいです」
「……シャルロットさんの父親ですか?」
『デュノア氏』の名前が出た途端に雪風の表情が険しくなった。
どうやら「デュノア社」の社長アルベール・デュノア氏に対して彼女はいい感情を持っていないのだろう。
いや、私も個人的にはいい感情は持っていないが。
「……そうですよ。
随分と嫌っているようですね?」
「当然です!
元々、たった十五歳の実の娘を諜報員として送り込んで来た元凶ですよ!?
その時点で十分、敵視しているのにシャルロットさんの話を聞いたら増々嫌悪も湧きますよ!」
雪風はかなり感情的になった。
彼女がアルベール氏に嫌悪感を抱く理由としては前者は以前から知っていることもあるし客観的証拠もあるので適切だろう。
ただ、後者に関してはデュノアさんの証言だけなのでこういう場合は全面的に信頼するのは注意すべきだろう。
「とりあえず、落ち着きなさい」
「……はい。
すみません、つい感情的になってしまって……」
「いえ、仕方ありませんよ。
ですが、雪風。今回の件についてはデュノアさんの証言だけを鵜呑みにするのは……
怪しい気がします」
「え?」
「ですが、デュノアさんは嘘を吐いてはいないでしょう。
雪風。貴女の抱いているデュノアさんの家庭環境についての印象を話してもらえませんか?」
デュノアさんが語った彼女の身の上とその不幸は事実だろう。
しかし、あの轡木さんがわざわざ私に頼み込んでまでアルベール氏の証言を聞くまでは判断を待つことを言ってきたのだ。
つまりは今回の件の元凶であるアルベール氏には他に何かしらの思惑があるのだろう。
「……シャルロットさんと彼女の母親を散々ほったらかしにしておいて、利用価値があると思ったら利用しかしない……
そんな感じですね」
雪風は今まで見せたことのない不穏な表情でこれでもかとアルベール氏を詰った。
相当、今回の件は彼女にとっては許せないことだったのだろう。
「……そうですね。それは私も思います。
ですから、尚更
「……
私は自分のこれから起こす行動を暗に示した。
「はい。私はあることをするために恐らく、これから一週間近く留守にすると思います」
「……え!?何でですか!?」
私は自分が留守にすることを伝えた。
「そうですね。
私自身の務めは轡木さんの護衛で……目的地は
「フランス……!」
具体的な理由と目的地を私は雪風に明かした。
「元々、今回のデュノアさんの編入には轡木さん夫妻も不信を抱いていましたし、フランス政府が『代表候補生』だからと言ってほとんど強引に近い形で入学させてきたのでちょうど先方を訊ねようと思ったんですよ」
……多分、「IS委員会」が碌に精査しなかったのは癒着があるんでしょうがね……
「え、そうだったんですか?」
元々、理事長夫妻は今回の件に関してはフランス政府と「デュノア社」の動きを訝しんでいた。
そして、今回の件で明らかにデュノアさんがスパイだと発覚したのだ。
何としても問い質さなくてはならないだろう。
それに今回の件は明らかに「IS委員会」も絡んでいるだろう。
轡木さんも組織の改革を行おうとしているのだろう。
「今回の件は国家や多くの組織が絡んでいます。
となると、私が轡木さんの護衛をする必要があるでしょう」
「……抑止力と言うことですか」
私は良くも悪くも「世界最強」とされる片割れだ。
私と刺し違えることが出来るとしたら織斑先輩か数と質も揃えられるあの天才じゃなければ無理だろう。
ただ戦略的勝利を求めるならば山田さんやイタリアの代表操縦者ならば可能だろう。
イタリアの代表操縦者に関してはあの執念は私でさえ、認める程だ。
ただ詰る所、私一人がいるだけでそれだけで牽制になると言うことだ。
「はい。ですから、デュノアさんの身の安全の保障も取ってくるつもりですよ。
私たちは……」
これには轡木さん夫妻も共感していた。
夫妻は長い間、教育に携わってきたが彼らからすれば生徒を守るのは当然だと今回の件に憤慨しているのだ。
「……神通さん」
散々、雪風を『甘い』とか『優し過ぎる』と思いながらも結局のところ、私自身もまた今回の件に対して強い不快感を感じている。
