いつも読んでくださってありがとうございます。
今日は増量話です!ってことは…。はい次回水曜は休ませていただきます。詳しくは後ほど
ではどうぞ(。・ω・)ノ゙
♢ ♢ ♢
「紀伊さん、敵の数が、
目の前には黒い塊が、海の上を埋めてる。
敵の数は多かった。総数は約250。6つ群に固まっていた。
前方には何やら盾の付いた深海棲艦が居る。
深海棲艦は東京本隊を囲むように動き出した。
「第9〜第11艦隊は右翼の敵を、第4〜第6艦隊は左翼の敵を、狙って。
私たち第7、第8艦隊は中央の敵の艦隊を!!皆!いくよ!」
圧倒的不利な状況。敵はおよそ5倍の数。
今回の戦闘から主役的存在に変わったミサイルでの攻撃が始まる。
深海棲艦が先にミサイル攻撃を始めた。
黒い塊の中央部分から黒い煙を出しながら、黒い塊の飛翔体が上に打ち上がった。
そして、水平飛行に移りこちらに飛んでくる。
「全艦!対空用意!」
飛騨や紀伊たちの攻撃が始まる
第9、第5、第7艦隊が対ミサイル攻撃を始める。
それと同時に、対艦ミサイルを発射する。
巡洋艦、戦艦がミサイルを発射する。
白い煙を出しながら、白い飛翔体が空に打ち上がり、
黒いミサイルに向けて飛んでいく。
白と、黒のミサイルがぶつかりあう。
艦帝と深海棲艦との間で、黒と白の爆発が起こる。
ドン!ドーーン!
数発がぶつかるのを回避して、こちらに向かってくる。
こちらも、数発が敵に向かって攻撃する。
どちらも攻撃が当たる。
「シールド展開!!!」
艦帝達は両手を前に出したり、力を入れたりして、六角形のシールドを展開する。
ドドドーーーーンーーーー、
ミサイルがシールドに当たる。
「被害報告急いで!」
紀伊が叫ぶ
『こちら第6、駆逐艦が陽炎、黒潮、
『第9青葉、衣笠中破、後退します』
『巡洋艦、駆逐艦のカバーに入って。駆逐艦は続いてミサイル攻撃を続行』
こちらの被害は少なかったが、こちらの予想外のことが、起こっていしまう。
ドーーン!
シュワァ〜〜〜
と不思議な音がした。
「嘘だろ、」
飛騨がそう言った。
なぜその言葉を言ったかというと、ミサイルが当たった。がそこは謎に揺らぐ深緑の半透明なカーテンに阻まれた。
当たったところが、青白く光、波打つ。
『敵の新型艦、装甲艦と思われます。』
第9艦隊の旗艦、戦艦長門からだ。
『現在、敵の装甲艦は中央に集結しています。敵のキーとなる艦を倒せばあのシールドは解除できます』
それは、ここより数キロ後方で居る、情報処理艦の千代田からの通信。
その間も攻撃は続く。距離が近づき砲撃戦が始まりつつあった。
時折、敵の砲弾が海面に着弾する。
「紀伊!」
爆発音や砲撃音で、会話がしづらく飛騨が大声で言う。
「何!?」
「俺があのシールド解除してくる。」
「何を言ってるの!?無謀すぎるよ!」
『あのシールドどうにかならにいの!?』
『こちらの攻撃が通らない!』
無線からはどうすればいいの、と次々入ってくる。
「誰かがやらなければいけない、そうでないと、こちらがやられてしまう。
紀伊、俺は大丈夫だここは頼んだぞ」
飛騨は紀伊の目を見て言った。
紀伊が止める間もなく飛騨が横を通りすぎる。
紀伊は小声で、「飛騨」と呟いた。
「第7艦隊行くぞ、付いてこい」
飛騨が、第7艦隊を引き連れて一気に加速前進した。
敵の攻撃は、動き出した第7艦隊に集中する。
「みんな飛騨たち第7を守るよ」
紀伊は第8の子たちにそう言った。
飛騨たちは単縦形態で戦場を駆ける。
右に左に避けながら、動く。近づくにつれて、だんだんと着弾した時の水しぶきが大きくなる。
「右に5度回避行動!」
飛騨が叫ぶ。
飛騨達が、敵に対してかなり近づいて。
(この距離なら確実に)
バイプダーに6箇所丸い円がある。その白い円と赤い円が重なる。
ミサイルが敵をロックオンした、証拠だ。
「発射!」
飛騨のエンジンユニット左右にあるVLSのハッチが段々と開いていき、ミサイルが段々と発射される。
発射されたミサイルは上に高く上がって、水平飛行に移り、敵のシールドに当たる。
ドドドーーーーンーー、
シュワァ〜〜〜〜
さっきと同じ光景が広がる。
「クソォ、距離が変わっても無理か、ならば!」
飛騨の主砲の形が変わる。
砲身が4つに割れ、中央には黄色い棒状のものが見える。
砲全体が、少しずれて、大きくなる。
「チャージ、喰らえ!!!」
キュイーン!
