8月28日一部修正
放たれた、粒子弾はミサイルに当たる、
しかし、ミサイルは未だ戦闘機に向けて飛行をし続ける。
ミサイルはマッハ3.5
戦闘機はマッハ1.2
『ブレイカー
『ダメだ、速度が上手いこと上がらない』
「飛騨!」
「ダメだ、戦闘機とミサイルの距離が近すぎて、
刻々と戦闘機に近づく深海棲艦のミサイル。
もう時間がない。
チャフもフレアも使い切った。
ミサイルを振り切るには海面ギリギリまで降下し機首を上げるしかない、でもそれをするには高度が低すぎて出来ない。
どうする。雷龍の頭の中で、幾つもの考えが、流れる。
そして今までの経験や会話が頭を流れる。
「戦闘機は捕捉されないんじゃ?」
「それが、ミサイルを積んでいるからだそうだ。だがネットで隠れれるらしい」
「ネット、ポッドか」
「奴らが狙ってるのはFマテリアルだ」
「彼女らはネット張らなくていいんですか?」
「多分ミサイルには捕捉されいから大丈夫だ」
目を
雷龍は耳に手を当て、無線で戦闘機のパイロットに問いかけた。
『ポッドはパージできるか?』
『可能だが、外したら深海棲艦に…、』
『ならパージしろ!』
『どういうことだ!?』
敵から身を隠すための装置を外せという雷龍。
焦るパイロット。ミサイルはもうそこまで来ている。
『いいからパージしろ!!!』
強めに言った。
雷龍もまだ確信はない。ポッドを外すことでミサイルを回避できるのではないか。
雷龍の仮説。
深海棲艦のミサイルは俺たち自身を追っているのではない。マテリアルを目標に追ってきてるのではないか?。
雷龍の頭の中にはすでにこのような仮説ができていた。今までの戦いの中で、導き出した、答え。
その仮説は後に確信へと変わる。
「パージする!」
スロットルレバーの横についてあるレバーを、ボタンを押しながら引く。
すると胴体に直接取り付けてあったポットの止めてたった部分が、軽く爆発を起こす。
緊急用に小型の火薬がセットされたあった。
バンバンバンと音を立て、ビスが外れる。
ガシャーンと音を立てて、外れるポッド。
ポッドから逃れる戦闘機。
ポッドはクルクルと回転しながら、落下していく。そこに向けて飛んでくミサイル。
残りのミサイルが全て、そのポッドにあって。ポッドごと爆発した。
「やはりか」
雷龍は呟いた。
『こちらブレイカー
『いや、
『そうか、それでは
と言って戦闘機は帰投した。
『こちらこんごう、敵を全て排除。戦闘データは既に送信済みです。』
『こちら司令基地の、作戦指揮長の久保田だ。受信を確認した。ご苦労だった』
若い男の声。
『こちら旗艦の雷龍です。次の作戦に向けて移動を開始します。』
♢ ♢ ♢
「あぁ頼んだ。期待しているよ」
先ほどは違う男の声。
肘をつき口の前で組んで、そう言った。何か裏がありそうな、深い声だ。
ここは海上から程遠く離れた陸地。
都心部に位置するここは今回の作戦の指揮をとっている場所だ。薄暗い。画面には戦闘ログが映っている。
椅子に座って机越しに、画面を眺めている男たち。(女性もいるよ)
座ってるほとんどの人がスーツを着ている。そう政界の人が過半数を占めてる。
中には中佐や大佐、将軍クラスの人もいる。
「彼、なかなか感がいいな」
「雷龍くんはいい
そういったのは小野田大佐。
【日本陸海軍 国家海洋作戦本部局 主席補佐官】
「まぁ我々としては、あのまま戦闘機が落ちても良かったんだがな」
「それは言い過ぎですよ、久保田さん。高いんですよあれ、」
「
「しかし、」
高乃木が、言葉を濁らせる。だが周りはアハハと笑うっていた。
「あそうだ、メディアにはポッドを外した事は伏せておいてくれ」
「畏まりました。」
「いろいろと言いてくる評論家とかいるからな」
久保田の後ろで立っている人に言った。
「メディアも注目しているからな、」
今度を口を開いたのは大柄の男。重くずっしりとした声が響いた。
「まぁ過ぎた事をはいい。それより次の作戦だ。
話したのは防衛長官。
一段下がった所で作戦指揮をとる白い服を着た彼は軍人。20代後半の青年。
「すでに発射基地には搬送済みです。あと10分ほどんで燃料補給が完了し、最終チッェクだけです」
「今宵はこれで一杯いきしょうか防衛長官」
「そうだね小野田君」
腐ってるなと大谷中佐は思った。雷龍、無事でいてくれ。
フフフフと不気味な笑い声がこの部屋中に響いた。それを彼以外は不審に、いや、気に留めてもいないようだ。
♢ ♢ ♢
「なんであそこでポッドを外した方がいいと思ったんだ?」
戦闘機も去り、作戦の事後処理も終え
合流したこんごうが聞いてきた。
「それ私も気になります」
「私も」
しらゆき や あきづき も聴きたいようだ。
「長くなるが話そう」
ここまでの戦闘を少し振り返ろう。
なぜ雷龍がこのような結論に至ったのか。
今まで経験と言っても、この話の中ではまだ3回程度だ。
その中で1番初めの戦闘を思い出してもらいたい。
あの時、あきづき達を襲ったミサイルは あきづき 達に当たらずそのまま、横を通り過ぎた。
そう、あきづき 達 には目もくれず。なぜか?
