4話です。今日は少し文字数を増量してお送りします。
★キャラクター紹介★
しらゆき
ふぶき型ミサイル駆逐艦2番艦
本来は雷龍が所属する第1航空戦隊に所属しているが、よく飛騨の近くにいることが多い。
髪は黒髪のストレートのロングで、まじめでおしとやか。言うなれば大和撫子と言う感じだ。
やはぎ
あがの型 ミサイル 巡洋艦2番艦
雷龍が所属する第1航空戦隊。
周りによく気がつき、頼れるおねいさんのような感じの人。真面目で、忠実である。
♢ ♢ ♢
ここは海の上。
どこかと言うと中間基地から北東におよそ100キロ以上離れた海域。
波は穏やかで、雲もあまりなく、と言いたいが目の前には大きな積乱雲が発生しているみたいだ。
輸送船の周りを囲む艦帝達に緊張が走る。
比較的この海域に深海棲艦は出現しないが、天候の方を懸念しているのだろう。
輸送船が大きな船であるため、機動力は望めない。
このまま、積乱雲を回避できればいいのだが、と思っているにちがいない。
「気象庁からですが、あの積乱雲は後2時間後に雨雲となって豪雨をもたらすそうです」
とミサイル駆逐艦のしらゆきが言った。
〔しらゆき〕
*ふぶき型 ミサイル駆逐艦 2番艦(しらゆき 第4世代
基本はこんごう型と同じ装備をしているが、対潜魚雷とSAFAが多く積んである。その分対空兵装は少ない。
主に対潜戦闘が得意で普通の駆逐艦と性能の異なるソナーを搭載している。
たとえ目が見えなくなっても、そのソナーで敵の居場所を特定できる。人間に例えるなら、第6感と考えてくれればいい。
2時間後なら大丈夫だろう。
そう思って皆んなは航路変更せず、そのまま進んでいった。
積乱雲の真下にあたる。視界が少し見にくくなってきた。
「少し霧が出てきましたね」
「そうだな、全艦、第3種
やはぎに対して答えた、雷龍。
霧が段々と濃くなっていく。
〔やはぎ〕
*あがの型 ミサイル 巡洋艦2番艦(やはぎ 第3.5世代
基本艦これ阿賀野型に同じである。
変更点
左側の連装砲がMk50 VLS 20セルに変更(ASFM-12
右側にも2番砲塔の後ろにVLSが5セル 対空用
フライングデッキから
霧の中を進む輸送船と艦帝達。
視界は15m先がやっと見える程度だ。
本来ならこの場合航行できないのだが、最新のテクノロジーが備わっており、ある程度は見えるので、航行ができる。
『全員に通達、全艦ライトを点灯させ、自艦の位置を他に知らせ』
ライトとは
マスト灯、舷灯、艦尾灯を灯すことである。
本来は夜間、自艦を表すために使うものだが、今は緊急時のため使っている。
があまり意味をなしていない。
霧の中進む艦隊。霧の艦隊じゃないですよ。
「レーダーの感度が鈍いですね、
ノイズが酷い。この霧の影響でしょうか」
と言う、防衛艦隊の駆逐艦はまかぜ。
バイプダーの画面右下の丸いレーダーが四角い模様を出している。これはノイズだ。
だがそのレーダーに小く丸い黒いものが見えたが、それに気づく者はいなかった。
そして突如アラート音が、魚雷接近のアラートが鳴る。
「なんだ!」
艦隊の右側後方。
水中を物凄い速さで進む物体。数は3。おそらく深海棲艦の魚雷。
「右舷後方4時の方向!」
と叫ぶこんごう。
緊張が走る。
爆発音が、この霧の中で轟く。
「きりしま!」
こんごの目の前で大破炎上する きりしま。
『なにがあった!?』
無線から雷龍の声。
爆発音を聞いての無線だろう。雷龍は輸送船を挟んでの向かいの側にいるので、今の状況がわからない。
その無線に答えるこんごう。
「こちら、こんごう。防衛艦隊旗艦の きりしま が敵の攻撃を受け大破した」
その現場に直ぐに来た飛騨とミサイル駆逐艦のしらゆき。
飛騨は辺りを見渡すが何も見えない、映らない。
周辺500m以内には深海棲艦はいないか。それにしても霧が濃すぎる。
海の上でこれほど濃い霧にはあったことがない。
