ルフィの妹兼副船長   作:グランド・オブ・ミル

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割れ頭は全力でスルーします。


第11話

 

~ホノカside~

 

空島から無事に降りた私達はログポースが指す次の島でおかしな割れ頭におかしなゲームを申し込まれましたがそこはさすがはお兄ちゃん。見事に勝利しました。そしてゲームの賞品として割れ頭達の旗を描きかえました。私はお色気船大工のジーナさんに大人の魅力を教えていただきたかったのですが。

 

無事ゲームも閉会し、さあまた冒険の始まり、と思った矢先海軍大将の青キジが登場。彼はロビンを見て不可解な事を言い、私とお兄ちゃんとゾロとサンジさんと4人がかりでかかりますがあっさりとやられてしまい、お兄ちゃんとロビンが全身氷漬けにされていまいました。ですがチョッパーの必死の治療のお陰でお二人は息を吹き返しました。

 

そんなこんながありましたが船は再び航海に戻りました。次の目的はゴーイングメリー号の修繕と船大工のゲットです。今は夜。私は見張り台でチョッパーと見張りをしています。

 

「う~む、異変なしですね。」

 

「そうだな。オレちょっと眠くなってきた。」

 

チョッパーが眠そうにあくびをする。まあ、チョッパーはお兄ちゃんとロビンの治療を頑張ってくれたので良しとしましょう。

 

「チョッパー、見張りは私がやりますからあなたは先に寝ていいですよ。」

 

「そうか?じゃあ、先に寝るな。おやすみ。(ピョンッ」

 

チョッパーは見張り台から降りてラウンジに向かいました。

 

「それにしても暇ですね。海も変わりないですし・・・あ、そうだ。これでも読みますか。」

 

私は空島で拾った「禁断の果実 ロシロシの実」という本をとりだします。

 

「禁断の果実・・・悪魔の実はどれもそうだと思うんですけどね~。」

 

私の実が禁断って言われてもイマイチ実感わきません。ロシロシの実は私の家の物置にあった宝箱に入ってただけですし。

 

「ペラペラ)・・・見たところこれは本というより研究日誌みたいですね。ん~と、なになに・・・」

 

『これは私が見つけたある悪魔の実に関する研究の記録である。』

 

「なんですかこの誰かに伝えるかのような文は。」

 

『その悪魔の実について語るには遥か昔、数百年前に遡らなければならない。』

 

「・・・・・・・」

 

『ある日、空から星が降ってきたという。その星は偶然にも動物系幻獣種「アヤアヤの実 モデル"さとり"」という悪魔の実に宿った。』

 

「アヤアヤ・・・妖怪のことですか。」

 

『その未知の力を秘めた悪魔の実は人の手から手に渡り、戦乱の世をさ迷った。そして星の欠片を宿したアヤアヤの実はいつしか他の悪魔の能力を使うという荒業が可能になった。これが現在の「ロシロシの実」である。』

 

「悪魔の実の能力が変化する・・・そんなことがあるのでしょうか?なぜ変化したのでしょう?」

 

『悪魔の実の能力が変化するのは通常はありえない。だがこの実はなるべくして変化したのだ。なぜなら・・・・の・・・・・』

 

「・・・ダメですね。肝心なところが破けて読めません。分かったのは、私の食べた悪魔の実は動物系幻獣種ということくらいでしょうか。まあ、それが分かっただけでも大進歩です。」

 

「おーい、ホノカ。そろそろ交代だぞ。」

 

あ、ゾロが呼んでますね。

 

「はーい、今降りまーす。」

 

一抹の疑問は残ったものの、私は見張り台から降りてラウンジへ向かいました。

 

~ホノカsideout~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~Noside~

 

「カエルだ!!巨大ガエルが海をクロールしてるぞ!!」

 

次の日、ゴーイングメリー号で次の島を目指す麦わらの一味の前に海をクロールで渡るという奇行に走るカエルが現れる。

 

「オールだせ!!追うぞ野郎共!!」

 

「船体2時の方角へ!!」

 

「こら!あんた達!!何勝手に進路変えてんのよ!!」

 

好奇心旺盛なルフィ達はすぐさま追いかける。カエルを追いかけてしばらく進むと

 

「む?あれって灯台でしょうか?」

 

「灯台?なんであんなとこに?」

 

「カエルは!?カエルはどこ行ったんだ!?」

 

双眼鏡を覗いていたホノカが海にぽつんと立つ灯台を見つけ、ナミがその事を疑問に思うもルフィ達は気にせず進む。カエルも灯台を目指していたのでメリー号も灯台に近付く。すると

 

カンカンカンカン

 

「あ!?」

 

「何だ!?この音!?」

 

突如辺りに奇妙な音が鳴り響く。カエルは灯台近くの海で止まり、それにメリー号が近付くと海の上で何かに乗り上げてしまう。さらに

 

「バックバック!180度旋回っ!!」

 

ポーッ!!!シュッシュッシュッシュッ!

 

「「「うわぁ!!!!」」」

 

つい先ほどまでメリー号がいたところに煙をふく鉄の塊が通り過ぎる。カエルは鉄の塊の進行方向に立ち、迎え撃つ。

 

「ちょっと!カエルさん!何やってるんですか!!逃げて下さいっ!!」

 

「ゲロォ!!」

 

ホノカの制止も聞かず、カエルは勇敢に鉄の塊に突進するも

 

ガンッ!

 

「うわー!!ひかれた!!」

 

あっさりとひかれてしまった。鉄の塊はそのままその場を去っていった。

 

「ばーちゃんばーちゃん!海賊だよ!!」

 

ルフィ達が唖然としていると灯台の元の建物から女の子とウサギのような猫と酔っぱらいのばあちゃんがでてくる。

 

その女の子、チムニーとばあちゃん、ココロによるとあの鉄の塊は「"海列車"パッフィング・トム」といって蒸気機関で外車を回して海の線路を走る乗り物なんだそうだ。

 

ちなみにあのカエルはヨコヅナといって力比べが大好きでいつも海列車に勝とうとするらしい。なんか車に勝とうとする猫妖怪を思い浮かべてしまう。それを聞いたルフィは

 

「そうだったのか。よーし、オレあいつ食わねぇ!頑張り屋はオレ食わねぇ!」

 

「お兄ちゃん、食べる気だったんですか?」

 

なんてことを言っていた。その後、ココロばーさんから簡単な島の地図と紹介状をもらい、ゴーイングメリー号は船大工を探しに「"水の都"ウォーターセブン」を目指す。

 

 

 

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