そこで、一つの仮説が浮かび上がる。敵は何を目標に撃って来ているのか?
あの時狙っていたの、そう後ろの空母群。
なぜ あきづき 等 ではなく、空母群を狙ったのか?
それはマテリアルがキーとなる。
第3.5世代以降(主にミサイルを主兵装とする艦帝、艦娘)には大量にFマテリアルが艤装にに施されている。
それと違い第2世代あたりの艦帝、艦娘は主機関のみ使用されている、それにその部分は艤装に隠れていて、検知されにくくなっている。
そこで、出る結論が、敵のミサイルは近くにいたあきづき達ではなく、マテリアルが艤装に大量に施されいる艦帝、艦娘を狙った。と言う事になる。
「そうか!だから あきづき達 にはネットを張らせなかったのか?」
こんごう が言う。
「そういうことだ」
「だけど、どうしてミサイルは戦闘機を追尾してのですか?」
首をかしげて、あきづき が問う。
確かにそうだ、戦闘機にはFマテリアルは使われいない。
ではなぜか?
「ミサイルじゃないか?」
「ミサイルは
こんごう に しらゆき が言う。
そして雷龍が言う。
「ミサイルでもいいが、深海棲艦はミサイルを発射した後に発射した。
何を目的に発射したか」
「まさか、ポッドか?」
飛騨の解い。
ポッド、深海棲艦から身を隠すための装置。
「そうだ、さっきポッドを外したらそれに向かったミサイルは動いた。
まだ、発表はされていないが、多分上も、学者も気づいて研究をしているだろ」
「と言う事は、きりしま の時ももしかして」
「多分、輸送船ではなく俺らを狙ったと思う」
少し進んで、飛騨が思ったことを聞いた。
決して答えを求めるというわけではないが、聞きたい事があった。
多分皆んなも思っている事だと思う。
「なんで、マテリアルを扱えたんだ」
「扱えるのは俺らと士官生、予備生。
学校を卒業したら艦帝、艦娘になるか、軍に入隊するか、別の職に就く。
飛騨も毎年1割か2割どこに行ったか分からない生徒もいるのは知っているよな」
「まさか…」
「多分な、」
その人が人体実験を受けていると、
これ以上は語れない。
皆も察したようだ、全員の顔から、笑みが消える。
この世界の闇。まだまだ闇は深い。本当に人間が勝つにはどんな手段であろうとそうしなければ勝てない相手もいるということだ。
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木 馨《かおる》です。
最近はWoWsで空母を始めました!てなわけで、今回の内容はどうでした?
最後は皆さんのご想像にお任せしますよ^^
深いかな?ちょっと暗めで終わりましたね。この事については物語の真ん中ぐらいで話すかもですね。
お、それと皆さんに朗報!もうすぐアニメに出てきた艦娘たちが出てきます。
そこで最初どのキャラが出てくるか想像してくださいね!ヒントは1話目ということでではまた。
♦︎次回予告♦︎
深海棲艦を捕捉。座標確認。
こちら作戦司令所、第7艦隊、深海棲艦に攻撃開始
発射します!
さてこれが、反撃の狼煙とならんことを
次回『Fleet 9』
お楽しみに〜
次回日曜は諸事情により更新できません申し訳ございません
また1週間後では
Twitterでも情報発信していますのでそちらもフォローをお願い致します。
@Kaoru_Moriki