お待たせしました!
この章も終盤!よろしくお願いします!
青、赤と発光して大爆発を起こした。
その衝撃波が紀伊の所に戻っている飛騨を襲う。
飛騨はその衝撃波もろともせずに、そのまま進んだ。
大爆発を起こすと今度はシールド全体にヒビが入り、
その後シールドはガラスが割れたように、粉々に砕け散り、海に沈んでいった。ザバザバと水しぶきと音を立てて。
それと同時に前衛を守っていたシールド艦もおもむろに、崩れ出し爆発を起こして、一緒に海底に沈んだ。
飛騨は紀伊の元に戻ってきた。紀伊は何がったのか、飛騨に聞いた。
「飛騨何があった…」
飛騨は一言も発することは中った。飛騨の目は赤く、充血していた。
艤装も所どこと損傷していた。小破程度の損傷。
紀伊は自分から、言いたくないけど、こう口にした。
「他の子は…」
「帰ってきたの俺と鳥海だけだ」
紀伊は言葉を失った。さっき3人って言っていたけど、その時にはもう…。
《警告:前方に高エネルギー反応が3つ回避行動を》
海面から現れる長くゴツゴツした黒い砲身。ところどころ赤く光っている。
それが三箇所から海面から水しぶきを上げながら姿を表す。
2人の深海棲艦に支えられて海面から姿を現した赤黒い、砲身。
飛騨は紀伊の方を向いた。
紀伊と目があう。頷く二人。飛騨の顔に迷いはない。
「紀伊、あれを使うぞ、あれを使わなければもう勝てない」
「うん、わかったは」
紀伊は二言で返す。
あれ、この世界で最強と言える兵器。
『長門さん、陸奥さん、重力波動砲の使います!』
飛騨が無線で、そう呼びかけた。
『わかったは!』
《重力波動砲》
『超重力波動濃縮放射砲』詳しい話はまた別の機会にだが、この装備を装備できるのは、紀伊とその2番艦である飛騨だけだ。
その他の戦艦は2人一組、3人一組でなければ撃てない。
《重力波動砲発射シークエンスに入ります》
《Fマテリアルによる、砲身の形成を開始します》
飛騨と紀伊の体が、黄色く光りし、粒状のものが2人の前方に砲身の形をして、形成される。
砲身は1m弱の長さ、左右にトリガーのような突起物があり、左右にある艤装と合体する。
それとは別で、長門と陸奥が、背中合わせに立ち、長門は右手、陸奥は左手を合わせ、砲身を形成する。
《形成完了》
《エネルギー充填開始》
砲身の先端が光り出す。
《Fマテリアルとタキオン粒子の結合開始》
「射撃システム起動。目標的の砲台、エネルギー充填120%」
発射の前に、射線上に重力ロックがかかる。その影響で発射体制を崩す深海悽艦。
飛騨は両手で持っている。右手の方にあるトリガーを引く。
「発射ーー!!」
4人から自身と同じぐらいの太さの青い線光が3つ放たれる。
その線光は砲撃特化の深海悽艦に向かう。
深海悽艦も砲撃をし始めるが、一歩遅かったようだ。
放たれる瞬間にこっちの攻撃が当たる。
当たると崩れる様に崩壊する砲身。
「命中!!」
ザ、ザザザザーーー
またしても、今まで鮮明に見えていた映像にノイズが発生する。
ザ、ザザザザーーー、
『基地の撤退率が75%を超えました。
本隊も撤退を開始してください』
ザ、ザザザザーーー
場面は変わり、周囲を深海棲艦に囲まれる。
「俺が退路を作る!!」
といって、重力波動砲を放つ。
ザ、ザザザザーーー
《 17次海戦 》
過去最大級の海戦となった海戦。
参加した艦帝や艦娘の総数250を優に超え、補給艦や工作艦を含むと300人以上が参戦した海戦である。
記録上最悪の開戦である。
その中でもこの海域は…。
「東京艦隊は直ちに戦線離脱!、戦艦、航空機は離脱する駆逐艦、巡洋艦の援護に回って!」
大きな声を出しながら戦闘を指揮するのは紀伊。
彼女はこの日本における戦艦で最強の名を持っている戦艦だ。
飛騨が放った重力波動砲で後方の敵を一掃し、退路を作った。
徐々に後方再集結をする深海悽艦。
「紀伊、お前も早く下がれ!」