ズドーーーン!
4つの主砲から、黄色いエネルギーレーザーが放たれる。
それも長時間。
「くっ」
エネルギーが切れたのか、主砲から放たれなくなった。
敵のシールドに当たる。
青白い火花が散る。
シールドが揺らぐ。
シールドをそれを支えている、装甲艦が後ずさりをした。
だが、
シュワァ〜〜
と、聞こえた。
ピキ、とも聞こえた。
「飛騨さん亀裂が入り!」
ドーーン、その子に砲弾が命中し、大破する。
「
「私は大丈夫、それy…」
よろける叢雲を深海棲艦は見逃さなかった。さらに追撃が加わり、弾薬庫に直撃したのか大爆発する。その爆発と同時にその場から姿を消した。
「叢雲ーーーー!!!」
と叫び、歯を食いしばる飛騨。
飛騨はもう一撃加えよとしたが、何がよぎったのか知らないが、
構えていた主砲をしたに、下げた。
「飛騨さん危ない!」
近く居た同じ第7の子にそう言われて、咄嗟に右に動いた。
ドーーーン!!!
「飛騨さーーん!!」
あきづきがそう叫んだ。
飛騨が水しぶきで隠れる。
《警告:エラー発生、右舷ミサイル発射装置に異常発生》
今日この戦闘で何回「クソォ」と言っただろう。もう数え切れない。
飛騨は海面い手を付いていた。目には絶望の色しかなかった。
そんな時、深海棲艦に動きがあった。海面からあらわになる大きな砲身。
それは5mはあるだろう。
《警告!警告!システムが前方に巨大なエネルギー反応を検出。回避行動をとってください》
その時だった、あきづきが、飛騨を押してその場から離してくれた直後、大きな砲身から赤黒いビームが放たれた。
ビームが打ち終わると、その射線上には何もいなかった。
敵も味方も。
『飛騨!無事!?今の何!?』
紀伊からの無線が入る。
「あきづきのお陰で俺は無事だが…、3人消えた」
海面に膝を付く飛騨の元に集まる、あきづきと、鳥海。
『こっちは第4と第5がほぼ全滅よ』
「そんな、」
飛騨はもうどうすればいいのか、わからなくなっていた。
(あのシールドは貫通できない。
それに、俺の
どうすればいいんだ、俺は)
その時だった、あきづきが、おもむろに自分の兵装の一部を取り外し、一部は海に捨て、手に何か持って落ち込んでいる飛騨に見せてきたのだ。
「飛騨さん、これがあります」
と言ってミサイルを2本、少し先端部分が変わった、ミサイルを見せてきた。
そうこれが今の【SAFM-C2】対アンチシールドミサイルのモデルとなったミサイル。
SAFM-XC1
「これ、出撃する前に、工廠の友人から、『まだ、正式には出てないけど、万が一の時の為に』と言ってこのアンチシールド発生機をつけたミサイルをくれました」
「そんな物が…」
「だけど、さっきここに来る途中で発射装置が壊れて、しかも5発中もう2発しか使えないみたいで…、」
「それってまさか…。」
飛騨思った、この感じ、この子は自分の身を顧みず、遂行をしようと。
「いや駄目だ、そんなことはしては…」
あきづきが屈んで飛騨と同じ目線になった。
「『誰かがやらなければいけない、そうでないと、こちらがやられてしまう』そう言ったのって、飛騨さんですよね。それができるのって……、
今は私…ですよね」
飛騨にそれを止めることは出来なかった。
なぜなら、自分もそう言って紀伊の元からこちらに来てしまったから。
あきづきがニッコリと微笑む。その表情に恐れさは無かった。と思う。
(この時、もっといい考えがあったはず)
「援護はする、」
「飛騨さん、貴方と同じ艦隊で戦えて光栄でした。ありがとうございます」
