艦これ ~時が刻んだ傷跡~   作:杜木 馨

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どうもお待たせしました。
ちょと遅くなりましたが13話です、どうぞ!


Fleet 13『新旧』

 飛騨は先ほどと同じように照準を合わせる。そして発射する。

 今度はHE弾を先に発射し、その2.5秒後にCPAP弾を発射した。

 第1、第2砲塔からはHE弾を発射した、ここでは実体弾と言う。実体弾を発射した時には主砲からは火が吹きだし、のちに煙が出る。その煙は直ぐに消える。

 HE弾は放物線を描き深海棲艦に向かう。CPAP弾はまた緩い放物線を描き深海棲艦に向かう。

 その2種の砲弾は敵に目掛けて飛んでいく。

 

 先にHE弾が当たる、空母に直接当たらず謎の障壁が空母を守る。の障壁に当たって爆発を起こす。こっちからは確認できないが3発あったている。

 その衝撃で障壁が解かれる。そして続いてCPAP弾3発が空母を襲う。黄色く光るその砲弾は空母の頭に貫通する。そして中で爆発を起こす。

昔に比べて主砲を撃って砲弾がバラけるのが少しで済む。

 

『着弾を確認、空母大破炎上。艦載機の発艦は不可能』

「一体何が起きてるんですか、」

 

 やはぎの声が無線から聞こえる。

 榛名がそう問う。

 飛騨は答える。

 

「まぁ、見てて」

 

 そう榛名に向かって言うと、飛騨は前を向いた。右手を耳に添えて、

 

「やはぎ、対深艦ミサイル発射できるか?」

『問題ありません目標はすでにロックオン済みです』

「わかった直ぐに発射しろ、シールドはこちらで破壊する」

『了解しました』

 

 ここから離れた地点で対深艦ミサイルの発射態勢に入るやはぎ。

 足にあるフライングデッキから、対深海棲艦誘導弾5連装発射機に変更されている。そのこからミサイルが発射される。

 飛騨は主砲を、残りの深海棲艦に照準を合わせる。

 主砲にHE弾を装填し発射する。

 それとほぼ同じタイミングではやはぎからもミサイルが発射される。

 先ほどと同じ方法で、まず障壁を破壊しミサイルを当てる。

 

 ミサイルが当たり深海棲艦は爆破する。

 本来ならこのようなことはしなくていいのだが、この世界では障壁を排除しなければいけないようだ。

 やはぎからの無線、やはぎは雷龍と無線をしている。

 

 

「敵深海棲艦を排除確認、周囲に深海棲艦は確認できない」

『こちらでも確認した、直ちにこちらと合流してくれ』

「了解した」

 

 飛騨もこの無線を聞いてた。飛騨はここから離れようとした。

 

「あの、ありがとうございました」

 

 海面を滑り近づいてくる榛名。ぺこりと頭を下げお辞儀をする榛名。

 飛騨が榛名の方を向く。

 

「君は戦艦榛名とお見受けていいかな?」

「はい、榛名です!」

「みんな無事で何より、ではこれで失礼する」

「貴方一体」

「ん?、さっきも言ったが戦艦飛騨だ」

「でも、」

「これ以上は言えないかな、じゃぁな」

 

 と言って飛騨はその場を後にした。榛名は不機嫌そうな顔をしていた。

 そこに何が起こったのかよくわからないままでいる霧島がやってきた。

 

「誰、あの人?」

「戦艦の飛騨さん」

「へぇ大和さんより艤装大きかったよね」

「うん」

 

 榛名の意識がどこかに行っているようだ。

 

「榛名?」

 

 霧島が榛名の目の前で腕を上下に振る。

 そうしている間に、他の艦娘も集まってきた。

 翔鶴も周りに深海棲艦発見できないと行っている。

 榛名は我を戻したのか、皆んなにペコペコ頭を下げた。

 そして第2艦隊は鎮守府に帰投を始めた。

 

 

  ♢ ♢ ♢ 

 

 

 飛騨は途中でやはぎ達と合流し雷龍の所に向かった。

(なぜ、高速戦艦の榛名と霧島が居たんだ、それに…。まぁ後でいいか)

 飛騨は雷龍と合流ができた。何があったのか、それを話していた。

 

「そうか、まさか旧の艦娘が居たか、他には?」

 

 飛騨からはまさかの答えが返ってきた。

 

「発信器を付けた、多分気付いてはいないだろう」

「飛騨お前、まぁ分かったこの際関係ないだろ。全艦至急行動を開始する」

 

