Re:ゼロからはじめる俺のハンター生活は間違っているのだろうか   作:名無し@777

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さて、このSSも八話更新まで行きました。
皆さん。このSSの主人公の名前はなんでしょうか?

……そう、「八」幡なのです。

だから!私は!

八とつく数字の話まで書き終えた際は記念としてショートストーリーを書いていきたいと思います!

わー、くだらないねー。

……んんっ、さて、この記念SSは本編とは時間軸が全く違います。
一つの話で完結していますので、どうが、気軽に読んでみてください(*^^*)

─追記─
UA八千、お気に入り八百到達でも同様に書かさせて頂きます。以降は八十代になった場合、書かさせて頂きます(例 UA八千八百 九千八百 お気に入り 八百八十八 九百八十)


話数記念SS
八話更新記念SS 俺に友達が一人もいない理由はやはり間違っている。


まだ俺が八歳の頃の話だ。

 

 

「ねーねー、ゆきのちゃんとおにぃちゃんはけっこんするの?」

 

 

三人で遊んでいる最中、我が妹は爆弾を投下してきた。

終始沈黙が流れたら後、雪ノ下は顔を赤らめ、視線をさ迷わせながらマシンガンの如く喋り始める。

 

「何を言っているのかしら小町さん。こんな将来闇しか見えない様な男と結婚だなんて相当な物好きでなければ有り得ないわ。そうね。きっと貴方のお兄さんは誰とも結婚どころかお付き合いも出来きず、犯罪に手を出すか、倫理の壁を突き破るかのどちららかを犯してしまうわ。だから、遺憾ではあるけれど、その……世界の平和のために私が犠牲になるのも吝かではないわ」

 

「おい、俺は別に襲ったりしないし、妹には絶対に手を出さない。妹とは愛でるものなんだよ」

 

誰ともお付き合いも出来ないという点は否定しないけどな。

だってこの村に住んでいる女の子よりも可愛いある一人の男の子を見るたびに心臓の音が高鳴っちゃうんだもの。

 

「えーと、えーと、てことは、ゆきのちゃんはおにぃちゃんとけっこんするの?」

 

……そうだよな、小町にはまだ雪ノ下のガンダーラのごとき長文を理解するにはまだ早いよな。

 

「え、だから、その……」

 

雪ノ下は頬を夕日のように染め、俯く。

確かに、雪ノ下ほど純粋な人間にとってはこの手の話が苦手なのだろう。

話を上手く理解出来ない相手ならば更にきつい。

仕方がない。もとはと言えば俺の妹が発端だ。兄である俺が尻拭いをするのが当然である。

 

「あー、小町。俺と雪ノ下は友達だ。だから結婚することは有り得ない」

 

「そーなんだ! おともだちだとけっこんできないだね」

 

「ああ。そうだ」

 

「……。」

 

俺ナイス判断。

この内容は雪ノ下にとっても俺にとっても気まずい。今あやふやに返答したところで、今後この話を切り出されてしまったらまた同じことの繰り返しになる。

ならば、多少の嘘をついても仕方がない。

小町に嘘をつくと将来的に小町ポイントの大損害を被る気もするが、そこは将来の俺に頑張ってもらう。

俺は自分を信頼しているんだ!

決して今楽したからとかじゃないからね。

新しい話題を持ち出そうとあれこれと考えている間に雪ノ下から話題を持ち出してきた。

うむ。貴様も空気を読んだな。

苦しゅうないぞ。

 

「時に質問なんだけれど。友達って何をもって友達って言えるのでしょうね」

 

「どおいうことー?」

 

ふむ。中々に奥が深い議題だな。

 

「例えば、私と八幡は友達と言える要素は何かしら」

 

「それはお前、こうしてほぼ毎日遊んでいるのが要素と言えるじゃねーの?」

 

「それではほぼ毎日学校であっている方々とも友達と言えるのかしら」

 

「いや、ちげーよ。放課後に遊ぶ仲になれば友達と言えるんじゃねーのかってこと」

 

「私は別に貴方と遊んでいる訳ではないわ。小町さんと遊んでいるの。ね、小町さん?」

 

「うん!こまち、ゆきのちゃんとあそぶのすき!」

 

「そ、そう……」

 

あれ?いつの間にか話題がおかしな方向に向かってないか?

というか、雪ノ下さん、小町が天然美少女だからと言ってと照れないでください。髪の毛を弄らないでください。

 

「ま、まってくれ。つまりはなんだ? お前は俺と友達ではないとでも言いたいのか?」

 

「別にそんなことは言ってないわ。ただ一つの例として言ったまでよ、比企谷くん」

 

「おい、なんでいきなり名字読みになった。あれか、そんなに俺と友達でいるのが嫌か」

 

「別にそんなことは言ってないでしょう。でも、客観的に見て私達は友達と言える要素が無いのが事実だわ。つまり、その、だから」

 

「あー、あーわかった」

 

「そ、そう。解ってくれたのならば良いわ」

 

「つまりは俺の事が嫌いなんだろ? それならそうと言ってくれればいいのによ……」

 

八幡、別に気にしてないから。

少し、心の闇が出来ちゃっただけだから。

 

雪ノ下は俺の言葉を聞いて何故か呆然とした後、蔑むような目で俺を見下し、突如、玄関の方へと歩きだした。

 

「ちょ、お前どこ行くんだよ」

 

「家に帰るのよ。そんなことも解らないのかしら。馬鹿谷君は」

 

「いや、お前今日は夜まで遊べるって言ってなかったか? つか、名前を変えるな、馬鹿谷ってなんだよ。動物沢山住んでそうな谷の名前かよ」

 

「……何でそんなことは考え付くのに簡単な事に気付かないのかしら」

 

「あ? 何て言ったんだよ」

 

「……もういい。八幡のバカ」

 

そういって雪ノ下は家を出ていった。

後日、昨日の事を問いただせば「知らない」の一点張り。

その上、呼び名も「比企谷くん」と呼ばれるようになった。

 

 

 

 

つまり、唯一友達だと思っていた奴から友達ではないと言われたようなものだ。

 

 

ふっ、俺は遂にオンリーウルフになっちまったか……。

 

数週間の間、枕元に顔を埋めて涙を流したが、我が家の天使 小町様から慰めの言葉を与えられた。

 

「だいじょうぶだよ、おにぃちゃん! こまちが、ずっといっしょにいてあげるからね!あ、いまのこまちてきにポイントたかい!」

 

 

 

高いよ。ものすんごい高い。

 

 

 

 

 

 

 

この出来事から俺は友達が一人もいないボッチとなり、妹を更に溺愛するようになったのだったとさ。




次回は十八話更新で!
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