あきづきが立ち上がる。
そしてその場から深海棲艦に向かって移動を開始するあきづき。
飛騨は立ちあがっり主砲を起動した。
「では行ってきます」
飛騨は、あきづきの背中を見ていた。ただ見ていることしか出来なかった。
《ミサイルの次弾装填完了しました》
とアナウンスが流れた。
飛騨は動き出す。
ここを離れる前に彼女が小声で耳打ちしていた言葉。
(「このミサイルは破壊力がとても高くて、近くではその影響を受けて、飛騨さんのシールドを破壊してしまうかもしれません」)
と言っていた。
今はなぜそう言ったのわからない。
だが、彼女の事だ、死に際を見て欲しくない。ということもあるだろう。
飛騨はその場から後退した。
敵の砲撃や雷撃を巧みかわしながら、前進するあきづき。
飛騨はその彼女に砲弾が当たらないように砲撃をする。
そしてミサイルを発する。
ミサイルは片方が壊れいるので、全弾打てない。
その為、5発を発射する。その後主砲も発射する。
ミサイルと主砲が、敵のシールドにめがけて飛んでいく。
だが、結局何の意味もない。逆に刺激しているように見える。
あきづきがだいぶ近づいた頃、あきづきの周辺で大きな爆発が見えた。
飛騨はバイプダーでズームしてみるが、ノイズが酷く、よく見えない。
煙の中にあきづきを確認出来るが、少し様子がおかしい。
立ち尽くしたまま、その場を動かない。
爆発の前に何か投げたような動作があった。
その数秒後の爆発。何があったのかよく覚えてない、けれど、確かに見えた。
その投げたミサイルはシールドに当たったが、効果が発動せず、そのまま海面に落ちた。
(あきづき…)
あきづきは動き出した。
片腕を抑えながら。この時飛騨の脳に直接言葉らしい声が聞こえた。
「ありがとう」
そう聞こえた。
あきづきはまた深海棲艦の砲撃を交わし、途中で艤装を軽装装備に変更し右手にミサイルを持って。
その時だった。あきづきの体に赤い線が模様が浮き出た。
全身にその模様は浮き出て、さらに体が少し赤く光りだした。
飛騨にはそれがはっきりと見た。
そして深海棲艦のシールドに突撃した。
右手にミサイルを持ち、ミサイルをシールドを貫通するかのようにして。
その時あきづきの『はぁぁぁぁーーーーー!』という声が『私たちを舐めるなぁーーーー!!!!』
という声が無線を通じて、全員に聞こえた。
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その数秒後、青い、赤い、発光が見えて大爆発を起こした。
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木
今回の話しはどうでしか?
この物語を考えて一番初めに考えた内容です(次にも続きます)
まだ完全版ではないのですが(次の次の章あたりでw)飛騨視点の内容となります。だいぶ出てますけどねw
ちょっとシンミリする話だと思います。やっぱり戦争って嫌ですよね。悲しいことしか、後には残らないです。
ここであきづき登場!今のあきづきは多分5代目ぐらいかな?それぐらいだと思います。この時期の艦娘達は今の艦娘と装備が同じと考えて大丈夫です!
次の話ですがちょっと1週間ほど開けます。次回は日曜日に投稿できるかわかりません。
ちょっと大学の方でインカレに行くので、その準備等で、PCに触れないので、投稿できるかわからないですが、
Twitter等でお知らせできたらなと思います。
杜木