 先ほど榛名を助けた際に艤装に発信器を取り付けた飛騨。

 今の時代なら取り付けても直ぐにわかってしまうが、飛騨は外見の艤装が旧艦娘に似ていたし、周りの艦娘も旧だったから確認を取るために取り付けた。そういうことだ。

 だが、 

基地に戻れば気づくだろう。

 今はとにかく陸地を目指さなければいけない。方角機器や、GPSが使えない今このような方法を取るしか方法がなかった。

 

 

  [6] 

 

 ここはアニメでも同じみ鎮守府。

 すでに榛名達第2艦隊は帰還していた。

 現在は提督の部屋、司令室に榛名と霧島が来ている。

 榛名と霧島に抱きつき金剛。

 

「榛名!霧島!大丈夫デーしたか?」

「「金剛お姉さま!」」

 

 二人が入ったあとにすぐさま入ってきた金剛。2人の事が気になったんだろう。

 入ってきてすぐに抱きついた。

 

「援護に行けなくゴメンデーす」

 

 金剛は第1艦隊に所属くしている。途中で援護に行こうとしたが、別件で行けなくなってしまったのだ。

 榛名と霧島は提督に報告を始めた。

 榛名、霧島以外の艦娘は小破、中破していたので現在入渠中である。

 提督室には心配して駆けつけてきた本物の金剛と長門、陸奥、椅子には提督が座っていた。

 すでに報告は済んでおり、何があったか詳しく説明していた。

 

「そうか、あの救援要請は近くにいた所属不明の戦艦1隻が倒した、と」

 

 と長門が話のまとめを言った。

 それに榛名は「そうです」と答えた。

 本当はもう3隻いたが、どう説明したらいいのかわからないく、今回は外した。

 それに敵を倒したの飛騨で間違いはない。

 そしてもう一つ不思議な艦娘だったと、今まで見たことのないような攻撃、一人で空の航空機も相手にし、しかも初弾はではないものの空母を大破させた。

 ちなみそのあと空母は爆発を起こして爆沈した。

 

「男の人が艦娘になることなんてありえるんですか、提督?」

 

 みんなの視線が提督の方に向かった。

 提督は黙ったまま。何か考えているようだ。

 と、その時、外で歩く音が聞こえた。その足音はドアの前で止まりコンコンとドアをノックする音がした。

 すかさずドアの向こうから聞こえたの「夕張です」と言う声だった。

 長門は入ってもいいと許可を出した。

 夕張は作業着のままドアを開けて中に入ってきた。夕張の手には灰色の四角い物を握っていた。

 

「それはなんだ?」

 

 長門が問う。

 

「ん〜、推測ですが、何らかの発信機ではないかと思われます」

「発信機か?」

「はい、榛名さんの艤装についていました」

 

 長門は発信機らしきものを手に取り榛名に見せた。

 

「榛名これに見覚えはあるか?」

「いえ、見たことないです」

 

 長門は提督の方に向く。

 

「提督これはまさか、さっき言っていた戦艦が仕組んだのでは?」

 

 そして、提督の机の上に発信機を置いた。

 

「提督どうしましょうか」

 

 提督が口を開いた。

 

「未来からの使者か何かか、」

「提督?」

 

 そこに廊下を走る足音。

 ドンドンと、そしてドアを開ける。そのドアを開けたのは大淀だった、何かあったのか、必死な顔をしている。

 

「大変です、すぐそこまで所属不明の艦隊が来ています。それと提督にお会いしたいそうです」

 




☆あとがき☆

どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木 馨《かおる》です。

今回の話しはどうでしか?
今日の2時頃に突然の更新申し訳ないです。
ちょっとだけいじってたら、なんか真が悪くなったので、ガッツリ書いてしました (; ・`ω・´) 
と本編の投稿は2週間ぶりですか、ちょっと話の構成を考えていたら時間が経ってしまいました。
以後気おつけます。
と今回から副題を付けました、その話のキーワードなるような語にしてます、では(。・ω・)ノ゙

♦︎次回予告♦︎
許可が下りた、3人まで来ていい
吹雪ちゃん頑張ってたもんね
日本深海軍、特殊作戦群 第7艦隊 第1航空戦隊 所属、旗艦 雷龍型 航空母艦1番艦《雷龍》

次回『Fleet 14』
お楽しみに〜
次回水曜23日午後11更新します

評価をしていただければ、それが作者活力にもなるので宜しくお願い致しますm(_ _)m
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