「『雷龍、敵の雷撃だ。全艦にフリートシールドを展開させてくれ。』
しらゆき水音探知!」
と言う飛騨。はいと答えるしらゆき。
飛騨は辺りに艦隊が見えないことから潜水艦である可能性が高くこのように指示をした。
しらゆきは海面に手を当てる。擬音語使うなら『プワーーーン』という感じだ。
それを2度3度繰り返す。
しらゆきには対潜ソナーが付いている。無論、他の駆逐艦にも付いているが、しらゆきほど高性能ではない。
「これは!」
ハッとするしらゆき
「どうした?」
輸送船は動き続きているし、他の艦帝も動き続けている。
その水音を探りわけ見つけた。
「海上を航行する艦隊を確認しました。パターンから旧深海棲艦の可能性が高いです」
「旧?」
「同航戦で3時の方向に、距離2キロ」
「2キロ!?」
近すぎる、なぜ今まで気づかなかった。
飛騨は輸送船を見て思う。深海棲艦はこれを狙ったのか?それとも、
『船長さん輸送船はどれぐらい動けますか?』
『最新型とはいえ航行中はそんなに機動力はない』
飛騨は心でいい的だなこれは、そうだとすれば2キロだと余裕に当てれる。と思った。
『雷龍!』
と声を出す飛騨、
『飛騨、お前の判断に任せる』
そう聞くと、うなずき飛騨は しらゆき の方を向き飛騨がしらゆきに近寄った。
「しらゆきデータリンクで俺に教えてくれ、砲撃する」
「はい、データリンクを開始します」
しらゆきの手を握る飛騨。
その手を伝って頭へと流れてくる波のような映像。それは海、そのまま先に行くと、波紋が出ている地点を確認することができる。数はおよそ、3。
おそらく深海棲艦、だが謎の霧のせいでロックオンができない。それはミサイル攻撃や主砲の射撃照準が、自動で出来ないと言うことを指す。
「半マニュアル射撃」
飛騨の背中に背負っている主砲が動きだす。
左右に2基づつ背負っており、それが左右に展開。
顔の近く、耳より上に右が第1砲塔、左が第3砲塔。各砲塔の斜め下に右が第2砲塔、左が第4砲塔である。
ディスプレイに敵の大まか予測地点が表示される。
そして主砲が動き出す。
黄色で深海棲艦の未来位置が表され、主砲の弾道が赤の点線で表示される。
近接だから三式は無理か、ならまだ実験中だが、
「
主砲が動く。弾が装填されバイプダーの画面左下の主砲マークが黄色から青色に変わり、
《 発 射 可 能 》
とに合図が出る。
そして一斉射撃する。
ドーーーン!
放たれた砲弾は弧を描くことなく水平に飛び、約1キロを過ぎたところで外枠が外れ、中から無数の細長い弾がそのまま飛びる。
その拡散した弾は敵を捉え、そして。
小さな爆破音が聞こえた。
「
海面から手を抜きながらそう答えたしらゆき。皆に安堵の表情が生まれる。
視界不良でもこうやって戦うことができる。そうそれがこの艦帝が強い
☆あとがき☆
どうも、皆さん読んでいただきありがとうございます。
初めての方は初めまして、作者の杜木 馨《かおる》です。
今回の話しはどうでしか?
今回は自分が今テスト期間中ということで、少し投稿が遅れて申し訳ないです。
テストも折り返しに来たので、来週からは、多分いつも通りに投稿ができるかな?
というわけで第5話です。
前回のキーワードで大破って言っていたので、皆さんの想像はあったていましたか?
本当は きりしま 女の子にしようかと思っていんですが、「まぁ男の人少ないからいいか!」と思って男にしました!
もう一つは今回は少し多くしました。
本当は雷龍の『飛騨お前に任せる』で終わる予定でした。でも1週間待ってくださったので、多めに書こうと思い書きました。そんなところで、ではまた!
♦︎次回キーワード♦︎
君の持っているトリニティ弾の10倍
補給艦とわだです
工作艦あかしです
マテリアル艦のふじみやです
次回『Fleet 5』
お楽しみに〜
(ご意見ご感想は随時受けたまっわております。)