デュノアさんはまだ15歳だ。
そんな子供の将来を
「ですから、雪風。
留守の間は頼みますよ」
「……え」
私はしばらくこの学園にいない。
だから、留守の間は彼女に任せようと思った。
「轡木さんと言う知る人は知る経済界の重鎮が動くと言うことはそれだけ内外に大きな影響を与えかねません。
もし……
「……!」
轡木さんは「IS学園の裏の経営者」と言われるほどの経済界のトップだ。
奥さんを立てていることで「IS」関係者の間では気づかれにくいが「IS」以前から存在する「デュノア社」や例の組織ならば確実に彼の存在を把握しているだろう。
故に彼が動くだけで相手を刺激しかねない。
だから、私は
「楯無さんと共に彼らを守りなさい」
この学園で最も信頼でき自由に動ける私の自慢の教え子に託そうと思った。
「……わかりました。
雪風も納得してくれたようで今まで私が見たことのない決意に満ちた顔で応えた。
……やはり、貴女はいつの間にかここまで成長したんですね……
こんな顔の雪風は私は前世では見たことがない。
きっと彼女が成長した証なのだろう。
ただ出来ればもう少し思い詰め過ぎる悪癖を克服して欲しいとは思うのだけれど。
「それと雪風……今回の件で貴女を結果的に騙してごめんなさい」
「……神通さん……」
結果的に私は大切な教え子を謀ったのだ。
私がこの世界で犯した最大の過ち。
それを繰り返すようなことをするわけにはいかない。
「……いえ、神通さんの判断は間違いじゃなかったと思います……
実際、シャルロットさんの現状を知ってたら私はきっと迷いが生まれていたと思いますので……」
雪風は納得してくれている。
やはり、この娘は優し過ぎる。
だから、本人にとっては不本意かもしれないが何も教えない方がいいのだ。
きっと、この娘のことだ。
仮に私が今回の件を明かさないでも己の力だけで事の真相に辿り着いてしまう。
そして、そこに他人の不幸があればそれは尚更彼女を止められない。
以前、雪風は一夏君のことを『危うい』と断じたが、私は彼女もまた『危うい』と考えている。
雪風は極めて正し過ぎるのだ。
私はこの娘も行く末が怖い。
「あの時」と異なり命をぞんざいにすることはない。
それでもこの娘は命ではなく今度は己の生をぞんざいにする。
『仮令報われなくとも誰かのために生きる』。
それがこの娘の最大の歪みなのだ。
しかし、きっとこの娘のことだ。
私が何を言っても意味がない。
この娘に必要なのは共に一緒に歩いてくれる誰かなのだ。
……初風がいたのならば或いは……
この娘を止められるのは恐らく、この娘が最も慕っていた姉である初風だけだろう。
初風ならば、恐らく無理矢理にでも雪風を日常へと連れ戻す。
これは他の陽炎型姉妹の誰でもなく初風だけしかできないことだ。
陽炎は陽炎型全体を大切にできるがそれは雪風と言う一人の妹を救うに値しない。
不知火は陽炎型の誇りは背負えても不器用過ぎる。
黒潮は初風と並んで付き合いは長いと言っても絆の深さでは初風に負けるだろう。ただ切っ掛けにはなってくれるだろうが。
天津風はあの娘もまた雪風と同じように相手を傷つけることが出来ないので無理だろう。
時津風はきっと雪風の幸せを誰よりも思うだろうが、それでも雪風の心までは救えない。
そして、私もまた雪風の心を救えない。
私と彼女とでは横に並びながら歩くことが出来ない。
せめて出来るとすれば探照灯を照射するかのように前を歩き続けるぐらいだろう。
初風ははっきり言えば、才能は雪風には劣っていたがそれでも誰よりも周囲を大切に出来る素質があるのだ。
「二水戦」には天才が多いと言えども、天才ばかりだったらとっくのとうの昔に瓦解している。
初風たちのような努力家や天才に物言える娘がいたからこそ、「二水戦」は家族同然の絆を作れたのだ。
そして、雪風と言う個人に対して相対できるのは初風だけなのだ。
「天才」でも、「英雄艦」でも、「奇跡の駆逐艦」でも、「幸運艦」でも何でもない雪風と言うただ一人の個人を向かい合えるとしたら彼女ぐらいだ。
