〔SAFM(サアフ)〕
艦対深海棲艦誘導弾(対深艦誘導弾)
〔バイプダー〕
サングラス型(ワンレンズ型)のHMD
戦闘情報処理ディスプレイ
Fleet 1『現代戦!!』
あなたに問う。
空色とは何か?
[ 1 ]
ー
ここはどこか太平洋の上。海の上をスケート靴で滑るように走る人の影。
腕につけた時計は短針が3の少し上を指し、長身は11と12の間指す。
ストレートの黒髪に、毛先をまっすぐ整えられたポニーテール。
セイラー服を着た一人の女の子が上を見上げ、空を見る。
その子の見た目は10代後半、高校生ぐらいの女の子。
白を基調としたセイラー服、短いスカートを身に纏い、黄色のリボン、胴体を覆う灰色のプロテクター。
背中には横に連なる4本の筒、腰から左右に出ている艤装には15cm連装高角砲、左手に15cm〇〇〇連装砲を持っている。
彼女の見る空は薄黒くどこか寂しい。
海も透き通るような青色ではなく、暗く少し濁っている。
海の上に止まって立っている高校生ぐらいの女の子。
彼女は空を見上げていた。
彼女は一体なにを見て、何を思っているのか。
この空、薄暗く悲しい。
なぜそのような空なのか。
それは、ここが戦場だということだ。
味方が、敵が死にすぎた場所。それに加え、砲弾やミサイル、
それらが、この場所の大気を空気を汚してきたのだ。何十年も
ゴオオオーーーー、
と言う音が後ろから聞こえる。
彼女は頭にかけていたバイプダー、ワンレンズ型のディスプレイをセットした。
そして後ろに振り向く。
画面上には幾つもの数字や、レーダーなどが表示されていた。
その中に青色の四角い枠が徐々に大きくなっている。
そして あきづき 達の横を白い物体が物凄い速さで過ぎ去る。
海面からは3mほど浮いて飛行する白い物体。
「こちら、駆逐艦 あきづき。味方SAFMの通過を確認」
無線にそう言う。
突如なるアラート音、
すると突如スクリーンに中央赤字でWARNING!!と警告が発せられる。
何かと思い正面を向くと、スクリーン右下の円形のレーダマップが中央左に拡大する。
そこに映るは謎の棒状の物体。数は12。
後ろから現れるもう一人の艦娘、髪はショート茶髪に頭のてっぺんに紐でリボン結びが見える。
あきづき と同じ装備の女の子。
「こちら駆逐艦ふゆづき。敵深海棲艦のミサイルを感知」
「敵、ミサイルの迎撃許可を」
ふゆづき と あきづき がそれぞれ言う
ふゆづき は、あきづき型の2番艦で姉妹艦。
『迎撃を許可する』
すると、二人共が、
「「初弾迎撃開始します」」
二人共、右足の太ももに、太ももの長さの半分以上ある大きさのベルトに刺さっている、白い棒状の物を取り出し、
4本、指に挟み、空に投げる。
空に放たれた、8本の棒は、先端が尖っていて三角形状の羽が生え、尖っていない方から炎が噴射され、飛んでいく。
そう、携帯式対空迎撃用ミサイルである。
あきづき 達が投げたミサイルは、敵深海棲艦のミサイルにめがけて飛行する。
黒くてゴツゴツとした深海棲艦のミサイル。
それに あきづき 達が投げたミサイルに当たる。
ここから、少し離れたところで黒煙と爆発音がする。
だがミサイルは全て迎撃できず、数発、煙の中から飛んでくる。
「え、どうしよう!」
両手で口を塞ぎ慌てるあきづき。
「あきづき ちゃん高角砲!」
あきづき に対して言う、ふゆづき。
「そうだ!」
そして2人は15cm連装高角砲で対処する。
♢ ♢ ♢
あきづき 達から遠く離れた別地点に見える3人の人影。
「ん〜、」
腕を組み、バイプダーで長距離を見る、若い男性の声。
「どうですか?」
若い20代前半の女性の声。
「6発命中したが、沈んだのは3隻だけのようだ。
!?」
男性は目を大きくする。
今男性が見ている風景は、敵の深海棲艦の1隻が大きく背中を丸め、
カバーで閉じている背中が左右に開き、そこからゴツゴツとした突起物が10個ほど浮き出てくる。
「まずい、もう発射かよ」
「
砲撃。
今から撃っても着弾までには時間がかかる間に合わないのはココにいる3人とも分かっている。
そもそもこの時代、砲撃を必要とする戦闘はほとんど無い。それに砲撃をすれば今は隠れているが、敵のレーダーに見つかる可能性がある。容易には打てない。
それに敵とは20キロ以上も離れている。
だが飛騨の主砲なら問題ない。射程範囲内だ。
飛騨に声をかけた20代ぐらいの若い女性。
名前は重巡洋艦ちょうかい。スラッとした体型で髪は黒で長く青いベレー帽。
艤装は艦これ高雄型と同じで、左右太ももに3連装魚雷を追加。
〔戦艦 飛騨〕
背中に砲身を下に向けて背負う、巨大な4基の3連装砲塔。
服は上は濃いめの灰色、袖先は赤、黄色のボタンが各1個づつ付いたブレザーに黄色のネクタイ。
赤錆色のような暗めの赤に黒のラインが入ったズボン。
右胸に菊の紋章。
艤装は腹から、膝下ぐらいの大きさ。艤装上部には2基の副砲と横(船体)に複数の高性能20mm機関砲、を装備している。
(艦これ大和型と似ている)
敵深海棲艦は背中から突起物を出して、白い煙のようなものが出てきた。そう黒くてゴツゴツしたミサイルの発射態勢に入った。
「奴らの注意を逸らす。砲撃開始!」
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めましての方は初めまして、作者の杜木 馨《かおる》です。
『The Infinite World -Outside a story-』を読んでくださったか方は、読んでいただいてありがとうございます。
まだな方どうぞよろしくお願いいたします。
今回の話しはどうでしか?
多分自分が調べた中ではミサイルを使った話はなかったような気がします。(あったらすいません)
今回は主にミサイルを使った戦闘を描いてみました。
でも当たったの3発だけですよねw、この世界では主にミサイルを使った戦闘が主で砲撃戦はほとんどない感じです。
このような戦闘がこの世界では起きているというわけです。難しいけど
なんとか試行錯誤して書いていきますので、皆さん想像してみてください!
なぜ近未来戦闘なのか自分が探した中あまり多くなかったのと、
念願でもある現代艦を出したいと思ったからですね。
飛騨さんは強いですよ!なんてねでは!
♦︎次回キーワード♦︎
こちら中間基地、〔
第7艦隊の入港を許可する。指示に従い入港せよ
まだ敵にも戦艦がいたのだな。ここ最近は駆逐艦と巡洋艦が多かったからな
明日だっけな、
次回『Fleet 2』
お楽しみに〜
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投稿は週に2回を予定しております。