海面に水飛沫を上げながら、主砲を撃ち、指揮をとっている紀伊の元に行くのは飛騨。
彼女のとなりに立ち主砲を唸らせる。
「私はまだ引けない、皆が無事に帰るまで」
「お前...。
わかったお前の事は、俺が守る」
彼女の同型艦の飛騨が紀伊を守る。
その時右後方で大きく音を轟かせる。
「長門さん!陸奥さん!」
長門と陸奥が攻撃を食らった。
「皆...早く...いっ...て」
陸奥は海面に手を付く。
長門は離脱する駆逐艦達をかばって被弾した。
2 人は動きがとれない。
この時代の駆逐艦は昔の駆逐艦に比べて装甲が薄くなっている。そのぶん
シールドを装備しているが、それも万全じゃない。
シールドは貫通されるし、壊れることもある。
戦艦は装甲もシールドも駆逐艦に比べたら厚く強いが、それでも限界はある。
「長門さーん!」
紀伊が叫ぶ、
「みんな…生き……」
長門は敵の砲弾が機関部に命中し、航行不能になる。さらに敵の集中砲火を食らい大破。
そして、弾薬庫に引火。轟音ととも黒煙を上げて海面に消えた。
そうして戦艦はどんどん、沈んで行った。
『残存友軍艦の撤退率84%、戦艦も撤退を開始してください。』
本部からの通信。
だが、撤退を指示することは出来ない。なぜならもうここに残っている戦艦たったの2隻だけだから。
「お前は行け!ここは俺が死守する」
「ダメよ飛騨、あなたはこれからこの基地に居なくてはならない存在。これから戦艦の時代は終わるの、でも貴方は!」
「何を馬鹿な事を言う!それはおま!」
パシーン、頬を叩く音。
「飛騨!」
彼女は飛騨の頬を叩いた。
驚きを隠せない飛騨。
「飛騨、貴方の気持ちわかる。けどあなたはこれからも、戦艦の時代が終わってもたとえ戦艦が一人になっても生きて、皆んなを守らなくてはならいのよ!」
「それは、お前だっ!」
紀伊の事は反論をしようとするが、
その時だった。
魚雷が飛騨の方に向かって高速で接近する。
数は数十。
飛騨は気づいていない。
接近の存在に気づいたが、飛騨は回避が間に合わない、いや体が動かない。
それは恐怖だろう。
その時飛騨の前に出たのは、
ドーン!!!!
魚雷が当たり爆発を起こす。
水しぶきで紀伊と飛騨が見えなくなる。
「飛騨さん紀伊さん!」
撤退中の駆逐艦暁がそう叫んだ。
『…騨さん!飛…さん!聞こえますか!?』
無線から暁と声が聞こえる。
『紀伊!紀伊!しっかりしろ!』
無線からはそう聴こえた。
水しぶきが収まり、姿見える。
一人が何かを抱いている。
飛騨が抱いてるのは、艤装がもう殆ど無く、服もボロボロになっている紀伊だった。
「飛騨…貴方は、い…き…て……」
紀伊は目を閉じた。
その時はだった、異様な光景を見たのは…。
その時は見たものは。
ザ、ザザザザーーー、
黒い手
ザ、ザザザザーーー、
が紀伊を海に引きずり込む。
ザ、ザザザザーーーー、
「紀伊!!!」
「うぁぁぁぁーーーー」
と飛騨が紀伊を抱いたまま叫ぶ。
すると飛騨に謎のオレンジ色の模様が浮かび、全身が黄色く光りだした。
飛騨は立ち上がる。
「紀伊、あとは任せろ。すぐに行く」
「飛騨さん!」
「暁、ここは俺に任せろ。あとは頼んだ」
そう言って飛騨は深海棲艦の群れに挑んでいった。
「紀伊、行くぞ」
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木 馨《かおる》です。
今回の話しはどうでしか?
やっとこの話が出来て良かった!でもまだ完全版ではないんですよね〜
って前も言いましたねw
でどうでしたこの第17次海戦?個人的にはいろいろ思うところはあるんですけどねw
飛騨がなぜここまで強いと言われているのか、わかった人いるかな?
これで、言いたいことも1つが終わりました。でもまだまだ物語は進みます!まだ中間点ではないですよ(。・ω・)ノ゙
これからも飛騨たちの戦いを見てください、
では(。・ω・)ノ゙
次回はテスト期間に入るので、次回投稿は未定です。