初風にとっては何時までも雪風はただの雪風なのだ。
「……そうですか。
それと訓練についてはデュノアさんと貴女が一夏さんを指導しなさい」
雪風の行く末に不安を感じながらも私は今後のことを話すしかなかった。
「私とシャルロットさんがですか?」
「そうです。
デュノアさんは一夏君
どうやら、彼女の長い経験の積み重ねは重要なものだったらしいです」
「……鈴さんはどうなんですか?」
私が具体的な指示を出すと雪風は自分の妹弟子の名前を出してきた。
「鈴音さんはまだ他人に教えられるほどではありません。
実戦では彼女の方がデュノアさんよりも上でしょうが、指導力と言う点では彼女より圧倒的に下です。
それに昨日の件で理解しましたが、オルコットさんも鈴音さんも感情的になり過ぎです。
だから、デュノアさんと貴女が適任でしょう」
我ながら鈴音さんに対して個別指導ばかりさせて来たのは今になって迂闊だと最近になって気づいた。
あの娘は実力ならば雪風に一歩及ばないが、それでも学年最強に入るだろう。
しかし、協調性に欠けるので集団での訓練では教官役は無理だろう。
ただ一夏君を通じて集団内での秩序を学んでいく過程だと考えれば芽はあるだろう。
「成程」
「それともう一つ。貴女に言っておくことがあります。
きっと箒ちゃんも私がいないとなると訓練に参加してくるでしょう」
「……篠ノ之さんがですか?」
私が気掛かりなのは箒ちゃんのことだった。
私は箒ちゃんが孤立してしまわないようにあえて一夏君を訓練させないようにする日を設けていたが、恐らく私がいないとなると彼女も参加するだろう。
「はい。貴女はかなりあの子のことを毛嫌いしているようですからね。
予めこのことは伝えておかねばと思いまして」
雪風は箒ちゃんの名前が出た途端に苦虫を噛んだような顔をするようにかなり箒ちゃんを嫌っている。
先に伝えておくべきだと思っていたが、どうやら正解だったらしい。
「……当たり前ですよ。
訓練をする際に常に反抗的で「IS」の技能がないのにそれを認めもしないでセシリアさんや鈴さんのような人に指導を乞わないですし、感情的で一夏さんのことになると素直に自分の非を認めようともしませんですし、何よりも一夏さんに対して好意を抱く割には一夏さんの負担になることしかせずそれを自覚しない。
そんな人のどこを好きになれと言うんですか?」
雪風は今まで溜めていたであろう箒ちゃんへの不満を私に対してぶつけた。
ああ、確かに雪風の言う通りあの子は問題が多いだろう。
それはかつて彼女のことを見守っていた私自身にも、いや、確実に私にこそ問題があるだろう。
「……そうですね。
その点に関しては私も貴女に―――」
私が謝罪しようとした時だった。
「それですよ」
「―――………………」
雪風は嫌悪感を込めてそれを遮った。
「どうして、篠ノ之さんの不手際を神通さんや一夏さんが謝らなくてはいけないんですか?
私はそこが腹が立って仕方がないんですよ。
なんで彼女を大切に想っている神通さんや一夏さんがこれだけしているのに彼女は
「それは……」
雪風の苛立ちと正論に私は答えに窮してしまった。
「それに守っている一人である神通さんを一方的に嫌っています。
そんな人をどうして好きになれるんですか?」
彼女はきっと私を誇っているからこそ箒ちゃんのあの私に対する嫌悪に憤っているのだろう。
それはありがたいことなのだが私はそれでも
「……いえ。あの子が私を憎むのも無理がありません。
私は……彼女を
「……え」
箒ちゃんには私の「裏切り」による傷があるからこそ、箒ちゃんを一方的な加害者にすまいと思った。
某十四歳神の作品の戦〇館における急段で思いついたことですが、仮にここの雪風が急段使ったら協力強制の条件は
「雪風を特別視する」ことになる気がします。
能力は「雪風を倒せなくなる」だと思います。
ちなみに特別視の中には「異能生存艦」や「奇跡の駆逐艦」、あの風評被害と言った例も含まれていると思います。
と妄想するオダカオでした。